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「縄張りの主はジャバ・ザ・ハットです」
「奴は死んだ。もう脅威ではない」
「言えばあなたが気を悪くされるかと」
「なぜ俺が気を悪くする?」
「あなたが恐れていらっしゃるからです」
「それこそ、気分が悪いな」
―8D8とボバ・フェット[出典]

8D8ジャバ・ザ・ハットに仕えた男性プログラム8Dシリーズ製錬ドロイドである。エンドアの戦いの当時、惑星タトゥイーンにあるジャバの宮殿で、EV-9D9とともに他のドロイド拷問して楽しんでいた。彼はプロトコル・ドロイドアストロメク・ドロイドといった自分より高度なドロイドを嫌っていた。ジャバの死後、8D8は一度は機能を停止されたが、やがて再起動され、新たな大名ボバ・フェットの従者として活動を再開した。

経歴[]

DroidChamber-BF

機能を停止した8D8

ローシュ・ハイヴ社によって製造された8Dシリーズ製錬ドロイドの8D8は、もともと鉱石採取施設の過酷な労働環境で単純作業をこなすドロイドとして造られたが、犯罪王ジャバ・ザ・ハットの所有物となった後にプログラムを書き換えられ、サディスティックな性格になった。4 ABY当時、8D8は惑星タトゥイーンにあるジャバの宮殿監督ドロイドEV-9D9のアシスタントを務め、他のドロイドを拷問して楽しんだ。エンドアの戦いの直前、R2-D2C-3POがジャバの宮殿のドロイド・プールにやって来た時、8D8はGNKシリーズ・パワー・ドロイドを拷問していた。ジャバの後、8D8は機能を停止し、GNKと一緒に宮殿の中に取り残された。

新共和国時代、8D8は活動を再開し、ジャバの後継者ビブ・フォーチュナを殺して新たな大名となったボバ・フェットに仕えた。8D8は宮殿の謁見室を訪れる客人たちをフェットに紹介し[5]、フォーチュナが地位を守るために取った政策や、モス・エスパにおける犯罪ファミリーの活動事情を彼に説明した。[6]

個性と特徴[]

冷酷な工業ドロイドである8D8は、再プログラムによってサディスティックな性格の持ち主になった。8D8はアストロメク・ドロイドプロトコル・ドロイドといった自分より高度なドロイドを嫌い、こうしたドロイドには特に辛く当たっていた。

8D8はひょろっとしたヒューマノイド型の体格で、全高1.83メートルだった。8D8の顔は細長く、落ちくぼんだ眼窩に2つのフォトレセプターが輝いていた。彼は工業用の製錬ドロイドだったため、耐久力が極めて高かった。

制作の舞台裏[]

2017年に発売された『週刊 スター・ウォーズ R2-D2第21号の記事、「8D8シリーズ 製錬ドロイド」では、8D8がジャバの死後に“永遠に機能を停止された”と解説されている。[7] しかし2021年、8D8はジャバの死後を描くTVシリーズ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』に登場したため、この設定は誤りであることが確定した。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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