尋問官(Inquisitor)は銀河帝国の尋問団を構成するエージェントたちの肩書である。彼らはオーダー66を生き延びたジェダイを見つけ出して抹殺することを任務としており、帝国内で高い地位と権限を与えられていた。尋問官のメンバーはみな、フォースのダークサイドに転向した元ジェダイであり、シスの暗黒卿ダース・シディアスやダース・ヴェイダーに仕えていた。尋問官はダブル=ブレード回転式ライトセーバーを装備し、専用の黒いアーマーに身を包み、パージ・トルーパーと呼ばれる独自の兵力を与えられていた。
尋問団の設立当初より、パウアンの大尋問官が他の尋問官たちを指揮していた。尋問官はブラザーやシスターの称号を名乗ることで知られ、セカンド・シスターやサード・ブラザー、サード・シスター、フォース・シスター、フィフス・ブラザー、シックス・ブラザー、セヴンス・シスター、エイス・ブラザー、ナインス・シスター、テンス・ブラザー、サーティーンス・シスターといったメンバーがいた。
活動[]
尋問官に与えられた最重要任務は、ジェダイの大粛清を生き延びたジェダイの残党を見つけ出し、抹殺することだった。また、フォース感応能力を持つ人物(幼児や帝国軍士官候補生も含まれる)を捜索・誘拐することも彼らの仕事の1つだった。フォース感応者が銀河帝国と敵対する人物だった場合、尋問官の排除対象となった。尋問官たちは黒や灰色のボディスーツ、アーマーを着用し、ダブル=ブレード回転式ライトセーバーで武装した。彼らはこの武器を頭上で回転させ、ヘリコプターのようにして空を飛ぶこともできた。また、尋問官は元シス卿のモール捜索など、ジェダイ討伐とは関係ない例外的なミッションを与えられることもあった。
メンバー[]
画像 | 名前 | 旧名 | 種族 |
---|---|---|---|
大尋問官 | パウアン | ||
セカンド・シスター | トリラ・スドゥリ | 人間 | |
サード・ブラザー | |||
サード・シスター | リーヴァ・サヴェンダー | 人間 | |
フォース・シスター | |||
フィフス・ブラザー | |||
シックス・ブラザー | ビル・ヴァレン | ||
セヴンス・シスター | ミリアラン | ||
エイス・ブラザー | テラリアン・ジャンゴ・ジャンパー | ||
ナインス・シスター | マサナ・タイド | ドウーティン | |
テンス・ブラザー | プロセット・ディブズ | ミラルカ | |
サーティーンス・シスター | イスカット・アカリス | プコリアン | |
チュアロン・ヤルナ | トワイレック |
組織[]
地位と指揮権[]
- 「こいつら一体何人いるんだ!?」
- ―エズラ・ブリッジャー[出典]
尋問官の正確な人数は秘密とされていたが、12人は存在することがわかっている。[2] 任務の性質上、尋問官は帝国軍の乗り物や兵士を徴発する権限を持ち、全ての将校が彼らの命令に服従した。[3][4] 帝国時代の初期、尋問官はゼータ級シャトルの<インファーナム>を移動手段として用い、クローン・トルーパーのエリート分隊であるパージ・トルーパーの指揮権を持っていた。[5]帝国では、フォース感応者を発見した将校はただちに尋問官に報告を行うことになっていた。[6]しかし尋問官を“神秘主義者ども”と呼ぶカシウス・コンスタンチン提督のように、帝国軍内部にも尋問官を嫌う将校がいた。[7]
尋問官同士の関係[]
尋問官たちは任務のうえで互いに協力関係にあり、より大きな脅威に立ち向かう際には、しばしばチームを組んで任務にあたった。[5][8]女性尋問官とトワイレックの尋問官に至っては、その関係が友情にまで発展し、ジェダイを殺すたびに、任務で訪れた惑星の特産品で祝杯を上げる仲になっていた。[8] しかしフォースのダークサイドの使用者��ある尋問官たちは力に貪欲で、互いに競争心を抱いていた。任務でモン・カラに到着した際、シックス・ブラザーは同僚のナインス・シスターやテンス・ブラザーから侮蔑の言葉を浴びせられた。[5]
登場���品[]
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