ブラスター・ピストル(Blaster pistol)は銀河系において民間人も軍人も使用した標準的な射撃武器である。ブラスター・ライフルよりも小型で携帯しやすく、様々な形、サイズ、機能のモデルが存在した。アセンション・ガンと呼ばれる種類はグラップリング・フックやケーブルを発射する機能があった。多くのブラスター・ピストルはスタン(麻痺)と呼ばれる殺傷能力を落としたビームを放つことができた。
概要[]
- 「それになぜライフルでなくピストルなのだ?」
「おまえを殺すとき、顔と顔を合わせていたかったからさ」 - ―ウィルハフ・ターキンとバーチ・テラー[出典]
他のブラスター・テクノロジーと同様、ブラスター・ピストルも“収束エネルギー兵器”に分類された。ブラスターは高エネルギー粒子ビームをコヒーレント光に収束させて[1] “弾丸”(ボルト)を発射し[2]、敵に震盪性の衝撃を与えた。またほとんどのブラスターは単なるスタン(麻痺)からキル(殺傷)まで威力を調整できるように設定されていた。[1] ブラスターには対抗テクノロジーも存在し、磁気シールや偏向シールドで防御することができる他[2]、ライトセーバーを使えばビームを偏向して跳ね返すこともできた。[3]
ブラスター・ピストルは銀河系において民間人も軍人も使用する標準的な射撃武器であり[2]、何が起きるか分からない危険な銀河では腰から下げたブラスター・ピストルほど頼りになるものはなかった。科学的原理ははるか昔から判明していたものの、個人用ブラスターが登場したのは、手持ち可能なブラスター・ライフルやピストルに小型化する技術が発見された後のことである。特にピストルは比較的安価で、持ち運んだり隠すのに適しており、片手で扱えるほどシンプルであることから、最も一般的なエネルギー兵器として銀河中に急速に普及した。やがてスペーサーや貿易業者、法執行官、軍人、開拓者、そして何らかの基本的な武器を必要とする活動に携わる誰もがブラスター・ピストルを携帯するようになった。[1]
ブラスター・ピストルはコンパクトで持ち運びやすい反面、パワーや充填量ではブラスター・ライフルやブラスター砲に劣った。しかし腰に下げたホルスターに収まるブラスター・ピストルは便利な護身具となった。[4] ピストルはバレル(銃身)とグリップ、トリガー、パワー・セルからなり、モデルによっては目測用サイト(照準器)や照準用光学スコープ[5]、発射時の閃光を吸収する広いマズル(銃口)といった追加の部品が取り付けられたものもあった。[6] ピストルはバレルが長いと中距離での精度が増した。[5]
ブラスター・ボルトが放出ノズルから発射される際に生じる熱は、ブラスターの銃身を過熱させた。そのためブラスターを速射しすぎるとオーバーヒートして故障を起こすことがあった。[1] ブラスター・ピストルの中には加熱を抑えるためバレルに冷却孔が設けられていたり、ヒート・シンクが備わったものもあった。[5]
下位分類[]
ホルド=アウト・ブラスター[]
ホールド=アウト・ブラスターは最も安く基本的なピストルであり、小型で簡単に隠せるため、主に護身用として使われた。標的になりやすいが武器を持っていることを知られたくない政治家や貴族、ギャンブラーなどに人気があった。エネルギー・セルを使うものがほとんどだったが、装填能力は低かった。[1] ナブー王室保安軍が使用したQ2ホールド=アウト・ブラスターやELG-3Aブラスター・ピストル[1][3]、スカウト・トルーパーの標準装備であるEC-17[7]、そしてブラーグ1120ホールドアウト・ブラスターなどが知られる。[8]
中型ブラスター・ピストル[]
標準型、あるいは中型のブラスター・ピストルはホールド=アウト・ブラスターと比べて重く、パワー・パックを使って連射したり、複数弾同時発射などのオプションがついたものもあった。ユーザーに合わせて改造や改良ができるものが多かったが、性能は値段に反映されており、基本的な主力製品はかなり安価で手に入った。[1] コンパクトで精密攻撃が可能な[6] KYD-21ブラスター・ピストルや[1]、高い連射精度と良好な命中精度を誇る[9] DH-17ブラスター・ピストルなどが中型ブラスター・ピストルに分類される。[1]
重ブラスター・ピストル[]
重ブラスター・ピストルはストッピングパワー(対敵抑止力)に優れ、特に接近戦では致死的な威力を誇った。重ブラスター・ピストルはほとんどの惑星で所有が厳しく制限されていたため、主に軍人や法執行官、プロのボディガード、犯罪者によって使用された。DL-44重ブラスター・ピストルは銀河で最も強力な小型ブラスターとされ、近距離で大きな威力を発揮したが、オーバーヒートしやすい欠点もあった。[1] 他にもDG-29[10]、DT-12[9]、DT-29[11]、DT-57[5]、RSKF-44等のモデルが知られる。[10]
その他[]
銀河系には大幅な改造が施されたブラスター・ピストルも出回っていた。その中には、戦闘で使うのが非人道的だとされるほど重度の改造を施されたものもあった。トランドーシャン・ダブラーやトランドーシャン・トリプラーをバレルに取り付けたピストルは破壊的なハンド・キャノンとなったが、文明星系条約によって使用を禁じられていた。[5]
アセンション・ガンと呼ばれるブラスターはグラップリング・フックを発射することができた。[2]
ブラスターの中には、ピストルを含む複数のモードに組み替えることができる換装式ブラスターと呼ばれる種類があった。例えばA280-CFE換装式重ブラスター・ピストルはアタッチメントを取り付けることでアサルト・ライフルやスナイパー・ライフルとして使用することができた。[11] レルビィK-25ブラスターも初期状態はピストルで、追加部品によって重装備仕様やブラスター・ライフル仕様に組み替えることが可能だった。[12] またDL-44重ブラスター・ピストルも長距離用のバレル・アタッチメントを取り付けることができた。[13]
製造業者[]
ブラスター・ピストルを製造するメーカーは乱立し、量産された主力製品が手ごろな価格で市場に大量に出回っていた。メーカーの最大手はブラステック・インダストリーズ社とそのライバルのマー=ソン弾薬社であり、他にも乗り物製造業者として有名だがこの分野にも本気で取り組んでいるソロスーブ社などがあった。その隙間を狙って市場に食い込もうとするメーカーも数多く存在し、中には単発の特注品の製造を請け負うメーカーもあった。ただしオーダーメイドの武器は値段が高くなるため、客層も、自分の特別な好みに合ったブラスターを求めるプロと、見栄を張るための高価な品を求める金持ちの2つに分かれていた。[1]
銀河内戦の後、主要企業は協定によってファースト・オーダーに武器を売ることを禁じられた。しかしブラステック・インダストリーズ社とマー=ソン弾薬社は共同でソン=ブラス社という子会社を新設することでこの条項の裏をかいた。彼らはクローン戦争にまでさかのぼる最高水準のテンプレートをもとに、SE-44Cブラスター・ピストルを含むファースト・オーダーの兵器の大半を製造した。[14]
主なブラスター・ピストル製造企業[]
- LPA社[14]
- アイリス・ライロス・ディフェンス・テック社[15]
- クザーカ・アームズ社[16]
- コレリアン・アームズ社[16]
- コロネット・アームズ社[16]
- コンコーディアン・クレセント・テクノロジーズ社[7]
- ソロスーブ社[7]
- ソン=ブラス社[14]
- タラス・アイアンワークス社[16]
- ドレリアン・ディフェンス・コングロマリット[7]
- ブラステック・インダストリーズ社[7]
- プラックス・アームズ社[10]
- マー=ソン弾薬社[1]
- モンリッツァー社[10]
- レイダー・アームズ社[16]
使用例[]
軍隊[]
- 「野蛮な武器だ」
- ―オビ=ワン・ケノービ[出典]
ナブー王室保安軍ではCR-2ブラスター・ピストルやELG-3Aブラスター・ピストル[6]、Q2ホールド=アウト・ブラスター[1]、S-5重ブラスター・ピストルなどのブラスター・ピストルが使われていた。[6] 惑星ナブーの武器は手製で質が高く、ナブーの素材を用いて上品に仕上げられていた。例えばキャプテン・クァーシュ・パナカのブラスター・ピストルのグリップにはパーロッテ木材が用いられていた。[5] ナブー王室の侍女も保安軍から自衛と狙撃の訓練を受けており、ナブーの君主を守るため小型のブラスター・ピストルを携帯していた。[6]
クローン戦争の時代、銀河共和国のグランド・アーミーはブラステック・インダストリーズ社製の[7] DC-17ハンド・ブラスターをクローン・トルーパーの標準的な補助武器として採用していた。[5] DC-17は50発分のパワー・セルを装填することができ、アセンション・ケーブルを発射することも可能だった。このピストルは階級の高いクローン・キャプテンやクローン・コマンダーたちのあいだで使用された。特にクローン・キャプテン・レックスは2丁のDC-17を好んで使用した。[7]
独立星系連合のグリーヴァス将軍はコレクションしたライトセーバーの使い手として知られたが、戦いにおいてあらゆる武器を使用した。このサイボーグの将軍は“アナイアレイター”のニックネームを持つブラステック社製DT-57重ブラスター・ピストルのカスタム・モデルを所有していた。[5] ジェダイ・オーダーのメンバーはクローン戦争に参加した際もブラスターではなくライトセーバーを使用した。しかしジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービはウータパウの戦いでグリーヴァス将軍と戦った際にライトセーバーを失くし、やむを得ず敵のDT-57を奪って使用した。[17] クローン戦争で分離主義勢力に与したアンバランの民兵は独自のブラスター・ピストルで武装していた。[18]
銀河帝国は銀河系の支配権を維持するため軍隊に幅広いブラスターの選択肢を与えていた。ストームトルーパーや帝国軍将校の中には、反動は大きいが連射速度の高さで知られるSE-14Cブラスター・ピストルを使う者もいた。[5] また帝国軍の将校やデス・トルーパーがSE-14r軽連射式ブラスターを使用することもあった。[11][19] スカウト・トルーパーの標準装備はEC-17ホールド=アウト・ブラスターであり、トリガーではなく感圧式グリップが採用されていた。[7] また都市部の警備を専門とするパトロール・ストームトルーパーもEC-17を携帯していた。[10] 帝国軍の標準的な武器はE-11ブラスター・ライフルだが、代わりにDH-17ブラスター・ピストルを使う者もいた。[7]
帝国軍の兵士が支給された標準装備の武器を身に着けていたのに対し、反乱者はそれぞれ自前のブラスターを使うことが多々あった。反乱分子スペクターズを例にとると、ケイナン・ジャラスはDL-18ブラスター・ピストル、マンダロリアンのサビーヌ・レンはウェスター35ブラスター・ピストル、ヘラ・シンドゥーラはブラーグ1120ホールドアウト・ブラスター[5]、エズラ・ブリッジャーはDL-44重ブラスター・ピストル[20] といった具��にそれぞれ別のピストルを携帯していた。サビーヌはウェスター35に自分のアーマーと同じデザインのペイントを施していた。[5] 銀河内戦の時代、反乱同盟のトルーパーは帝国でも使われていたDH-17を船内戦闘の標準装備にしていた。[7] 他にも反乱軍ではA-180やA280[11]、DL-21などさまざまなブラスター・ピストルが使われた。[5]
ファースト・オーダー軍は有名なマー=ソンとブラステック社の秘密の共同事業のおかげで、最新かつ優れた小型兵器を供給されていた。[5] ソン=ブラス社が製造したSE-44Cブラスター・ピストルには、白いプラスチールで造られたストームトルーパー用のバージョンと、黒いプラスチールで造られた将校用バージョンが存在した。アーミテイジ・ハックス将軍が所持したピストルのトリガーは彼の指紋にのみ反応するようになっていた。[14] またファースト・オーダーではRK-3ブラスターが使われることもあった。[8]
レジスタンスの装備は新共和国の払い下げ品に依存していた。[5] レジスタンスの標準装備はアイリス・ライロス・ディフェンス・テック社製のグリー44ブラスター・ピストルであり、将校も[12] パイロットも携帯していた。[14] またグリー44は銀河のさまざまな軍隊、警察、民間人で使用されていた。[12] レジスタンスの指導者であるレイア・オーガナもグリー44を所持していたが[5][14]、彼女は他にも10代の頃から愛用するディフェンダー・スポーティング・ブラスター・ピストルを所有していた。この細身のブラスターは定評あるドレリアン・ディフェンス・コングロマリット製で、信頼性が高く貴族に好まれた。レイアの盟友であるアミリン・ホルド中将も同系統のディフェンダー5を携帯していた。[12]
民間[]
銀河系の無法地帯で暮らす住人たちには頼るべき保安部隊がいなかったため、自分の身は自分で守る必要があった。彼らは最新のテクノロジーに触れる余裕もなく、スピーダーの部品や水分凝結機のスクラップといったジャンク品を組み合わせてブラスターを自作することもあった。[5] ジャクーのトゥアナル村の住民であるダーシャ・プロメンティは、グリップ部分をデューン・ゼイワーの牙で作ったブラスター・ピストルを所有していた。彼女たちトゥアナルの村人は、武器業者を儲けさせるより自分たちの手で武器を自作することを好んだ。もと海賊女王のマズ・カナタは、自身の小さな手に収まる小型のブラスター・ピストルを所有していた。[14]
元反乱軍の将軍でギャンブラーのランド・カルリジアンは、惑星パサーナで隠遁生活を送っていた頃も2丁のカスタム仕様SE-14rピストルを所有していた。このピストルは銀色に輝くクロミウム仕上げで、グリップ部分にティブリン真珠層が嵌め込まれていた。カルリジアンは低出力のブラスターと訓練用リモートを使って戦い、腕がなまらないよう気を付けていた。またカルリジアンは2丁のSE-14rのうち片方をプロッド・ピストルに改造していた。[21] またカルリジアンはかつてX-8ナイト・スナイパーを所有していたこともあった。[22]
法執行機関[]
タン・ディーヴォをはじめとするコルサント保安部隊(CSF)の警察官はブラスター・ピストルをホルスターに収めて携帯していた。[23] またクローン戦争の時代、CSFのGUシリーズ・ガーディアン・ポリス・ドロイドは標準装備の警棒の他にSS-410ポリス・スペシャル・ブラスター・ピストルを装備することがあった。ただし彼らがこうした武器を使用するのは極めて限られたケースだけだった。[24] またコルサント・アンダーワールド・ポリスもブラスター・ピストルで武装していた。[25] ストーバー宇宙港やサイブロック中継ステーションなどで使われた宇宙港ポリス・ドロイドは[26][27] RG-4D[8] ブラスター・ピストルを装備した。[26][27]
モーラーナ宙域の企業当局プリオックス=モーラーナの保安監査チームのメンバーには専用のブラスター・ピストルが支給されていた。このピストルにはプリ=モーのロゴとシリアルナンバーが刻印されていた。[28] プリ=モーのシリル・カーン副捜査官もこのブラスターを所持していたが、5 BBYにフェリックスでキャシアン・アンドーに奪われてしまった。[29] アンドーはもともとMW-20ブライヤー・ピストルを所有しており、奪ったプリ=モーのブラスターはのちにルースコット・メルシに譲った。[30] また惑星ベスピンのクラウド・シティを守るベスピン・ウイング・ガードはレルビィK-23ブラスター・ピストルを携帯していた。[31]
惑星カントニカのカント・バイト警察はレルビィK-25ブラスターを装備していた。この武器は初期状態はピストルだが、バレル・アタッチメントやマクロスコープ、ストック、グロウロッドなどを取り付けて重装備仕様やライフル仕様に換装することができた。彼らはエレクトロ=ショック・プロッドも装備しており、ブラスター自体も通常はスタン(麻痺)に設定していた。カント・バイトでは公共の場で銃器の形態が禁止されていたため、銃撃戦が起きることは稀だった。[12]
犯罪社会[]
海賊たちのブラスターは、それが密輸品であれ盗品であれ、不運な人々から物を脅し取る際に大きな役割を果たした。[5] ブラステック社のDL-18ブラスター・ピストルはアウター・リム・テリトリーで広く使用され[9]、タトゥイーンの犯罪王ジャバ・ザ・ハットの手下の多くがこの武器を装備していた。そのためDL-18はタトゥイーンの裏社会で“モス・アイズリー・スペシャル”という異名をつけられていた。[7] 4 ABY、ジェダイ・ナイトのルーク・スカイウォーカーはジャバの手下ナイザック・ベックからDL-18を奪い取った。[32]
13 BBY当時、コレリアのホワイト・ワームズに所属するモロックは銃身が短い“スナブル・スペシャル”・ピストルを愛用していた。このピストルはエネルギー容量は限られていたが相当な威力があった。宇宙船泥棒のトバイアス・ベケットは射撃の名手としても知られ、DG-29重ブラスター・ピストルとRSKF-44重ブラスター・ピストルという2丁拳銃を操った。[10] しかしベケットは10 BBYに惑星ヴァンドアでエンフィス・ネストと戦った際にこれらのピストルを失い、その後は別のブラスターを使った。[13] 同じころ、クリムゾン・ドーンのキーラはモンリッツァー社製のダブルバレル式S-195ブラスター・ピストルを所有していた。またイア・タンギー出身の密輸業者アストリッド・フェンリスはオフィディアックス350重ブラスター・ピストルを携帯した。[10]
ブラステック社のDL-44重ブラスター・ピストルは軍人や密輸業者、賞金稼ぎたちに愛用された。反乱同盟の将軍となった密輸業者ハン・ソロもDL-44の使用者のひとりで、多くの改造を施していた。[7] ソロはこのブラスター・ピストルを10 BBYにトバイアス・ベケットから譲り受けた。[13] 以来、新しいモデルが現れては消えていったが、ソロは銀河内戦以前から持っているこのピストルのデザインを気に入り、最後まで使い続けた。[14] 34 ABY当時、ソロは普段身に着けるDL-44の他にNN-14ブラスター・ピストルを所有していた。惑星タコダナを訪れた際、ソロはNN-14を護身用の武器としてゴミ漁りのレイに譲った。[33]
パイク・シンジケートを構成するパイクのギャングたちはCC-420ピストルで武装していた。[34] またブラック・サンの歩兵はグリップの上下に2つのバレルがついたBH-4ダブル・ブラスターで武装していた。[35][36]
賞金稼ぎ[]
最も優れた兵器は、しばしば賞金稼ぎたちのあいだで使用された。[5] 銀河系で最も腕利きの賞金稼ぎとして知られたジャンゴ・フェットは、特注で造らせた2丁のウェスター34ブラスター・ピストルを所有していた。彼のピストルは耐熱性のダローリアン合金でできており、普通のブラスターなら溶けてしまうほどの熱にも耐えることができた。また彼のブラスターは早撃ちのために肉抜きされ、軽量化が図られていた。フェットと一緒に仕事することもあった同業者のザム・ウェセルは、主要兵器としてコンパクトなKYD-21ブラスター・ピストルを愛用した。変身種族クローダイトであるウェセルにとって、隠しやすい武器は敵に近づくのに好都合だった。[6]
賞金稼ぎのオーラ・シングは改造型のDX-13ブラスター・ピストルを2丁所持した。[6] キャド・ベインはLL-30ブラスター・ピストルを2丁所持した。[7] ローディアンの賞金稼ぎグリードはDT-12重ブラスター・ピストルを所有していた。[9] しかしグリードはチャルマンの宇宙港カンティーナでハン・ソロと対立した際に早撃ちで敗れ、DL-44で撃たれて命を落とした。[37] マンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンはブラステック社製のIB-94ブラスターを所有していた。[38]