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ダブル=ブレード・ライトセーバー(Double-bladed lightsaber)、別名セーバースタッフ(Saberstaff)は、柄の両端からブレードを放出することが可能なライトセーバーである。2本のライトセーバーを連結させたものや、必要に応じてそれらを再分離できるもの、あるいは回転機構折りたたみ機構を備えたものまで、さまざまな種類が存在した。

特徴[]

ダブル=ブレード・ライトセーバー、別名セーバースタッフは柄の両端から別方向に向かってブレードを一直線に放出することが可能なライトセーバーである。状況や敵対者に応じて、ブレードは1本ずつ起動することもできた。ダブル=ブレード・ライトセーバーには、シス卿ダース・モール所有した物のように、2本のセーバーを中央部で接合して1本にしたタイプや[8][9]アサージ・ヴェントレス所有した物のように、必要に応じて2本のセーバーに分離できるタイプがあった。[4] モールのセーバーの場合、2本の刃がそれぞれ別の機構を持っていたため、もし片方の刃が機能しなくなっても、残る一方で戦闘を続けることが可能だった。[10]

標準的なライトセーバーと同じく、ダブル=ブレードのライトセーバーも、持ち主によってそれぞれ異なる特徴やデザインを備えていた。[10] 例として、ブレードの長さを調節するためのボタンがついているもの[8]ブレード・エミッター(放出口)に刃のような覆い(シュラウド)がついているもの、柄自体がカーブを描いているものなどがあった。[10]

変種[]

回転式[]

Grand Inquisitor Lightsaber DXD

回転式のセーバーを持つ大尋問官

銀河帝国に仕えた尋問官は、柄と同じ直径のリングに沿って刃を回転させることができる特殊なダブル=ブレード・ライトセーバーを使用した。これはジェダイ狩りを専門とする尋問官たちの間でだけみられた希少なライトセーバーであり、刃を高速でスピンさせる危険な武器としてだけでなく、摩擦抵抗のないリパルサーリフト・プロペラとして使用でき[9]、頭上にかかげれば空を飛ぶことができた。[11] また通常のダブル=ブレード・ライトセーバーと同様に片方の刃だけを起動することができ、リング部分も半分に収容することが可能だった。[8]

折りたたみ式[]

PongKrellSafeLanding-CoK

2本の折りたたみ式セーバーを持つポング・クレル

ダブル=ブレード・ライトセーバーの中には、中央部にヒンジを備え、非戦闘時に半分に折りたたんでおけるものがあった。通常のタイプと同じく片方の刃だけ起動することができるほか[3]、折りたたんだ状態のまま、2本の刃が平行に並ぶ形で起動することも可能だった。[12]

歴史[]

ダブル=ブレード・ライトセーバーはもともと訓練用の武器だった。使い手にも危険が及ぶ諸刃の剣だったため、歴代のシスの中でも普通のシングル=ブレードのライトセーバーを好む者が多かった。[8]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

ライトセーバー
ライトセーバー戦
デュエル - フォーム・ゼロ - ジャーカイ
フォーム
フォームI - フォームII - フォームIII - フォームIV - フォームV - フォームVI - フォームVII
ライトセーバーの部品
カイバー・クリスタル - 磁気安定リング - 焦点レンズ - ダイアチウム・パワー・セル - 不活性パワー・インシュレーター
ブレード・エミッター - ブレード出力調整器 - ブレード伸縮調整器 - ポメル・キャップ
ライトセーバーの種類
カーブド=ヒルト - クロスガード - ケイン - ショートー - ダークセーバー
ダブル=ブレード回転式 - 折りたたみ式) - デュアル=フェーズ - ライトセーバー=ブラスター - パイク - ライフル
ライトセーバーの分類
義務と決意 - 元素の自然 - 熱意と力 - 平和と公正 - 権力と支配 - 守護と防衛 - 勇気と知恵
ライトセーバー耐性物質
アーマーウィーヴ - コートシス - ジロ・ビースト - フリク - ベスカー
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