サッカーJ1リーグは、荒天で延期となっていた第29節の残り1試合を11月16日に行い、18位ジュビロ磐田はホームで、12位横浜F・マリノスと対戦。磐田は前節に続いて先制したものの、その後4失点。FWジャーメイン良の2ゴールで迫ったものの、3-4で敗れました。次節にも4度目のJ2降格が決まるという非常に厳しい状況に追い込まれました。

前節、壮絶な打ち合いの末、G大阪に敗れた磐田は、J1残留圏17位柏との勝ち点差を詰めるべく、ホーム3連戦の2戦目に臨みました。磐田は前半5分、中盤の高い位置で相手ボールを奪取すると、FWジャーメイン良、FW渡邉りょうとつなぎ、最後は前節、全得点に絡んだMFジョルディクルークスが決め、2試合連続で先制します。

しかし、アディショナルタイムに同点とされると、後半、アンデルソンロペスのハットトリックを含む3失点。終盤、ジャーメイン良の2ゴールで追いすがりがますが、時すでに遅し。直近3試合で10失点と守備が崩壊した磐田は、次節(ホーム・FC東京戦)で勝利し、勝ち点を38まで積み上げたとしても、16位新潟(勝ち点41)、17位柏(勝ち点40)の結果いかんでは、4度目のJ2降格が決まります。

【J1リーグ第29節=ヤマハスタジアム(磐田):13,214人】
ジュビロ磐田3(1‐1、2-3)4横浜F・マリノス
<得点者>
【磐】ジャーメイン良2、ジョルディクルークス
【横】アンデルソンロペス3、西村拓真