グラップラーを伝ってサーの船に起きる陽電子バースト。
陽電子（positron）は亜原子粒子で電子の反粒子、反物質の構成要素で反レプトンに属する。
陽電子フローは亜空間赤外線アルゴリズムの第4と最後の段階である。（VOY:自立への旅）
2154年、オリオンとの遭遇の間エンタープライズ(NX-01)はハラッド・サーの船のグラップラー・ケーブルに捕まった。エンタープライズは航行ディフレクターを通して陽電子バーストを起こしグラップラー・ケーブルを通じてオリオン船のパワー系統にエネルギーカスケードを発生させ無効化して抜け出した。（ENT:誘惑の甘い罠）
反陽子と陽電子のビームを放つデルタ・ラナ戦艦。
2366年、デルタ・ラナ戦艦は主要兵器として40メガワットの反陽子と陽電子のビームを使用し、その後USSエンタープライズ(NCC-1701-D)に400ギガワットの威力で用いた。（TNG:愛しき人の為に）
2376年、デルタ・フライヤーで上陸任務としてTクラス星団を調査中に引き剥がされた装甲に陽電子の移動を発見し、原因の可能性の1つとして暗黒物質による影響があった。（VOY:自立への旅）