この記事はマリオシリーズに関連しない事も含まれる事柄についての記事ですが、マリオペディアではマリオ関連についてしか記述していません。また、編集の際はマリオに関連しない方面へ内容を発展させないようにしてください。 |
『任天童子』(にんてんどうじ)は、かつて任天堂によって2013年4月3日よりダウンロード配信されていたニンテンドーDSiウェア用のローグライクゲーム。開発元はグランディング。
概要[]
ローグライクゲームとターン制のカードゲームを組み合わせたようなシステムで、移動用の「護歩札(ごほふだ)」や攻撃・補助用の「式札(しきふだ)」を使い、見えない敵である異形(いぎょう)に気付かれないように魔楼閣(まろうかく)を探索していく。魔楼閣には三種の神器を含めた様々な「秘宝」が隠されていて、これらを取り戻すのが冒険の目的となる。
元々はクラブニンテンドーのゴールド会員・プラチナ会員の特典のひとつとしてダウンロード配信されていた。その後、2014年5月よりクラブニンテンドーのポイント交換でダウンロードできるグッズとして一般会員も入手可能になった。2015年9月30日にクラブニンテンドーがサービス終了したため現在は入手不可となっている。なお、ニンテンドーDSiウェアではあるがニンテンドー3DSシリーズでしかプレイできない。
マリオシリーズとの関わり[]
三種の神器を含めた秘宝は全てマリオシリーズを含む任天堂作品に関連したアイテムのパロディとなっている。河童に話しかけ宝物庫に行くと、各秘宝の説明が見られる。
三種の神器[]
いずれもマリオシリーズのアイテムが元ネタとなっている。
- 金の破魔星(きんのはまぼし)
- スーパースター。
- 赤の恵夢帽子(あかのえむぼうし)
- マリオの帽子。身に着けると跳躍と走行に長け、幾たび困難にあおうともくじけない心の強さと優しさを得ると説明されている。
- 退魔の大槌(たいまのおおつち)
- ハンマー。見た目と説明から木製のハンマーであることは間違いないが、どのマリオシリーズが出典なのかは不明。
秘宝[]
上記の三種の神器と同じく魔楼閣で手に入る秘宝。マリオシリーズに関係するもののみ取り上げる。
- 白色蕪(はくしょくかぶら)
- 見た目と説明はどうぶつの森シリーズのカブだが、「人面蕪」(じんめんかぶら)と称して『夢工場ドキドキパニック』のカブも一緒に説明されている。
- 青の七ツとげ甲羅(あおのななつとげこうら)
- マリオカートシリーズのトゲゾーこうら。「敗者のシットと怨念がこもっており、勝者の人生を狂わせると恐れられる呪具(じゅぐ)」と説明されている。
- 紋付き木樽(もんつききだる)
- スーパードンキーコングシリーズのDKバレル。
- 紅の鼻包み(あかのはなづつみ)
- ワリオの鼻とヒゲ。筋力や腕力が上がること、生命力が大幅に増すことが説明されている。
- 紅白茸(こうはくだけ)
- スーパーキノコ(『スーパーマリオブラザーズ3』以降のデザイン)。「縁起の良い紅白のきのこ」と説明されている。
- 超飛天台(ちょうひてんだい)
- ジャンプ台。持ち運べるものと固定型の両方について触れている。
- 竜の卵(りゅうのたまご)
- ヨッシーのタマゴ。卵から生まれた竜について、「空を飛ぶことはできず、跳躍後にしばらく滞空するのみ」とふんばりジャンプを思わせる説明がされている。また、「雑食だが、好物は果物」と説明されている。
- 悪霊吸引機(あくりょうきゅういんき)
- オバキューム。元ネタ同様に悪霊退治に用いられるが、本作の異形に対しては実体を持つからか効かないとされている。