出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
漢字
- 戦国時代の楚系文字で、クマの象形字である「能」の鬣部分が「大」の字に訛変した「⿱大能」が、{熊/*wəm/}を表した[字源 1][字源 2]。更に戦国晩期の清華簡では「⿱大能」に「火」を加えた「⿳大能火」字が{熊}を表す。秦系文字(詛楚文)では「大」が省かれた「熊」の形がある。「火」に従うのは、もとは本義が「炎が盛んな様」を表す字で、{熊}の意は仮借。
- ↑ 季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、752–753頁。
- ↑ 裘錫圭《“東皇太一”與“大⿱大能伏羲”》
- (動物)くま。
- 哺乳類食肉目クマ科の構成種の総称。
- 1923年 5月
- 1931年 5月
- 1942年 12月
- 1946年 11月
- 1951年 5月
- 2010年 11月
- 常用漢字として復活する
- 常用漢字復活に伴い人名用漢字から除外される
- 2020年 4月
熊 *
シナ・チベット祖語 *d-wam
- (食肉類) 熊。
- 中国人の姓の一つ。百家姓第121位
熊 *
熊 *
字典掲載
康熙字典
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679ページ, 10文字目
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諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)
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19294
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新潮日本語漢字辞典 (2008)
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6711
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角川大字源 (1992)
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5527
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講談社新大字典 (1993)
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9339
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大漢語林 (1992)
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6643
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三星漢韓大辞典 (1988)
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1090ページ, 32文字目
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漢語大字典 (1986-1989)
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3巻, 2227ページ, 5文字目
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