体幹
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胴体 | |
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男性の胴体 | |
英語 | Torso |
器官 | 人体 |
体幹(たいかん)とは、ヒトを含む動物体の中心部のうち四肢を除く部分[1]を指す解剖学用語。旧称は躯幹(くかん)[1]。胴体(どうたい)とも呼ばれる[1]が、胴は体幹から頭、頸、尾などを除いた部分である[2]。
概要
[編集]主たる臓器
[編集]動物体の根幹を成す臓器は、多くが胴体内に保持されている。心臓と肺は胸部の上部に位置し胸郭によって保護されている。また消化器官の大半は腹部に位置している。例としては次の臓器が挙げられる。
- 肝臓 - 乳化作用をもたらす胆汁を分泌する
- 小腸、大腸 - 食物から養分を吸収する
- 肛門 - 糞便を排出する
- 胆嚢 - 胆汁を貯蔵・濃縮する
- 尿管 - 尿を膀胱へ輸送する
- 膀胱 - 尿を貯蔵する
- 尿道 - 尿の排出経路であると共に、精子を精囊に輸送する
- 骨盤部 - 雄雌共に生殖器を格納する
主たる筋肉
[編集]胴体の筋肉は様々な筋肉があり、それらを総称して体幹筋という。骨格を補助して内臓を保持する役割や、骨格筋の運動時のバランスをとる役割もある。一例は次の通り。
主たる神経
[編集]臓器や筋肉には主に胸椎を起点とする神経が分布している。例として、皮膚神経刺激を起こす神経を挙げる。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 字通,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,普及版. “体幹(タイカン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月9日閲覧。
- ^ 字通,日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,普及版. “胴(ドウ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月9日閲覧。