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木坂涼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木坂 涼
(きさか りょう)
誕生 (1958-07-30) 1958年7月30日(66歳)
日本の旗 埼玉県東松山市
職業 詩人
児童文学作家
翻訳家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 和光大学人文学部芸術学科卒業
活動期間 1981年 -
ジャンル 現代詩
代表作 『ツッツッと』(1986年
主な受賞歴 第5回現代詩花椿賞(1987年)
芸術選奨新人賞1997年
デビュー作 『じかんはじぶんを』(1981年
配偶者 アーサー・ビナード
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木坂 涼(きさか りょう、1958年7月30日 - )は、日本の詩人児童文学作家翻訳家。女性。夫はアメリカ人の詩人、アーサー・ビナード

略歴

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埼玉県東松山市生まれ。本姓・栗原。和光大学人文学部芸術学科卒業。博報堂勤務を経る。

1987年、詩集『ツッツッと』で第5回現代詩花椿賞受賞。1997年詩集『金色の網』で芸術選奨新人賞受賞。

近年は児童文学、絵本などのほか海外の児童文学の翻訳多数[1][2]

著書

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  • 『じかんはじぶんを』(水脈社) 1981.7
  • 『ツッツッと』(詩学社) 1986.9
  • 『南南東』(沖積舎) 1989.7
  • 『小さな表札』(思潮社) 1993.7
  • 『金色の網』(思潮社) 1996.6
  • 『木坂涼詩集』(思潮社、現代詩文庫) 1997.11
  • 『おとこ親の書いたこどもの詩』(沖積舎) 1997.12
  • 『みんなおっぱいのんでたよ』(福音館書店、福音館の幼児絵本) 1999.8
  • 『陽のテーブルクロス』(思潮社) 1999.8
  • 『カレンダーのはなし』(セーラー出版) 1999.11
  • 『五つのエラーをさがせ! 詩集』(大日本図書、詩を読もう!) 2000.2
  • 『おきにいりのばしょ』(フレーベル館、おひざのうえで) 2002.3
  • 『ねぇツチブタくん』(朔北社) 2004.12
  • 『刺繍日記』(理論社) 2005.4
  • 『ベランダの博物誌』(西田書店) 2005.4
  • 『しきしきむらのはる』(岩波書店) 2005.4
  • 『しきしきむらのなつ』(岩波書店) 2005.4
  • 『しきしきむらのあき』(岩波書店) 2005.10
  • 『しきしきむらのふゆ』(岩波書店) 2005.10
  • 『ちょろちょろかぞくのひらきます』(理論社、あかちゃんの絵本) 2005.11
  • 『ちょろちょろかぞくのあがります』(理論社、あかちゃんの絵本) 2005.11
  • 『ちょろちょろかぞくののばします』(理論社、あかちゃんの絵本) 2005.11
  • 『音の箱舟モーツァルト』(未知谷) 2006.5
  • 『どうぶつえん』(フレーベル館、はじめてフォトブック) 2007.3
  • 『ほっぺのすきなこ』(岩崎書店、レインボーえほん) 2007.10
  • 『ひつじがいっぴき』(フレーベル館) 2007.11
  • 『はたらくんジャー』(フレーベル館) 2007.12
  • 『おはようきょうりゅう』(教育画劇) 2008.5
  • 『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』(福音館書店、幼児絵本ふしぎなたねシリーズ) 2008.12
  • 『だっこべんとう』(教育画劇) 2009.6
  • 『あいうえたいそう』(偕成社) 2010.1
  • 『おっとっと』(講談社) 2010.5
  • 『ともだち』(偕成社) 2010.9
  • 『ある日』(思潮社) 2010.9
  • 『どこへ』(思潮社) 2010.9

共編著

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  • 『中学校でよみたい詩12か月』(水内喜久雄共編著、民衆社) 1996.5
  • 『いま中学生とよみたい101の詩』(水内喜久雄共編著、民衆社) 1999.4
  • 『ちちんぷいぷい ことばの宝箱』(川崎洋共編、岩崎書店) 2003.3

翻訳

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  • 『ベンジャミンのふしぎなまくら』(ステファン・ポーリン、セーラー出版) 1994.5
  • 『ファニーとマルガリータ なかよしふたりの5つのおはなし』(ケイト・スポーン、セーラー出版) 1995.5
  • 『クレメンタインの冬じたく』(ケイト・スポーン、セーラー出版) 1995.11
  • 『ヨルは生きている おやすみまえのお話ベッド・タイム・ブック』(キャンディス・ホイットマン、あすなろ書房) 1997.2
  • 『すき』(トメク・ボガッキー、セーラー出版) 1998.2
  • 『こねこのごちそう』(リンダ・ジェニングス、あすなろ書房) 1998.4
  • 『ようこそわたしのへやへ』(ヘレナ・ダールベック、フレーベル館) 1998.9
  • 『トビーとおつきさま』(ルイジ・ダル・シン、学習研究社) 2002
  • 『口を大きくあけて! 歯の学校はこちらです』(ローリー・ケラー、講談社) 2002.6
  • 『ともだち』(アンドレ・ダーハン、学習研究社) 2002
  • 『わたしのいえはごにんかぞく』(エミリー・ジェンキンス、講談社) 2002.11
  • 『ペットになりたいねずみ』(ローレン・チャイルド、フレーベル館) 2003.3
  • 『だいすき そんなきもちをつたえてくれることば』(ハンス&モニック・ハーヘン、野坂悦子共訳、金の星社) 2003.3
  • 『ともだちからともだちへ』(アンソニー・フランス、理論社) 2003.3
  • 『ちびむしくん』(ビル・マーチン, マイケル・サンプソン、岩崎書店) 2003.4
  • 『おしっこぼうや せんそうにおしっこをひっかけたぼうやのはなし』(ウラジーミル・ラドゥンスキー、セーラー出版) 2003.7
  • 『ゆきのともだち』(イアン・ホワイブロウ、理論社) 2003.10
  • 『ぼくはくろねこソックス』(コンソール・エスカーラ、学習研究社) 2004
  • 『こわがりやのふくろうくん』(フランチェスカ・ボスカ、学習研究社) 2004
  • 『ママがおうちにかえってくる!』(ケイト・バンクス 講談社) 2004.5
  • 『ジュールとセザール』(エリック・バテュ フレーベル館) 2004.9
  • 『たびだちのとき』(エリック・バテュ フレーベル館) 2004.12
  • 『いっしょにいこう』(コンソール・エスカーラ、学習研究社) 2005
  • 『おつきさまってなあに?』(スティーブン・アクセル・アンダーソン、ソニー・マガジンズ) 2005.8
  • 『ワイズ・ブラウンの詩の絵本』(マーガレット・ワイズ・ブラウン、フレーベル館) 2006.2
  • 『ながいながいかみのおひめさま』(コーミラー・ラーオーテ、アートン、アジア・アフリカ絵本シリーズ インド) 2006.2
  • 『ねこのせんちょう』(マドレーヌ・フロイド、セーラー出版) 2006.4
  • 『いぬがかいた~い!』( ブ・グラハム、評論社) 2006.6
  • 『 ファーディとおちば』(ジュリア・ローリンソン、理論社) 2006.10
  • 『ハエくん まちにまったひがやってきました』(グスティ、フレーベル館) 2007.1
  • 『ヤコブのバイオリン』(ルイジ・ダル・チン、学習研究社 c2007
  • 『きみがうちにくるまえ…』(マリベス・ボルツ、あすなろ書房) 2007.12
  • 『やかましい!』(アン・マクガバン、フレーベル館) 2008.4
  • 『うえにはなあに したにはなあに』(ローラ・M・シェーファー、福音館書店) 2008.5
  • 『きりのもりのもりのおく』(ニック・シャラット、フレーベル館) 2008.7
  • 『あなたがだいすき』(ロビン・クルーズ、コンセル) 2008.9
  • 『アーくんとガーくんのでっかいたからもの』(テッド・ヒルズ、小学館) 2008.11
  • 『しかめっつらあかちゃん』(ケイト・ペティ、ほるぷ出版) 2009.1
  • 『おひさまとくも』(ルイジ・ダル・チン、学習研究社) 2009
  • 『アーくんとガーくんとアザミちゃん!』(テッド・ヒルズ、小学館) 2009.3
  • 『ファーディのはる』(ジュリア・ローリンソン、理論社) 2009.3
  • 『はじめましてぼく、ボリス』(キャリー・ウェストン、小学館) 2009.4
  • 『きんぎょ』(ユ・テウン、セーラー出版) 2009.5
  • 『ちがうけどおんなじ』(メラニー・ウォルシュ、コンセル) 2009.5
  • 『がんばれ! グレイビー』(キャロライン・ジェイン・チャーチ、小学館) 2009.7
  • 『ソルティとボタンうみへいく!』(アンジェラ・マカリスター、理論社) 2009.7
  • 『ダンディーライオン』(リズィ・フィンレイ、幻冬舎エデュケーション) 2009.10
  • 『すきがいっぱい』(マーガレット・ワイズ・ブラウン、フレーベル館) 2010.4
  • 『ガラガラヘビの味 ア���リカ子ども詩集』(アーサー・ビナード共編訳、岩波少年文庫) 2010.7
  • 『ぼくのくつしたはどこ?』(マライケ・テン・カーテ、ほるぷ出版) 2014.1

ウィリアム・スタイグ

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  • 『ねずみの歯いしゃさんアフリカへいく』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 1995.2
  • 『空とぶゴーキー』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 1996.7
  • 『ジークの魔法のハーモニカ』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 1997.2
  • 『ちいさくなったおにいちゃん』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 1997.11
  • 『おとなってじぶんでばっかりハンドルをにぎってる』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 1999.3
  • 『ピッツァぼうや』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 2000.3
  • 『みんなぼうしをかぶってた』(ウィリアム・スタイグ、セーラー出版) 2004.10

シムズ・タバック

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  • 『ヨセフのだいじなコート』(シムズ・タバック、フレーベル館) 2001.11
  • 『ハエをのみこんだおばあさん』(シムズ・タバック、フレーベル館) 2002.10
  • 『これはジャックのたてたいえ』(シムズ・タバック、フレーベル館) 2003.5
  • 『とってもとってもあいたいの!』(シムズ・タバック、フレーベル館) 2009.4

「チャーリーとローラ」

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「クラリス・ビーン」

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  • 『あたしクラリス・ビーン』(ローレン・チャイルド、フレーベル館、クラリス・ビーン・シリーズ) 2002.5
  • 『テッドおじさんとあたしクラリス・ビーン』(ローレン・チャイルド、フレーベル館、クラリス・ビーン・シリーズ) 2002.6
  • 『あたしの惑星! クラリス・ビーン』(ローレン・チャイルド、フレーベル館、クラリス・ビーン・シリーズ) 2003.7

「スーパーヒーロー・パンツマン」

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  • 『パンツマンたんじょうのひみつ』(デイブ・ピルキー(Dav Pilkey)、徳間書店、スーパーヒーロー・パンツマン1) 2003.10
  • 『パンツマン vs 巨大トイレロボ』(デイブ・ピルキー、徳間書店、スーパーヒーロー・パンツマン2) 2003.10
  • 『パンツマン vs 恐怖のオバちゃんエイリアン』(デイブ・ピルキー、徳間書店、スーパーヒーロー・パンツマン3) 2003.12
  • 『パンツマン vs おもらし教授 あんたのお名前なんてーの?』(デイブ・ピルキー、徳間書店、スーパーヒーロー・パンツマン4) 2004.2
  • 『パンツマン vs くいこみウーマン あやうしパンツパワー!』(デイブ・ピルキー、徳間書店、スーパーヒーロー・パンツマン5) 2004.4

「タバックまねっこクラブ」

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  • 『どうぶつえんでまねっこパッ!』(ハリエット・ジィファート、フレーベル館、タバックまねっこクラブ) 2005.5
  • 『まきばでまねっこメェメェメェ』(ハリエット・ジィファート、フレーベル館、タバックまねっこクラブ) 2005.5
  • 『うみでまねっこシャカシャカシャカ』(ハリエット・ジィファート、フレーベル館、タバックまねっこクラブ) 2005.8
  • 『もりでまねっこグルルーウー』(ハリエット・ジィファート、フレーベル館、タバックまねっこクラブ) 2005.8

「ピピとトントンのえほん」

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  • 『おふろのじかん』(リスベット・スレーヘルス、小学館、ピピとトントンのえほん) 2008.11
  • 『トイレでうんち』(リスベット・スレーヘルス、小学館、ピピとトントンのえほん) 2008.11
  • 『ママのおなか』(リスベット・スレーヘルス、小学館、ピピとトントンのえほん) 2008.11
  • 『ちいさなおとうと』(リスベット・スレーヘルス、小学館、ピピとトントンのえほん) 2008.11

リチャード・スキャリー

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  • 『おやすみなさい くまくん』(リチャード・スキャリー, パッツィ・スキャリー、好学社) 2015.12
  • 『うさぎのニコラス』(リチャード・スキャリー, オーレ・リソム、好学社) 2016.6
  • 『いなかのねずみとまちのねずみ』(リチャード・スキャリー、好学社) 2020.2
  • 『うさぎがいっぱい』(リチャード・スキャリー、好学社) 2020.3
  • 『おんどり あるくよ』(リチャード・スキャリー、好学社) 2020.5

「くまのコールテンくん」

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  • 『コールテンくんのクリスマス』(ドン・フリーマン, B・G・ヘネシー、好学社、くまのコールテンくん) 2021.10
  • 『コールテンくんのポケット』(ドン・フリーマン、好学社、くまのコールテンくん) 2022.10
  • 『まいごのコールテンくん』(ドン・フリーマン, B・G・ヘネシー、好学社、くまのコールテンくん) 2023.11
  • 『コールテンくん ステージにたつ』(ドン・フリーマン, ヴィオラ・デイヴィス、好学社、くまのコールテンくん) 2024.9

脚注

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  1. ^ 坂戸市立図書館 図書館だより
  2. ^ 学校図書株式会社 中学校 国語 作品

関連項目

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