接客ロボット
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接客ロボット(せっきゃくロボット)とは、対人向けの接客を行うことを目的として作られたロボット[1]。
その形態は多種多様だが、人型、キャラクター型など、人間が違和感を感じにくい外見になっている。
種類
[編集]配膳ロボット
[編集]→詳細は「配膳ロボット」を参照
代表例 : Servi(サービィ)[2]
案内ロボット
[編集]大型のショッピングセンターやホテル・旅館等で、客の案内を行うロボット。道を教えるだけでなく、客とともに移動して案内を行うものも存在する。
外見はデフォルメ化されたキャラクターや、ディスプレイのついた円柱のようなものなど様々である。
代表例:Siriusbot(シリウスボット)[3]
対話ロボット
[編集]銀行や病院、飲食店等で、客と対話し、触れ合うことを目的としたロボット。客が待ち時間に退屈してしまうのを防ぐ効果がある。
その性質上、外見は人型のものが多い。対話だけでなく、他の接客サービスも行う場合もある。
代表例:Pepper(ペッパー)
脚注
[編集]- ^ 中村雅巳, 松崎辰夫「4ヶ国語を操る接客ロボット・アクトロイド」『日本ロボット学会誌』第24巻第2号、日本ロボット学会、2006年3月、159-161頁、doi:10.7210/jrsj.24.159、ISSN 02891824、NAID 10017964004。
- ^ “ソフトバンク系、飲食店の配膳で新型ロボット”. 日本経済新聞 電子版. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “Siriusbot(シリウスボット) | ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン”. ロボスタ. 2020年10月18日閲覧。
出典
[編集]- 増田、井原「もてなし、プロ並み 接客・配達の7機 (特集 AIロボット大図�� : 精鋭40機がずらり)」『日経コンピュータ』2018年7月25日、28-30ページ
- 国立研究開発法人科学技術振興機構「誰でも使える人工知能で働くロボットをつくる」『JSTnews』第2019巻第2020号、科学技術振興機構、2020年、8-10頁、doi:10.1241/jstnews.2019.2020.2_8、ISSN 1349-6085、NAID 130007806009。