コンテンツにスキップ

住岡梨奈

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

住岡 梨奈
生誕 (1990-02-15) 1990年2月15日(34歳)
出身地 日本の旗 日本 北海道登別市[1]
学歴 酪農学園大学[2]
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器 アコースティック・ギター
活動期間 2011年 -
レーベル キューンミュージック
(2012年 - 2016年)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
(2017年 - 2019年)
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
(2011年 - 2019年)
共同作業者 斎藤有太
(プロデューサー)
真心ブラザーズ奥田民生(地球三兄弟)
ハマ・オカモトOKAMOTO'S
藤井謙二The Birthday
玉田豊夢(100s[3]
公式サイト Sumioka Rina Official Website

住岡 梨奈(すみおか りな、1990年2月15日[4] - )は、日本の女性シンガーソングライター北海道登別市出身[1]。所属芸能事務所ソニー・ミュージックアーティスツ[5]、所属レコード会社徳間ジャパンコミュニケーションズ

来歴

デビュー前

北海道登別市出身[1]。小学校1年生まで登別市で過ごした後、札幌市へ引っ越す[1]

とわの森三愛高等学校[6]卒業間際に後輩のバンドに誘われてボーカルとして参加したことをきっかけに、作詞作曲を始める[2]。その後輩がギターを弾きながら曲を作ったりしていたので、家にあった父親のアコースティックギターを借りて練習し始め、好奇心でなんとなく曲を作ってみるようになった[2]。だんだん作曲が楽しくなっていったものの、やはり歌うことのほうが楽しかったので、それほどレパートリーは増えなかった[2]

高校卒業後は音楽サークルの施設が充実しているという理由で酪農学園大学に進学[2]。「音楽研究会」というバンドサークルに入って大学4年間はほぼサークルに入り浸り、3年生のときには部長も務めていた。サークル内では先輩たちと一緒にバンドを組んでJUDY AND MARYCHARAフィッシュマンズなどをコピーし、月に1回、サークルで企画したライブを開いてそこで歌っていた[2]。しかし、人前で自分の曲を歌うことが恥ずかしかったので、サークル内ではほんの数回しか1人でのライブを行なわなかった[2]。一人で歌うようになったのは、自作曲があるならライブハウスに出てみればいいというサークルの先輩のアドバイスのおかげ。それがきっかけとなり、大学2年からサークルでコピーバンドをやりつつ、札幌市内のライブハウスやカフェを中心に弾き語りをするようになった[2][7]

2009年、ライブハウスでの初めてのライブを、たまたまソニーミュージックのスタッフが見ていたことがきっかけとなり[7]2011年ソニー・ミュージックアーティスツキューンレコードとそれぞれ契約を結ぶ[8]。同年夏、初の北海道内6ヶ所の弾き語りツアーを開催。このツアーに合わせ、初めての音源となるシングル「ナガレボシ」をリリースし[7]、ライブ会場限定で手売り販売する[4]。同年10月、東京で行われたSPARKS GO GO主催のライブイベントでオープニングアクトを務めた[4]

メジャーデビュー

2012年
  • 3月、酪農学園大学環境システム学部生命環境学科を卒業、卒業の前月にはもう上京していた[2]
  • 6月20日、シングル「feel you」をリリースし、メジャー・デビューを果たす[9]
  • 秋、堂島孝平の全国ツアーにオープニングアクトとして出演[4]
2013年
2014年
  • 1月、自身初のワンマンツアー「住岡梨奈 first tour 2014“ツムギウタウ”」を開催、愛知、大阪、東京、北海道で4公演を行う[10]
  • 4月、2度目のワンマンツアー「住岡梨奈second tour 2014〝ツムグコトバ″」を開催、大阪、福岡、東京、名古屋、札幌で5公演を行う[11]
  • 5月9日、主題歌を担当した原田マハの小説を映画化した日台合作映画『一分間だけ』の台湾での公開初日[注 1]に合わせて訪台、自身初となる海外ライブを行った[12]
  • 2014年11月、同じ北海道出身の山崎あおいと『ACOUSTIC LIVE 2014秋 「one×one」』でツーマンランブを開催。

サポート・ミュージシャン

音楽性

  • アコースティック・ギターによる弾き語りというスタイルを取っており、歌唱の際には甘さと清涼感のある歌声[13]を披露する。
  • メロディを作っていて無難だと感じると、無理やり音を上げ下げしてみたり、ひねって歌ってみたりする。覚えにくいが、その方が歌ってて楽しいし、聴いている人の注意を引けると思っている[2][3]
  • もともと真心ブラザーズが好きだったので、同じキューンレコードに入れたことを喜んでいる[3]

ディスコグラフィー

シングル

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
インディーズ
1st 2009年 ナガレボシ 12cmCD -(ライブ会場限定発売) -
メジャー
1st 2012年6月20日 feel you 12cmCD KSCL-2044/5(初回生産限定盤)
KSCL-2046(通常盤)
KSCL-2047(期間生産限定盤)
105位
2nd 2013年1月30日 ハレノヒ 12cmCD KSCL-2160/1(初回生産限定盤)
KSCL-2162(通常盤)
-
3rd 2013年10月23日 Hello Yellow! / ナガレボシ 12cmCD KSCL-2260 86位
4th 2014年2月26日 言葉にしたいんだ 12cmCD KSCL-2364/5(初回生産限定盤)
KSCL-2366(通常盤)
27位
5th 2014年5月28日 flavor 12cmCD KSCL-2412/3(初回生産限定盤)
KSCL-2414(通常盤)
68位
6th 2014年9月17日 マイフレンド / ぼくらの歩む道 12cmCD KSCL-2456/7(初回生産限定盤)
KSCL-2458(通常盤)
49位
7th 2015年2月11日 Large & Small GIFT 12cmCD KSCL-2549(初回生産限定盤)
KSCL-2550(通常盤)
109位

アルバム

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
1st 2013年11月27日 ツムギウタ 12cmCD KSCL-2331/2(初回生産限定盤)
KSCL-2333(通常盤)
40位
2nd 2014年11月12日 watchword 12cmCD KSCL-2494/2(初回生産限定盤)
KSCL-2496(通常盤)
68位
ミニアルバム 2016年4月27日 Moment 12cmCD KSCL-2716(通常盤) 167位
3rd 2016年12月7日 心が君を歌ってる 12cmCD KSCL-2817(通常盤) 201位
ダブルミニアルバム 2017年8月23日 colors 12cmCD TKCA-74551(通常盤)

配信限定

リリース日 タイトル 備考
- 2013年4月3日 ポーズ -
- 2013年8月30日 ナガレボシ 先行配信リリース
- 2013年12月23日 We Are Never Ever Getting Back Together -
- 2014年5月7日 にっぽん・なんばあず -
- 2019年2月6日 あまのがわ -

参加作品

作品 発売日
(レーベル)
規格 参加曲
アオハライド “MUSIC RIDE” 2014年12月10日発売
エピックレコードジャパン
CD ハレノヒ
NHK Let's天才てれびくん サウンドトラック 2017年5月17日発売
ポニーキャニオン
CD にっぽん・なんばあず[住岡梨奈バージョン]

タイアップ

楽曲 タイアップ
feel you OVAるろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編後編 光の囀』エンディング・テーマ[14]
テレビ東京系『JAPAN COUNTDOWN』2012年6月度オープニング・テーマ
七色の風 OVA『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編前編 焔の獄』主題歌[2]
ハレノヒ TBS系『有田とマツコと男と女』2013年1月度〜3月度エンディングテーマ
flavor 日本テレビ系『ミュージックドラゴン』 2014年5月度オープニングテーマ
一分間だけ 日台合作映画『一分間だけ』日本版主題歌
ぼくらの歩む道 ブルボンアルフォートミニチョコレート」CMソング
マイフレンド TOKYO MX999人美女』11月度エンディングテーマ
HBCテレビ今日ドキッ!」エンディングテーマ
Pray For You ブルボン「アルフォートミニチョコレート」CMソング
やさしくなれたら ブルボン「アルフォートミニチョコレート」CMソング
あまのがわ 映画『あまのがわ』主題歌

出演

テレビ

映画

ラジオ

  • レコメン!火曜日 サンシャインシティ Presents 住岡梨奈のヒトリゴト(文化放送、2014年4月1日 - 2015年3月24日)

連載

  • JILLE「住岡梨奈のキドリナ!オカリナ」(双葉社)(2013年4月号 - )

脚注

注釈

  1. ^ 日本公開は5月31日。

出典

  1. ^ a b c d 住岡梨奈 (2012年6月22日). “はじめまして”. 反芻ダイアリー. 2012年8月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 住岡梨奈(インタビュアー:もりひでゆき)「ナタリー - Power Push 住岡梨奈「feel you」インタビュー」『ナタリー』、2012年6月20日https://natalie.mu/music/pp/sumiokarina2013年2月23日閲覧 
  3. ^ a b c 住岡梨奈(インタビュアー:もりひでゆき)「ナタリー - Power Push 住岡梨奈「ハレノヒ」インタビュー」『ナタリー』、2013年1月30日https://natalie.mu/music/pp/sumiokarina022013年2月23日閲覧 
  4. ^ a b c d e ナタリー - 住岡梨奈のプロフィール”. ナタリー. 2013年2月23日閲覧。
  5. ^ ソニー・ミュージックアーティスツ”. ソニー・ミュージックグループ公式サイト. 2012年8月1日閲覧。
  6. ^ 『テラスハウス』公式サイト内コンテンツ・MEMBERに掲載の住岡の略歴に「とわの森三愛高校卒業」の記載あり。また、『テラスハウス』2013年7月12日放送分で表記された略歴にも同様の記述あり。
  7. ^ a b c 札幌出身の22歳、住岡梨奈がメジャーデビュー”. 音楽道. ドットドゥー (2012年6月21日). 2012年8月1日閲覧。
  8. ^ 住岡梨奈PROFILE”. 住岡梨奈オフィシャルサイト. 2013年2月24日閲覧。
  9. ^ 住岡梨奈、北海道から羽ばたくデビュー作を語る”. ナタリー (2012年6月20日). 2013年2月24日閲覧。
  10. ^ 住岡梨奈、堂島ら迎えたバンド編成でワンマンツアー”. ナタリー (2013年11月15日). 2014年8月23日閲覧。
  11. ^ 住岡梨奈、地元札幌で5大都市ツアー完走「ワクワクをもっと届けたい!」”. BARKS (2014年4月25日). 2014年8月23日閲覧。
  12. ^ 【イベントレポート】住岡梨奈、台湾で海外初パフォーマンス”. BARKS (2014年5月12日). 2014年8月23日閲覧。
  13. ^ J-WAVE<LIVE SUPERNOVA Vol.73>、石崎ひゅーい、住岡梨奈、蜜の個性が競演”. BARKS. グローバル・プラス (2012年7月21日). 2012年8月1日閲覧。
  14. ^ 北海道が生んだ自然体シンガー 「るろ剣」テーマ曲でデビュー”. ナタリー (2012年6月18日). 2013年2月23日閲覧。

外部リンク