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ズアカヒメシャクケイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ズアカヒメシャクケイ
ズアカヒメシャクケイ
ズアカヒメシャクケイ Ortalis erythroptera
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ目 Galliformes
: ホウカンチョウ科 Cracidae
: ヒメシャクケイ属 Ortalis
: ズアカヒメシャクケイ
O. erythroptera
学名
Ortalis erythroptera
Sclater & Salvin, 1870
和名
ズアカヒメシャクケイ
英名
Ecuadrian chachalaca
Rufous-headed chachalaca

ズアカヒメシャクケイ(頭赤姫舎久鶏、Ortalis erythroptera)は、キジ目ホウカンチョウ科ヒメシャクケイ属に分類される鳥類

分布

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エクアドル西部、ペルー北西部

全長

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全長56-66cm。翼長オス22-25.3cm、メス22.5-23cm。頭部から頸部にかけて赤褐色、上面が褐色や緑褐色、腹部が灰白色の羽毛で被われる。尾羽の先端は赤褐色。

虹彩は褐色。顔や喉には羽毛がなく、顔は青や青みがかった灰色、喉は赤い皮膚が露出する。嘴や後肢の色彩は青い。

生態

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主に標高1,390m以下にある落葉広葉樹林雲霧林サバンナなどに生息する。2-7羽からなる小規模な群れを形成して生活する。

食性は植物食で、木の葉などを食べる。

繁殖形態は卵生。6-7月に飼育下では1回に3個の卵を産んだ例がある。抱卵期間は26-28日。

人間との関係

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開発や放牧による生息地の破壊、狩猟などにより生息数は減少している。エクアドルでは生息地を買い上げ(ナショナルトラスト運動)保護区とする試みが進められている。

関連項目

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参考文献

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  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2001年、187頁
  • 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、27、164頁
  • 『週刊朝日百科 動物たちの地球17 カモ・ライチョウ・キジ』、朝日新聞社、1991年、131-160頁

外部リンク

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