COBie
COBie(Construction Operations Building Information Exchange)は スペースや設備などの管理資産情報に関連する国際標準である。BIMによる構築された資産の設計、建設、管理へのアプローチと密接に関連しており、USACEのBill Eastにより考案された。彼は2007年6月にパイロット規格を作成していた[1]。
COBieは設備リスト、製品データシート、保証、スペアパーツリスト、予防メンテナンススケジュールなどの原点の重要なプロジェクタデータをキャプチャして記録するのに役立つ。この情報は構築された資産が利用可能になった際に運用、メンテナンス、資産管理を支援するために不可欠である[2]。
2011年12月には米国建築科学研究所により米国建築情報モデル(NBIMS-US)規格の1部として承認された[3]。
COBieは計画、設計、建設、依頼、運用、保守、資産管理のソフトウェアに組み込まれている。スプレッドシートやSTEP-Part 21 (IFCファイルフォーマットとも呼ばれる)、ifcXMLなどの承認されたフォーマットをいくつかとることができる。2013年初めにbuildingSMARTがCOBieとCOBieLite用の軽いXMLフォーマットを開発しており、これは2013年4月にレビュー可能となった[4]。
2014年9月にはCOBieに関する実施規則が英国規格"BS 1192-4:2014 Collaborative production of information Part 4: Fulfilling employer’s information exchange requirements using COBie – Code of practice"として発行された[5]。
脚注
- ^ East, E. William. “Construction Operation Building Information Exchange”. USACE ERDC. 8 October 2012閲覧。
- ^ East, William. “Corps of Engineers Pilots COBie”. Building Sciences Monthly e-Newsletter. Building Sciences Monthly e-Newsletter. NIBS. 8 October 2012閲覧。
- ^ “CERL’s COBie is National Institute of Building Sciences Approved”. Engineer Research & Development Center. Engineer Research & Development Center. ERDC. 8 October 2012閲覧。
- ^ East, Bill. “COBieLite: A lightweight XML format for COBie data”. National Institute of Building Sciences. 27 April 2013閲覧。
- ^ “BS 1192-4:2014 Collaborative production of information. Fulfilling employer’s information exchange requirements using COBie. Code of practice”. 2018年7月閲覧。