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武蔵高萩駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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武蔵高萩駅
南口(2019年11月)
むさしたかはぎ
Musashi-Takahagi
笠幡 (3.2 km)
(3.6 km) 高麗川[* 1]
地図
所在地 埼玉県日高市大字高萩629
北緯35度54分6.35秒 東経139度22分17.24秒 / 北緯35.9017639度 東経139.3714556度 / 35.9017639; 139.3714556座標: 北緯35度54分6.35秒 東経139度22分17.24秒 / 北緯35.9017639度 東経139.3714556度 / 35.9017639; 139.3714556
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 川越線
キロ程 27.0 km(大宮起点)
八王子から34.7 km
電報略号 タハ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
3,142人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1940年昭和15年)7月22日[2][3]
備考 業務委託駅
  1. ^ この間に大宮支社八王子支社境界あり(当駅から笠幡寄りは大宮支社管内)。
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北口(2012年8月)

武蔵高萩駅(むさしたかはぎえき)は、埼玉県日高市大字高萩にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線である[2]

歴史

かつて、近くに旧日本陸軍航空士官学校(現在の航空自衛隊入間基地)があり、その卒業式に臨席した昭和天皇が利用した貴賓室や車寄せ、地下防空壕が残っていたが、駅舎改築に伴い、旧駅舎と共に取り壊された[4]

年表

駅構造

東西に伸びる相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム上には橋上駅舎を有している[1]

川越駅管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)で、駅舎にはコンコースや駅事務室などがある。自動改札機はないが、簡易Suica改札機や自動券売機が設置されている。駅舎からは南北に出口が伸び、それぞれ南口・北口となっている。南口には「さくら口」、北口には「あさひ口」という愛称が付けられている。なお、みどりの窓口は指定席券売機の設置に伴い、2008年(平成20年)1月31日をもって閉鎖された。

現在の駅舎は2代目である。以前は、開業以来の瓦葺の地上駅舎が使われており、貴賓室もあった[4]2005年(平成17年)の改築に伴い旧駅舎は取り壊されたが、新駅舎にも緑色の瓦を使用したデザインが踏襲されているほか、駅舎内部に旧駅舎の瓦と車寄せの柱を使って作られた展示コーナーが設けられた[2]。旧駅舎は南口側にあり、改札口を通った先に線路を跨ぐ構内通路が設置されていたが、改築時に撤去され、階段部分を銀色の台で塞いでいる。

また、1番線ホームの笠幡寄りにはトイレも設置されているが、こちらは改築後もそのまま残されている。

大宮支社が管轄する最西端の駅であり、川越線は当駅までが大宮支社の管轄である(八高線との接続駅でもある西隣の高麗川駅八王子支社の管轄)。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 川越線 下り 高麗川方面 高崎方面(八高線毛呂駅以北)へは高麗川駅で乗り換え
八高線 八王子高崎方面
2 川越線 上り 川越方面 大宮・新宿方面(南古谷駅以東)へは川越駅で乗り換え
埼京線 大宮新宿方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 当駅から南古谷駅以東と八高線毛呂駅以北へ直通する列車は設定されていないため、大宮・新宿・りんかい線方面は川越駅で、高崎方面は高麗川駅で乗り換えとなる。

利用状況

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員3,142人である。

JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 2,941
1991年(平成03年) 3,197
1992年(平成04年) 3,253
1993年(平成05年) 3,341
1994年(平成06年) 3,346
1995年(平成07年) 3,281
1996年(平成08年) 3,286
1997年(平成09年) 3,213
1998年(平成10年) 3,070
1999年(平成11年) 3,151 [* 1]
2000年(平成12年) [JR 1]3,095 [* 2]
2001年(平成13年) [JR 2]3,083 [* 3]
2002年(平成14年) [JR 3]3,016 [* 4]
2003年(平成15年) [JR 4]2,966 [* 5]
2004年(平成16年) [JR 5]2,860 [* 6]
2005年(平成17年) [JR 6]2,889 [* 7]
2006年(平成18年) [JR 7]3,047 [* 8]
2007年(平成19年) [JR 8]3,224 [* 9]
2008年(平成20年) [JR 9]3,284 [* 10]
2009年(平成21年) [JR 10]3,204 [* 11]
2010年(平成22年) [JR 11]3,183 [* 12]
2011年(平成23年) [JR 12]3,079 [* 13]
2012年(平成24年) [JR 13]3,175 [* 14]
2013年(平成25年) [JR 14]3,272 [* 15]
2014年(平成26年) [JR 15]3,265 [* 16]
2015年(平成27年) [JR 16]3,275 [* 17]
2016年(平成28年) [JR 17]3,279 [* 18]
2017年(平成29年) [JR 18]3,301 [* 19]
2018年(平成30年) [JR 19]3,376 [* 20]
2019年(令和元年) [JR 20]3,442 [* 21]
2020年(令和02年) [JR 21]2,482
2021年(令和03年) [JR 22]2,786
2022年(令和04年) [JR 23]3,054
2023年(令和05年) [JR 24]3,142

駅周辺

南口・北口共にロータリーが整備されている。

さくら口(南口)

あさひ口(北口)

バス路線

駅南口側にある「武蔵高萩駅」停留所にて以下の路線が乗り入れ、イーグルバスにより運行されている。過去には国際興業バス西武バスによって運行されていた時期もあった。

  • H06:高麗川団地第一折返場
  • H06-1:こま川団地循環
  • H07:高麗川駅
  • H10・H10-1・H10-2:飯能駅北口

その他同駅経由で西武���スが所沢駅坂戸駅南口線と狭山市駅西口-坂戸駅南口線が存在していたが、最後まで残っていた狭山市駅西口発着についても1995年まで国道407号の渋滞等を理由で廃止されている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
川越線
笠幡駅 - 武蔵高萩駅 - 高麗川駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c “武蔵高萩駅の完成祝う” 埼玉新聞 (埼玉新聞社): p.13 (2005年2月21日)
  2. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、25頁。 
  3. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、446頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b c “地域の財産「貴賓室」を公開” 埼玉新聞 (埼玉新聞社): p.16 (2002年5月9日)
  5. ^ 「川越線四駅の発条転轍器化」『交通新聞』交通協力会、1957年9月26日、1面。
  6. ^ “武蔵高萩駅を橋上化”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2004年3月8日) 
広報資料・プレスリリースなど一次資料
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。

利用状況

  1. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  2. ^ 統計ひだか - 日高市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
埼玉県統計年鑑

関連項目

外部リンク