北上川河川歴史公園
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北上川河川歴史公園 Kitakamigawa Kasen Rekishi Park | |
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分類 | 歴史公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯38度36分15.22秒 東経141度17分30.62秒 / 北緯38.6042278度 東経141.2918389度座標: 北緯38度36分15.22秒 東経141度17分30.62秒 / 北緯38.6042278度 東経141.2918389度 |
面積 | 3.4ha |
開園 | 2010年10月 |
運営者 | 登米市 |
設備・遊具 | せせらぎ水路、展望台、芝生広場、自然体験広場 |
駐車場 | 無料 |
北上川河川歴史公園(きたかみがわかせんれきしこうえん)は、宮城県登米市にある、北上川と旧北上川の分流する地点の中州に設置された歴史公園[1]。
概要
本園は、登米市と石巻市の市境に位置し、北上川と旧北上川が分流する中州にある公園である。北上川と旧北上川の分流地点には、建設時期に70年以上の隔たりがある新旧2組の洗堰と水門が共存している。北側にはJR東日本・気仙沼線の線路や鉄橋、西側に三陸自動車道やその橋梁、南側に県道61号線、東側に国道342号線が走っている。公園には全体が見渡せる展望台を設置し、北側では、鴇波洗堰(カラバット)の様子が、南側では脇谷洗堰・閘門の様子など歴史的建造物が見学できる[2]。津山側入口より進入し、展望広場脇の駐車場が無料で利用可能だが、豊里側への通り抜けは出来ない。
沿革
- 2004年(平成16年) - 脇谷閘門や鴇波洗堰を含む「北上川分流施設群」が土木学会推奨土木遺産に選定された。
- 2010年(平成22年) - 開園
- 2011年(平成23年) - 東日本大震災の時には、通行不能となった旧北上川の豊里大橋のバイパス的役割を担うなどとして、一時的に豊里側に通り抜け可能とした。
施設や見所
- 旧石組樋管(復元)
- 鴇波洗堰(ときなみあらいぜき)
- 明治43年に計画、大正5年着工し、昭和7年に完成。全国的にみても非常に珍しい構造を持つ[3]。
- 脇谷洗堰・閘門
- 小川を再現した親水水路
- 自然体験広場
- 展望台
- 交流広場 - 芝生広場で大きなイベントに利用可
- 山小屋風公衆トイレ
- 駐車場・展望広場(園内が一望できる)
- 豊里・津山渡船場跡(周辺)
アクセス
- 駐車場
- 普通車・無料
引用
- 日経コンストラクション 2011年4月11日号 66~71ページ
脚注
- ^ 宮城県観光連盟. “脇谷閘門にできた 北上川河川歴史公園”. 2015年2月27日閲覧。
- ^ 北上川下流河川事務所. “脇谷洗堰・閘門、鴇波洗堰”. 2015年2月28日閲覧。
- ^ 登米市. “自然に触れる”. 2015年2月27日閲覧。