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レンフェ101系

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Serie 101 de Renfe
基本情報
製造所 アルストム
主要諸元
軌間 1,435
電気方式 直流3kV
最高運転速度 200
設計最高速度 最速記録252km/h,通常220
編成定員 325人(1等112人・2等213人)
編成重量 392 t
車体幅 2,904
主電動機 GTO
駆動方式 同期電動機駆動
編成出力 5,400kW(直流)
制動装置 発電・踏面・ディスクブレーキ
保安装置 ASFA200, ATP
備考

編成長 200m

  • 軸配置 Bo'Bo'+2'2'2'2'2'2'2'2'2'+Bo'Bo'
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レンフェ101系(スペイン語: Serie 101 de Renfe)はスペインレンフェが運行するユーロメッドで運用される動力分散方式高速鉄道車両である。レンフェ100系広軌タイプとして導入された。スペインでは1987年から1989年にかけて合計24編成のアルストム標準軌タイプの高速列車編成の導入が検討されていた。後に16編成の100系が製造され、いくつかの遅れを経て追加の100系が2編成が製造されている。一部の契約変更などを経て101系が6編成が1994年から1996年にかけ製造された。

101系で運行されている列車はユーロメッドと呼ばれているが、AVEに導入されている100系との編成構成は前後の機関車と中間8両の客車構成などは同じで、100系との差異は電気方式と軌間だけが異なる。101系は高速新線ではなく既存の路線に投入されるため、1,668mmの軌間と直流3kVの電気方式が採用された。最高速度は220km/h(試験走行時での最高速度は254km/h)である。現在の運行区間はバルセロナ - バレンシア - アリカンテなどの地中海沿岸である。最高速度は220km/hであるが営業運転では通常200km/hである。2002年に発生した事故によって1編成は片側の機関車が大規模な損傷を負ったため、フランス国鉄TGV POSタイプのものと交換され復旧されている。

外部リンク