独断主義
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独断主義(どくだんしゅぎ、独:Dogmatismus)とは、絶対的な明証性をもつとされる基本的原理(ドグマ)を根底におき、そこから世界の構造を明らかにしようとする主義である。ドグマとは元来宗教上真理と宣言された教義をいう。独断主義は、主に懐疑主義や認識論の側の用語であり、神などの超越者を前提とする形而上学、存在論的形而上学、神学論などに対していわれ、オカルティズム、現代では擬似科学に対していわれることもある。このときドグマは思いなし(ドクサ)とほぼ同義に扱われる。
哲学とは、英語フィロソフィー(philosophy 原義は「愛知」)の訳語で、もとは根源的な知的探求・学問全般を、19世紀以降は主に美学・倫理・認識論を指す言葉。哲学は哲学史・存在論・論理学(伝統的論理学)などの諸分野をも含む。(現代論理学〔またの名を数学基礎論、数理論理学〕は、伝統的論理学に対立される分野。)