デボン・スティル
Devon Still | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
現役時代のスティル(2014年) | |||||||||
基本情報 | |||||||||
ポジション | ディフェンシブタックル | ||||||||
生年月日 | 1989年7月11日(35歳) | ||||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 ニュージャージー州カムデン | ||||||||
身長: | 6' 5" =約195.6cm | ||||||||
体重: | 305 lb =約138.3kg | ||||||||
経歴 | |||||||||
大学 | ペンシルベニア州立大学 | ||||||||
NFLドラフト | 2012年 / 2巡目全体53位 | ||||||||
初出場年 | 2012年 | ||||||||
初出場チーム | シンシナティ・ベンガルズ | ||||||||
所属歴 | |||||||||
| |||||||||
NFL 通算成績 | |||||||||
| |||||||||
Player stats at PFR |
デボン・スティル(Devon Still 1989年7月11日- )はニュージャージー州カムデン出身の元アメリカンフットボール選手。現役時代のポジションはディフェンシブタックル。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]デラウェア州ウィルミントンの高校に進学、高校3年次にはチームキャプテンに選ばれ、59タックル(18ロスタックル)をあげた。バスケットボールと陸上競技のメンバーでもあった。
ペンシルベニア州立大学に進学した彼は、ジョー・パターノの下で2008年から2011年まで4シーズン過ごした。2011年にはチームキャプテンに選ばれ、ビッグ・テン・カンファレンスの最優秀守備選手に選ばれた[1]。同カンファレンスでディフェンシブタックルが選ばれたのは、チームメートだったジャレッド・オドリックに続いて2人目であった。この年アウトランド・トロフィーとベドナリク賞のファイナリストに選ばれている[2]。スポーティングニュースからは、オールアメリカンファーストチームに選ばれた[3]。
プロ入り後
[編集]2012年のNFLドラフトでは、ドラフトに招待されたが[4]、初日に1巡指名はされず、2巡でシンシナティ・ベンガルズに指名された[5]。この年開幕から8試合に出場し、157スナップに出場、0.5サックをあげるにとどまった[6]。
2014年、シーズン開幕前に4歳の娘の小児がんの治療のため、100%の努力が行えず、ベンガルズから解雇された。その後プラクティススクワッド契約を結んだ[7]。この契約はベンガルズのヘッドコーチ、マービン・ルイスの温情によるもので、彼はロードへの遠征においてはチームに帯同することを免除された。9月10日、アクティブロースターに昇格[8]、直後のアトランタ・ファルコンズ戦では3タックルをあげた[9]。
2016年1月6日、ヒューストン・テキサンズとフューチャー契約を結んだ[10]。2017年にニューヨーク・ジェッツと契約し、同年12月23日に現役引退を表明した[11]。
人物
[編集]前述の通り、2014年に娘がステージ4の小児がんを患ったことを公表した。その後がんは寛解した。
従兄弟のアート・スティル、レボン・カークランドもNFLでプレーし、それぞれプロボウルに選ばれている[12]。
脚注
[編集]- ^ “Still Big Ten's Defensive Player of the Year”. FightOnState.com (2011年11月30日). 2013年4月29日閲覧。
- ^ “Still Named Bednarik Award and Outland Trophy Finalist”. ペンシルベニア州立大学 (2011年11月21日). 2013年4月29日閲覧。
- ^ “Still Earns Sporting News First-Team All-America Honors”. ペンシルベニア州立大学 (2011年12月15日). 2013年4月29日閲覧。
- ^ Aaron Wilson (2012年4月12日). “NFL invites 26 players to attend the draft”. profootball.scout.com. 2012年9月15日閲覧。
- ^ Matt Gray (2012年5月7日). “Why Devon Still Is the Next Face of the Cincinnati Bengals Defense”. bleacherreport.com. 2013年4月29日閲覧。
- ^ Josh Kirkendall (2013年2月22日). “Bengals Head Coach Marvin Lewis On Devon Still: He Has Great Upside”. cincyjungle.com. 2013年4月29日閲覧。
- ^ “Cincinnati Bengals Re-Sign Devon Still to Help Pay for Daughter's Cancer Treatment”. ABCニュース (2014年9月4日). 2016年9月11日閲覧。
- ^ “Devon Still signed to Bengals' 53-man active roster”. Cincinnati Enquirer (2014年9月10日). 2016年9月10日閲覧。
- ^ “WEEKLY NEWS RELEASE”. prod.static.bengals.clubs.nfl.com (2014年9月21日). 2016年9月11日閲覧。
- ^ Aaron Wilson (2016年1月6日). “reserve-future deal”. Chron. 2016年9月11日閲覧。
- ^ “Devon Still Announces Retirement from NFL at Age 28”. BleacherReport.com (December 23, 2017). 2022年3月17日閲覧。
- ^ “Lineman Still enjoys being disruptive force on defense”. ピッツバーグ・ポスト=ガゼット (2011年9月15日). 2013年4月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference
- デボン・スティル (@Dev_Still71) - X(旧Twitter)