コンテンツにスキップ

片山洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

2024年8月30日 (金) 15:56; Aki no Momijigari (会話 | 投稿記録) による版 (Template:サッカー選手内 編集)（日時は個人設定で未設定ならUTC）

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
曖昧さ回避 「片山寛」、「片山博視」、あるいは「片山博」とは別人です。
片山 洋
名前
カタカナ カタヤマ ヒロシ
ラテン文字 KATAYAMA Hiroshi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1940-05-28) 1940年5月28日（84歳）
出身地 東京都目黒区自由が丘
身長 170cm[1]
体重 69kg[1]
選手情報
ポジション DF
ユース
1956-1958 日本の旗 慶應義塾高校
1959-1962 日本の旗 慶應義塾大学
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
日本の旗 慶應BRB
1963-1972 日本の旗 三菱重工 107 (3)
通算 107 (3)
代表歴2
1961-1971 日本の旗 日本 38 (0)
獲得メダル
男子 サッカー
オリンピック
銅 1968 サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。2008年9月10日現在。
2. 2008年9月10日現在。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

片山 洋（かたやま ひろし、1940年5月28日 - ）は、東京市目黒区（現：東京都目黒区）[2] 出身の元サッカー選手。選手時代のポジションはディフェンダー（右サイドバック）。父は日産・フェアレディZの生みの親として知られる片山豊。また、義父は元毎日映画社社長の対馬好武。親戚に森永製菓第7代代表取締役社長の矢田雅之、第14代相模鉄道社長の対馬好次郎がいる。

来歴

[編集]

目黒区自由ヶ丘（現：自由が丘）で生まれ、戦時中は伊豆に疎開していた。終戦後は再び自由が丘に戻り、東京第一師範学校男子部附属小学校（現：東京学芸大学附属世田谷小学校）でサッカーを始めて、東京学芸大学附属世田谷中学校および慶應義塾高等学校ではサッカー部に所属したが全国規模の大会への出場経験は無かった。慶應義塾大学法学部に進学後はソッカー部に入部し、大学2年時に慶應BRBの一員として天皇杯で準優勝した[2]。

大学在学中の1960年9月のパフタコル戦でサッカー日本代表として初出場[1]、以降日本代表として38試合に出場。1968年メキシコシティーオリンピックでの銅メダル獲得に貢献した。1968年5月23日に国立競技場で行われたアーセナルFCと日本代表の第1戦では相手シュートをパンチングして防ぎPKを与え決められたが退場にはならず続く第2戦、第3戦にもフル出場した[3]。

また、大学卒業後は三菱重工業に入社してサッカー部に所属。1972年までプレーしたが、1973年にサッカー部の選手登録を外れて、以降はサッカー界から離れて社業に専念することとなり[2]、ダイヤ・ピーアールの社長に就任。現在は同社顧問を務める傍ら、三菱養和サッカースクールでヘッドコーチ、日本サッカーリーグOBによる「旧丸の内5社会」の会長を務めている[4]。

2007年に日本サッカー殿堂入りを果たした。[5]。

所属クラブ

[編集]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 - 天皇杯 期間通算
1965 三菱 JSL 14 1 - - 14 1
1966 14 1 -
1967 13 0 -
1968 14 0 -
1969 14 0 -
1970 14 1 -
1971 14 0 -
1972 JSL1部 10 0 -
通算 日本 JSL1部 107 3 -
総通算 107 3 -

代表歴

[編集]

出場大会

[編集]

試合数

[編集]
  • 国際Aマッチ 38試合 0得点(1961 - 1971)


日本代表国際Aマッチ その他期間通算
年出場得点 出場得点出場得点
1960 0 0 8 0 8 0
1961 4 0 1 0 5 0
1962 1 0 0 0 1 0
1963 5 0 9 0 14 0
1964 1 0 19 0 20 0
1965 4 0 8 0 12 0
1966 6 0 12 0 18 0
1967 5 0 16 0 21 0
1968 3 0 19 0 22 0
1969 4 0 12 0 16 0
1970 0 0 2 0 2 0
1971 5 0 8 0 13 0
通算 38 0 114 0 152 0

出場

[編集]
No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦相手 結果 監督 大会
1. 1961年08月02日 マレーシアの旗クアラルンプール  マラヤ ●2-3 高橋英辰 ムルデカ大会
2. 1961年08月06日 マレーシアの旗クアラルンプール  インド ○3-1 ムルデカ大会
3. 1961年08月10日 マレーシアの旗クアラルンプール  南ベトナム ●2-3 ムルデカ大会
4. 1961年08月15日 シンガポールの旗シンガポール  インドネシア ●0-2 国際親善試合
5. 1962年09月21日 シンガポールの旗シンガポール  シンガポール ●1-2 国際親善試合
6. 1963年08月08日 マレーシアの旗クアラルンプール  マレーシア ○4-3 長沼健 ムルデカ大会
7. 1963年08月10日 マレーシアの旗クアラルンプール  タイ ○4-1 ムルデカ大会
8. 1963年08月12日 マレーシアの旗クアラルンプール  南ベトナム ○5-1 ムルデカ大会
9. 1963年08月13日 マレーシアの旗クアラルンプール  韓国 △1-1 ムルデカ大会
10. 1963年08月15日 マレーシアの旗クアラルンプール  チャイニーズタイペイ ●0-2 ムルデカ大会
11. 1964年10月16日 日本の旗東京都 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場  ガーナ ●2-3 オリンピック
12. 1965年03月14日 香港の旗香港  香港 ○2-1 国際親善試合
13. 1965年03月22日 ミャンマーの旗ラングーン  ビルマ △1-1 国際親善試合
14. 1965年03月25日 シンガポールの旗シンガポール  シンガポール ○4-1 国際親善試合
15. 1965年03月27日 マレーシアの旗クアラルンプール  マレーシア △1-1 国際親善試合
16. 1966年12月10日 タイ王国の旗バンコク  インド ○2-1 アジア大会
17. 1966年12月11日 タイ王国の旗バンコク  イラン ○3-1 アジア大会
18. 1966年12月14日 タイ王国の旗バンコク  マレーシア ○1-0 アジア大会
19. 1966年12月16日 タイ王国の旗バンコク  シンガポール ○5-1 アジア大会
20. 1966年12月17日 タイ王国の旗バンコク  タイ ○5-1 アジア大会
21. 1966年12月18日 タイ王国の旗バンコク  イラン ●0-1 アジア大会
22. 1967年09月27日 日本の旗東京都 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場  フィリピン ○15-0 オリンピック予選
23. 1967年09月30日 日本の旗東京都 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場  チャイニーズタイペイ ○4-0 オリンピック予選
24. 1967年10月03日 日本の旗東京都 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場  レバノン ○3-1 オリンピック予選
25. 1967年10月07日 日本の旗東京都 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場  韓国 △3-3 オリンピック予選
26. 1967年10月10日 日本の旗東京都 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場  南ベトナム ○1-0 オリンピック予選
27. 1968年03月30日 オーストラリアの旗シドニー  オーストラリア △2-2 国際親善試合
28. 1968年04月04日 オーストラリアの旗アデレード  オーストラリア ○3-1 国際親善試合
29. 1968年10月14日 メキシコの旗プエブラ  ナイジェリア ○3-1 オリンピック
30. 1969年10月10日 大韓民国の旗ソウル  オーストラリア ●1-3 ワールドカップ予選
31. 1969年10月12日 大韓民国の旗ソウル  韓国 △2-2 ワールドカップ予選
32. 1969年10月16日 大韓民国の旗ソウル  オーストラリア △1-1 ワールドカップ予選
33. 1969年10月18日 大韓民国の旗ソウル  韓国 ●0-2 ワールドカップ予選
34. 1971年07月28日 デンマークの旗コペンハーゲン  デンマーク ●2-3 岡野俊一郎 国際親善試合
35. 1971年09月23日 大韓民国の旗ソウル  マレーシア ●0-3 オリンピック予選
36. 1971年09月27日 大韓民国の旗ソウル  フィリピン ○8-1 オリンピック予選
37. 1971年09月29日 大韓民国の旗ソウル  チャイニーズタイペイ ○5-1 オリンピック予選
38. 1971年10月02日 大韓民国の旗ソウル  韓国 ●1-2 オリンピック予選

脚注

[編集]
[脚注の使い方]
  1. ^ a b c “国際親善試合”. 日本サッカー協会. 2017年3月30日閲覧。
  2. ^ a b c “片山 洋 異端の右サイドバック”. 三菱重工業 (2017年11月17日). 2018年4月26日閲覧。
  3. ^ 長田浩一 (2010年7月28日). “スアレスのハンド、片山のパンチ”. 時事通信. 2010年8月15日閲覧。
  4. ^ “サッカー界の発展のために…日本リーグ＆Ｊリーグの合同ＯＢ会実現を”. スポーツニッポン. (2015年10月7日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/07/kiji/K20151007011279260.html 2017年3月30日閲覧。 
  5. ^ “片山洋”. 日本サッカーアーカイブ. 2012年8月26日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
特別掲額
投票
委員会推薦
（特別選考）
委員会推薦
（チーム)
委員会推薦
（協会会長）
 
日本代表 - 出場大会
日本代表 - 1962年アジア競技大会 サッカー競技
日本の旗
日本代表 - 1964 東京五輪 サッカー競技
日本における郵船商船規則の旗
日本代表 - 1966年アジア競技大会 サッカー競技
日本の旗
日本代表 - 1968 メキシコシティ五輪 サッカー競技 銅メダル
日本の旗
スタブアイコン

この項目は、サッカー選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:サッカー/PJサッカー選手/PJ女子サッカー）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=片山洋&oldid=101663524」から取得