ペンケトー
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{{subst:Infobox 湖|名称=ペンケトー|画像=
ペンケトー|所在地=北海道(釧路支庁)|面積=0.3|周囲長=3.9|最大水深=39.4|平均水深=14.0|貯水量=0.006|標高=520|成因=堰止湖|淡汽=淡水|湖沼型=-|透明度=-}}
ペンケトーは北海道東部、釧路市にある淡水湖である。ペンケトーの湖水はパンケトー、阿寒湖を経て、最終的には阿寒川に流出する。
湖岸に近づくのは非常に困難な湖であるが国道241号の双湖台から遠望可能である。双湖台から見られるペンケトーの形は北海道の形に似ていると言われる。
地理
雄阿寒岳の東麓に広がる湖である。
- 流入河川 :双岳台川、双湖台川
- 流出河川 :上イベシベツ川を通じてパンケトーに流出する。
歴史
- 成因は土砂の堆積による堰止湖。かつては現在の阿寒湖、パンケトーと一体で古阿寒湖を形成していたが、土砂の堰き止めにより3つの湖に別れたと考えられている。
- 湖の名前の由来はアイヌ語のペンケ・トー(=上の・湖)に由来。ペンケトーに対し下流のパンケトーはアイヌ語のパンケ・トー(=下の・湖)に由来する。
自然
- 湖周辺は阿寒国立公園の特別保護地区に指定され、開発は厳しく制限されている。
- また後述するとおり、湖の周辺への立入りは非常に困難であり、それゆえに原生的な状態に近い自然が残っている。
利用
基本的には利用されていない。湖に近づくには、阿寒湖の西側から阿寒湖岸を大きく迂回する林道を経由し、パンケトー岸を通過し、林道の最後からは徒歩で湖岸に近づく方法のみしかない。しかし、阿寒湖の西岸の林道は前田一歩園財団が管理しており、漁協や学術調査等の乗り入れを除き、一般車が立ち入るのは厳しく制限されているため、事実上一般の観光客が近づくのは困難である。
交通
上記のような状況であるため、沼への公共交通機関は存在しない。