「ボルボ・S80」の版間の差分

ボルボ・S80は直列5気筒、直列6気筒エンジンを横置きするボルボの前輪駆動の最高級セダンである。1999年モデルとしてボルボ・960の後継車として登場した。他のボルボ車と異なってワゴンバージョンを持たない。しかし、V70は同じプラットフォームの派生車である。

S80はボルボの2005年現在のフラッグシップモデルである。最初は2.9とT6が市場に投入された。2.9は2.9Lの自然吸気の直列6気筒エンジンで、T6は2.8Lの直6エンジンをツインターボで過給したモデルである。2004年モデルから直列5気筒の2.5T、2.5T AWDが投入された。全てのS80はスウェーデンのイェーテボリ工場で生産される。最初のS80は1998年5月6日に工場からラインオフした。S80はノルウェー王ハーラル5世がリムジンとして用いている。

2006年2月現在、日本市場では2.9とT6が導入されている。いずれも4ATのFF車である。

ボルボは2006年1月31日にフルモデルチェンジ版の新型S80の写真を公開した。新型S80はV型8気筒エンジンとAWDの組み合わせと、全く新設計の3.2Lの直6を特徴とする。新型S80は同年2月28日より開催されるジュネーブ・モーターショーで公開され、6月より販売される。

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