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「パンくん」の版間の差分

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Bearpark (会話 | 投稿記録)
ノートに理由を書きましたが、出典が無い、想像(独自研究)が見られます。また、出典を元に直せるものは直しました。また、世界的視点からも書き加えました。
出典の小池大臣と記者の会話内容から「事実上繁殖させる状況になっていないことが問題」という事実は明確です。これは国語力の問題です。
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[[宮崎市フェニックス自然動物園]]で産まれ、のちに<!--繁殖のため--><!--通常、繁殖のみではなく、研究と繁殖と展示を目的にします。繁殖目的のみは常識的にありえません。監督官庁に届けられた内容の精査・確認をお願いします-->阿蘇カドリードミニオンに移された。[[ブルドッグ]]の「ジェームズくん」とともに[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の[[バラエティ番組]]『[[天才!志村どうぶつ園]]』に出演し、「天才チンパンジー」と呼ばれて人気を博している。[[TBSテレビ|TBS]]のバラエティ番組『[[どうぶつ奇想天外!]]』にも頻繁に出演しており、動物[[アイドル]]の代表的存在の1頭である{{要出典|date=2012-7}}。阿蘇カドリードミニオンの動物ショー『みやざわ劇場』でもショーを披露している。
[[宮崎市フェニックス自然動物園]]で産まれ、のちに<!--繁殖のため--><!--通常、繁殖のみではなく、研究と繁殖と展示を目的にします。繁殖目的のみは常識的にありえません。監督官庁に届けられた内容の精査・確認をお願いします-->阿蘇カドリードミニオンに移された。[[ブルドッグ]]の「ジェームズくん」とともに[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の[[バラエティ番組]]『[[天才!志村どうぶつ園]]』に出演し、「天才チンパンジー」と呼ばれて人気を博している。[[TBSテレビ|TBS]]のバラエティ番組『[[どうぶつ奇想天外!]]』にも頻繁に出演しており、動物[[アイドル]]の代表的存在の1頭である{{要出典|date=2012-7}}。阿蘇カドリードミニオンの動物ショー『みやざわ劇場』でもショーを披露している。

== パンくんの紹介 ==
生まれた頃より人間と共に生活し、人間の生活様式を教えられてきたため、特に人間のような行動をとり、[[趣味]]を持つと番組内で紹介される。<!--しかし、さまざまな行動の意味や目的を実際に理解できているかどうかは疑問であり、ストーリーの大部分は[[演出]]だと考えるのが自然である。--><!--通常の感想だとは思いますが、出典が無いため-->

; 人間と似た行動
*衣服の着用
*ブルドッグのジェームズをリードをきちんと使用して[[散歩]]させる
*おつかいや買い物を一人で(もしくはジェームズの散歩がてら)行う
*[[カメラ]]で[[写真]]を撮影する
*[[箸]]、[[スプーン]]等を上手に用いて[[食事]]をとる
*焼き魚を骨だけ残して綺麗に食べる
*相手の話を頷きながら聴いて同意する
*その他[[温泉]]、[[シャボン玉]]など初めて経験するものはやや警戒するが、慣れると人間のように対応する

; パンくん独特の行動
*初対面の人物(番組の出演者)に好意を持って抱きつくと、相手の鼻の穴をほじる癖を持つ
*時折地面に仰向けに倒れ、全身が痙攣したように震えることがある(番組の演出から「嬉しい」という感情表現らしい)

特に写真撮影がお気に入りの趣味としてテレビ番組では紹介されている。番組内では常にカメラを携帯し、気に入った風景や被写体をその場で撮影している。初期の頃は不慣れな為か、むやみにシャッターを切っただけとも思えるものばかりであったが、近年では被写体を主役としてよく捉えブレも少なくなっており、人間の作品と遜色がない程にまで成長している。
また、パンくんをことに可愛がっているといわれるタレントに[[志村けん]]が挙げられる。上記の「天才!志村どうぶつ園」で共演して以降、他局の番組でも「パンくんはほんとに可愛いんだ」と嬉しそうに話す姿がみられ、また同じ番組で共演している[[山瀬まみ]]によると、酒の席で泥酔すると「パンくんに会いたい」と泣くことがあるという([[メレンゲの気持ち]]ゲストトークより)。

[[バナナ]]や[[ぶどう]]が好物である。また、[[カップラーメン]]も器用にポットからお湯を注いで作って食べている。どうやらカップラーメンも好物の様である。焼き芋も好物の様である。
一方でたとえ[[ぬいぐるみ]]でも怖がるほどに[[ヘビ]]が苦手であり、一度山道で遭遇してジェームズに助けられたことがある。

[[ジェンガ]]が得意で、チンパンジーにある手先の器用さを生かして慎重に倒さぬ様に見事にブロックを抜き取れる。『天才!志村どうぶつ園』では志村けんとジェンガをして、先述した器用さで慎重なブロックの抜き取り方次々に上手にブロックを抜き取り、志村を翻弄。最後は志村がタワーを倒してしまい、パンくんが勝利した。

ポコちゃんというチンパンジーに好意をもっている。

ゴウちゃんという妹がいる。


== 動物園の人気もの ==
== 動物園の人気もの ==
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== 種の保存法との関連 ==
== 種の保存法との関連 ==
アメリカではチンパンジーのテレビキャスター(番組)や映画出演が多頭数を用いて行われているが、日本では2005年8月5日の[[環境大臣]]の[[小池百合子]](当時)の記者会見において、パンくんの「繁殖目的での譲渡」に関して[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律|種の保存法]]の本来の目的から逸ているとして、[[日本動物園水族館協会]](日動水)を通じて事情聞くと発表された<ref>[http://megalodon.jp/2012-0819-2317-16/www.env.go.jp/annai/kaiken/h17/0805.html 小池大臣記者会見録(平成17年8月5日)]</ref>。チンパンジーは[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約|ワシントン条約]]附属書Iに記載される絶滅の恐れのある種であり、学術研究・展示・繁殖、そ他省令で定める目的に限って許可を得ての譲渡が可能であるが<ref name="panasahi"/>、<!--繁殖目的という名目での譲渡であっても、実際はチンパンジーに繁殖をさせる体制がとられていなく、そのような状況でチンパンジーに芸をさせたり��度なテレビ出演させているとして、--><!--←この部分、独自研究ですね。出典にありません--><!--環境省はこれらの施設に「種の保存法に違反する恐れがある」として行政指導を行っている<ref>[http://megalodon.jp/2012-0819-2334-31/www.env.go.jp/annai/kaiken/h18/0919.html 小池環境大臣記者会見録(平成18年9月19日)]</ref>。--><!--←行政指導を「行った」とする出典がありません。当事者の話を聞いただけかもしれません。証拠となる指導の事実も指導の内容も出典では示されていません。「指導っぽい事をしたらしい」という推測しか出典からはわかりません。--><!--この行政指導ののち、カドリードミニオンは展示・研究・学習を目的とした総合施設「チンパンジー学習の森」を設置し、チンパンジーのふれあい交流展示をおこなうようになった<ref>[http://www.cuddly.co.jp/doubutu_fureai/chimpanzee.html 阿蘇カドリードミニオン・チンパンジー学習の森]</ref>。現在は、パン君のテレビ出演も園外では無く、カドリードミニオン内でのみ行なわれている。
2005年8月5日の[[環境大臣]]の[[小池百合子]]当時の記者会見において、パンくんの「繁殖目的での譲渡」に関して[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律種の保存法の本来の目的から逸ているとして、[[日本動物園水族館協会]](日動水)を通じてをと発表された<ref>[http://megalodon.jp/2012-0819-2317-16/www.env.go.jp/annai/kaiken/h17/0805.html 小池大臣記者会見録(平成17年8月5日)]</ref>。チンパンジーは[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約|ワシントン条約]]附属書Iに記載される絶滅の恐れのある種であり、学術研究・展示・繁殖の目的に限って許可を得ての譲渡が可能であるが<ref name="panasahi"/>、繁殖目的という名目での譲渡であっても、実際はチンパンジーに繁殖をさせる体制がとられていなく、そのような状況でチンパンジーに芸をさせたり過度なテレビ出演させているとして、環境省はこれらの施設に「種の保存法に違反する恐れがある」として行政指導を行っている<ref>[http://megalodon.jp/2012-0819-2334-31/www.env.go.jp/annai/kaiken/h18/0919.html 小池環境大臣記者会見録(平成18年9月19日)]</ref>。この行政指導ののち、カドリードミニオンは展示・研究・学習を目的とした総合施設「チンパンジー学習の森」を設置し、チンパンジーのふれあい交流展示をおこなうようになった<ref>[http://www.cuddly.co.jp/doubutu_fureai/chimpanzee.html 阿蘇カドリードミニオン・チンパンジー学習の森]</ref>。現在は、パン君のテレビ出演も園外では無く、カドリードミニオン内でのみ行なわれている。

--><!--←因果関係をキチンと示す出典がありません。あくまで想像(それは独自研究)です-->
日動水は、服を着せ芸をさせる擬人化は野生動物本来の個性や形態を誤させ、繁殖活動に支障が出る」として、 対応の見直しを阿蘇カドリードミニオンに求めていた<ref name="panasahi">[http://megalodon.jp/2012-0819-1909-51/www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200906240091.html パンくん「人まねさせすぎ」 動物園が勧告受け協会退会]、朝日新聞、2009年6月24日</ref>。しかし、カドリードミニオン側は、「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」と拒否し、[[2008年]]12月に日動水から退会勧告を受け、09年1月に退会した<ref name="panasahi"/>。 <!--日動水会長の[[小宮輝之]]・[[恩賜上野動物園|上野動物園]]園長は、「成獣に近い希少動物の チンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念しているが、--><!--←出展に書いて無い-->カドリードミニオン側は「考え方が違、自主退会した。」と語った<ref name="panasahi"/>。一方、「天才!志村どうぶつ園」を放送する日本テレビは、「専門家やトレーナーと協議を重ねながら負担ないよう注意深く対応してきた。擬人化ついては、引き続き専門家に判断を仰ぎながら検討していきたい」として、出演を続ける意向を示している<!--<ref>毎日新聞サイト,2009年5月11日記事--><!--http://mainichi.jp/select/science/news/20090511ddm016040006000c.html リンク切れ--><!--</ref>-->。
日動水は、服を着せ芸をさせる擬人化は本来性や形態解もる」として、 対応の見直しを阿蘇カドリードミニオンに求めていた<ref name="panasahi">[http://megalodon.jp/2012-0819-1909-51/www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200906240091.html パンくん「人まねさせすぎ」 動物園が勧告受け協会退会]、朝日新聞、2009年6月24日</ref>。しかし、カドリードミニオン側は、「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」と拒否し、[[2008年]]12月に日動水から退会勧告を受け、09年1月に退会した<ref name="panasahi"/>。 日動水会長の[[小宮輝之]]・[[恩賜上野動物園|上野動物園]]園長は、「成獣に近い希少動物の チンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念しているが、カドリードミニオン側は「い」と<ref name="panasahi"/>。一方、「天才!志村どうぶつ園」を放送する日本テレビは、「負担ないようにしてい」として、出演を続ける意向を示している<ref>毎日新聞サイト,2009年5月11日記事<!--http://mainichi.jp/select/science/news/20090511ddm016040006000c.html リンク切れ--></ref>。


== その他 ==
== その他 ==

2012年8月21日 (火) 18:52時点における版

パンくん2001年10月1日 - )は、熊本県阿蘇市阿蘇カドリードミニオンで飼育されているオスチンパンジー

宮崎市フェニックス自然動物園で産まれ、のちに阿蘇カドリードミニオンに移された。ブルドッグの「ジェームズくん」とともに日本テレビバラエティ番組天才!志村どうぶつ園』に出演し、「天才チンパンジー」と呼ばれて人気を博している。TBSのバラエティ番組『どうぶつ奇想天外!』にも頻繁に出演しており、動物アイドルの代表的存在の1頭である[要出典]。阿蘇カドリードミニオンの動物ショー『みやざわ劇場』でもショーを披露している。

動物園の人気もの

テレビでのパンくんとジェームスの人気を反映してか、2011年の口コミによる動物園VS水族館人気投票で阿蘇カドリードミニオンがランキング圏外から一気に国内5位となった[1][2]

あゆみ

宮崎市フェニックス動物園で誕生し、2004年に阿蘇カドリードミニオンに移される[3]。なお、ともにCHIMPAN NEWS CHANNELに出演していたゴメス・チェンバリン市原ぞうの国・スマイル)とは父親が同じで、異母兄弟にあたる[4]。カドリードミニオンに移ったのち、園内でのショーに加えてテレビ番組に出演。人のまねをした行動で人気を博す[3]。 2007年には、カドリードミニオン内にチンパンジーを自然に近い環境で飼育するための施設「チンパンジー学習の森」がオープンし、パンくんは同園で飼育されている雌のチンパンジー「ポコちゃん」とともにこの中で飼育・展示されるようになった[5]。 2008年にはパンくんに疑似繁殖行動も見られるようになったよう[3]

2012年には、同年7月に始まる「引退公演」を最後にショーの主演を引退すると発表された[6][7]。これは、10歳のパンくんの恋人とされるポコちゃん(10歳)が性成熟(初潮)を迎えたのに合わせて、繁殖にチャレンジさせるためである。

種の保存法との関連

2005年8月5日の環境大臣小池百合子(当時)の記者会見において、パンくんの「繁殖目的での譲渡」に関して絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)の本来の目的から逸脱している可能性があるとして、日本動物園水族館協会(日動水)を通じて調査を行う予定があると発表された[8]。チンパンジーはワシントン条約附属書Iに記載される絶滅の恐れのある種であり、学術研究・展示・繁殖の目的に限って許可を得ての譲渡が可能であるが[9]、繁殖目的という名目での譲渡であっても、実際はチンパンジーに繁殖をさせる体制がとられていなく、そのような状況でチンパンジーに芸をさせたり過度なテレビ出演させているとして、環境省はこれらの施設に「種の保存法に違反する恐れがある」として行政指導を行っている[10]。この行政指導ののち、カドリードミニオンは展示・研究・学習を目的とした総合施設「チンパンジー学習の森」を設置し、チンパンジーのふれあい交流展示をおこなうようになった[11]。現在は、パン君のテレビ出演も園外では無く、カドリードミニオン内でのみ行なわれている。

日動水は、チンパンジーに服を着せて芸をさせるなどの擬人化は「その種の本来持っている習性や形態が正しく理解できるものにする」とした倫理要綱に反するとして、 対応の見直しを阿蘇カドリードミニオンに求めていた[9]。しかし、カドリードミニオン側は、「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」と拒否し、2008年12月に日動水から退会勧告を受け、09年1月に退会した[9]。 日動水会長の小宮輝之上野動物園園長は、「成獣に近い希少動物の チンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念しているが、カドリードミニオン側は「最近のパンくんは時に疑似繁殖行動も見られるようになっている」と反論している[9]。一方、「天才!志村どうぶつ園」を放送する日本テレビは、「出演時はパンくんの負担がないようにしている」として、出演を続ける意向を示している[12]

その他

2010年には、阿蘇署の交通安全運動における「一日警察署長」に選ばれた[13]

関連項目

脚注

  1. ^ 口コミで選ぶ行ってよかった動物園vs水族館ランキング2011トリップアドバイザー
  2. ^ 口コミ1位は旭山動物園と美ら海水族館 行ってよかった動物園&水族館ランキング日経ウーマンオンライン【トレンド(ライフ)】、2011年10月21日
  3. ^ a b c 清水弟 (2009年6月24日). “パンくん「人まねさせすぎ」 動物園が勧告受け協会退会”. asahi.com (朝日新聞社). http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200906240091.html 2012年7月29日閲覧。 
  4. ^ 市原ぞうの国 blognews[リンク切れ]
  5. ^ チンパンジー学習の森”. 阿蘇カドリー・ドミニオン. 2012年7月29日閲覧。
  6. ^ “パン君、2世誕生に期待 「阿蘇カドリー・ドミニオン」の人気者”. 熊本日日新聞. 47NEWS. (2012年1月5日). http://www.47news.jp/localnews/hotnews/2012/01/post-20120105113102.html 2012年7月29日閲覧。 
  7. ^ “パン君、最後の主役公演始まる 阿蘇の観光施設”. 熊本日日新聞. (2012年7月22日). http://kumanichi.com/news/local/main/20120722001.shtml 2012年7月29日閲覧。 
  8. ^ 小池大臣記者会見録(平成17年8月5日)
  9. ^ a b c d パンくん「人まねさせすぎ」 動物園が勧告受け協会退会、朝日新聞、2009年6月24日
  10. ^ 小池環境大臣記者会見録(平成18年9月19日)
  11. ^ 阿蘇カドリードミニオン・チンパンジー学習の森
  12. ^ 毎日新聞サイト,2009年5月11日記事
  13. ^ “芸達者なチンパンジー パンくん一日署長 交通安全を訴え 阿蘇市”. 西日本新聞朝刊. (2010-09-25 ). http://qnet.nishinippon.co.jp/animal/news/2010/09/post_793.shtml 2012年7月29日閲覧。 

外部リンク