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2010年1月10日 (日) 19:50時点における版

RegioSwinger
(DB Baureihe 612,HŽ serija 7123)
DBAG-Baureihe 612
主要諸元
最高速度 160km/h
車両定員 122人(2等),24人(1等) DB Baureihe 612
134人 HŽ serija 7123
自重 116t(1編成) DB Baureihe 612
98t(1編成) HŽ serija 7123
最大寸法
(長・幅・高)
51,750mm(編成長)×2,852mm×4,124mm
機関出力 2x560 kW(QSK-19)
駆動方式 液体式
制動装置 電磁ブレーキ,油圧式ブレーキ,空気ブレーキ
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HŽ serija 7123

レギオスウィンガー(RegioSwinger)は非電化区間などローカル路線で使用される快速や急行等の速達サービス��け振り子式気動車(Diesel Multiple Unit,DMU)である。

概要

レギオナルスウィンガーは1998年ドイツブランデンブルク州・ヘニングスドルフで2001年ボンバルディア・トランスポーテーションに買収される以前のアドトランツが最初に製造を行っている。この車両はドイツ鉄道が612形気動車(DBAG-Baureihe 612)として運用してる他、クロアチア鉄道が7123形気動車(HŽ 7123)としてザグレブスプリト間を結ぶInterCity Nagibni(ICN)に導入している[1]

612形気動車に先行して製造された611形気動車は振り子システムに重大な問題があり、失敗と見なされた。612形気動車は電気式振り子システム(Neicontrol-E)は採用されることになったが、設計は最初から新しくなされた。 最初の編成は1998年に納入され、2004年まで確実に運用されていたが台車数箇所でひびが見つかった。安全上の理由から、振り子システムの使用は停止され使用線区では速度が落とされダイヤに大きな影響を与えた。611形気動車も車軸や車輪を交換しなければならなかった。2005年より612形気動車は硬いモリブデン製の車軸が装備されるようになった。今日では612形気動車は振り子式車両の特性を生かし、ドイツ鉄道の非電化区間での速達サービスを担っている。

ドレスデンニュルンベルク間に2001年に振り子式のICE-TDが導入されたが、車軸関連のトラブルや振り子装置の不具合など技術的な重大なトラブルにより2003年にICE塗装の612形気動車によるインターシティーに置き換えられた。その後、地域間快速インターレギオナルエクスプレス(Franken-Sachsen-Express)として612形は継続して運行されている。

612形気動車は2両1編成の単位で構成され、それぞれ560kWカミンズエンジン(type QSK-19)を装備している。動力の伝達方式は液体式で、連結器は編成中4箇所に密着連結器(Scharfenberg coupler)が採用されている。ブレーキシステムは油圧式ブレーキと空気ブレーキ、電磁ブレーキを備えている。振り子装置作動時の最大傾斜角度は8度である。

事故

2009年7月24日にクロアチア鉄道で使われているICNが脱線を起し、死者6名負傷者55名が発生している[2]

脚注