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*ラバー・バック:ブライス【2007全日本選手権後】 |
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2007年6月26日 (火) 14:28時点における版
石川 佳純(いしかわ かすみ、1993年2月23日 - )は、日本の女子卓球選手。山口県山口市出身。ミキハウスJSC所属。左利き。大阪・四天王寺羽曳丘中学校在学中。血液型はO型。
経歴
1993年2月23日山口県山口市に生まれる。両親は共に元卓球選手で、小学校1年の時に近所で行われていた白石卓球クラブの練習に連れて行かれたのがきっかけに遊び半分で卓球を始め、7歳の誕生日に両親からユニフォームをプレゼントされ本格的に卓球を始めた。元国体選手の母・久美の指導を受け、練習3ヶ月で全日本選手権バンビの部(小学2年以下)山口県予選を2位通過し、本選でもベスト64に入った。才能を確信した両親は、山口市の自宅に卓球場を造った。
母が指導する「山口ジュニアクラブ」で腕を磨き、土日は毎週のように各地で開かれる大会に参加し、大人相手に実戦経験を積んだ。小学校6年で出場した2005年の全日本選手権では高校生と大学生を破り3回戦進出し、「愛ちゃん2世」として話題になった。 同年4月から大阪の四天王寺羽曳丘中学校に進学、また福原愛がかつて在籍したミキハウスJSC卓球部に所属し、チームメイトと寮生活をするようになる。2006年の全日本選手権ではシードの社会人・柏木有希を4-2で破り5回戦に進出。同年春に日本代表候補入りを果たした。
視力が0.2のためメガネを愛用してきたが、2006年からコンタクトレンズに替えた。
中学2年で出場した2007年の全日本選手権では6回戦で高校生の石垣優香を4-0で破り、福原愛以来となる中学生でのベスト8進出。13歳11ヶ月での8強入りは福原の13歳1ヶ月に次ぐ史上2位の年少記録だった。さらに準々決勝で社会人の樋浦令子を4-3で破り、史上最年少でのベスト4入りを果たした。
また、全日本選手権ベスト4により招待された大林カップジャパントップ12では予選リーグ初戦で、全日本選手権ジュニアの部決勝で勝利した四天王寺高校の藤井優子に敗れたものの、2戦目で十六銀行の田勢美貴江にストレート勝ちし、ゲームポイント計算で決勝トーナメントに進んだ。 準決勝の対戦相手は同門の先輩であり、2007年の全日本選手権優勝者の平野早矢香で、先に2ゲームを先取するものの、その後4ゲーム連取され逆転負けとなり、ベスト4となった。 2007年2月26日、同年5月からの��界選手権代表(クロアチア・ザグレブ)のダブルスに抜擢された。(史上最年少)
主な戦積
- 2003年
- 全日本卓球選手権大会ホープスの部 優勝
- 2004年
- 全国中学校卓球大会個人ベスト32、団体優勝
- 2005年
- 全日本卓球選手権大会カデットの部 13才以下シングルス優勝
- 全日本卓球選手権大会カデットの部 ダブルス優勝
- 2006年
- 1月 全日本卓球選手権大会ジュニアの部 ベスト8
- 月 アジアジュニア選手権 出場
- 8月 全国中学校卓球大会個人 優勝、団体優勝
- 9月 ITTFジャパンツアー荻村杯 1回戦敗退 (一般代表初出場)
- 全日本卓球選手権大会カデットの部 14才以下シングルス優勝
- 全日本卓球選手権大会カデットの部 ダブルス 2位
- 12月 世界ジュニア選手権大会 個人ベスト16、団体準優勝
- 2007年
- 1月 全日本卓球選手権大会シングルス3位、ジュニア優勝
- 2月 ジャパントップ12 3位
卓球スタイル
生まれつきの左利きで箸もペンも左。親は右に矯正しようとしたが治らなかったらしい。左シェーク オールラウンド型 ラバーは裏裏で、(妹も左利き)フォアハンド、サーブに定評がある。 バックはこれまで課題だったが、2007年1月の全日本ではバックでもかなり実力が上がっている事を証明した。予測能力も高く、状況に柔軟に対応できる。 「愛ちゃん二世」とマスコミで言われていた事もあったが、そのスタイルはどちらかといえば対極にあるといえる。 尊敬する選手は王楠、目標とする選手は郭躍(どちらも左利きの中国人) 近藤代表監督「北京五輪の選考に入る一人」、西村前代表監督「福原と同じく日本の宝」とその才能を賞賛している。
発言
- 「愛ちゃんみたいになりたい、愛ちゃんみたいに強くなりたい」(2005年1月)
- 「愛ちゃんを超えたとは、向こうが実力が上なので全然思ってない」全日本で史上最年少ベスト4に入り、愛ちゃん超えをしたことについて(2007年1月)
- 「チャンスだったので、今までで一番悔しいかも」(全日本ベスト4で藤井に負けて)
- 「(一番勝ちたい試合は?)全中です」(2007年1月)
- 「(一番負けたくない相手は?)妹の梨良。実力をつけてるらしいので油断できない」
- 「注目されることは嬉しいので、それを励みにして頑張りたいと思います」
- 「オリンピックで活躍できるような選手になりたいです」
- 「ヨワキモです」(新聞でツヨカワイイ、と言われていることについて)
エピソード
- 2007年2月のジャパントップ12では石川のコートに同時に行われていた福原以上のカメラが集まった。
- 今も学校ではメガネを併用している。
- 2007年1月の全日本3位という成績を出したことで、母は16kgダイエットすることになったらしい。
- 妹・石川梨良(りら)も左利きの卓球選手。メガネをかけていて、姉の事を怖い存在とインタビューで話していた
使用道具
- ラケット:コルベル-ST(特注)【2007全日本選手権時】
- ラバー・フォア:エクリプス【2007全日本選手権時】
- ラバー・バック:ブライス【2007全日本選手権後】