コンテンツにスキップ

「エヴァンズヴィル (インディアナ州)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m map, links
m -{{翻訳中}}, -{{us-stub}}
(5人の利用者による、間の7版が非表示)
1行目: 1行目:
{{翻訳中}}

[[Image:US-IN-Evansville.png|right|thumb|200px|エバンズビルの位置]]
[[Image:US-IN-Evansville.png|right|thumb|200px|エバンズビルの位置]]
<!-- コモンズ画像利用 -->
<!-- コモンズ画像利用 -->
113行目: 111行目:
*[http://www.city-data.com/city/Evansville-Indiana.html City-Data.com - Evansville, Indiana(英語版)]
*[http://www.city-data.com/city/Evansville-Indiana.html City-Data.com - Evansville, Indiana(英語版)]
*[http://maps.yahoo.com/maps_result?addr=&csz=Evansville%2C+IN&country=us&new=1&name=&qty= Evansville, IN(Yahoo!Map地図)]
*[http://maps.yahoo.com/maps_result?addr=&csz=Evansville%2C+IN&country=us&new=1&name=&qty= Evansville, IN(Yahoo!Map地図)]

{{us-stub}}


[[Category:インディアナ州の都市|えはんすひる]]
[[Category:インディアナ州の都市|えはんすひる]]

2006年7月12日 (水) 14:32時点における版

エバンズビルの位置

エバンズビル(Evansville)は、アメリカ合衆国インディアナ州南西端に位置する中規模商工業都市。インディアナポリスフォートウエインに次ぐ同州第3の都市である。人口は121,582人(2000年国勢調査)。2004年の推計では117,156人に減少している。ケンタッキーイリノイ両州にもまたがる都市圏では人口342,815人を数える。市は大きく蛇行するオハイオ川中流域の北岸に位置し、River Cityという別名を持っている。

歴史

エバンズビルの歴史は1809年にさかのぼることができる。もともとこの地にはミシシッピアン族のネイティブ・アメリカンが住んでいた。そこにフランス人入植者たちが住みつくようになり、この地をフランス語で「美しい川」という意味であるLa Belle Riviereと名付けた。1817年に都市計画がなされ、都市創設者のひとりである���バート・モーガン・エバンズ(Robert Morgan Evans)にちなんでエバンズビルと名付けられた。

蛇行するオハイオ川に面した地の利を生かし、エバンズビルは蒸気船による水上交通の要衝として、そして商業都市として栄えた。1819年には正式な町となり、1847年には市に昇格した。1850年には鉄道も開通した。1890年国勢調査では、エバンズビルは全米第56位の人口規模を誇る都市へと成長した。しかし、1900年代以降はその順位は徐々に下がっていった。

1932年にはオハイオ川を渡る最初の橋がかけられた。1937年、オハイオ川が洪水を起こし、エバンズビルに大きな被害をもたらした。それに対し、市では堤防やコンクリート製の壁、排水ポンプ場を建設して治水に努めた。

第二次世界大戦中、エバンズビルは軍需産業が発展した。終戦後もしばらくは工業の発展が続いたが、1950年代も���半に入るとエバンズビルでも郊外化が進行していった。1970年代に入ると、エバンズビルは3州にまたがる都市圏の商業、医療、サービス業の中心地へと変遷した。1990年代には、北郊のプリンストン市(Princeton)にトヨタ自動車が進出したり、オハイオ川に浮かぶカジノができたりと経済の多様化が見られるようになった。

2005年11月6日、エバンズビルで竜巻が発生し、死者24人を出した。

地理

エバンズビルは北緯37度58分38秒 西経87度33分2秒 / 北緯37.97722度 西経87.55056度 / 37.97722; -87.55056(37.977166, -87.550566)に位置している。

アメリカ合衆国統計局によると、エバンズビル市は総面積105.6km²(40.8mi²)である。このうち105.4km²(40.7mi²)が陸地で0.2km²(0.1 mi²)が水域である。総面積の0.15%が水域となっている。

エバンズビルの気候は1年を通して穏やかで、四季がはっきりとしている。冬の平均気温は摂氏0度前後である。夏は30度を越える。年間の降雨量は1,050mm、降雪量は33cmほどである。ケッペンの気候区分ではCfa温暖湿潤気候)に属する。

教育

エバンズビルは市内とその周辺に公立小学校20校、公立中学校11校、公立高校5校のほか、私立高校4校(うち2校はローマ・カトリック系)を有している。私立のシグネチャー高校(Signature School)はニューズウィーク誌の全米高校ランキングトップ100で第54位にランクされた優秀な高校である。インディアナ州内の高校で同ランキングのトップ100に入ったのは、シグネチャー高校ただ1校だけである。

また、エバンズビルにはトヨタ自動車の進出もあり、日本人が比較的多いことから、南インディアナ補習授業校が土曜日に日本語の授業を行っている。

エバンズビルには州立の南インディアナ大学と私立のエバンズビル大学の2校がキャンパスを構えている。南インディアナ大学は近年学生数が増加しており、約10,000人の学生を抱えている。このほか、インディアナ大学の医学部が南インディアナ大学のキャンパス内に医学教育センターを設置している。

交通

市の玄関口となる空港はダウンタウンの北約6kmに位置するエバンズビル地域空港(Evansville Regional Airport)である。全米各地から1日50便以上の航空機が発着する。空港から市内各地へは、エバンズビル都市圏交通局(METS)が運営する路線バスの便がある。また、市内の主要ホテルにはシャトルの便もある。

市の北郊を州間高速道路I-64が東西に走っている。I-64はセントルイスバージニアビーチを結ぶ高速道路で、途中ルイビルレキシントンリッチモンドなどの都市を通る。I-64の支線であるI-164は本線とエバンズビルのダウンタウンとを結んでいる。セントルイスへは西へ約270km(所要2時間半)、ルイビルへは東へ約190km(所要約1時間45分)である。

将来的には州間高速道路I-69が南へテキサス州ブラウンズビルまで延伸され、エバンズビルを通る予定である。I-69は現在インディアナポリスからミシガン州フリントを通りカナダ国境へと通じており、完成するとカナダメキシコそれぞれの国境に通ずる2本目の高速道路になる予定である。延伸に伴い、エバンズビルではI-164がI-69本線に格上げされる予定となっている。

人口動勢

以下は2000年国勢調査における人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 121,582人
  • 世帯数: 52,273世帯
  • 家族数: 30,527家族
  • 人口密度: 1,153.4人/km²(2,987.0人/mi²)
  • 住居数: 57,065軒
  • 住居密度: 541.3軒/km²(1,402.0軒/mi²)

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 22.7%
  • 18-24歳: 11.5%
  • 25-44歳: 28.6%
  • 45-64歳: 21.0%
  • 65歳以上: 16.2%
  • 年齢の中央値: 36歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 88.8
    • 18歳以上: 85.1

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 26.6%
  • 結婚・同居している夫婦: 40.8%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 13.7%
  • 非家族世帯: 41.6%
  • 単身世帯: 35.1%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 13.5%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.24人
    • 家族: 2.90人

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 31,963米ドル
    • 家族: 41,091米ドル
    • 性別
      • 男性: 30,922米ドル
      • 女性: 21,776米ドル
  • 人口1人あたり収入: 18,388米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 13.7%
    • 対家族数: 10.1%
    • 18歳未満: 19.0%
    • 65歳以上: 8.4%

姉妹都市

参考文献

外部リンク