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{{存命人物の出典明記|date=2016年5月}}
{{Infobox baseball player
| 選手名 = 野村 克則
| 所属球団 = 阪神タイガース
| 役職 = 一軍バッテリーコーチ
| 背番号 = 87
| 選手写真ファイル名 = K nomura20190313.jpg
| 写真のコメント = 楽天コーチ時代<br/>（2019年3月13日、ヤクルト戸田球場）
| 国籍 = {{JPN}}
| 出身地 = [[東京都]][[目黒区]]（[[大阪府]][[豊中市]]生まれ）
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1973|7|23}}
| 没年月日 = 
| 身長 = 178
| 体重 = 84
| 利き腕 = 右
| 打席 = 右
| 守備位置 = [[捕手]]、[[一塁手]]
| プロ入り年度 = {{NPBドラフト|1995}}
| ドラフト順位 = ドラフト3位
| 初出場 = 1997年4月16日
| 最終出場 = 2006年10月1日（引退試合）
| 年俸 = 
| 経歴 = 
* [[堀越高等学校]]
* [[明治大学硬式野球部|明治大学]]
* [[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]] (1996 - 1999)
* [[阪神タイガース]] (2000 - 2003)
* [[読売ジャイアンツ]] (2004)
* [[東北楽天ゴールデンイーグルス]] (2005 - 2006)
| 経歴補足題 = コーチ歴
| 経歴補足 = 
* 東北楽天ゴールデンイーグルス (2007 - 2009)
* 読売ジャイアンツ (2010 - 2013)
* 東京ヤクルトスワローズ (2014 - 2018)
* 東北楽天ゴールデンイーグルス (2019 - 2021)
* 阪神タイガース (2022 - )
}}
'''野村 克則'''（のむら かつのり、[[1973年]][[7月23日]] - ）は、[[日本]]の元[[プロ野球選手]]（[[捕手]]）、[[プロ野球コーチ]]。[[東京都]][[目黒区]]出身（出生地は[[大阪府]]）。

現役時代の登録名は、本名だった巨人時代を除き「'''カツノリ'''」。父は[[野村克也]]、母は[[野村沙知代]]、異父兄は[[団野村]]・[[ケニー野村]]。他に異母兄が1人いる。

両親と同様、エフエンタープライズがマネジメントを行う。

== 経歴 ==
{{出典の明記| date = 2024年12月| section = 1}}

=== 生い立ち ===
[[1973年]][[7月23日]]、克也と、その愛人だった沙知代（旧名・芳枝）との間に[[大阪府]][[豊中市]]で生まれた{{Efn2|野村沙知代に対する[[公職選挙法]]違反（虚偽事実公表）の疑いでの告発を受けた[[東京地方検察局]]は1999年、実子・野村克則の誕生日から逆算して、1972年当時には野村克也と事実婚の関係にあったとの推定を報告している。}}。当初、克也は克則を[[認知 (親子関係)|認知]]せず、沙知代は[[非嫡出子]]となる克則を自身の父親と[[養子縁組]]させることを画策したという<ref name="nobuyoshi">伊東信義「妹 野村沙知代」ラインブックス、1999年</ref>。後に克則は認知され、また1978年には前妻との離婚が成立した父・克也が沙知代と再婚したことで、この時点で正式な家族関係が成立した。また、沙知代と前夫の[[ユダヤ系アメリカ人]]との間には2人の息子、[[団野村]]・[[ケニー野村]]がいたため、[[異父|異父兄弟]]となる。

=== プロ入り前 ===
中学時代は父親が設立した「港東ムース」で4番・一塁として3年時に全国ベスト16、世界リトルシニア大会にも出場<ref>96スポニチプロ野球手帳</ref>。[[堀越高等学校]]では[[桑原秀範]]の指導を受け、[[一塁手]]、主将として活躍。1991年春季東京大会で準決勝に進出、[[修徳中学校・高等学校|修徳高]]との対戦で本塁打を放つが乱打戦の末に敗退。同年夏の[[全国高等学校野球選手権西東京大会|西東京大会]]も準決勝に進むが、[[世田谷学園中学校・高等学校|世田谷学園]]に延長11回の末、惜敗。

卒業後は[[明治大学]]へ進学。[[東京六大学野球連盟|東京六大学野球リーグ]]では在学中4回優勝。{{by|1993年}}秋季リーグでは[[首位打者]]（慶大山下圭選手と同率）、[[打点王]]の二冠を獲得、[[ベストナイン]]（一塁手）にも選出された。

{{by|1994年}}から[[柳沢裕一]]の後継として捕手に転向。

{{by|1995年}}秋季リーグでは、2年下のエース[[川上憲伸]]らとバッテリーを組み、優勝。同年の[[第26回明治神宮野球大会]]でも決勝に進み、[[井口資仁|井口忠仁]]らのいた[[青山学院大学]]を接戦で降し、優勝を飾る。リーグ通算76試合出場、256打数72安打、打率.281・3本塁打・33打点の成績だった。大学時代の背番号は捕手転向後は父の現役時代と同じ'''19'''で、[[ジョディ・ハーラー]]が唯一登板した試合に捕手を務めた。後に一年間だけ同僚となる[[中村豊 (野球)|中村豊]]は大学の同期生。

[[1995年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|1995年度ドラフト会議]]にて[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]から3巡目指名を受け、捕手として入団。克也との混同を避けることから登録名を「'''カツノリ'''」とした{{Efn2|入団発表会見で着用したユニフォームでは、背ネームが「'''K.NOMURA'''」となっていたが、キャンプからは「'''KATSUNORI'''」に改められていた。}}。克則がプロ入りする直前、克也に対して「プロに入りたい」と言ったがスカウトは誰一人として来ておらず、克也から「（プロに入ったら）苦労するぞ、お前。ちゃんとした会社に務めて安定した所へ行け。無理だお前じゃ」と諭したが、克則は「いや、オレはプロに憧れて野球を始めたのだから、たとえ（プロで）失敗しても悔いはない」と言い返した<ref name="無形の力 私の履歴書">野村克也著、『無形の力 私の履歴書』2006年、[[日本経済新聞出版社]]、P222</ref>。さらに「親父だってテスト入団だったじゃないか。人生上り坂下り坂、そして『まさか』だ。やってみないと判らない」と言い、これに克也は「おいおい、オレがここまで来たのは『まさか』かよ」と思ったという{{R|無形の力 私の履歴書}}。「母親に似たのか口だけは達者で、そこまで言うならとヤクルトスワローズへお願いして指名してもらった」と著書に記している{{R|無形の力 私の履歴書}}。[[背番号]]は'''33'''。それは[[長嶋茂雄]]に倣ったためだという。なおプロ入り時に[[明治大学硬式野球部]]卒ながら、明治大学はまだ卒業していなかった。翌年も卒業の見込みがないことから、プロ野球選手兼大学6年生が確定していた<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20011007055554/http://www.zakzak.co.jp/spo/s-Jan97/s_news218.html |title=カツノリ大学6年生 |website=ZAKZAKアーカイブ |date= |accessdate=2021-06-06}}</ref>。

=== ヤクルト時代 ===
{{by|1996年}}シーズンは[[フレッシュオールスターゲーム]]に出場するが、一軍では[[古田敦也]]が正捕手に定着していたほか、控え捕手に[[野口寿浩]]もいたこともあり一軍昇格はなかった。入団当時の一軍バッテリーコーチだった[[八重樫幸雄]]は「正直に言えば、「プロに入れるレベルじゃないな」と思いました。ただ、気持ちは強かった。「プロの世界でやってやろう」という意気込みは強かったし、「どうすればうまくなるんだろう」という向上心もすごくあったよ。」<ref>{{Cite web|和書|url=https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2021/02/25/post_32/index.php |title=野村克也の息子・カツノリの第一印象。八重樫幸雄「致命的な欠点が…」 |publisher=web Sportiva |date=2021-02-25 |accessdate=2022-04-23}}</ref>と述べている。{{by|1997年}}シーズンと{{by|1998年}}シーズンには2年間で主に途中出場で計51試合に出場するが多くは自軍の大勝・大敗の場面での起用だった。1998年シーズンオフに[[若松勉]]が監督に就任。

{{by|1999年}}シーズンは、一軍出場及び一軍昇格なしに終わった。

=== 阪神時代 ===
{{by|2000年}}シーズンには金銭トレードで[[阪神タイガース]]へ移籍。背番号は'''50'''。当時の監督は克也であったが、[[野崎勝義]]によると、ヤクルトから克則を呼んだのは父ではなく、阪神球団だった<ref>野崎勝義「ダメ虎を変えた!ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年」[[朝日新聞出版]]、2011年、P61</ref>。阪神移籍後は父である克也のもと控え捕手として一軍に定着し、出場機会を増やした。

{{by|2001年}}シーズンは、7月1日の対ヤクルトスワローズ戦で6-6の同点の9回二死一、二塁の打席で[[高津臣吾]]から代打[[サヨナラゲーム|サヨナラ]]安打<ref>「カツノリがサヨナラ打 土俵際 トラ大逆襲」『[[読売新聞]]』（縮刷・関東版） 2001年（平成13年）7月2日付朝刊、21面（スポーツ面）。</ref>、7月19日の対[[読売ジャイアンツ]]戦で6-6の同点の延長11回一死満塁の打席で[[南真一郎]]からサヨナラ安打<ref>「「セ」前半戦終了 G無残ターン」『読売新聞』（縮刷・関東版） 2001年（平成13年）7月20日付朝刊、25面（スポーツ面）。</ref>とサヨナラ適時打を2回放った。2年間で主に途中出場で計95試合に出場し、両年とも最下位に低迷したチームの中でヤクルト時代と比べ先発起用も増やした。同年のシーズンオフに大学の先輩でもある[[星野仙一]]が監督に就任。

{{by|2002年}}シーズンは、わずか11試合の出場で終わる。

{{by|2003年}}シーズンには、[[ウエスタン・リーグ]]において規定打席には達していないものの打率.321の成績を残したが、一軍出場及び一軍昇格なしに終わった。

=== 巨人時代 ===
{{by|2004年}}シーズンの開幕前、金銭トレードで読売ジャイアンツへ移籍。その際には背番号は55を勧められたが本人は「荷が重い」と辞退して'''63'''となった。なお巨人では本名で登録を原則としているため「野村克則」として登録。しかし、一軍出場はわずか3試合に留まり、同年のシーズンオフにわずか1年で[[戦力外通告]]を受けた。その際にジャイアンツ側からブルペン捕手、または二軍バッテリーコーチ就任を打診されたが現役続行を希望し、[[12球団合同トライアウト]]を受けた。トライアウトでは2打席連続本塁打を放つなどの活躍が[[田尾安志]]の目に留まり、新球団・[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]が獲得を発表。背番号は'''52'''。この時の経緯は[[TBSテレビ]]の「[[プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達]]」で紹介された。

=== 楽天時代 ===
{{by|2005年}}シーズンには、登録名をヤクルト・阪神時代と同じ「'''カツノリ'''」に戻して臨んだ。4月17日の対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦ではプロ初の[[クリーンナップ]]となる5番・指名打者として先発出場したが3打数無安打に終わり、4打席目には[[竜太郎]]を代打に送られて交代させられた。結局出場機会に恵まれずわずか6試合の出場にとどまった。同年のシーズンオフに田尾が監督を解任され、後任として父・克也が就任、三たび同じユニフォームを着用することとなった。

{{by|2006年}}シーズンには、正捕手・[[藤井彰人]]に次ぐ2番手捕手として先発出場の機会を増やし、[[2006年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]にもノミネートされるがファン投票最終結果で4位となり、出場は果たせなかった。この頃には元々弱肩であったのに加え、慢性的な右肩痛を抱えていたこともあり、捕手として致命的な送球難を露呈していた上打撃にも悪影響を及ぼしていた。このため攻守で足を引っ張る克則にはファンから怒りの声が上がり、打席に立った瞬間ブーイングや応援拒否が起こっているのも散見されていた。当初は来シーズンも現役続行を希望していたが同年9月28日に2度目の戦力外通告を受けた。これを機に現役引退を表明し、同年10月1日の対千葉ロッテマリーンズ戦（[[宮城球場|フルキャストスタジアム宮城]]）で引退試合が行われた。この試合に捕手として先発出場し、打撃面では安打を記録したが、守備面では6個の盗塁（[[平下晃司]]・[[西岡剛 (内野手)|西岡剛]]・[[サブロー]]・[[青野毅]]：各1、[[根元俊一]]：2）を全て許してしまうなど散々な内容の引退試合となった。試合後、同じく現役引退を表明したヤクルト時代の同僚・[[飯田哲也 (野球)|飯田哲也]]と共に引退セレモニーが行われ、チームメイトから胴上げをされた。

=== 引退後 ===
現役引退後もコーチとして楽天に留まり、2006年10月9日には新設された二軍育成コーチ（バッテリー担当）に就任することが発表された。背番号は'''73'''で、同時に登録名も本名である「野村克則」へ変更。

{{by|2007年}}には二軍育成コーチのまま、[[セ・パ交流戦]]においてスコアラーで一軍戦のベンチ入りを果たした。{{by|2008年}}には一軍バッテリーコーチへ昇格し、試合中はヘッドコーチを務めていた[[橋上秀樹]]と共に作戦面に携わる。{{by|2009年}}シーズン終了後、父・克也の退任に合わせる形で楽天を退団した。

楽天退団後の{{by|2010年}}から巨人の二軍バッテリーコーチに就任した。背番号は'''92'''。{{by|2013年}}10月3日、球団より翌年の契約を結ばないことを通告された<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/03/kiji/K20131003006740230.html 岸川、野村両コーチが退団] スポーツニッポン 2013年10月3日配信</ref>。

同年10月23日にヤクルトの二軍バッテリーコーチ就任が決まった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=16594 |title=2014年コーチングスタッフについて |publisher=東京ヤクルトスワローズ公式サイト |date=2013-10-23 |accessdate=2013-12-11 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20131210214006/https://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=16594 |archivedate=2013-12-10}}</ref>。背番号は'''78'''。{{by|2015年}}からは一軍バッテリーコーチを務めた。

{{by|2019年}}からは楽天に復帰。背番号は再び'''73'''。3年連続で配置転換されており、2019年は二軍バッテリー兼守備作戦コーチ、{{by|2020年}}は一軍作戦コーチ。{{by|2021年}}は育成捕手コーチを務めた<ref>[https://full-count.jp/2020/11/14/post973083/ 楽天、野村克則1軍作戦コーチが育成捕手コーチに　石井監督就任で配置転換] Full-Count 2020年11月14日</ref>。

同年11月15日、阪神の二軍バッテリーコーチに就任することが発表された<ref>[https://hanshintigers.jp/news/topics/info_7718.html 野村克則ファームバッテリーコーチ就任会見] 阪神タイガース公式サイト 2021年11月15日</ref>。背番号は'''87'''。{{by|2022年}}7月29日からは体調不良の二軍監督・[[平田勝男]]の監督代行を務める<ref>{{Cite news|title=【阪神】平田勝男２軍監督が体調不良で代行に野村克則２軍コーチ、発熱など症状|newspaper=日刊スポーツ|date=2022-07-29|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202207290000634.html|accessdate=2022-07-29}}</ref>。

[[2025年の野球|2025年]]より、一軍バッテリーコーチに配置転換された。

== エピソード ==
{{雑多な内容の箇条書き|section=1|date=2015年4月5日 (日) 15:19 (UTC)}}
{{出典の明記| date = 2024年12月| section = 1}}
* 幼少期、父は選手兼任監督として45歳まで現役で、それ以外でも講演・野球解説・取材などで不在の場合が多かった。このため、野球以外で父親らしいことをしてもらった記憶はないという。
* ヤクルト時代は[[石井一久]]を同い年ながら兄のように慕っており、お揃いの[[スパイク]]を使用していた。
<!-- * 2006年10月1日の引退試合で許した{{要出典範囲|1試合6盗塁は、1人の捕手が1試合で許した盗塁数のワースト記録|date=2023年1月16日}}{{Efn2|2020年の8月16日に開催された千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ第12回戦において日本ハム所属の[[宇佐見真吾]]が6盗塁を許し現在はタイ記録。}}（当時）である。 / 極めて疑わしいのでコメントアウト。セントラルリーグで巨人の[[村田真一]]が1試合に8盗塁を許したことがある（1991年8月13日の横浜大洋戦、参考スコアブック https://2689web.com/1991/GW/GW19.html ）ため、克則の1試合6盗塁献上は「日本プロ野球記録」ではない。なお新聞記事検索してみた限りでは、克則の1試合6盗塁献上が「パシフィックリーグ記録」だとする報道も見当たらなかった。記述を復帰させる場合は然るべき出典を。-->
* 2007年8月23日の対千葉ロッテマリーンズ戦（[[千葉マリンスタジアム]]）で、先発した[[岩隈久志]]が4回裏に味方の[[失策]]から3失点を喫し、この回をもって降板した。岩隈は、降板後にベンチ裏のロッカールームに入ったまま7回途中まで戻らなかったため克則が注意したところ、岩隈が激高し小競り合いになった{{Efn2|岩隈は理由を「娘の熱が原因で自宅に連絡を入れていたため」と自らのブログに記している}}。コーチ陣が仲介して誤解が解け、岩隈は試合中に克則へ謝罪した。なお、2人は同じ[[堀越高等学校]]の先輩・後輩（克則が8年先輩）で、普段は仲が良い。
* 2001年に結婚した夫人との間に2男1女がいる。
* 父親の克也からは野球の才能がないと否定されていたが、それでも幼少の頃から父親から野球の鉄則を叩き込まれていたという<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/tigers/2021/12/12/0014909065.shtml |title=阪神・野村克則コーチ「少しでも父の教えを」選手育成に使命感 |publisher=デイリースポーツ online |date=2021-12-12 |accessdate=2021-12-12}}</ref>。また、経歴の通り、1996年にヤクルトスワローズに入団して以降、現役引退後も球団コーチが絶えることがないため、いわゆるユニフォームに袖を通さない年が1度も存在しない。
* 2019年の春頃、克也の計らいで前妻との間に生まれた異母兄と対面し、メールでやり取りする間柄となった。また、家族葬にも自ら連絡して招いたため、この時に異父兄の団（克晃）とも対面した可能性がある<ref>{{Cite web|和書|url=https://bunshun.jp/articles/-/46228 |title=「克則には申し訳ないことをした」死の直前、野村克也は先妻との息子と野村克則を引き合わせていた… 『遺言 野村克也が最期の1年に語ったこと』より #2 |publisher=文春オンライン |date=2021-06-28 |accessdate=2021-12-12}}</ref>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{|{{年度別打撃成績|リーグ=日本野球機構}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1997}}
|rowspan="2" style="text-align:center;white-space:nowrap;"|[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]
|26||33||31||1||8||1||0||1||12||1||0||0||0||0||2||0||0||10||3||.258||.303||.387||.690
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1998}}
|25||24||23||0||4||0||0||0||4||1||0||0||0||0||1||0||0||7||0||.174||.208||.174||.382
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2000}}
|rowspan="3" style="text-align:center;white-space:nowrap;"|[[阪神タイガース|阪神]]
|43||55||49||6||13||1||1||2||22||3||0||0||0||1||5||0||0||11||2||.265||.327||.449||.776
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2001}}
|52||102||95||3||20||3||0||1||26||6||0||0||1||0||4||0||2||28||2||.211||.257||.274||.531
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2002}}
|11||16||16||0||3||2||0||0||5||0||0||0||0||0||0||0||0||5||0||.188||.188||.313||.501
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2004}}
|style="text-align:center;white-space:nowrap;"|[[読売ジャイアンツ|巨人]]
|3||5||3||0||1||0||0||0||1||1||0||0||0||1||1||0||0||0||0||.333||.400||.333||.733
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2005}}
|rowspan="2" style="text-align:center;white-space:nowrap;"|[[東北楽天ゴールデンイーグルス|楽天]]
|6||10||10||0||1||0||0||0||1||0||0||0||0||0||0||0||0||3||0||.100||.100||.100||.200
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2006}}
|56||141||129||8||16||4||1||0||22||5||1||0||1||1||7||1||3||26||6||.124||.186||.171||.357
|-
!colspan="2"|通算：8年
|222||386||356||18||66||11||2||4||93||17||1||0||2||3||20||1||5||90||13||.185||.237||.261||.498
|}

=== 記録 ===
; 初記録
* 初出場：1997年4月16日、対[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]2回戦（[[明治神宮野球場]]）、7回裏に[[野中徹博]]の代打で出場
* 初打席：同上、7回裏に[[西清孝]]から左飛失策
* 初安打：1997年4月29日、対横浜ベイスターズ4回戦（[[横浜スタジアム]]）、7回表に[[川村丈夫]]から中前安打
* 初本塁打・初打点：1997年8月2日、対[[中日ドラゴンズ]]17回戦（明治神宮野球場）、8回裏に[[廣田浩章]]の代打で出場、[[山田喜久夫]]から代打左越ソロ
* 初先発出場：1997年8月17日、対中日ドラゴンズ21回戦（[[ナゴヤドーム]]）、7番・[[一塁手]]で先発出場、1打数無安打
* 初盗塁：2006年4月13日、対[[北海道日本ハムファイターズ]]4回戦（[[宮城球場|フルキャストスタジアム宮城]]）、8回裏に二盗（投手：[[マイケル中村|MICHEAL]]、捕手：[[中嶋聡]]）

=== 背番号 ===
* '''33'''（1996年 - 1999年）
* '''50'''（2000年 - 2003年）
* '''63'''（2004年）
* '''52'''（2005年 - 2006年）
* '''73'''（2007年 - 2009年、2019年 - 2021年）
* '''92'''（2010年 - 2013年）
* '''78'''（2014年 - 2018年）
* '''87'''（2022年 - ）

=== 登録名 ===
* '''カツノリ'''（1996年 - 2003年、2005年 - 2006年）
* '''野村 克則'''（のむら かつのり、2004年、2007年 - ）

=== 登場曲 ===
* 『[[AMBITIOUS (HOUND DOGの曲)|AMBITIOUS]]』[[HOUND DOG]]<ref>[[月刊タイガース]]、2000年5月号、P45</ref>

== 関連情報 ==
=== 著書 ===
* 『プロ失格』（[[日本文芸社]]、2011年12月、ISBN 9784537258936）
* 『野村のDNA：頭脳野球とは何』（[[朝日新聞社]]、2012年5月）※[[野村克也]]共著
* 『野村の「人生ノート」：夢をつかむ特別講義』（日本文芸社、2012年6月）※野村克也共著

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}

== 関連項目 ==
* [[東京都出身の人物一覧]]
* [[明治大学の人物一覧]]
* [[東京ヤクルトスワローズの選手一覧]]
* [[阪神タイガースの選手一覧]]
* [[読売ジャイアンツの選手一覧]]
* [[東北楽天ゴールデンイーグルスの選手一覧]]
* [[兄弟スポーツ選手一覧]]

== 外部リンク ==
{{NPB|91393882|カツノリ}}
{{BASEBALLstats |brjpn=nomura001kat}}
* {{Twitter|KatsunoriNomura}}

{{阪神タイガースの選手・スタッフ}}
{{ヤクルトスワローズ1995年ドラフト指名選手}}

{{リダイレクトの所属カテゴリ
|redirect1 = カツノリ
|1-1 = 東京ヤクルトスワローズ及びその前身球団の選手
|1-2 = 阪神タイガース及びその前身球団の選手
|1-3 = 東北楽天ゴールデンイーグルスの選手
}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:のむら かつのり}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:読売ジャイアンツ及び東京巨人軍の選手]]
[[Category:日本の野球指導者]]
[[Category:明治大学野球部の選手]]
[[Category:堀越高等学校出身の野球選手]]
[[Category:東京都出身のスポーツ選手]]
[[Category:東京都区部出身の人物]]
[[Category:野村克也|+のむら かつのり]]
[[Category:1973年生]]
[[Category:存命人物]]

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