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{{Infobox baseball player
| 選手名 = 津森 宥紀
| 所属球団 = 福岡ソフトバンクホークス
| 背番号 = 11
| 画像 = Hawks-Tsumori.jpg
| 画像サイズ = 220
| 画像説明 = 2021年5月4日 [[福岡ドーム|福岡PayPayドーム]]
| 国籍 = {{JPN}}
| 出身地 = [[和歌山県]][[和歌山市]]
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1998|1|21}}
| 没年月日 = 
| 身長 = 176
| 体重 = 85
| 利き腕 = 右
| 打席 = 右
| 守備位置 = [[投手]]
| プロ入り年度 = {{NPBドラフト|2019}}
| ドラフト順位 = ドラフト3位
| 初出場 = 2020年6月21日
| 最終出場 = 
| 年俸 = 7300万円（2025年）<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/baseball/professional/koukai/team/koukai-hawks.html |title=ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球 |publisher=日刊スポーツ |date= |accessdate=2024-12-27}}</ref>
| 経歴 = 
* [[和歌山県立和歌山東高等学校]]
* [[東北福祉大学硬式野球部|東北福祉大学]]
* [[福岡ソフトバンクホークス]] (2020 - )
}}
'''津森 宥紀'''（つもり ゆうき、[[1998年]][[1月21日]] - ）は、[[和歌山県]][[和歌山市]]出身{{R|sponichi200203}}の[[プロ野球選手]]（[[投手]]）。右投右打。[[福岡ソフトバンクホークス]]所属。

== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
[[和歌山市立楠見小学校]]3年から野球を始め、[[和歌山市立楠見中学校|楠見中学]]時代は硬式野球の和歌山ビクトリーズに所属。2年から投手になり、3年夏には全国大会に出場する<ref name="sponichi191017">{{Cite news |title=ソフトB、東北福祉大・津森投手を3位指名　大学球界屈指のリリーバー　最速149キロの右サイド |publisher=スポーツニッポン |date=2019-10-17 |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/17/kiji/20191014s00001728345000c.html |accessdate=2020-02-29}}</ref>。高校は[[和歌山県立和歌山東高等学校|和歌山東高校]]に進学し、1年秋に上手投げからサイドスローに転向する{{R|sponichi191017}}<ref name="nishinihon200114">{{Cite news |title=ソフトバンク3位津森はサイド転向1年で開花「本当はサッカーを」 |publisher=西日本スポーツ |date=2020-01-14 |url=https://web.archive.org/web/20200215081658/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/574112/ |accessdate=2020-02-29}}</ref>。2年秋からエースになるものの、高校時代は甲子園出場経験はなかった{{R|sponichi191017}}。

高校卒業後は[[東北福祉大学硬式野球部|東北福祉大学]]に進学し、3年の[[第67回全日本大学野球選手権大会]]ではリリーフ投手として同大学の14年ぶりの優勝に貢献し、最優秀選手に輝く<ref name="nishinihon200114-2">{{Cite news |title=ソフトバンク3位津森に元西武の大学監督はうなった「プロいける」 |publisher=西日本スポーツ |date=2020-01-14 |url=https://web.archive.org/web/20200115122444/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/574115/ |accessdate=2020-02-29}}</ref><ref name="sponichi180617">{{Cite news |title=東北福祉大１４年ぶり３度目Ｖ　大塚監督、プロ経験者で初の日本一 |publisher=スポーツニッポン |date=2018-06-17 |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/06/17/kiji/20180617s00001089304000c.html |accessdate=2020-02-29}}</ref>。
また2年と3年に[[日米大学野球選手権大会|大学野球日本代表]]に選出され<ref>{{Cite news |title=上級生に囲まれて戦った日米大学野球　福岡ソフトバンク津森宥紀が掴んだ「自信」|publisher= NIPPON EXPRESS「侍ジャパン」応援特設サイト |date=2023-07-10 |url=https://japan-baseball.nittsu.co.jp/article/2846/ |accessdate=2023-08-05}}</ref>、ドラフト上位候補に挙がっていたが4年の春にフォームを崩してしまい、第68回全日本大学野球選手権では準々決勝の対[[佛教大学硬式野球部|佛教大学]]戦で3点差をリードしている7回に登板するものの、制球難に苦しんだ上にサヨナラスクイズにより敗退した結果、3年連続の大学野球日本代表入りを逃した{{R|nishinihon200114-2|sponichi191017}}<ref name="sponichi190613">{{Cite news |title=東北福祉大　連覇ならず　津森がリリーフもサヨナラ負けに涙 |publisher=スポーツニッポン |date=2019-06-13 |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/06/13/kiji/20190613s00001089241000c.html |accessdate=2020-02-29}}</ref>。4年秋には[[第49回明治神宮野球大会]]に出場するも1回戦で自身のエラーによってサヨナラ負けを喫する<ref name="sponichi191116">{{Cite news |title=東北福祉大・津森　自らの失策でサヨナラ負けもプロでは東海大・海野と1年目から活躍だ！ |publisher=スポーツニッポン |date=2019-11-16 |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/11/16/kiji/20191116s00001089397000c.html |accessdate=2020-02-29}}</ref>。

{{By|2019年}}10月17日に行われた[[2019年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|プロ野球ドラフト会議]]で[[福岡ソフトバンクホークス]]から3位指名を受け<ref>{{Cite web|和書|date=2019-10-17 |url=https://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/00002878.html |title=2019/10/17(木) 球団 選手 【ドラフト】1位は佐藤選手！計12人を指名 |publisher=福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト |accessdate=2020-12-08}}</ref>、11月26日、[[仙台市|仙台市内]]にて入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸1100万円（金額は推定）で契約合意に達し<ref>{{Cite news |date=2019-11-26 |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201911260000549.html |title=ソフトバンク３位津森が仮契約「１軍中継ぎ」へ意欲 |newspaper=日刊スポーツ |publisher=日刊スポーツ新聞社 |accessdate=2020-12-08}}</ref>、12月5日、[[福岡市|福岡市内]]のホテルで入団発表会見が行われた<ref>{{Cite web|和書|date=2019-12-05 |url=https://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/00002995.html |title=2019/12/05(木) 選手 新入団会見レポ。1位佐藤選手は「背番号30」に |publisher=福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト |accessdate=2020-12-08}}</ref>。[[野球の背番号|背番号]]は'''11'''。

=== ソフトバンク時代 ===
'''{{By|2020年}}'''は新型コロナウイルスの影響で120試合制の短縮シーズンとなり、開幕も6月に延期されたが、中継ぎとして開幕一軍入りを果たした<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006180000372.html |title=ソフトバンク開幕１軍メンバー公示／一覧 |publisher=日刊スポーツ |date=2020-06-18 |accessdate=2021-12-15}}</ref>。6月21日の[[千葉ロッテマリーンズ]]戦で先発の[[二保旭]]が[[中村奨吾]]への危険球により退場処分となり、無死満塁の場面でプロ初登板を迎えたが、最初の打者である[[井上晴哉]]に満塁本塁打を打たれた。『初登板で第一打者に本塁打を打たれた投手』は同日に記録した[[エンジェル・サンチェス|サンチェス]]に続いて史上76人目、パ・リーグ史上では前年の[[神戸文也]]に続く40人目、ソフトバンクでは2017年の[[髙橋純平]]以来であったが、満塁本塁打での記録はNPB史上初であった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/618971/ |title=ソフトバンクの謎　「プロ初登板で最初の打者に被弾」多発 |publisher=西日本スポーツ |date=2020-06-21 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20200716135807/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/618971/ |archive-date=2020-07-16}}</ref><ref>{{Cite news |date=2020-06-21 |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006210000546.html |title=ソフトバンク津森、史上初プロ初登板最初の打者満弾 |newspaper=日刊スポーツ |publisher=日刊スポーツ新聞社 |accessdate=2020-06-21}}</ref>。その後は5回途中まで追加点を与えず、デビュー戦は3回0/3を被安打3自責点1という内容で終えた<ref>{{Cite news |date=2020-06-21 |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006210000828.html |title=ソフトバンク津森、史上初の悲劇も「いいですね」 |newspaper=日刊スポーツ |publisher=日刊スポーツ新聞社 |accessdate=2020-06-21}}</ref>。6月24日の[[埼玉西武ライオンズ]]戦でプロ初勝利を挙げ<ref>{{Cite news |date=2020-06-24 |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/06/24/kiji/20200624s00001173405000c.html |title=ソフトバンク 3連敗でストップ！今宮逆転3ラン　津森、12球団新人一番乗りのプロ初勝利 |newspaper=Sponichi Annex |publisher=スポーツニッポン新聞社 |accessdate=2020-06-24|}}</ref>、7月2日の[[北海道日本ハムファイターズ]]戦ではプロ初ホールドを記録した<ref>{{Cite web|和書|url=https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=015-20201109-02 |title=ソフトバンク・津森宥紀　ほかにはない大きな武器／来季こそ主力に |publisher=週刊ベースボールONLINE |date=2020-11-04 |accessdate=2021-12-15}}</ref>。その後、8月16日にチーム事情により初めて出場選手登録を抹消され<ref>{{Cite web|和書|url=https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=015-20200907-02 |title=ソフトバンク・津森宥紀　新人離れしたメンタル／ルーキー中間報告 |publisher=週刊ベースボールONLINE |date=2020-08-28 |accessdate=2021-12-15}}</ref>、9月24日に一軍再昇格となったが<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/baseball/2020/09/24/0013725320.shtml |title=ソフトバンク、ルーキー津森が再昇格　古谷が抹消 |publisher=デイリースポーツ |date=2020-09-24 |accessdate=2021-12-15}}</ref>、同30日の[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦で1試合に登板<ref>{{Cite web|和書|url=https://npb.jp/bis/2020/games/s2020093000862.html |title=2020年9月30日 【公式戦】 試合結果 （東北楽天vs福岡ソフトバンク） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2021-12-15}}</ref>したのみで10月17日に登録抹消<ref>{{Cite web|和書|url=https://hochi.news/articles/20201017-OHT1T50098.html?page=1 |title=【セパ公示】（１７日）中日が柳裕也を登録、橋本侑樹を抹消　ソフトバンクは椎野新を登録し津森宥紀を抹消 |publisher=スポーツ報知 |date=2020-10-17 |accessdate=2021-12-15}}</ref>。ルーキーイヤーは一軍で14試合に登板し、1勝0敗3ホールド・防御率2.76を記録<ref>{{Cite web|和書|url=https://npb.jp/bis/2020/stats/idp1_h.html |title=2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績（パシフィック・リーグ） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2023-07-13}}</ref>。[[2020年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では登板機会は無かったが、出場資格者名簿に登録された<ref>{{Cite web|和書|url=https://npb.jp/nippons/2020/roster_h.html |title=SMBC日本シリーズ2020 出場資格者名簿（福岡ソフトバンクホークス） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2020-12-08}}</ref>。オフに200万円増となる推定年俸1300万円で契約を更改した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/671470/ |title=ソフトバンク津森「こんなに上がるとは」200万増1300万円 今季の新人最速白星 |publisher=西日本スポーツ |date=2020-12-08 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20211208042634/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/671470/ |archive-date=2021-12-08}}</ref>。

'''{{By|2021年}}'''は2年連続で中継ぎとして開幕一軍入りを果たすと<ref>{{Cite web|和書|url=https://baseballking.jp/ns/269235 |title=「開幕一軍」の登録公示　ソフトバンクは4年目左腕の田浦がメンバー入り |publisher=BASEBALL KING |date=2021-03-25 |accessdate=2021-12-15}}</ref>、開幕からフル回転の働きを見せ���35試合の登板で防御率1.35を記録し、7月5日に監督推薦で[[2021年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター]]に初選出<ref>{{Cite web|和書|url=https://hochi.news/articles/20210705-OHT1T51150.html?page=1 |title=【ソフトバンク】栗原と津森が球宴初選出　甲斐は３度目 |publisher=スポーツ報知 |date=2021-07-05 |accessdate=2021-12-15}}</ref>。球宴第2戦の5回表に登板し、1イニングを3者凡退に抑えた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/772032/ |title=球宴で「第2の故郷」に錦　津森が炎の全11球ストレート勝負で3人斬り |publisher=西日本スポーツ |date=2021-07-17 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20211216111321/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/772032/ |archive-date=2021-12-16}}</ref>。後半戦は右肩の張りで1か月ほど戦列を離れた時期もあったが<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/797667/ |title=津森が登録抹消、右肩に張り　工藤監督「疲労性のものもある」 |publisher=西日本スポーツ |date=2021-09-08 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20211215172631/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/797667/ |archive-date=2021-12-16}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/813724/ |title=復帰の津森「また1軍のマウンドに上がれて良かった」1カ月ぶり登板で0封 |publisher=西日本スポーツ |date=2021-10-09 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20211215082420/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/813724/ |archive-date=2021-12-15}}</ref>、この年は45試合の登板で1勝0敗11ホールド・防御率2.18を記録し<ref>{{Cite web|和書|url=https://thedigestweb.com/baseball/detail_2/id=49699 |title=【2021主力選手通信簿｜ソフトバンク】不振＆故障者続出でまさかの低評価。柳田も“彼基準”からすれば物足りない＜SLUGGER＞ |publisher=THE DIGEST |date=2021-12-09 |accessdate=2021-12-09}}</ref>、オフに1700万円増となる推定年俸3000万円で契約を更改した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/baseball/2021/12/15/0014917101.shtml |title=ソフトバンク・津森は倍増以上１７００万増の３０００万で更改「納得してサイン」 |publisher=デイリースポーツ |date=2021-12-15 |accessdate=2021-12-15}}</ref>。

'''{{By|2022年}}'''も開幕一軍入りし<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202203240000877.html |title=【一覧】パ・リーグ開幕1軍登録選手 |publisher=日刊スポーツ |date=2022-03-24 |accessdate=2022-03-25}}</ref>、日本ハムとの開幕戦、1点ビハインドの8回表から登板し、3者連続三振に抑えると、チームが8回裏に4点を奪って逆転勝利を収めたことでシーズン初登板初勝利<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sanspo.com/article/20220325-CFQ7YCE2ZZJ7DAPYHMCGYA3DFY/ |title=ソフトバンク・津森、３者三振で勝利投手「甲斐さんのリードを信じて、思い切って投げた」 |publisher=サンスポ |date=2022-03-25 |accessdate=2022-03-25}}</ref>。試合後の取材では、3月1日に一般女性と結婚していたことを発表した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/16/kiji/K20120716003688620.html |title=ソフトバンク・津森が結婚を発表　福岡県出身の女性と　「素直な性格だったり、しっかりしている」 |publisher=Sponichi Annex |date=2022-03-25 |accessdate=2022-03-25}}</ref>。5月終了時点で21試合に登板し、4勝1敗11ホールド・防御率0.98とフル回転していたが<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202205310001411.html |title=【ソフトバンク】好救援の津森宥紀がチームトップタイ４勝目　３戦連続無失点で防御率０点台に |publisher=日刊スポーツ |date=2022-05-31 |accessdate=2022-10-26}}</ref>、6月は月間3敗を喫するなど<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202206040000998.html |title=【ソフトバンク】藤本監督「津森で打たれたらしょうがない」「何の悔いもない」引きずらず |publisher=日刊スポーツ |date=2022-06-04 |accessdate=2022-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://full-count.jp/2022/06/12/post1234401/ |title=ヤクルトとソフトバンクの勝負を分けた“差”　違い過ぎた主砲の状態と巡り |publisher=Full-Count |date=2022-06-12 |accessdate=2022-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://pacificleague.com/news/42800 |title=上川畑大悟がプロ初HRとなる同点弾！　北海道日本ハムが延長戦制しリーグ戦再開後初勝利 |publisher=パ・リーグ.com |date=2022-06-26 |accessdate=2022-10-26}}</ref>調子を落とし、7月8日の日本ハム戦で敗戦投手となると<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/953602/ |title=ソフトバンクが連敗　延長10回に津森宥紀が日本ハム石井に痛恨の2ラン被弾 |publisher=西日本スポーツ |date=2022-07-08 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20221026110202/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/953602/ |archive-date=2022-10-26}}</ref>、その後はホールド機会が減少した。ただ、この年のチームは6月に新型コロナウイルスの陽性者が相次いで活動停止<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/06/29/kiji/20220629s00001173060000c.html |title=ソフトバンク　コロナ陽性相次ぎ29日ロッテ戦延期、1軍活動休止　7月1日からの西武3連戦は今後判断 |publisher=Sponichi Annex |date=2022-06-29 |accessdate=2022-10-26}}</ref>、8月にも陽性者が続出しており<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/976712/ |title=ソフトバンクに激震　主砲の柳田まで新型コロナ感染　牧原大、周東、柳町も…勝負どころで主力が続々と離脱 |publisher=西日本スポーツ |date=2022-08-22 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20220823212234/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/976712/ |archive-date=2022-08-24}}</ref>、シーズンを通して一軍に帯同したリリーバーは津森と[[リバン・モイネロ|モイネロ]]のみ。そのモイネロも寝違えや左肩違和感でベンチを外れた期間があった中<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/953354/ |title=ソフトバンク・モイネロ8日もベンチ外へ　藤本監督「まだ投げられない」 |publisher=西日本スポーツ |date=2022-07-08 |accessdate=2023-07-13 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20221026110200/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/953354/ |archive-date=2022-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/09/21/kiji/20220920s00001173700000c.html |title=ソフトB・モイネロ　左肩違和感でベンチ外、藤本監督「ちょっと疲れがきてる」 |publisher=Sponichi Annex |date=2022-09-21 |accessdate=2022-10-26}}</ref>、津森は短期間の離脱も無くブルペンを支え、8月24日の楽天戦ではプロ初セーブを記録<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/08/24/kiji/20220824s00001173671000c.html |title=ソフトバンク・津森がプロ初セーブ「のどがカラカラになりました」 |publisher=Sponichi Annex |date=2022-08-24 |accessdate=2022-10-26}}</ref>。この年は51試合の登板で4勝6敗18ホールド1セーブ・防御率2.91という成績を残し<ref>{{Cite web|和書|url=https://npb.jp/bis/2022/stats/idp1_h.html |title=2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績（パシフィック・リーグ） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2023-07-13}}</ref>、オフに1100万円増となる推薦年俸4100万円で契約を更改した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/246823 |title=【ソフトバンク】津森宥紀が１１００万増でサイン「１年間勝ちパターンが目標」 |publisher=東スポ |date=2022-12-01 |accessdate=2023-07-13}}</ref>。

'''{{by|2023年}}'''は4年連続となる開幕一軍入りを果たし<ref>{{Cite web|和書|url=https://baseballking.jp/ns/363902 |title=23年度「開幕一軍」の登録公示　ソフトバンクはWBC戦士、新助っ人ら27名 |publisher=BASEBALL KING |date=2023-03-30 |accessdate=2023-07-13}}</ref>、主に7回のセットアッパーを任された<ref>{{Cite web|和書|url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/787825 |title=ソフトバンク津森宥紀　「7回の男」へのターニングポイント |publisher=西スポWEB otto! |date=2023-05-24 |accessdate=2023-07-13}}</ref>。5月12日のオリックス戦では1点リードの7回裏から登板し、一死走者無しで迎えた[[頓宮裕真]]への4球目で自己最速となる156km/hを計測<ref name="hochi20230512">{{Cite web|和書|url=https://hochi.news/npb/main/?bw_pageId=oneball&gameId=2021012872 |title=2023年5月12日 オリックス vs ソフトバンク 一球速報 |publisher=スポーツ報知 |date=2023-05-12 |accessdate=2023-07-13}}</ref>。7月4日終了時点でリーグ最多34試合に登板して3勝1敗・防御率3.03、リーグ2位タイの16ホールドを記録すると、翌5日に自身2年ぶり2度目の[[2023年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター]]に選出され<ref>{{Cite web|和書|url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/790517 |title=ソフトバンク津森宥紀、球宴で阪神中野拓夢との対戦熱望「ストレートで勝負したい」　2度目の選出で大学時代の先輩を指名 |publisher=西スポWEB otto! |date=2023-07-05 |accessdate=2023-07-13}}</ref>、球宴第2戦に4番手として登板した<ref>{{Cite web |url=https://npb.jp/bis/scores/allstargame/boxscore2023_2.html |title=2023年度マイナビオールスターゲーム　試合結果（第2戦） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2023-12-25}}</ref>。後半戦は8月21日に疲労を考慮されて登録抹消となり、9月1日に一軍復帰<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/794535 |title=チーム最多登板のソフトバンク津森宥紀1軍復帰後初登板で3人ピシャリ　最速153キロ「ここからシーズン最後まで突っ走りたい」 |publisher=西スポWEB otto! |date=2023-09-06 |accessdate=2023-12-25}}</ref>。引き分け以上でCS進出が決定する10月7日の楽天戦<ref>{{Cite web |url=https://hochi.news/articles/20231007-OHT1T51163.html |title=【ソフトバンク】ロッテ敗戦でＣＳ進出にまた前進　楽天戦に引き分け以上で３位以上、勝利で２位確定 |publisher=スポーツ報知 |date=2023-10-07 |accessdate=2023-12-25}}</ref>では同点の延長11回裏、二死一・三塁という場面から登板し、イニング跨ぎで12回裏も無失点に抑え、チームをCS進出に導いた<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/796568 |title=ソフトバンクCS決定を呼び込んだ津森宥紀「魂の18球」　昨季は最終盤に登板機会減少…「投げさせてくれという思いはもちろんあった」 |publisher=西スポWEB otto! |date=2023-10-08 |accessdate=2023-12-25}}</ref>。この年はチームトップの56試合に登板し、4勝4敗22ホールド・防御率3.51を記録<ref>{{Cite web |url=https://npb.jp/bis/2023/stats/idp1_h.html |title=2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績（パシフィック・リーグ） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2023-12-25}}</ref>。ポストシーズンではロッテとの[[2023年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|CSファーストステージ]]第3戦、3点リードの延長10回裏から登板したが、連打でピンチを招くと、[[藤岡裕大]]に同点3ランホームランを打たれて降板<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/797116 |title=ソフトバンクの「鉄腕」津森宥紀が悪夢の3失点…　チーム勝ち越し直後にまさかの同点被弾「過去一悔しい気持ち」 |publisher=西スポWEB otto! |date=2023-10-16 |accessdate=2023-12-25}}</ref>。後を受けた[[大津亮介]]も失点し、チームはサヨナラ負けで敗退が決定した<ref>{{Cite web |url=https://hochi.news/articles/20231016-OHT1T51274.html |title=【ソフトバンク】またマリンの悲劇…サヨナラ負けで終戦　藤本博史監督の２年目はＣＳ第１Ｓ敗退 |publisher=スポーツ報知 |date=2023-10-16 |accessdate=2023-12-25}}</ref>。オフに2500万円増となる推定年俸6600万円で契約を更改した<ref>{{Cite web |url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/286986 |title=【ソフトバンク】津森宥紀２５００万円アップ　３年間の継続性が大幅昇給を後押し |publisher=東スポ |date=2023-12-25 |accessdate=2023-12-25}}</ref>。

'''{{by|2024年}}'''は春季キャンプを体調不良で一時離脱し<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202402070000230.html |title=【ソフトバンク】体調不良で３人欠席　近藤健介、甲斐拓也、津森宥紀　ナインはマスクで球場入り |publisher=日刊スポーツ |date=2024-02-07 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、その後は練習復帰したものの<ref>{{Cite web |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/02/10/kiji/20240210s00001173191000c.html |title=ソフトバンク中村晃が体調不良で宿舎静養　津森宥紀が練習復帰 |publisher=Sponichi Annex |date=2024-02-10 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、2月23日に左下肢のコンディション不良で練習不参加となり、左足関節の炎症と診断され、翌24日からリハビリ組に合流した<ref>{{Cite web |url=https://full-count.jp/2024/02/23/post1517228/ |title=鷹・津森「左足関節の炎症」で離脱　3年連続45試合以上登板の“鉄腕”…望まれる早期復帰 |publisher=Full-Count |date=2024-02-23 |accessdate=2024-08-29}}</ref>。3月12日の[[教育リーグ|春季教育リーグ]]で実戦復帰を果たし<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/822487 |title=「めちゃくちゃ仕上がって見える」実戦復帰のソフトバンク津森宥紀が力のある直球連発　ファン「おかえり。1軍で貢献を祈ってます」 |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-03-12 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、翌13日には一軍へ合流<ref>{{Cite web |url=https://www.daily.co.jp/baseball/2024/03/13/0017427564.shtml |title=ソフトバンク・津森が１軍合流「取り返して開幕１軍でスタートできるように」 |publisher=デイリースポーツ |date=2024-03-13 |accessdate=2024-08-29}}</ref>。そのまま開幕を一軍で迎え<ref>{{Cite web |url=https://baseballking.jp/ns/415696 |title=24年度「開幕一軍」の登録公示　ソフトバンクは新加入の山川・ウォーカーを含む26名 |publisher=BASEBALL KING |date=2024-03-28 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、3月31日のオリックス戦で同点の6回裏からシーズン初登板となり、1イニングを3者凡退に抑えると、直後にチームが得点して勝利したことで津森にシーズン初勝利が記録された<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202403310001317.html |title=【ソフトバンク】津森宥紀が今季初登板で１勝目　ＣＳで同点３ラン浴びて涙にくれた昨秋以来 |publisher=日刊スポーツ |date=2024-03-31 |accessdate=2024-08-29}}</ref>。その後も津森が抑えた直後にチームが勝ち越すことが多く<ref>{{Cite web |url=https://npb.jp/scores/2024/0411/h-f-02/box.html |title=【パーソル パ・リーグ公式戦】 福岡ソフトバンクホークス vs 北海道日本ハムファイターズ 2回戦　投打成績 |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2024-08-29}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/04/19/kiji/20240419s00001173677000c.html |title=ソフトバンク“ミスターゼロ”津森宥紀がハーラートップタイの3勝目「絶対0点に抑えると…」 |publisher=Sponichi Annex |date=2024-04-19 |accessdate=2024-08-29}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://hochi.news/articles/20240427-OHT1T51271.html |title=【ソフトバンク】津森宥紀、オール救援で単独トップ４勝　マー君超え２５勝ペース「そんなウマい話ない」 |publisher=スポーツ報知 |date=2024-04-27 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、4月終了時点で11試合に登板し、4勝0敗6ホールド・防御率0.00を記録<ref>{{Cite web |url=https://npb.jp/bis/2024/stats/idp1_h.html |title=2024年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績（パシフィック・リーグ） |publisher=日本野球機構 |date= |accessdate=2024-08-29 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20240430214236/https://npb.jp/bis/2024/stats/idp1_h.html |archive-date=2024-04-30}}</ref>。12試合目の登板となった5月4日の西武戦でシーズン初失点・初黒星を喫したが<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/833051 |title=サヨナラ負けで3連敗のソフトバンク小久保監督「1年間無失点の投手はいない」12試合目で初失点の津森宥紀をかばう |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-05-04 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、翌5日の同カードで無失点に抑えて<ref>{{Cite web |url=https://taka.full-count.jp/2024/05/06/post1250031/ |title=切り替えは「バスで10分」　前日の悪夢すぐ雪辱…津森宥紀が伝承する“中継ぎの極意” |publisher=鷹フル |date=2024-05-06 |accessdate=2024-08-29}}</ref>以降は17試合連続無失点を記録した<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/847394 |title=ソフトバンク津森宥紀が18試合ぶり失点　8回に日本ハムに逆転許す |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-07-13 |accessdate=2024-08-29}}</ref>。8月前半は、1アウトも奪えずに降板した登板が2試合あったなど<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/852687 |title=ソフトバンク小久保監督、優勝マジック再点灯も9回の隙に苦言「大いに反省してほしいです」津森宥紀がポランコに3ラン浴びる |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-08-06 |accessdate=2024-08-29}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/853786 |title=ソフトバンク津森宥紀、またも1死も取れずに降板　小久保監督「毎年この時期に」　倉野投手コーチ「ファームに行ってというわけではない」 |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-08-11 |accessdate=2024-08-29}}</ref>調子を落としたが、8月28日のオリックス戦では1点リードの7回表二死満塁から登板。[[小久保裕紀]]監督は「状態が上がってこっち的にはもういけるかなという判断で、今日はあのポジションにしたんですけど」と話したものの<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/857091 |title=「大事なところで出せるようなピッチャーで戻ってきてもらいたい」　ソフトバンク小久保監督が四死球連発の津森宥紀に配置転換ではなく、2軍再調整を課した理由 |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-08-28 |accessdate=2024-08-29}}</ref>、結果は3者連続押し出し四死球で逆転を許し、試合後には二軍再調整が決定した<ref>{{Cite web |url=https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/857092 |title=2軍再調整のソフトバンク津森宥紀「自分と勝負している感じ」　3者連続の押し出し四死球で逆転負け |publisher=西スポWEB otto! |date=2024-08-28 |accessdate=2024-08-29}}</ref>。

== 選手としての特徴 ==
インステップ気味のサイドスロー<ref name="sponichi200203">{{Cite news |title=ソフトBドラ3津森　独特のフォームに工藤監督が直接指導「特長を消さないように」 |publisher=スポーツニッポン |date=2020-02-03 |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/02/03/kiji/20200203s00001173061000c.html |accessdate=2021-04-19}}</ref>から投げ込まれる[[速球|ストレート]]は最速156km/h{{Efn2|2023年10月1日の[[オリックス・バファローズ|オリックス]]戦の7回裏、[[頓宮裕真]]への4球目で計測している{{R|hochi20230512}}。}}を計測。変化球はプロ入り2年目まで[[スライダー (球種)|スライダー]]と[[チェンジアップ]]の2球種であったが{{R|sponichi200203}}、チェンジアップに代わる球種として、2年目終了後のオフに[[フォークボール|フォーク]]を習得し<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/844901/ |title=横手投げの津森、フォークに挑戦中「イメージ通り落ちている」 |publisher=西日本スポーツ |date=2021-12-10 |accessdate=2023-10-29 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20230218051212/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/844901/ |archive-date=2023-02-18}}</ref>、決め球にも使用している<ref>{{Cite web|和書|url=https://full-count.jp/2023/02/17/post1338656/ |title=「どえらい落ち方」　サイドから急速落下…助っ人も驚愕の“魔球”が「エグい」 |publisher=Full-Count |date=2023-02-17 |accessdate=2023-02-18}}</ref>。

ストライクゾーン内で強気に攻める投球が持ち味であり<ref>{{Cite web|和書|url=https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=015-20200413-02 |title=ソフトバンク・津森宥紀　ストライクゾーンの中で、強気に／飛び出せ！イチ推しルーキー |publisher=週刊ベースボールONLINE |date=2020-04-03 |accessdate=2023-02-18}}</ref>、高い奪三振能力を誇る<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/719398/ |title=ソフトバンク津森　「千賀ショック」の直後に緊急登板で4連続奪三振 |publisher=西日本スポーツ |date=2021-04-06 |accessdate=2023-10-29 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20220520064911/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/719398/ |archive-date=2022-05-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/896868/ |title=3者連続三振の好投後にガルビス満塁弾　投のヒーロー津森が結婚を公表 |publisher=西日本スポーツ |date=2022-03-25 |accessdate=2023-10-29 |language=ja |archive-url=https://web.archive.org/web/20230218101253/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/896868/ |archive-date=2023-02-18}}</ref>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別投手成績 ===
{| {{投手成績|リーグ=日本野球機構}}
|-
|style="text-align:center;"|{{By2|2020}}
|rowspan="4" style="text-align:center; white-space:nowrap;"|[[福岡ソフトバンクホークス|ソフトバンク]]
|14||0||0||0||0||1||0||0||3||1.000||72||16.1||15||2||8||0||1||17||1||0||5||5||2.76||1.41
|-
|style="text-align:center;"|{{By2|2021}}
|45||0||0||0||0||1||0||0||11||1.000||132||33.0||24||2||8||1||2||43||0||0||8||8||2.18||0.97
|-
|style="text-align:center;"|{{By2|2022}}
|51||0||0||0||0||4||6||1||18||.400||193||46.1||36||4||24||1||2||51||0||0||17||15||2.91||1.29
|-
|style="text-align:center;"|{{By2|2023}}
|56||0||0||0||0||4||4||0||22||.500||202||48.2||37||4||21||2||3||44||0||0||20||19||3.51||1.19
|-
!colspan="2" style="white-space:nowrap;"|通算：4年
|166||0||0||0||0||10||10||1||54||.500||599||144.1||112||12||61||4||8||155||1||0||50||47||2.93||1.20
|}
* 2023年度シーズン終了時

=== 年度別守備成績 ===
{| class="wikitable" style="text-align: right; font-size: small; border-collapse:collapse; padding: 1px;"
!rowspan="2"|年<br />度!!rowspan="2"|球<br />団!!colspan="6"|[[投手]]
|-style="line-height:1.25em;"
!試<br /><br />合!![[刺殺|刺<br /><br />殺]]!![[補殺|補<br /><br />殺]]!![[失策|失<br /><br />策]]!![[併殺|併<br /><br />殺]]!![[守備率|守<br />備<br />率]]
|-
|style="text-align:center;"|2020
|rowspan="4" style="text-align:center; white-space:nowrap;"|ソフトバンク
|14||0||1||1||0||.500
|-
|style="text-align:center;"|2021
|45||4||6||0||1||1.000
|-
|style="text-align:center;"|2022
|51||3||7||0||1||1.000
|-
|style="text-align:center;"|2023
|56||2||7||0||1||1.000
|-
!colspan="2"|通算
|166||9||21||1||3||.968
|}
* 2023年度シーズン終了時

=== 記録 ===
; 初記録
* 初登板：2020年6月21日、対[[千葉ロッテマリーンズ]]3回戦（[[福岡ドーム|福岡PayPayドーム]]）、2回表無死から2番手で救援登板、3回0/3 1失点
* 初奪三振：同上、2回表に[[藤岡裕大]]から空振り三振
* 初勝利：2020年6月24日、対[[埼玉西武ライオンズ]]2回戦（[[西武ドーム|メットライフドーム]]）、5回裏に3番手で救援登板、1回1/3無失点
* 初ホールド：2020年7月2日、対[[北海道日本ハムファイターズ]]1回戦（[[札幌ドーム]]）、7回裏に4番手で救援登板、1回2失点
* 初セーブ：2022年8月24日、対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]17回戦（[[宮城球場|楽天生命パーク宮城]]）、11回裏に6番手で救援登板・完了、1回無失点
; その他の記録
* 初登板で対戦した第1打者に被本塁打：2020年6月21日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦（福岡PayPayドーム）、2回表に[[井上晴哉]]に中越満塁本塁打 ※史上76人目、満塁本塁打被弾は2リーグ制後初
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]出場：2回（[[2021年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|2021年]]、[[2023年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|2023年]]）

=== 背番号 ===
* '''11'''（2020年 - ）

=== 登場曲 ===
* 「Danza Kuduro」[[ドン・オマール|Don Omar]]（2020年）
* 「Get You Back」[[西島隆弘|Nissy]]（2021年 - ）
<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.softbankhawks.co.jp/team/music/index.html |title=チーム情報 球場使用曲一覧 |publisher=福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト |date= |accessdate=2021-03-10}}</ref>

=== 代表歴 ===
* [[日米大学野球選手権大会|2017年 第41回 日米大学野球選手権大会]] 日本代表<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.japan-baseball.jp/jp/team/univ/2017/univ_us_japan/overview.html |title=2018年 第41回 日米大学野球選手権大会 |publisher=野球日本代表 オフィシャルサイト |date= |accessdate=2020-12-18}}</ref>
* [[日米大学野球選手権大会|2018年 第42回 日米大学野球選手権大会]] 日本代表<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.japan-baseball.jp/jp/team/univ/2018/univ_us_japan/overview.html |title=2018年 第42回 日米大学野球選手権大会 |publisher=野球日本代表 オフィシャルサイト |date= |accessdate=2020-12-18}}</ref>
* [[ハーレムベースボールウィーク|2018年 第29回 ハーレムベースボールウィーク]] 日本代表<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.japan-baseball.jp/jp/team/univ/2018/haarlem/overview.html |title=2018年 第29回 ハーレムベースボールウィーク |publisher=野球日本代表 オフィシャルサイト |date= |accessdate=2020-12-18}}</ref>

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}

=== 注釈 ===
{{Notelist2}}

=== 出典 ===
{{Reflist|2}}

== 関連項目 ==
* [[和歌山県出身の人物一覧]]
* [[東北福祉大学の人物一覧]]
* [[東北福祉大学硬式野球部]]
* [[福岡ソフトバンクホークスの選手一覧]]

== 外部リンク ==
{{NPB|81285151}}
{{BASEBALLstats|brjpn=tsumor000yuk|cube=Yuki-Tsumori}}
* [https://www.softbankhawks.co.jp/team/player/detail/2024_00001430.html 11 津森 宥紀 選手名鑑] - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
* {{Twitter|@Yuki_tsumori}}
* {{Instagram|tsumoriy}}

{{福岡ソフトバンクホークスの選手・スタッフ}}
{{Navboxes|title={{Flagicon|JPN}} 野球日本代表
|titlestyle=background-color:#006;color:#fff;
|list1=
{{2017年日米大学野球選手権大会日本代表}}
{{2018 ハーレムベースボールウィーク 日本代表}}
}}
{{福岡ソフトバンクホークス2019年ドラフト指名選手}}

{{デフォルトソート:つもり ゆうき}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:福岡ソフトバンクホークス及びその前身球団の選手]]
[[Category:NPBオールスターゲーム選出選手]]
[[Category:和歌山県立和歌山東高等学校出身の人物]]
[[Category:東北福祉大学硬式野球部の選手]]
[[Category:日米大学野球選手権大会日本代表選手]]
[[Category:和歌山県出身のスポーツ選手]]
[[Category:1998年生]]
[[Category:存命人物]]

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