東海道線 (名古屋地区)のソースを表示

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{{Pathnav|東海道本線|frame=1}}
{{Infobox 鉄道路線
|路線名=[[File:JR_logo_(central).svg|35px|link=東海旅客鉄道]] 東海道線（名古屋地区）
|路線色=#f77321
|ロゴ=File:JR Central Tokaido Line.svg
|ロゴサイズ=40px
|画像=Series313_Y110_Y6.jpg
|画像サイズ=300px
|画像説明=名古屋地区を走る[[JR東海313系電車|313系]]<br />（[[岡崎駅]] - [[相見駅]]間）
|国={{JPN}}
|所在地=[[愛知県]]、[[岐阜県]]、[[滋賀県]]
|起点=[[豊橋駅]]
|終点=[[米原駅]]
|駅数=43駅
|経由路線=[[東海道本線]]
|輸送実績=
|1日利用者数=
|路線記号={{JR海駅番号|CA}}
|開業=[[1886年]][[3月1日]]
|所有者=[[東海旅客鉄道]]（JR東海）
|運営者=東海旅客鉄道（JR東海）
|車両基地=
|使用車両=[[#使用車両|使用車両]]を参照
|路線距離=152.3 [[キロメートル|km]]
|軌間=1,067 [[ミリメートル|mm]]
|線路数=[[複線]]、[[複々線]]（[[稲沢線]]）
|電化方式=[[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]]<br />[[架空電車線方式]]
|最大勾配=
|最小曲線半径=
|閉塞方式=自動閉塞式
|保安装置=[[自動列車停止装置#ATS-PT形 （JR東海ATS-P）|ATS-PT]]
|最高速度=120 [[キロメートル毎時|km/h]]
|駅間平均長=
|路線図=
|路線図名=
|路線図表示=<!--collapsed-->
}}
本項では、[[東海旅客鉄道]]（JR東海）が管轄する'''東海道線'''（[[東海道本線]]）のうち、[[中京圏|名古屋都市圏]]を含む[[愛知県]][[豊橋市]]の[[豊橋駅]]から[[滋賀県]][[米原市]]の[[米原駅]]までの区間の詳細について記述する。

{{See2|[[大垣駅]] - [[南荒尾信号場]] - [[美濃赤坂駅]]間の支線については「[[美濃赤坂線]]」を<br>大垣駅 - 南荒尾信号場 - （[[新垂井駅|新垂井]]） - [[関ケ原駅]]間の支線については「[[新垂井線]]」を<br>南荒尾信号場 - 垂井駅 - 関ケ原駅間の下り線については「[[垂井線]]」も}}

== 概要 ==
[[File:Linemap of JRC and Meitetsu.svg|thumb|250px|東海道本線と競合する名鉄の各路線]]
この地区の東海道本線は、名古屋都市圏の中心である[[名古屋市]]から南北に延びる形で[[愛知県]]内を縦貫し、東は同県の[[三河国|三河地方]]を経て[[豊橋市]]へ、西は愛知県の西尾張から[[岐阜県]]の[[岐阜地区]]・[[西濃地域]]を経て[[滋賀県]]湖東地域へと伸びている。

[[豊橋駅]] - [[名古屋駅]] - [[岐阜駅]]間では[[名古屋鉄道]]（名鉄）の[[名鉄名古屋本線|名古屋本線]]と競合している。これに対抗するため、[[特別快速]]や[[新快速]]などの[[快速列車]]が多数運転されている。かつてJRの前身である[[日本国有鉄道]]（国鉄）の時代の同区間の[[普通列車]]は、[[高度経済成長#日本の例|高度成長時代]]には基本的に長距離列車優先であったこと、また本数も1時間当たり1 - 2本であったことなどから、地域内の都市間輸送についてはほとんど考慮のない[[ダイヤグラム|ダイヤ]]となっていた。しかし、国鉄の赤字が膨らむにつれて長距離輸送から都市間輸送に主眼を置くようになり、[[国鉄分割民営化]]を経てJR東海の経営となったのを契機に、この区間も大都市近郊型輸送サービスの向上が図られるようになった。

== 東海道本線中京圏の列車の沿革 ==
{{See2|路線・駅設置などの沿革については「[[東海道本線#年表]]」を、<br />優等列車の沿革については「[[東海 (列車)#東京対名古屋間優等列車沿革]]」「[[東海道本線優等列車沿革]]」を、<br />夜行普通列車の沿革については「[[ムーンライトながら#東海道本線夜行普通列車沿革]]を}}

=== 年表 ===
==== 東海道本線開業 ====
* [[1886年]]（[[明治]]19年）[[3月1日]] ： 中京圏初の鉄道となる現在の武豊線・東海道本線にあたる[[武豊駅]] - [[熱田駅]]間開業。
* [[1887年]]（明治20年）[[4月1日]] ： 熱田駅 - 大垣駅間が開業。
* [[1888年]]（明治21年）[[9月1日]] ： 大府駅 - 浜松駅間開業。
* [[1889年]]（明治22年）[[7月1日]] ： 関ケ原駅 - 深谷駅（廃線） - 長岡駅（現在の[[近江長岡駅]]） - [[大津駅]]（現在の[[膳所駅]]）間を最後に、東海道本線の[[新橋駅]] - [[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]間が全通。

==== 快速の誕生 ====
* [[1896年]]（明治29年）9月1日 ： 新橋駅 - 神戸駅間に国鉄初の[[急行列車]]を設定。急行列車といっても現代のそれと異なり特別料金を徴収しなかったので、これが現代に通ずる「中京圏[[快速列車]]」の創始とも見なせる。この列車は名古屋駅 - 岐阜駅間を無停車で走り、同区間を普通列車が約1時間で結んでいたのに対して43分で走破。上りの名古屋駅 - 豊橋駅間でも同列車は熱田駅・大府駅・[[岡崎駅]]に停車し、普通列車が約2時間で結んでいたところを1時間48分で走る。
* [[1907年]]（明治40年）3月 ： 1906年に急行料金制度が導入され、その代替として新橋駅 - [[下関駅]]間の普通列車が浜松駅以西にて快速運転を行う。名古屋 - 大阪間の移動に都合の良い[[ダイヤグラム|ダイヤ]]で、前述した名古屋駅 - 岐阜駅間は尾張一宮駅のみ停車で50分で走破。
* [[1926年]]（大正15年）[[8月15日]] ： 東京駅 - 名古屋駅間と名古屋駅 - 神戸駅間に各1往復ずつ、現在の長距離快速列車に相当する「[[準急列車]]」を設定。
* [[1930年]]（[[昭和]]5年）[[10月1日]] ： 豊橋駅 - 名古屋駅間に3往復の準急列車を新設。最速列車は同区間を熱田駅・刈谷駅・岡崎駅停車で70分で結ぶ。なお、当時の[[特別急行列車|特急列車]]「[[富士 (列車)|富士]]」は同じ区間を60分、普通列車は約2時間弱で結んでいた。また、名古屋駅 - 大垣駅間にも尾張一宮駅・岐阜駅のみ停車する快速列車が4本新設され、名岐間を30分<ref name="tokuda1998">{{Cite book|和書|author=徳田耕一|authorlink=徳田耕一|year=1998|title=新版まるごとJR東海ぶらり沿線の旅|publisher=七賢出版|isbn=4-88304-339-8|pages=198-209}}</ref>で結ぶ。なお、この3年前には愛知電気鉄道が[[神宮前駅]] - 吉田駅（現在の豊橋駅）を全通させていた。
* [[1934年]]（昭和9年）[[12月1日]] ： 名古屋駅 - 大垣駅間を走る快速列車3往復に削減され、うち2往復は[[枇杷島駅]]と[[清洲駅]]にも停車するようになる。しかし、無停車の1往復に関しては名岐間の所要時間は36分になり、停車駅が増えた列車も同区間の所要時間45分を維持。豊橋駅 - 名古屋駅では東京直通の1往復を除いて快速列車は消滅したが、普通列車の所要時間は約90 - 100分とスピードアップしている。
* [[1940年]]（昭和15年）10月1日 ： 戦時体制下となり、豊橋駅 - 名古屋駅間の快速列車1往復と、名古屋駅 - 大垣駅間の快速列車2往復が廃止。
* [[1943年]]（昭和18年）10月1日 ： 最後に残った名古屋駅 - 大垣駅間の快速列車1往復も消滅し、戦前の優等列車は全廃。

==== 戦後の展開 ====
* [[1947年]]（昭和22年）[[1月4日]] - [[4月25日]] ： 急行列車が全廃されるという事態となり、その代替として主要駅停車の普通列車が東京駅 - [[門司駅]]・[[博多駅]]間に1往復ずつ運転される。しかしながら、所要時間は各駅停車の列車とほとんど変わらなかった。
* [[1950年]]（昭和25年）10月1日 ： 豊橋駅 - 名古屋駅間に快速列車5往復、名古屋駅 - 大垣駅間に快速列車8往復が復活（名岐間列車については6月から臨時扱いで6往復運転）。豊橋駅 - 名古屋駅間は当時名鉄特急が80分を要していたところを70分、名古屋駅 - 岐阜駅間は名鉄特急が44分を要していたところを36分と、当時の長距離急行列車と同等の速度で走破。同列車には「快速列車」という[[方向幕|テールマーク]]も取り付けられた。
* [[1955年]]（昭和30年）[[7月20日]] ： 東海道本線名古屋地区の電化が完成。[[国鉄80系電車|80系電車]]（[[湘南電車|湘南形電車]]）が多くの普通列車に使われるようになる。ただし一日の列車のうちほとんどはまだ客車列車のままであった。80系電車による列車は[[蒸気機関車]]牽引の快速よりも速く走れることとなったため（名古屋駅 - 岐阜駅間は最速29分と客車急行並みの速度で運転）、豊橋駅 - 名古屋駅 - 大垣駅間の快速はこの時にいったん廃止。武豊線直通も縮小<ref name="rp200309-010">{{Cite_journal|和書|year=2003|month=9|title=【特集】大都市圏JR線区の快速運転 - 大都市圏での快速運転の発達|journal=鉄道ピクトリアル|issue=736|pages=pp. 10-24|publisher=電気車研究会}}</ref><ref name="rp200603-063">{{Cite_journal|和書|year=2006|month=3|title=【特集】東海道本線全線電化50年 - 全線電化半世紀 岐阜で見た東海道線の列車，車両あれこれ|journal=鉄道ピクトリアル|issue=773|pages=pp. 63-71|publisher=電気車研究会}}</ref>。
* [[1956年]]（昭和31年）11月 ： 東海道本線全線電化に伴い電車運転が本格的に始まる。運転本数は毎時1 - 3本<ref name="tokuda1998" />。
* [[1964年]]（昭和39年）10月1日 ： [[東海道新幹線]]開業に伴うダイヤ改正。豊橋駅 - 大垣駅・米原駅間での区間運転電車列車が増発され、客車列車はわずかに残るのみとなる<ref name="tokuda1998" />。
* [[1968年]]（昭和43年）10月1日 ： 東海道線名古屋地区の普通列車がすべて電車化（客車列車全廃）。朝ラッシュ時8時台の下り列車が5本となるが、それ以外の時間帯は貨物列車が多数運転されていた影響により、大幅な増発とはならなかった<ref name="tokuda1998" /><ref name="rp200603-063" />。
* [[1971年]]（昭和46年）[[4月26日]] ： 快適・高頻度・高速度のサービスを展開する名鉄に客を奪われ続けている事情を鑑み、80系による快速を豊橋駅 - 大垣駅間に3往復、朝上りと夕下りの名古屋駅 - 岐阜駅間に1本ずつ試行的に新設し、名古屋駅 - 岐阜駅間を名鉄特急と同等の26分運転とする<ref name="rp200309-010" />。
* [[1972年]]（昭和47年）[[3月15日]] ： 余剰となった[[急行形車両]]の[[国鉄153系電車|153系]]8両編成（一部[[国鉄165系電車|クハ165]]を含む。後に[[国鉄155系・159系電車|155系・159系]]も加わる）<ref group="注">豊橋から飯田線の急行「伊那」となる165系を併結した12両・15両編成も運転された。</ref>を使用して快速を1日9往復に増発し、日中はほぼ1時間間隔となる<ref name="rp200309-010" />。同時に最高速度は110km/hとなり、所要時分は豊橋駅 - 名古屋駅間54 - 55分、名古屋駅 - 岐阜駅間22 - 23分（新幹線開業前の準急「[[東海道本線優等列車沿革|伊吹]]」と同等の所要時分）と、名岐間では名鉄特急をリードする。しかし運転本数は、日中はパターンダイヤが採用されたものの快速・普通が1時間に各1本ずつのみで、当時豊橋駅基準で特急（料金不要）毎時4本・準急毎時1本の名鉄名古屋本線に対して劣っていた。車両もほぼ全列車が冷房車で運転されていた名鉄特急に比べると国鉄側の冷房装置の設置は進まず、夏季のサービス面でも劣っていた。（→'''[[#停車駅19720315|停車駅図1]]'''）この改正で、米原駅や大垣駅と[[東京駅]]を直接結んでいた昼行普通列車が廃止<ref>『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年2月号および3月号、日本交通公社</ref>。
* [[1978年]]（昭和53年）3月25日 ： [[国鉄113系電車|113系]]への置き換え完了により80系電車の運用を終了<ref name="rp200603-063" />。
* 1978年（昭和53年）[[10月2日]] ： 快速の停車駅統一<ref name="tt197810">『国鉄監修 交通公社の時刻表』1978年10月号、日本交通公社</ref>。
* [[1980年]]（昭和55年） ： 都市圏の発展による通勤利用者の増加で、名鉄線の混雑や並行道路の渋滞が激化。これを受けて国鉄名古屋鉄道管理局が「PLAN '80」研究会を設置し、いわゆる“汽車ダイヤ”から“[[シティ電車|国電型ダイヤ]]”への転換を表明<ref name="rp200309-010" />。
* [[1982年]]（昭和57年）[[5月17日]] ： [[国鉄117系電車|117系]]6両編成9本を快速に投入し、“東海ライナー”と命名する。ただし運転本数は快速・普通とも毎時1本と、従来のままだった。
* 1982年（昭和57年）[[11月15日]] ： 153系・155系の運用を終了<ref name="rp200603-063" />。
* [[1984年]]（昭和59年）[[2月1日]] ： 貨物列車の減少などにより東海道本線に余裕ができたことから、既存車両の先頭車改造による短編成化、列車の増発を行う。[[キャッチコピー]]で「待たせない[[国電]]」がアピールされ、大府駅 - 名古屋駅 - 大垣駅間では日中1時間当たり快速1本・普通3本の15分間隔ダイヤとなり、岡崎駅 - 大府駅間で毎時快速1本・普通2本の20分間隔となる<ref name="rp198412">{{Cite_journal|和書|author=村上勇|year=1984|month=12|title=＜特集＞東海道線 - 東海道線の輸送現況|journal=鉄道ピクトリアル|issue=440|pages=pp. 15-17|publisher=電気車研究会}}</ref><ref>『国鉄監修 交通公社の時刻表』1984年2月号、日本交通公社</ref><ref name="rp200603-063" />。
* [[1985年]]（昭和60年）[[3月14日]] ： 名古屋駅始発・終着の列車が減少し、多くの列車がスルー運転となる<ref name="tt198503">『国鉄監修 交通公社の時刻表』1985年3月号、日本交通公社</ref>。
* 1986年（昭和61年）7月 : 117系の先頭車増備に伴い、117系の運用を165系が代走。（10月31日まで）
* [[1986年]]（昭和61年）[[11月1日]] ： 「汽車から電車へ」をスローガンとした国鉄最後のダイヤ改正を実施。民営化を前提としたダイヤとなり、快速・普通が増発される。日中時間帯は快速2本（豊橋駅 - 大垣駅間で快速運転の列車が毎時1本、現在の区間快速に相当する岡崎駅 - 大垣駅間で快速運転の列車が毎時1本）・普通4本が運転され、これらを合わせると毎時6本となる。またこの時、“シティライナー”の愛称で[[国鉄211系電車|211系]][[国鉄211系電車#0・2000番台（暖地仕様車）|0番台]]が2本8両投入されたほか、117系も先頭車を増備して4両編成18本となる<ref name="tt198611">『国鉄監修 交通公社の時刻表』1986年11月号、日本交通公社</ref><ref name="rp200309-010" /><ref name="rj198610-079" />。（→'''[[#停車駅19861101|停車駅図2]]'''）

==== 分割民営化後 ====
* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] ： [[国鉄分割民営化]]により東海旅客鉄道（JR東海）が発足。会社発足時にこの区間を東海道新幹線に次ぐ重要な経営基盤としてサービス向上を図ることとし、名鉄との本格的な競争に入る。
* [[1988年]]（昭和63年）3月13日 ： ダイヤを整理し、岡崎駅 - 大垣駅間で日中1時間当たり快速2本・普通4本とする。日中毎時1本存在した大府駅 - 大垣駅間の普通が岡崎駅まで延長。車両は211系[[国鉄211系電車#5000・6000番台|5000番台]]を新たに投入。名古屋駅 - 岐阜駅間が19分運転となる。また[[保線]]作業のため従来毎週水・木曜日の12時前後に行われていた運休が廃止される<ref>『JR編集 時刻表』1988年3月号、弘済出版社</ref>。名古屋駅 - 大垣駅間に、特急「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」用の[[国鉄485系電車|485系]]による東海道線名古屋地区初の[[ホームライナー|通勤ライナー]]「ホームライナーながら」を朝夕2本ずつ設定<ref name="rp200406-016" /><ref name="dj200908-004">{{Cite_journal|和書|year=2009|month=8|title=[特集]JR東海311系・313系電車と名古屋都市圏のJR線 - JR発足後の名古屋都市圏の輸送のあゆみ|journal=鉄道ダイヤ情報|issue=304|pages=pp. 4-11|publisher=交通新聞社}}</ref><ref name="tokuda1998" />。
* [[1989年]]（[[平成]]元年）
** [[3月11日]] ： 快速列車が、最速達タイプの[[#新快速|新快速]]、従来からの快速（青）、豊橋駅 - 岡崎駅間各駅停車の快速（緑）の3パターンに分けられる。日中には新快速が[[蒲郡駅]]（一部岡崎駅） - 大垣駅間で毎時2本（30分間隔）、快速（青）が毎時1本、快速（緑）が毎時1本運転され、これらを合わせると15分間隔となる。また普通も増発され、この改正以降は快速・普通が毎時各4本運転されるようになる<ref name="dj200908-004" /><ref name="rj198905-2">{{Cite_journal|和書|title=JR旅客3社による東海道本線の列車ダイヤと運転管理|date=1989-05|publisher=[[鉄道ジャーナル社]]|journal=[[鉄道ジャーナル]]|number=271|pages=78-82}} 同書では快速（緑）に対して「区間快速」の表記が用いられているが、時刻表では単に「快速」表記である。</ref>。快速（青）については、[[熱田駅]]を通過に変更した<ref name="tt198903">『JR時刻表』1989年3月号、弘済出版社。</ref>。
** [[7月9日]] ： 「[[世界デザイン博覧会]]」開催に合わせたダイヤ改正。[[金山駅 (愛知県)|金山駅]]に東海道本線のホームが新設され、新快速・快速（青）・快速（緑）全列車の停車駅に加わる。[[JR東海311系電車|311系]]を新造して新快速に集中的に投入し、最高速度を120km/hでの運転を開始。新快速の所要時分は岡崎駅 - 名古屋駅間29分、名古屋駅 - 岐阜駅間18分（下り）となる<ref name="dj200908-004" />。また早朝・深夜に快速（緑）を設定。名古屋駅以東（以南）では初となるホームライナー「ホームライナー岡崎」を新設<ref name="tt198907">『JR時刻表』1989年7月号、弘済出版社。</ref><ref>{{Cite book|和書 |date=1990-08-01 |title=JR気動車客車編成表 90年版 |chapter=JR年表 |page=171 |publisher=ジェー・アール・アール |ISBN=4-88283-111-2}}</ref>。
* [[1990年]]（平成2年）3月10日 ： 平日・休日ダイヤ制を導入<ref name="tokuda1998" />。朝ラッシュ時と夜間にも快速列車を設定。新快速が豊橋駅 - 大垣駅間に延長され、車両が311系に統一。豊橋駅 - 名古屋駅間が最速49分となる<ref name="dj200908-004" />。また快速は米原駅・浜松駅まで運転する列車が増える。ホームライナーの運転区間の東端が蒲郡駅まで延長。武豊線直通列車を普通列車から大府駅 - 名古屋駅間は金山駅のみに停車する快速に変更。快速（緑）も熱田駅通過に変更<ref group="注">1989年7月9日改正から1990年3月10日改正前までの短期間ながら、金山駅・熱田駅両駅に快速（緑）が停車していた。</ref><ref name="tt199003">『JR時刻表』1990年3月号、弘済出版社。</ref>。
* [[1991年]]（平成3年）3月16日 ： 土曜日が休日ダイヤとなる。朝ラッシュ時の岐阜駅 - 名古屋駅間に快速が増発され、夜間にも新快速が設定される。豊橋駅 - 名古屋駅間が最速48分に短縮<ref name="dj200908-004" />。日中に運転されていた快速（緑）が全区間快速運転の快速（青）に変更されるとともに、岡崎駅 - 大垣駅間の普通が豊橋駅 - 大垣駅間に区間延長される。また大垣駅 - 関ケ原駅間を毎時2本に増発<ref name="rp200603-063" />。この改正までに311系の投入が完了し（4両編成×15本）、新快速は311系、快速は117系という棲み分けがなされる<ref name="dj199104">{{Cite_journal|和書||year=1991|month=4|title=1991.3.16ダイヤ改正のニュースター|journal=鉄道ダイヤ情報|issue=84|page=43|publisher=弘済出版社}}</ref>。（→'''[[#停車駅19910316|停車駅図3]]'''）
* [[1994年]]（平成6年）3月16日 ： 日中のすべての新快速が豊橋駅 - 名古屋駅間48分運転となる<ref name="dj200908-004" />。
* [[1995年]]（平成7年）[[10月10日]]：新所原駅 - 米原駅間が[[列車集中制御装置|CTC]]化<ref>{{Cite news |title=進む東海道線CTC化 新所原-米原が完成 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1995-10-06 |page=1 }}</ref><ref>{{Cite book|和書 |date=1996-07-01 |title=JR気動車客車編成表 '96年版 |chapter=JR年表 |page=184 |publisher=ジェー・アール・アール |ISBN=4-88283-117-1}}</ref>。
* [[1996年]]（平成8年）3月16日 ： 日中の快速列車と普通の接続駅が刈谷駅と岐阜駅に統一<ref name="rp200309-053">{{Cite_journal|和書|year=2003|month=9|title=【特集】大都市圏JR線区の快速運転 - JR各社の快速運転状況 JR東海 名古屋圏|journal=鉄道ピクトリアル|issue=736|pages=pp. 53-56|publisher=電気車研究会}}</ref>。普通の尾張一宮駅待避が無くなり、名岐間は名鉄特急と同等の所要24 - 26分になる。また、この改正で新設された快速「[[ムーンライトながら]]」の[[JR東海373系電車|373系]]の間合い運用によるホームライナーが新たに設定され、運転区間の東端が豊橋駅まで延長<ref name="tt199603">『JR時刻表』1996年3月号、弘済出版社。</ref>。「ホームライナーながら」は「ホームライナー大垣」に名称変更<ref name="rp200406-016" /><ref name="dj200908-004" />。
* [[1997年]]（平成9年）10月1日 ： 夜20・21時台の名古屋駅発岐阜方面の快速・ホームライナーがあわせて15分の等時隔ダイヤとなる<ref name="tokuda1998" />。
* [[1999年]]（平成11年）
** [[6月1日]] ： 浜松駅・豊橋駅 - 大垣駅・米原駅間の快速を中心に[[JR東海313系電車|313系]]の運用を開始<ref name="rp200603-063" />。
** [[12月4日]] ： 名古屋駅の新駅ビル「[[JRセントラルタワーズ]]」開業を控えたダイヤ改正。313系を快速列車に集中的に投入。朝夕時間帯には[[#特別快速|特別快速]]が新設され、この時間帯の快速は新快速に変更。特別快速の一部は[[飯田線]]へ直通運転し、[[豊川駅 (愛知県)|豊川]]・[[新城駅|新城]]方面から名古屋への輸送改善を図る。このほか特別快速に続行して、[[JR東海キハ75形気動車|キハ75形]]による[[武豊線]]直通の[[#区間快速|区間快速]]を新設し、[[名鉄河和線]]とも競争に入る。新たに[[幸田駅]]が快速列車（新快速と快速の一部）停車駅に追加。313系の高出力と120km/h定速度制御機能を活用することで、東海道本線内の所要時分も最短で豊橋駅 - 名古屋駅間47分（表定速度92km/h）、名古屋駅 - 岐阜駅間17分45秒（表定速度102km/h）に短縮。その一方で岐阜駅 - 大垣駅間は快速列車も全種別各駅に停車となり、日中の普通は岐阜駅で折り返しとなる。日中の大垣駅 - 米原駅間は60分間隔から30分間隔に増発されたが、この区間内の折り返し運転となる。また豊橋駅より浜松方面への直通列車は普通が主体となり、快速の直通は大幅に減少。113系は京阪神直通列車を除き名古屋地区での運用が終了となる<ref name="dj200908-004" /><ref name="tt199912">『JR時刻表』1999年12月号、弘済出版社。</ref><ref name="rp200603-063" />。（→'''[[#停車駅19991204|停車駅図4]]'''）
* [[2001年]]（平成13年）10月1日 ： 特別快速が朝ラッシュ時に増発。日中の新快速を毎時1本浜松駅まで延長。豊橋駅構内でポイント制限を受けない列車の所要時分が豊橋駅 - 名古屋駅間最速45分（特別快速、表定速度97km/h）に短縮。311系が特別快速の運用から撤退。夜間のホームライナーが1時間間隔の運転となる<ref name="rp200406-016" /><ref name="dj200908-004" /><ref name="tt200110">『JR時刻表』2001年10月号、弘済出版社。</ref>。
* [[2006年]]（平成18年）10月1日 ： [[JR東海313系電車#5000番台|313系5000番台]]を投入して、データイムの快速列車の4両編成から6両編成（ラッシュ時8両編成）への増強、朝の豊橋発の名古屋方面への快速列車の8分間隔での運転、車両の増結や夕ラッシュ時間帯の快速列車の10分間隔化、武豊線直通列車の増発、ホームライナーの見直しなどが実施される。特別快速の飯田線直通および日中の新快速の浜松駅直通は廃止、日中の岡崎駅 - 大府駅間の普通は毎時4本から3本に削減。車両は快速系列車が5000番台を主とした313系に、普通も3扉クロスシート車の313系・311系・211系0番台（120km/h対応済）にほぼ統一され、211系5000番台は静岡地区へと移される<ref name="dj200908-004" /><ref name="rj200701">{{Cite_journal|和書|title=名古屋の東海道線快速サービス|date=2007-01|publisher=鉄道ジャーナル社|journal=鉄道ジャーナル|number=483|pages=62-71}}</ref><ref name="tt200610">『JR時刻表』2006年10月号、交通新聞社。</ref>。
* [[2008年]]（平成20年）[[3月15日]] ： 朝夕に快速列車を増発。
* [[2009年]]（平成21年）[[3月14日]] ： 「ムーンライトながら」の臨時列車化に伴い、早朝・深夜の快速列車を増発<ref name="dj200908-004" />。
* [[2010年]]（平成22年）[[3月13日]] ： 運転時間・停車時間の見直しが行われる。日中の新快速は名古屋駅 - 豊橋駅間の所要時間が47分から50分となり、上りの大半の快速列車の岐阜駅→名古屋駅間の所要時間が18分から20分に拡大。この影響でデータイムの下り普通は西小坂井駅で快速列車を待避するようになる。
* [[2013年]]（平成25年）3月16日 ： 117系の運用を終了<ref name="railf20130317-117">{{Cite_web|date=2013-03-16|url=http://railf.jp/news/2013/03/16/094800.html|title=JR東海の117系が定期運用から離脱|work=鉄道ファン railf.jp|publisher=交友社|accessdate=2013-03-17}}</ref>。ラッシュ時に快速列車を増発。一方でホームライナーは名古屋駅以東での設定が廃止、土休日は全列車運休となる<ref name="jrc20121221">{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000017068.pdf 平成25年3月ダイヤ改正について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース、2012年12月21日付、2012年12月23日閲覧。}}</ref>。（→'''[[#停車駅20120317|停車駅図5]]'''）
* [[2015年]]（平成27年）
** [[3月1日]]：武豊線電化<ref name="mainichi-np-2015-3-2">黒尾透(2015年3月2日)、“JR武豊線:開業129年、電化 大府駅で出発式”、[[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref>により、同線直通列車及び名古屋駅発大府駅行の最終列車を気動車から電車に変更。
** 3月14日：朝及び夜間に名古屋駅 - 大垣駅間で列車を増発。朝・深夜に武豊線直通列車の運転範囲を大垣駅まで拡大<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000025159.pdf 平成27年3月ダイヤ改正について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース、2014年12月19日付、2015年3月14日閲覧。}}</ref><ref name="tt201503">『JR時刻表』2015年3月号、交通新聞社。</ref>。
* [[2016年]]（平成28年）[[3月28日]] ： ホームライナーの運転区間を名古屋駅 - 大垣駅間に短縮。JR西日本からの直通普通列車が廃止され、米原駅で系統分割される。<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028822.pdf 平成28年3月ダイヤ改正について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース、2015年12月18日付、2015年4月2日閲覧。}}</ref>
* [[2018年]]（平成30年）[[3月17日]] ： [[駅ナンバリング#JR東海|駅ナンバリング]]及び[[日本の鉄道ラインカラー一覧#東海旅客鉄道（JR東海）|ラインカラー]]を導入。路線コードは「CA」、ラインカラーはオレンジ。熱海駅からの連番であるため、本記事で扱う区間はCA42（豊橋駅）から<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000035928.pdf 【社長会見】在来線駅に駅ナンバリングを導入します ]}} - JR東海、2017年12月13日</ref>。武豊線から直通の快速が区間快速に変更<ref name="jrc20171215">{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000035934.pdf 平成３０年３月ダイヤ改正について]}} - JR東海、2017年12月15日。2018年3月17日閲覧。</ref>。
*[[2021年]]（[[令和]]3年）[[1月22日]]：「ムーンライトながら」の運転終了を発表<ref name=":0">{{Cite press release|和書|title=春の増発列車のお知らせ|publisher=東海旅客鉄道|date=2021-01-22|url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040932.pdf|format=PDF|language=日本語|accessdate=2021-01-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210122051627/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040932.pdf|archivedate=2021-1-22|page=2}}</ref>。[[2020年]][[3月29日]]の大垣発が最後の運転となった<ref name=":1">{{Cite news|title=JR夜行快速「ながら」終了　バスと競合、車両老朽化|date=2021-01-22|url=https://this.kiji.is/725270835080871936|accessdate=2021-01-22|newspaper=共同通信社|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210228132524/https://this.kiji.is/725270835080871936|archivedate=2021-02-28}}</ref>。
*[[2022年]]（令和4年）[[3月12日]]：平日朝に設定されていた中央線との直通運転を終了。上り「ホームライナー大垣」を[[稲沢線]]経由とし、先発した本線経由の普通列車を追い抜くダイヤに変更（実際の変更開始は[[3月14日|14日]]から）。

=== 停車駅の変遷 ===
; {{Anchors|停車駅19720315}}（1） 1972年3月15日改正時
: 快速列車を毎時1本運転開始。
: [[File:TokaidoLineStops_nagoya_19720315.svg|800px|停車駅]]
:
; {{Anchors|停車駅19861101}}（2） 1986年11月1日改正時
: 国鉄最後の大規模改正。快速列車が2パターン化。
: [[File:TokaidoLineStops_nagoya_19861101.svg|800px|停車駅]]
:
; {{Anchors|停車駅19910316}}（3） 1991年3月16日改正時
: 1989年3月に新快速が設定され、翌年に豊橋駅 - 大垣駅での運転となる。
: [[File:TokaidoLineStops_JRC_nagoya_19910316.svg|800px|停車駅]]
:
; {{Anchors|停車駅19991204}}（4） 1999年12月4日改正時
: 特別快速、武豊線直通の区間快速設定。
: [[File:TokaidoLineStops_JRC_nagoya_19991204.svg|800px|停車駅]]
:
; {{Anchors|停車駅20120317}}（5） 現行ダイヤ
: [[File:TokaidoLineStops_JRC_nagoya_20180317.svg|800px|停車駅]]

== 運行形態 ==
以下に、[[豊橋駅]] - [[米原駅]]間における[[2016年]][[3月26日]]ダイヤ改正時点の運転形態の詳細を記す<ref name="tt201604">『JR時刻表』2016年4月号、交通新聞社。</ref><ref name="tt201303">『JR時刻表』2013年3月号、交通新聞社。</ref><ref name="tt201203">『JR時刻表』2012年3月号、交通新聞社。</ref>。

{| class="wikitable" style="float:right; font-size:85%; text-align:center; margin-left:2em;"
|-
|+日中の基本的な運転パターン
!種別＼駅名
!style="width:1em;"|豊橋
!…
!style="width:1em; border-right-style:hidden; padding-right:0;"|岡
!style="width:1em; padding-left:0;"|崎
!…
!style="width:1em; border-right-style:hidden; padding-right:0;"|大
!style="width:1em; padding-left:0;"|府
!…
!style="width:1em; border-right-style:hidden; padding-right:0;"|名
!style="width:1em; border-right-style:hidden; padding:0;"|古
!style="width:1em; padding-left:0;"|屋
!…
!style="width:1em; border-right-style:hidden; padding-right:0;"|岐
!style="width:1em; padding-left:0;"|阜
!…
!style="width:1em; border-right-style:hidden; padding-right:0;"|大
!style="width:1em; padding-left:0;"|垣
!…
!style="width:1em;"|米原
|-
|新快速 
|colspan="16" style="background:#ff8c00;"|2本
|colspan="3"|
|-
|快速
|colspan="16" style="background:#4682b4;"|2本<ref name="daytime" group="注">一部の時間帯は、快速のうち1本が大垣駅から米原駅に直通し、大垣駅 - 米原駅は普通が1本、快速が1本の計2本になる。</ref>
|colspan="3"|<ref name="daytime" group="注" />
|-
|rowspan="3" |普通 
|colspan="13" style="background:#e1e1e1;"|2本 
|colspan="3"|
|colspan="3" style="background:#e1e1e1;"|2本<ref name="daytime" group="注" />
|-
|colspan="3"|
|colspan="10" style="background:#e1e1e1;"| 1本
|colspan="6"|
|-
|colspan="6"|
|colspan="7" style="background:#e1e1e1;"|1本
|colspan="6"| 
|-
|特急しらさぎ
|colspan="10"|
|colspan="9" style="background:tomato; text-align:center;"|0.5本
|-
|特急ひだ
|colspan="10"|
|colspan="3" style="background:tomato; text-align:center;"|0.5本
|colspan="6"|→高山本線
|}
名古屋を中心とした豊橋駅 - [[大垣駅]]間では、一部の駅にのみ停車する[[快速列車]]と各駅に停車する普通が運転されており、これらによるパターンダイヤが形成されている。快速列車は[[1999年]]12月4日の改正時に[[特別快速]]・[[新快速]]・快速・区間快速の4種別に分けられ、この改正時のダイヤが現行ダイヤの基礎となっている。このほかに名古屋駅以西（岐阜側）では[[特別急行列車|特急列車]]も運転されている。

日中は15分サイクルのダイヤで、新快速・快速がそれぞれ1時間に2本ずつ計4本と、普通が1時間に4本が運転されており、下り（岐阜・大垣方面）快速列車は[[名古屋駅]]を毎時0・15・30・45分に発車する。時間帯に関わらず、普通列車については早朝と夕方から夜間のごく一部を除き4両の短編成が主体である。朝夕時間帯には快速列車の最速達種別である特別快速と、[[武豊線]]直通の区間快速が運転される。各快速種別の名古屋駅以東の停車駅数の違いは1 - 2駅程度である。早朝・深夜には途中駅で種別が変わる列車もある。快速運転が行われる区間は豊橋駅 - 岐阜駅間となっており、[[岐阜駅]] - 大垣駅 - 米原駅間は快速列車も全種別各駅に停車する。なお岐阜駅 - 大垣駅間では原則として新快速・快速・区間快速・特別快速のみの運転で、朝晩に一部の普通が運転されるのみとなっている。

[[岡崎駅]]・[[刈谷駅]]・名古屋駅・岐阜駅では快速列車と普通との緩急接続が行われる。朝や夕方・夜間は[[蒲郡駅]]・[[尾張一宮駅]]で行われることもある<ref group="注">[[安城駅]]・[[大府駅]]では同一ホームでの緩急接続はできない。名古屋駅に関しても上り線は工事のために同一ホームでの緩急接続ができないことがある。</ref>。

大垣駅 - 米原駅間では、日中は普通のみの折り返し運転であり、大垣駅で快速列車に接続する。朝夕夜は[[垂井町]]・[[関ケ原町]]・[[米原市]]からの岐阜・名古屋方面への通勤流動を考慮して、名古屋方面の快速列車の直通があり、土曜・休日は、買い物客や近畿・東海の相互移動（例：名古屋駅や岐阜駅などから[[大津駅]]や[[京都駅]]・[[大阪駅]]など）を考慮して平日よりも直通運転の時間帯が長くなっている。また、米原駅ではJR西日本の東海道線京阪神方面（[[琵琶湖線]]・[[JR京都線]]・[[JR神戸線]]）の新快速や普通と接続が図られている。

[[東海道線 (静岡地区)|静岡地区]]の[[浜松駅|浜松]]方面とは基本的に豊橋駅で系統分割されている。豊橋駅での名古屋方面と浜松方面の列車との接続は、両者の運転間隔が異なり、待ち時間の長さにはばらつきがある。朝晩には一部の列車が浜松駅まで直通運転する。浜松駅より掛川・静岡方面と豊橋駅より名古屋方面間を直通する運用は下り方面の普通のみ存在する（後述）。
{{-}}

=== 優等列車・長距離列車 ===
昼行の特急列車（優等列車）は、名古屋駅以西（岐阜側）では岐阜駅から[[高山本線]]に直通する「[[ひだ (列車)|ひだ]]」が10往復、米原駅から[[北陸本線]]に直通する「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」が8往復が運転されている。なお「ひだ」のうち1往復は岐阜駅で名古屋駅発着列車と[[大阪駅]]発着列車の分割・併合を行う。名古屋駅発着の「しらさぎ」「ひだ」は米原駅と岐阜駅でそれぞれ[[スイッチバック]]を行うため、北陸本線内や高山本線内とは進行方向が逆になる。名古屋駅以東（豊橋側）では通常は運転されていないが、臨時特急・急行が運転される場合、列車は特別快速の停車駅に停車することがある。過去に{{いつ|date=2015年4月}}豊橋駅発着の[[飯田線]]特急「[[伊那路 (列車)|伊那路]]」の[[大垣駅]]臨時延長運転に際しては、豊橋駅 - 名古屋駅間は特別快速の停車駅に停車し、名古屋駅 - 大垣駅間は定期運転の特急「しらさぎ」の停車駅に準じて停車していた。

夜行列車は現在、寝台特急「[[サンライズ出雲]]・[[サンライズ瀬戸|瀬戸]]」が1往復運転されているが、豊橋駅 - 米原駅間に停車駅は設けられていない。かつては豊橋駅・名古屋駅・岐阜駅に停車する寝台特急も運転されていたが、2009年3月19日のダイヤ改正で廃止された「[[富士 (列車)|富士]]・[[はやぶさ (列車)|はやぶさ]]」以降、設定されていない。また臨時列車として東京駅 - 大垣駅間の快速「[[ムーンライトながら]]」が学校の長期休業期間や大型連休を中心に運転されていたが、2020年3月29日の大垣発を最後に運転がなくなり、2021年1月22日に運転終了が発表された<ref name=":0" /><ref name=":1" />。「ムーンライトながら」は、2009年3月13日（始発駅基準）までは定期列車として運転されていた。

=== ホームライナー ===
[[File:JRW_683-2000_HomeLiner.jpg|200px|thumb|683系2000番台電車による「ホームライナー大垣」]]
[[ホームライナー]]は朝・夜間ラッシュ時に運転される座席指定制の列車である。[[1988年]]（昭和63年）3月のダイヤ改正で名古屋駅 - 大垣駅間に設定された「ホームライナーながら」が東海道線名古屋地区におけるホームライナーの始祖である<ref name="rp200406-016">{{Cite_journal|和書|title=【特集】通勤ライナー - JR各社のライナー輸送歴史と概況 JR東海名古屋圏|date=2004-06|publisher=電気車研究会|journal=鉄道ピクトリアル|number=747|pages=16-19}}</ref>。その後1989年3月11日には名古屋駅以東（以南）でも運転が開始され<ref name="tt198907" />、2003年10月1日改正時点では平日ダイヤで朝5本・夜7本の設定があり岡崎駅・豊橋駅発着列車も運転されていた<ref name="rp200406-016" />。2008年より本数は減少傾向となり、2013年3月16日から名古屋駅 - 豊橋駅間での設定が廃止され、残った列車も平日のみの運転となった<ref name="jrc20121221" />。2016年3月25日を最後に関ケ原行きの1・3号は大垣まで運転区間を短縮し「ホームライナー関ヶ原」の愛称は消滅した。

現行ダイヤでは、朝時間帯に大垣発名古屋行きの「ホームライナー大垣」2号・4号、夜時間帯に名古屋発大垣行きの「ホームライナー大垣」1号・3号の計4本の運転となっている。停車駅は日中の快速停車駅から[[西岐阜駅]]を除いたものである。2013年3月15日まで運転された豊橋駅 - 名古屋駅間では日中の新快速とほぼ同じ停車駅であった。

車両は特急「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」で運用されている[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）[[金沢総合車両所]]所属の[[JR西日本681系電車|681系電車]]（0番台、元・[[北越急行]]2000番台）が充当されている。同車両ではグリーン車が設定されており、[[乗車整理券]]の代わりにグリーン券を購入することで利用可能とされている。かつては[[国鉄485系電車|485系電車]]・[[JR東海キハ85系気動車|キハ85系気動車]]・[[JR東海373系電車|373系電車]]・[[JR西日本683系電車|683系電車]]（[[JR西日本683系電車#2000番台|2000番台]]、元・北越急行[[JR西日本683系電車#8000番台|8000番台]]）も使用されていた<ref name="rp200406-016" /><ref name="railf20130317-373">{{Cite_web|date=2013-03-16|url=http://railf.jp/news/2013/03/16/141800.html|title=373系の名古屋地区“ホームライナー”運用が終了|work=鉄道ファン railf.jp|publisher=交友社|accessdate=2013-03-17}}</ref>。

=== 特別快速 ===
{{See also|特別快速#東海道本線（名古屋地区）}} 

1999年12月4日のダイヤ改正で、後述の新快速よりも停車駅の少ない列車種別として新設された。種別カラーは黄色。新快速との違いは[[大府駅]]を通過する点である。基本的に、武豊線直通の区間快速（後述）とセットで運転され、区間快速の停車する大府駅と[[共和駅]]を通過とすることで遠近分離が図られている<ref name="rj200701" />。

ラッシュ時を中心に運転されるが、平日ダイヤと土休日ダイヤとで運転時間帯がやや異なる。1時間の本数は平日朝下り方面は3 - 4本、平日夜上り方面は2 - 3本（新快速とあわせて10 - 15分間隔）、平日夜の下り方面は2本（新快速・快速とあわせて10 - 15分間隔）、休日の朝夕夜はおおむね2本（新快速とあわせて15分間隔）の運転である。運転区間は大垣駅 - 豊橋駅間を基本とするが、[[米原駅]]や[[浜松駅]]まで運転される列車もある。なお平日朝の下りのうち2本は[[幸田駅]]にも停車する。2006年10月1日の改正までは[[飯田線]]の[[新城駅]]や[[本長篠駅]]まで運転されていた列車もあり、下り（豊川・新城方面）列車は飯田線内では[[船町駅]]と[[下地駅]]を通過し、[[小坂井駅]]から終着駅までは各駅に停車していた。上り（豊橋・名古屋方面）は小坂井駅も通過した。

車両は原則として[[JR東海313系電車|313系]]（[[JR東海313系電車#0番台・300番台|0番台]]か5000番台）が使用されるが、[[JR東海311系電車|311系]]が使われることもある。6両または8両編成での運転を基本とするが2016年3月26日のダイヤ改正で新快速や快速も含め8両編成で運転される快速系列車が大幅に増加した。

=== 新快速 ===
{{See also|新快速#名古屋地区（JR東海）}}

通常の「快速」よりも速達タイプの列車として民営化後の[[1989年]][[3月11日]]に新設された列車種別である。種別カラーはオレンジ。基本的な快速との違いは共和駅と稲沢駅<ref group="注">快速も一部は通過する</ref>を通過する点である。

設定初期は日中のみの設定で蒲郡駅・岡崎駅 - 大垣駅間のみでの運転であったが、[[1990年]]3月10日に豊橋駅 - 大垣駅間に拡大され、岐阜駅 - 大垣駅間は途中無停車（現在は停車駅である[[西岐阜駅]]・[[穂積駅]]を当時は通過）であり名古屋駅 - 大垣駅間は特急「しらさぎ」と同一の停車駅だった。

1999年12月4日の改正以降は、現行ダイヤに至るまでほぼ終日にわたって運転されている。基本的に1時間に2本の運転で、日中は快速と交互に、朝夕夜は特別快速と交互に運転される。運転区間は特別快速とほぼ同じである。なお平日夕方以降を中心に[[幸田駅]]・[[三河三谷駅]]に停車する列車がある。土休日は[[三河大塚駅]]に停車する列車もある。2001年10月1日から2006年9月30日までは日中も1時間に1本が浜松駅まで直通していた。

車両は313系の登場以前は311系が新快速専用車両として使用されていたが、現在は原則として313系（日中は5000番台が主体だが、ラッシュ時は0番台、1100番台も多い）が使用される。従来は、平日の日中は6両編成が基本で、平日朝ラッシュと夕ラッシュおよび土休日の日中の一部列車は8両編成で運転されていたが、2016年3月26日のダイヤ改正で（特別快速や快速も含め）8両編成で運転される列車が大幅に増加し、昼間時も含め大半の列車が8両編成で運転される。

=== 快速 ===
主要駅にのみ停車する。種別カラーは青。

現在運転されている快速は1971年に設定された列車が起源であり、1972年3月改正時点では豊橋駅・蒲郡駅・岡崎駅・安城駅・刈谷駅・大府駅・名古屋駅・尾張一宮駅・岐阜駅・大垣駅に全列車が、三河三谷駅・共和駅・[[熱田駅]]・[[稲沢駅]]・穂積駅に一部の列車が停車していた（豊橋駅以東および大垣駅以西では各駅に停車）<ref name="tt197203">『国鉄監修 交通公社の時刻表』1978年10月号、日本交通公社</ref>。その後1978年10月改正で停車駅が統一され、前述のすべての駅に全列車が停車するようになった<ref name="tt197810" />。1986年11月に現在の区間快速に相当する列車（後述）が登場すると、豊橋駅 - 大垣駅間快速運転の列車は稲沢駅通過となったが<ref name="tt198611" />、1989年3月からは逆に豊橋駅 - 大垣駅間快速運転の快速（青）の一部列車（毎時1本）のみが稲沢駅に停車するようになった<ref name="tt198903" />。東海道線金山駅開業に伴い、停車駅に金山駅が追加され、熱田駅が停車駅から削除された<ref group="注">停車駅の移行は1989年3月改正から1989年7月の金山駅開業を挟み1990年3月改正まで段階的に行われた。本記事の「年表」を参照。</ref>。また1999年12月3日までは毎時1本が浜松駅まで直通していた。

1999年12月4日の改正で新たに西岐阜駅にも停車するようになり、この改正以降は現行ダイヤに至るまで主に日中に1時間に2本設定されており、三河三谷駅停車列車と幸田駅停車列車が交互に運転されている。また夜間の上りや平日の朝ラッシュ時の一部にも運転される。なお2020年3月14日の改正から平日夕方下りの1本のみ、新快速と同様、三河三谷駅と幸田駅を同時停車するダイヤとなった。浜松駅に直通する列車は、2017年3月4日の改正で土休日夜間に上り1本のみ設定され、17年3か月ぶりに復活した。平日ラッシュ時には、日中の快速が通過する稲沢駅に停車する列車もあり、夜下り方面（名古屋発18時・19時台）は、この稲沢駅停車の快速（[[金山駅 (愛知県)|金山]]発米原行き）と新快速・特別快速の3種別であわせて10分間隔となっている。2013年3月15日までは朝の上り列車にも金山行きの列車があった。
特別快速・新快速と同様に313系5000番台（一部の列車は0番台）が使われ、6両または8両編成で運転されるが2016年3月26日のダイヤ改正で多くの列車が8両編成化された。

かつて朝には1999年12月4日改正より設定された[[武豊線]][[武豊駅]]から名古屋駅までの直通列車があり、武豊線内でも快速運転を行っていたが、平日の運転は2015年3月改正、土休日の運転は2018年3月改正<ref name="jrc20171215" />で終了した。武豊線直通の“快速”は1990年3月から1999年12月改正までも存在したが、こちらは武豊線内では各駅停車、東海道線内は大府駅 - 金山駅間無停車であった。

なお1950年代に設定されていた[[蒸気機関車]]牽引の快速列車は、現行の停車駅と比較すると、三河三谷駅・幸田駅・安城駅・共和駅を全列車が通過（共和駅は普通列車も一部が通過）、大府駅・稲沢駅・穂積駅は一部のみ停車、逆に現在は普通のみが停車する熱田駅と[[木曽川駅]]に全列車が停車していた<ref name="tt195010">『日本國有鉄道編集時刻表』1950年10月号、日本交通公社</ref>。

=== 区間快速 ===
区間快速は、東海道本線内のみの列車と、武豊線直通の列車とが存在する。種別カラーは緑。

東海道本線内完結運転の列車は朝と深夜のみで、岡崎駅 - 名古屋駅 - 岐阜駅間では快速停車駅（稲沢駅を除く）に、浜松駅 - 岡崎駅間および岐阜駅 - 米原駅間では各駅に停車する。この停車パターンを持つ列車は[[1986年]][[11月1日]]の国鉄最後のダイヤ改正から登場したが、1999年12月4日のダイヤ改正以前は単に「快速」と名乗っていた<ref name="rj198610-079">{{Cite_journal|和書|title=“61・11”国鉄ダイヤ改正の概要|date=1986-10|publisher=鉄道ジャーナル社|journal=鉄道ジャーナル|issue=238|pages=79-82}}</ref>。前述の快速が青の種別幕を使用していたのに対し、この快速は緑の種別幕を使用して区別しており、“グリーン快速”と呼ばれていた<ref>[[徳田耕一]]「JR東海名古屋都市圏輸送 運転の興味」『[[鉄道ピクトリアル]]』2000年8月号、[[電気車研究会]]、p.52。</ref>。登場から[[1991年]][[3月16日]]改正までは日中にも毎時1本運転されていたが、その後は朝夕夜のみの運転となった。豊橋駅 - 岡崎駅間では、夜間に普通に代わってこの区間快速が運転されている。[[2006年]][[10月1日]]改正までは平日朝の下りに[[大高駅]]・[[笠寺駅]]にも停車する列車や、下りのみ早朝に静岡駅を発車して、共和駅まで各駅に停車する列車<ref group="注">浜松駅以東でも区間快速の種別で、同区間では唯一の名古屋地区の快速列車であった。</ref>があった。

車両は特別快速・新快速・快速と同様に313系5000番台（一部の列車は0・1000・1100番台）が使われるが、311系も使用される<ref group="注">土休日の豊橋5:49発区間快速米原行き5701F。</ref>。

武豊線直通の区間快速は、1999年12月4日のダイヤ改正から特別快速の運転時間帯に名古屋駅 - 大府駅間で設定された。これには、武豊線各駅から名古屋方面へ向かう乗客の利便性を高めるだけでなく、特別快速が通過する大府駅・共和駅を補完する役割がある。おおむね1時間に2本の運転である。なお、武豊線内では各駅に停車する。2018年3月11日まで武豊線内でワンマン運転を行う区間快速があった<ref group="注">大府駅まで6両で運転され、後ろ4両を切り離した後ワンマン列車になっていた</ref>。この武豊線直通列車は基本的に311系または313系（0・1000・1100番台）の4両編成で運転される。1999年以降は武豊線内において6両以上で運転されることはない。

=== 普通 ===
各駅に停車する種別である<ref group="注">ただし、過去には通過駅のある普通列車も設定されていた。本節で述べた2006年までの上り[[始発列車]]のほかに、[[1995年]]（[[尾頭橋駅]]開設時）から[[1999年]]までは上り最終の名古屋駅発大府駅行が尾頭橋駅を、[[1996年]]まではいわゆる「[[ムーンライトながら|大垣夜行]]」が[[三河塩津駅]]と尾頭橋駅を、[[1990年]]までは上り名古屋発武豊行2本（1990年3月9日まで武豊線直通は普通列車が基本であった。[[1989年]]までは早朝の2本。それ以降は始発と16時台の2本）が[[大高駅]]と[[共和駅]]を、それぞれ通過していた。</ref>。

日中時間帯は1時間に4本運行されている。ただし、豊橋駅 - 岡崎駅 - 大府駅間では運行間隔が広がる。また、大垣駅 - 米原駅間ではこの区間を往復する系統が1時間に2本運転されている。岐阜駅 - 大垣駅間では大半の時間帯で快速列車が各駅停車の役割を担っており、普通列車は早朝・深夜（始発・最終付近）のみの運行となっているが1999年12月3日までは同区間でも普通列車の設定が毎時4本あった。

一部の列車は静岡地区の浜松駅まで乗り入れるほか、浜松駅以東から直通する列車が、[[静岡駅]]から朝1本・[[菊川駅 (静岡県)|菊川駅]]から朝1本・[[掛川駅]]発着の朝昼各1本存在する<ref group="注">この他に列車番号上では別であるが、上りの新快速1本（平日：2334F、土休日：5332F）は豊橋駅から普通掛川行きになる。</ref>。2015年3月14日ダイヤ改正以降は、大垣駅を8両編成で出発し、大府駅で浜松行き（前4両）と武豊線直通（後4両）に分割する列車が平日のみ設定された。

1999年12月3日まではJR東海の東海道本線全区間を走破する米原発[[熱海駅|熱海]]行きが1本、2010年3月12日までは夜間に岐阜発静岡行きが1本設定されていた<ref group="注">2017年3月4日から2018年3月11日まで、土曜・休日夜の岐阜発浜松行きが浜松駅から静岡行きに変わる列車があった。6両編成で運転され、豊橋駅で後ろ2両を切り離していた。</ref>。また、大垣駅 - 米原駅間では2016年3月26日ダイヤ改正までJR西日本京都・大阪方面との直通列車が早朝（大垣発）と深夜（大垣行き）各3本設定されていた。それらの列車には、2004年10月16日からJR西日本所有の[[JR西日本221系電車|221系]]・[[JR西日本223系電車|223系]]、そして2010年12月1日からは[[JR西日本225系電車|225系]]（223系と共通運用）が使用され、同区間では4両編成または6両編成で運転されていた。

2006年9月30日までは名古屋発岡崎行きの上り始発列車（平日のみ運転）が大府駅 - 岡崎駅間で刈谷駅・安城駅のみ停車し、新快速・快速と同じ停車駅であったが、普通列車として扱われていた。翌10月1日の改正で毎日運転の各駅停車となり、豊橋行きに延長された。

武豊線との直通列車が朝と深夜に平日上り2本（大垣発と名古屋発が各1本、先述の通り大垣発は大府まで浜松行きと併結）・下り3本（岐阜行き3本、うち1本は名古屋駅まで区間快速）、土休日下り2本（岐阜行き2本）存在する（2015年3月14日現在）。2013年3月15日までは[[美濃赤坂線]][[美濃赤坂駅]]への直通列車、2022年3月12日までは[[中央線 (名古屋地区)|中央線]]との直通列車があった。


名古屋駅 - 岐阜駅間は名鉄名古屋本線のミュースカイおよび快速特急・特急より停車駅が多いものの、所要時間ではほぼ互角でこちらが短いことも多い。下り列車では豊橋駅にて快速列車の4分前に発車した場合は、西隣の西小坂井駅で通過待ちを行う。

4両編成での運転が主体だが、ラッシュ時には6・8両編成の運転もある<ref group="注">浜松駅または米原駅まで乗り入れる場合、豊橋駅や大垣駅で[[増解結]]を行うことがある。</ref>。2013年3月15日までは早朝・深夜に2両編成の列車も存在していた。

== 使用車両 ==
本節では普通や一般の快速列車の使用車両について記述する。ホームライナーの使用車両については[[#ホームライナー|上記]]を、優等列車（[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]、[[ひだ (列車)|ひだ]]、[[サンライズ出雲]]・[[サンライズ瀬戸]]）の使用車両については各列車の項目を参照のこと。「ムーンライトながら」の臨時列車化後における名古屋地区での東海道本線の定期普通・快速列車の最大編成は8両である（2022年3月まではラッシュ時に中央本線で10両編成が見られた。なお��寝台特急「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」は14両、繁忙期の特急「ひだ」は最大10両、特急「しらさぎ」は東海道本線内は通年6両である）。9両編成以上の定期普通・快速列車は存在しないものの、かつて東京駅 - 名古屋駅・大阪駅および九州方面を結ぶ急行・準急列車などの長距離列車、大垣夜行や後身の「ムーンライトながら」が停車していた名残でほとんどの駅においてホーム長は少なくとも11両分が確保されている。2022年3月のダイヤ改正以降、武豊線に直通しない東海道本線のみで完結する列車は4両編成での運転はごく僅かとなっており、基本的に6両または8両で運転されている。

なお、以下に示す車両は「[[気動車]]」と記されているもの以外はすべて[[電車]]である。

=== 現在の車両 ===
; [[JR東海311系電車|311系]]
: [[1989年]]3月に運用を開始し、313系が登場するまでは専ら本系列が新快速に使用されていた。現在普通を主体に、ラッシュ時の一部の快速系列車にも使用されている。313系0・300・1000・1100・3000・5300番台との併結運用もある。運用範囲は浜松駅 - 米原駅間である。1999年12月改正直後は一部の特別快速にも使用されていた。1990年代初頭において、臨時快速「ナイスホリデー近江路」でJR西日本[[北陸本線]][[長浜駅]]まで乗り入れていた。
:
; [[JR東海313系電車|313系]]
: 1999年7月から4両編成の0番台と2両編成の300番台が運用を開始し、[[2006年]]には乗り心地を改善した5000番台（6両編成）が、2010年には1100番台（4両編成）が登場した。各種快速列車や普通に使用されている。5000番台を除いて311系との併結運用がある。従来の大垣車両区所属の車両のほか、2015年3月以降は武豊線直通列車を中心に神領車両区所属の車両も使用されている。一部の車両はワンマン運転に対応しているが、東海道線内では車掌も乗務する。2022年3月以降は神領車両区から転入してきた3両編成（1500・1600・1700番台）も使用されているが、東海道線内では単独運用は行わず2編成併結の6両編成として使用される。
:
; [[JR東海315系電車|315系]]
: 2024年3月から4両編成の3000番台が、武豊線直通の[[区間快速]]列車を中心に大垣駅 - 大府駅間で運用を開始した<ref>{{Cite web |url=https://railf.jp/news/2024/03/16/053000.html |title=315系が東海道本線・武豊線で営業運転を開始 |access-date=2024-03-28 |publisher=交友社 |date=2024-03-16 |website=鉄道ファン・railf.jp |work=鉄道ニュース |language=ja}}</ref>。2027年3月より大垣駅 - 米原駅間で本形式を用いた[[ワンマン運転]]を開始する予定である<ref>{{Cite web |url=https://jr-central.co.jp/news/release/nws003996.html |title=315系4両編成でのワンマン運転の実施及び画像認識技術を活用した安全確認支援装置の搭載 |access-date=2024-06-28 |publisher=東海旅客鉄道株式会社 |date=2024-06-06}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://jrtoukairou.sakura.ne.jp/koe/nagoya/2024.06.07nagoyagyumunyusu421.pdf |title=315系4両編成でワンマン運転計画 |work=『業務ニュース名古屋』No.421 |publisher=JR東海労働組合 名古屋地方本部 |date=2024-06-07| access-date=2024-07-21}}</ref>。
<gallery>
File:JR-Series311-G5 Special-Rapid.jpg|311系
File:Series313-0 Y9.jpg|313系
</gallery>

=== 過去の車両 ===
本節ではJR発足後まで使用された車両のみ記述する。

; [[国鉄113系電車|113系]]
: 1999年12月改正まで、普通と一部の快速に使用され、静岡運転所（現・[[静岡車両区]]）所属の車両も乗り入れていた。1999年12月改正以降は313系による置き換えで豊橋駅 - 大垣駅間からの運用から撤退した。これにより豊橋駅 - 米原駅間ではJR東海所属の113系の運用がなくなり、JR西日本網干総合車両所所属車が大阪・姫路方面からの直通列車として大垣駅 - 米原駅間で使用されるだけとなったが、これも[[2004年]]10月のダイヤ改正で西日本管内の113系が[[琵琶湖線]]・[[JR京都線]]・[[JR神戸線]]（米原駅 - 姫路駅間）の運用から撤退したことに伴い、[[JR西日本221系電車|221系電車]]、[[JR西日本223系電車|223系電車]]に置き換えられた。
:
; [[国鉄117系電車|117系]]
: 快速列車用として国鉄時代の[[1982年]]7月に投入され、[[1999年]]12月改正前までは快速に広く使用されていた。2012年の時点では岡崎駅 - 米原駅間で、大垣駅 - 米原駅間の普通やラッシュ時の一部の新快速・快速で運用されていた。その後2010年7月から313系4次車の投入に伴い置き換えが開始され、2013年3月15日で運用を終了した<ref name="railf20130317-117" />。
:
; [[国鉄165系電車|165系]]
: [[1996年]]3月改正まで、朝に大垣駅 - 米原駅間での運用が1往復設定されていた。これは大垣夜行（のちの「[[ムーンライトながら]]」）の間合運用としてである。また「ムーンライトながら」登場後も最繁忙期を中心に臨時の大垣夜行として運用された。
:
; [[国鉄211系電車|211系]]
: 国鉄最末期の[[1986年]]11月にトイレ付・セミクロスシートの0番台が投入され主に普通列車に使用された。311系や313系0番台と併結していたが、2011年4月時点では4両編成の単独運用のみとなり、同年9月に[[神領車両区]]に転出した<ref>[http://railf.jp/news/2011/09/27/133000.html 211系0番台が:亀山へ] - 『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』[[交友社]] railf.jp鉄道ニュース 2011年9月27日</ref>。また、[[1988年]]からはトイレなし・ロングシートの5000番台が運用されていたが、2006年10月改正後、静岡車両区に転属した。神領車両区の211系は基本的に中央本線専用のため東海道本線には乗り入れなかったが、武豊線での臨時列車に使われる場合に送り込みの回送列車で走行することがあった。
:
; [[国鉄213系電車|213系]]
: 1999年12月までは大垣電車区（現在の大垣車両区）に配置され、東海道本線の普通にも使用されていた。その後神領車両区の配置となり、[[2011年]]時点では平日の朝にのみ、2+2+2の6両編成で名古屋駅 - 岐阜駅間の快速運用が1往復設定されていた。[[2012年]]2月下旬にトイレの取り付けなどの改造が完了し、ほぼ同時期に東海道本線の運用から撤退した。東海道本線では回送列車としてのみ走行する。
:
; [[JR東海373系電車|373系]]
: 飯田線の特急「伊那路」などで使用される特急型車両。定期列車時代の快速「ムーンライトながら」や大垣駅 - 米原駅間の普通の一部、ホームライナーに使用されていた<ref name="railf20130317-373" />。
:
; [[国鉄キハ58系気動車|キハ58系気動車]]・[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40系気動車]]
: 名古屋車両区所属。1999年までラッシュ時に武豊線へ直通する快速で使用されていた。
:
; [[JR東海キハ75形気動車|キハ75形気動車]]
: 1999年から2015年まで運用。武豊線に直通する快速・区間快速・普通（朝と深夜）に使用されていた。また、名古屋駅発の東海道線上り最終列車の大府行き普通にも使用されていた。
:
; [[JR東海キハ25形気動車|キハ25形気動車]]
: 2011年から2015年までキハ75形と同じく武豊線に直通する列車に使用されていた。また、名古屋駅発の東海道線上り最終列車の大府行き普通にも使用されていた。
:
;[[JR西日本221系電車|221系]]・[[JR西日本223系電車|223系]]・[[JR西日本225系電車|225系]]
: 2016年3月改正まで、大垣駅に乗り入れていた[[京阪神快速]]に使用されていた<ref>[https://railf.jp/news/2016/03/26/202000.html 221系・223系・225系の大垣乗入れが終了] - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2016年3月26日</ref>。221系・223系は上述の113系に代わって2004年10月から、225系は2011年から乗り入れを開始していた。223系は1000・2000番台が225系と、6000番台が221系と共通運用であった。
<gallery>
File:Jrc_series113_n4.jpg|113系
File:JNR_117_series_EMU_031_C.JPG|117系
File:JNR_211_series_EMU_531_C.JPG|211系
File:JRC-Kuha372-11.jpg|373系
File:JR_Tokai_75_series_DMU_031.JPG|キハ75形気動車
File:JR_Central_Kiha25-102_at_Okkawa.JPG|キハ25形気動車
</gallery>

== 割引乗車券 ==
[[2005年]]（平成17年）[[1月8日]]、JR東海は豊橋駅 - 金山駅・名古屋駅間で往復割引乗車券「名古屋往復きっぷ」「豊橋往復きっぷ」の販売を開始した（当時は平日用1,800円・土休日用1,500円、2019年10月現在は平日用1,900円・土休日用1,560円<ref name="nagoyaouhuku">[https://railway.jr-central.co.jp/tickets/nagoya-round/index.html 名古屋往復きっぷ／往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券] - 東海旅客鉄道、2019年11月9日閲覧</ref>）。この乗車券に加えて片道500円（2019年10月現在は平日520円・土休日400円、こども半額<ref name="nagoyaouhuku" />）の追加料金で、東海道新幹線（こだま全列車と豊橋停車のひかり）豊橋駅 - 名古屋駅間の普通車自由席の利用も可能とされた。これに対抗する形で名鉄でも[[2月1日]]から同区間に2枚回数券「なごや特割2」（平日用1,800円・土休日用1,500円、2019年10月現在は平日用1,780円・土休日用1,560円<ref>[https://www.meitetsu.co.jp/train/ticket_fare/discount/tokuwari2.html なごや特割2平日・なごや特割2土休日] - 名古屋鉄道、2019年11月9日閲覧</ref>）を設定した。

同年[[10月1日]]には、「名古屋往復きっぷ」「豊橋往復きっぷ」の範囲を豊橋ゾーン（二川駅・豊橋駅、[[飯田線]]豊川駅） - 名古屋市内（名古屋駅、中央本線[[新守山駅]]、関西本線[[春田駅]]）間に拡大。さらに新城ゾーン（飯田線[[本長篠駅]]・[[新城駅]]） - 名古屋市内（名古屋駅、新守山駅、春田駅）間で「名古屋往復きっぷ」「新城・本長篠往復きっぷ」の販売を開始した（当時は平日用1,900円・土休日用1,600円、2019年10月現在は平日用2,000円・土休日用1,680円<ref name="nagoyaouhuku" />）。この乗車券も500円（同上）の追加料金で新幹線自由席を利用可能とした。名鉄では、特にこれに対しては対応していない。

== データ ==
{{東海道線 (名古屋地区)路線図}}
=== 路線データ ===
本項で説明する範囲の路線データは以下のとおりである。

* 管轄・路線距離（[[営業キロ]]）
** [[東海旅客鉄道]]（[[鉄道事業者#第一種鉄道事業者|第一種鉄道事業者]]）
*** 豊橋駅 - 米原駅間152.3 km（金山駅 - 名古屋駅間3.3 kmは[[中央本線]]と重複）<ref name="垂井線" group="注">このうち、南荒尾信号場 - 垂井駅 - 関ケ原駅間の下り線は、通称「垂井線」と呼ばれている（詳細は[[垂井線]]を参照）。</ref>
*** 大垣駅 - （[[新垂井駅|新垂井]]） - [[関ケ原駅]]間13.8 km（下り専用の勾配緩和線、通称：新垂井線<ref name="youran-jrc 新垂井線">国土交通省鉄道局監修 令和2年度『鉄道要覧』、東海旅客鉄道株式会社 東海道線 電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.36</ref>{{refnest|name="TaruiLine"|group="注"|この区間は、正式上支線扱いである<ref name="youran-jrc 新垂井線" />。}}）
**** [[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）[[西日本旅客鉄道近畿統括本部|近畿統括本部]]が管轄する米原駅付近をのぞいて、JR東海[[東海旅客鉄道東海鉄道事業本部|東海鉄道事業本部]]の管轄
** [[日本貨物鉄道]]（[[鉄道事業者#第二種鉄道事業者|第二種鉄道事業]]）
*** 豊橋駅 - 米原駅間（距離数および重複区間は、東海旅客鉄道と同じ）
*** 南荒尾信号場 - （新垂井） - 関ケ原駅間10.7 km
* [[軌間]]：1,067 mm
* 駅数：43（うち貨物専用駅1）
* 複線区間
** [[複々線]]：名古屋駅 - 稲沢駅間
** [[複線]]：豊橋駅 - 名古屋駅間、稲沢駅 - 米原駅間<ref name="垂井線" group="注" />
** [[単線]]：南荒尾信号場 - （新垂井） - 関ケ原駅間<ref name="TaruiLine" group="注" />
* 電化区間：全線（直流1,500 V）
* [[閉塞 (鉄道)|閉塞方式]]：自動閉塞式
* 保安装置：[[自動列車停止装置#ATS-PT形 （JR東海ATS-P）|ATS-PT]]（米原駅構内のみ[[自動列車停止装置#ATS-P形（デジタル伝送パターン形）|ATS-P]]）
* [[運転指令所]]：[[東海総合指令所]]
* 最高速度：
** 豊橋駅 - 米原駅間 120 km/h
** 南荒尾信号場 - 垂井駅 - 関ケ原駅間（下り線のみ）85 km/h
* [[ICカード|IC]][[乗車カード]]対応区間：豊橋駅 - 米原駅間<ref>{{Cite_web|url=https://toica.jr-central.co.jp/area/|title=鉄道ご利用エリア｜TOICA|publisher=東海旅客鉄道|accessdate=2019-03-30}}</ref>
* 2020年度の混雑率：下り 93%（熱田駅→名古屋駅 7:46-8:46）、上り 85%（枇杷島駅→名古屋駅 7:45-8:45）<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001413544.pdf|title=最混雑区間における混雑率（令和2年度）|date=2021-07-09|accessdate=2021-08-24|publisher=国土交通省|page=1|format=PDF}}</ref>

== 駅一覧 ==
この節では、豊橋駅 - 米原駅間の設置駅（貨物駅含む）と[[営業キロ]]・接続路線・停車列車を一覧で示し、また過去に存在した接続路線についても列挙する。なお廃止となった駅・信号場については「[[東海道本線#廃駅]]」を参照。

* 営業キロは東海道本線起点の東京駅からのほか、東海旅客鉄道管轄エリアの起点である熱海駅からの営業キロを併記する。
* （貨）：貨物専用駅、{{JR特定都区市内|名}}：[[特定都区市内]]制度における「名古屋市内」の駅
* 停車駅
** 普通：すべての旅客駅に停車
** 快速（各種）・ホームライナー：●印の駅は全列車が停車、▲印の駅は一部の列車が停車、△印の駅は土休日のみ一部の列車が停車、｜印の駅は全列車が通過、＊印が付いた各臨時停車駅は後述する。
*** 区間快速・新快速・特別快速はいずれも豊橋駅以東（[[浜松駅]]方面）は全旅客駅に停車
** 特急（[[ひだ (列車)|ひだ]]・[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]）：列車記事参照。なお寝台特急は本表の区間に停車駅なし
* 接続路線 ： 駅名が異なる場合は⇒印で駅名を示す。またJR東海では、愛称などは使わず東海道本線、北陸本線など正式路線名で案内しているため、本表でもこれに準じて示す。
* 駅番号は[[東海道線 (静岡地区)|静岡地区]]からの通し番号となっている（CA00は熱海駅）。

{| class="wikitable" rules="all" style="font-size:90%;"
|-
!rowspan="2" style="width:4em; border-bottom:3px solid #f77321;"|駅番号
!rowspan="2" style="width:7.5em; border-bottom:3px solid #f77321;"|駅名
!rowspan="2" style="width:2.5em; border-bottom:3px solid #f77321;"|駅間<br />営業<br>キロ
!colspan="2"|累計<br />営業キロ
!rowspan="2" style="width:1em; background:#cfc; border-bottom:3px solid #f77321;"|{{縦書き|区間快速|height=5em}}
!rowspan="2" style="width:1em; background:#cdf; border-bottom:3px solid #f77321;"|{{縦書き|快速|height=3em}}
!rowspan="2" style="width:1em; background:#fd8; border-bottom:3px solid #f77321;"|{{縦書き|新快速|height=4em}}
!rowspan="2" style="width:1em; background:#ffc; border-bottom:3px solid #f77321;"|{{縦書き|特別快速|height=5em}}
!rowspan="2" style="width:1em; background:#fcc; line-height:1; border-bottom:3px solid #f77321;"|{{縦書き|ホームライナー|height=8em}}
!style="border-bottom:3px solid #f77321" rowspan="2"|接続路線・備考
!style="border-bottom:3px solid #f77321" rowspan="2" colspan="3"|所在地
|-
!style="border-bottom:3px solid #f77321;"|{{Nowrap|[[熱海駅|熱海]]<br />から}}
!style="border-bottom:3px solid #f77321;"|{{Nowrap|[[東京駅|東京]]<br />から}}
|-
!colspan="5" style="text-align:center"|直通運転区間
|colspan="9" style="text-align:center" |{{JR海駅番号|CA}} [[東海道線 (静岡地区)|東海道本線]] [[静岡駅]]から直通<ref group="*">静岡駅直通列車は下り列車（岐阜着）のみの設定。上りの直通列車は掛川駅までの設定。</ref>
|-
!CA42
|[[豊橋駅]]
|style="text-align:center;"| - 
|style="text-align:right;"|189.0
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|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|[[東海旅客鉄道]]：[[ファイル:Shinkansen jrc.svg|17px|■]] [[東海道新幹線]]・{{JR海駅番号|CA}} [[東海道線 (静岡地区)|東海道本線〈浜松方面〉]]・{{JR海駅番号|CD}} [[飯田線]] (CD00)<br />[[名古屋鉄道]]：{{名鉄駅番号|NH}} [[名鉄名古屋本線|名古屋本線]] (NH01)<br />[[豊橋鉄道]]：{{Color|#006666|■}} [[豊橋鉄道渥美線|渥美線]]（[[新豊橋駅]]: 1）<br />豊橋鉄道：{{Color|#006666|■}} [[豊橋鉄道東田本線|東田本線]]（[[駅前停留場]]: 1）
|style="width:1em; line-height:5;" rowspan="33"|{{縦書き|[[愛知県]]|height=4em}}
|style="text-align:left;" colspan="2"|[[豊橋市]]
|-
!CA43
|[[西小坂井駅]]
|style="text-align:right;"|4.8
|style="text-align:right;"|193.8
|style="text-align:right;"|298.4
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[豊川市]]
|-
!CA44
|[[愛知御津駅]]
|style="text-align:right;"|3.7
|style="text-align:right;"|197.5
|style="text-align:right;"|302.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA45
|[[三河大塚駅]]
|style="text-align:right;"|3.1
|style="text-align:right;"|200.6
|style="text-align:right;"|305.2
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|△
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="4" colspan="2"|[[蒲郡市]]
|-
!CA46
|[[三河三谷駅]]
|style="text-align:right;"|3.1
|style="text-align:right;"|203.7
|style="text-align:right;"|308.3
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|▲
|style="background:#fd8; text-align:center;"|▲
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA47
|[[蒲郡駅]]
|style="text-align:right;"|2.3
|style="text-align:right;"|206.0
|style="text-align:right;"|310.6
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|GN}} [[名鉄蒲郡線|蒲郡線]] (GN22)
|-
!CA48
|[[三河塩津駅]]
|style="text-align:right;"|2.3
|style="text-align:right;"|208.3
|style="text-align:right;"|312.9
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|GN}} 蒲郡線（[[蒲郡競艇場前駅]]: GN21）
|-
!CA49
|[[三ケ根駅]]
|style="text-align:right;"|2.6
|style="text-align:right;"|210.9
|style="text-align:right;"|315.5
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="3" colspan="2"|[[額田郡]]<br />[[幸田町]]
|-
!CA50
|[[幸田駅]]
|style="text-align:right;"|3.0
|style="text-align:right;"|213.9
|style="text-align:right;"|318.5
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|▲
|style="background:#fd8; text-align:center;"|▲
|style="background:#ffc; text-align:center;"|▲
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA51
|[[相見駅]]
|style="text-align:right;"|3.1
|style="text-align:right;"|217.0
|style="text-align:right;"|321.6
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA52
|[[岡崎駅]]
|style="text-align:right;"|4.3
|style="text-align:right;"|221.3
|style="text-align:right;"|325.9
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|[[愛知環状鉄道]]：{{Color|#2536a1|■}} [[愛知環状鉄道線]]<ref group="*">1988年1月30日までは東海旅客鉄道岡多線</ref> (01)
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[岡崎市]]
|-
!CA53
|[[西岡崎駅]]
|style="text-align:right;"|4.2
|style="text-align:right;"|225.5
|style="text-align:right;"|330.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA54
|[[安城駅]]
|style="text-align:right;"|3.6
|style="text-align:right;"|229.1
|style="text-align:right;"|333.7
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[安城市]]
|-
!CA55
|[[三河安城駅]]
|style="text-align:right;"|2.6
|style="text-align:right;"|231.7
|style="text-align:right;"|336.3
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|東海旅客鉄道：[[ファイル:Shinkansen jrc.svg|17px|■]] 東海道新幹線
|-
!CA56
|[[東刈谷駅]]
|style="text-align:right;"|1.8
|style="text-align:right;"|233.5
|style="text-align:right;"|338.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="4" colspan="2"|[[刈谷市]]
|-
!CA57
|[[野田新町駅]]
|style="text-align:right;"|1.6
|style="text-align:right;"|235.1
|style="text-align:right;"|339.7
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA58
|[[刈谷駅]]
|style="text-align:right;"|1.9
|style="text-align:right;"|237.0
|style="text-align:right;"|341.6
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|MU}} [[名鉄三河線|三河線]] (MU02)
|-
!CA59
|[[逢妻駅]]
|style="text-align:right;"|1.9
|style="text-align:right;"|238.9
|style="text-align:right;"|343.5
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA60
|[[大府駅]]
|style="text-align:right;"|3.0
|style="text-align:right;"|241.9
|style="text-align:right;"|346.5
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CE}} [[武豊線]] (CE00)
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[大府市]]
|-
!CA61
|[[共和駅]]
|style="text-align:right;"|3.0
|style="text-align:right;"|244.9
|style="text-align:right;"|349.5
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA62
|[[南大高駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|2.3
|style="text-align:right;"|247.2
|style="text-align:right;"|351.8
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:center; width:1em;" rowspan="7"|{{縦書き|[[名古屋市]]|height=5em}}
|style="text-align:left;" rowspan="2"|[[緑区 (名古屋市)|緑区]]
|-
!CA63
|[[大高駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|1.8
|style="text-align:right;"|249.0
|style="text-align:right;"|353.6
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA64
|[[笠寺駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|3.2
|style="text-align:right;"|252.2
|style="text-align:right;"|356.8
|style="background:#cfc; text-align:center;"|＊
|style="background:#cdf; text-align:center;"|＊
|style="background:#fd8; text-align:center;"|＊
|style="background:#ffc; text-align:center;"|＊
|&nbsp;
|[[名古屋臨海鉄道]]：[[名古屋臨海鉄道東港線|東港線]]（貨物線）
|[[南区 (名古屋市)|南区]]
|-
!CA65
|[[熱田駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|4.0
|style="text-align:right;"|256.2
|style="text-align:right;"|360.8
|style="background:#cfc; text-align:center;"|＊
|style="background:#cdf; text-align:center;"|＊
|style="background:#fd8; text-align:center;"|＊
|style="background:#ffc; text-align:center;"|＊
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="white-space:nowrap;"|[[熱田区]]
|-
!CA66
|[[金山駅 (愛知県)|金山駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|1.9
|style="text-align:right;"|258.1
|style="text-align:right;"|362.7
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CF}} [[中央線 (名古屋地区)|中央本線]] (CF01)<br />名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|NH}} 名古屋本線 (NH34)<br />[[名古屋市営地下鉄]]：[[File:Nagoya Subway Logo V2 (Meijo Line).svg|18px|○]] [[名古屋市営地下鉄名城線|名城線]] (M01)・[[File:Nagoya Subway Logo V2 (Meiko Line).svg|18px|○]] [[名古屋市営地下鉄名港線|名港線]] (E01)
|[[中区 (名古屋市)|中区]]
|-
!CA67
|[[尾頭橋駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|0.9
|style="text-align:right;"|259.0
|style="text-align:right;"|363.6
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|＊
|style="background:#fd8; text-align:center;"|＊
|style="background:#ffc; text-align:center;"|＊
|&nbsp;
|（中央本線には駅が設置されていない）
|[[中川区]]
|-
!CA68
|[[名古屋駅]] {{JR特定都区市内|名}}
|style="text-align:right;"|2.4
|style="text-align:right;"|261.4
|style="text-align:right;"|366.0
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|style="background:#fcc; text-align:center;"|●
|東海旅客鉄道：[[ファイル:Shinkansen jrc.svg|17px|■]] 東海道新幹線・{{JR海駅番号|CF}} 中央本線 (CF00)・{{JR海駅番号|CJ}} [[関西線 (名古屋地区)|関西本線]] (CJ00)<br />[[名古屋臨海高速鉄道]]：{{Color|#334fa0|●AN}} [[名古屋臨海高速鉄道あおなみ線|あおなみ線]] (AN01)<br />名古屋市営地下鉄：[[File:Nagoya Subway Logo V2 (Higashiyama Line).svg|18px|○]] [[名古屋市営地下鉄東山線|東山線]] (H08)・[[File:Nagoya Subway Logo V2 (Sakura-dori Line).svg|18px|○]] [[名古屋市営地下鉄桜通線|桜通線]] (S02)<br />名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|NH}} 名古屋本線（[[名鉄名古屋駅]]: NH36）<br />[[近畿日本鉄道]]：{{近鉄駅番号|E}} [[近鉄名古屋線|名古屋線]]（[[近鉄名古屋駅]]: E01）
|[[中村区]]
|-
!CA69
|[[枇杷島駅]]
|style="text-align:right;"|4.0
|style="text-align:right;"|265.4
|style="text-align:right;"|370.0
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|[[JR東海交通事業]]：{{Color|#f77321|■}} [[JR東海交通事業城北線|城北線]]
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[清須市]]
|-
!
|[[五条川信号場]]
|style="text-align:center;"| -
|style="text-align:right;"|267.4
|style="text-align:right;"|372.0
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|-
!CA70
|[[清洲駅]]
|style="text-align:right;"|3.8
|style="text-align:right;"|269.2
|style="text-align:right;"|373.8
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[稲沢市]]
|-
!CA71
|[[稲沢駅]]
|style="text-align:right;"|3.3
|style="text-align:right;"|272.5
|style="text-align:right;"|377.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|▲
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|-
!CA72
|[[尾張一宮駅]]
|style="text-align:right;"|6.0
|style="text-align:right;"|278.5
|style="text-align:right;"|383.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|style="background:#fcc; text-align:center;"|●
|名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|NH}} 名古屋本線・{{名鉄駅番号|BS}} [[名鉄尾西線|尾西線]]（[[名鉄一宮駅]]: NH50）
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[一宮市]]
|-
!CA73
|[[木曽川駅]]
|style="text-align:right;"|5.5
|style="text-align:right;"|284.0
|style="text-align:right;"|388.6
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|
|-
!CA74
|[[岐阜駅]]
|style="text-align:right;"|7.7
|style="text-align:right;"|291.7
|style="text-align:right;"|396.3
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|style="background:#fcc; text-align:center;"|●
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CG}} [[高山本線]] (CG00)<br />名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|NH}} 名古屋本線・{{名鉄駅番号|KG}} [[名鉄各務原線|各務原線]]（[[名鉄岐阜駅]]: NH60）
|style="width:1em; line-height:2;" rowspan="8"|{{縦書き|[[岐阜県]]|height=4em}}
|style="text-align:left;" rowspan="3" colspan="2"|[[岐阜市]]
|-
!CA75
|[[西岐阜駅]]
|style="text-align:right;"|3.2
|style="text-align:right;"|294.9
|style="text-align:right;"|399.5
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|-
!
|style="width:7em;"|（貨）[[岐阜貨物ターミナル駅]]
|style="text-align:right;"|1.2
|style="text-align:right;"|296.1
|style="text-align:right;"|400.7
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|style="background:#fcc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|-
!CA76
|[[穂積駅]]
|style="text-align:right;"|1.6
|style="text-align:right;"|297.7
|style="text-align:right;"|402.3
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|style="background:#fcc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|colspan="2"|[[瑞穂市]]
|-
!CA77
|[[大垣駅]]
|style="text-align:right;"|7.7
|style="text-align:right;"|305.4
|style="text-align:right;"|410.0
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|style="background:#fcc; text-align:center;"|●
|東海旅客鉄道：{{Color|#f77321|■}} 東海道本線支線（[[美濃赤坂線]]）<br />[[養老鉄道]]：{{Color|forestgreen|■}} [[養老鉄道養老線|養老線]]<br />[[樽見鉄道]]：{{Color|deepskyblue|■}} [[樽見鉄道樽見線|樽見線]]<ref group="*">1984年10月5日までは日本国有鉄道樽見線</ref> (TR01)
|style="text-align:left;" rowspan="2" colspan="2"|[[大垣市]]
|-
!
|[[南荒尾信号場]]
|style="text-align:center;"| -
|style="text-align:right;"|308.5
|style="text-align:right;"|413.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|｜
|style="background:#cdf; text-align:center;"|｜
|style="background:#fd8; text-align:center;"|｜
|style="background:#ffc; text-align:center;"|｜
|&nbsp;
|（美濃赤坂線、下り迂回線〈[[新垂井線]]〉との分岐点）
|-
!CA78
|[[垂井駅]]
|style="text-align:right;"|8.1
|style="text-align:right;"|313.5
|style="text-align:right;"|418.1
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|&nbsp;
|rowspan="2" style="width:1em; text-align:center;"|{{縦書き|[[不破郡]]|height=4em}}
|colspan="2"|[[垂井町]]
|-
!CA79
|[[関ケ原駅]]
|style="text-align:right;"|5.7
|style="text-align:right;"|319.2
|style="text-align:right;"|423.8
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|（迂回線〈新垂井線〉との合流点）
|colspan="2" style="white-space:nowrap;"|[[関ケ原町]]
|-
!CA80
|[[柏原駅 (滋賀県)|柏原駅]]
|style="text-align:right;"|7.1
|style="text-align:right;"|326.3
|style="text-align:right;"|430.9
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|&nbsp;
|style="text-align:left;" rowspan="4" colspan="3"|[[滋賀県]]<br />[[米原市]]
|-
!CA81
|[[近江長岡駅]]
|style="text-align:right;"|4.3
|style="text-align:right;"|330.6
|style="text-align:right;"|435.2
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA82
|[[醒ケ井駅]]
|style="text-align:right;"|4.6
|style="text-align:right;"|335.2
|style="text-align:right;"|439.8
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|&nbsp;
|-
!CA83
|[[米原駅]]
|style="text-align:right;"|6.1
|style="text-align:right;"|341.3
|style="text-align:right;"|445.9
|style="background:#cfc; text-align:center;"|●
|style="background:#cdf; text-align:center;"|●
|style="background:#fd8; text-align:center;"|●
|style="background:#ffc; text-align:center;"|●
|&nbsp;
|東海旅客鉄道：[[ファイル:Shinkansen jrc.svg|17px|■]] 東海道新幹線<br />[[西日本旅客鉄道]]：[[ファイル:JRW kinki-A.svg|17px|A]] [[琵琶湖線|東海道本線（京都方面）]]・[[北陸本線]] (JR-A12)<ref group="*">東海道本線・北陸本線は、JR西日本では愛称の「琵琶湖線」と案内。</ref>・<br />[[近江鉄道]]：{{Color|#ff0000|■}} [[近江鉄道本線|本線]] (OR01)
|}
{{reflist|group="*"}}
* 逢妻駅 - 大府駅の間で愛知県[[知多郡]][[東浦町]]を、笠寺駅 - 熱田駅の間で愛知県名古屋市[[瑞穂区]]を、木曽川駅 - 岐阜駅の間で岐阜県[[羽島郡]][[笠松町]]・[[岐南町]]を、穂積駅 - 大垣駅の間で岐阜県[[安八郡]][[安八町]]をそれぞれ通るが、いずれも当該区間内に駅はない。また名古屋駅 - 枇杷島駅の一部区間は愛知県名古屋市中村区と[[西区 (名古屋市)|西区]]との境界付近を通る。

＊印の臨時停車の解説

* 笠寺駅：[[名古屋市総合体育館]]（日本ガイシホール）で大規模イベントがある場合に限り、一部の列車が臨時停車。
* 熱田駅：[[正月三が日]]に[[熱田神宮]]への[[初詣]]客のため、一部の列車が臨時停車。
* 尾頭橋駅：[[中央競馬]][[競馬の競走格付け|GI競走]]開催日（[[東京優駿|日本ダービー]]・[[有馬記念]]等）に[[場外勝馬投票券発売所|場外馬券売場]]（[[ウインズ名古屋]]）へ向かう[[競馬ファン]]のため、一部の快速・新快速・特別快速が臨時停車。

=== 過去の接続路線 ===
{| class="wikitable"
|-
!駅名!!接続路線!!休廃止年月日
|-
|rowspan="2"|岡崎駅||名古屋鉄道：[[名鉄西尾線|西尾線]]（[[岡崎駅前駅|岡崎新駅]]）||1943年12月16日休止
|-
|名古屋鉄道：[[名鉄岡崎市内線|岡崎市内線・福岡線]]（[[岡崎駅前駅]]）||1962年6月17日廃止
|-
|安城駅||名古屋鉄道：[[名鉄安城支線|安城支線]]||1961年7月30日廃止
|-
|笠寺駅||[[名古屋市電]]：[[名古屋市電笠寺線|笠寺延長線・東臨港線]]（笠寺駅前電停）||1974年3月31日廃止
|-
|rowspan="2"|熱田駅||名古屋市電：[[名古屋市電築港線|築港線]]（熱田駅前電停）||1971年12月1日廃止
|-
|名古屋市電：[[名古屋市電熱田線|熱田線]]（熱田駅前電停）||1974年2月16日廃止
|-
|rowspan="2"|名古屋駅（移転前）||[[中村電気軌道]]（明治橋電停）||1936年5月24日休止
|-
|名古屋市電：[[名古屋市電栄町線|栄町線]]・[[名古屋市電笹島線|堀内町線]]（笹島町電停）||（1937年2月1日の名古屋駅移転により接続解消）
|-
|rowspan="3"|名古屋駅（現在地）||名古屋市電：[[名古屋市電笹島線|桜町西線]]（名古屋駅乗車口前電停）||1943年3月20日廃止
|-
|名古屋市電：[[名古屋市電笹島線|笹島線・広井町線]]（名古屋駅乗車口前電停）||1943年5月8日廃止
|-
|名古屋市電：[[名古屋市電笹島線|広井町線]]（名古屋駅前電停）||1972年3月1日廃止
|-
|尾張一宮駅||名古屋鉄道：[[名鉄起線|起線]]（新一宮電停）||1952年12月24日廃止
|-
|岐阜駅||名古屋鉄道：[[名鉄岐阜市内線|岐阜市内線]]（[[岐阜駅前駅]]）||2003年12月1日休止<br />2005年4月1日廃止
|}
*金山駅では[[名古屋市電熱田線]]の金山橋電停が中央線と接続していたが、東海道線の金山駅が開業する前に廃止されている。

=== 新駅設置計画 ===
大府駅 - 共和駅間に新駅を設置する構想が[[大府市]]にあり<ref> [https://www.city.obu.aichi.jp/shisei/shisaku/shineki/1014662.html 新駅構想] - 大府市、2021年8月8日閲覧。</ref><ref>[https://www.city.obu.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/662/syouraitoshime-jizu.png 新駅構想] - 大府市、2021年8月8日閲覧。</ref>、1989年（平成元年）よりJR東海と協議を行っている<ref name=大府新駅>石井宏昌“市政の課題 大府市長選を前に（下） JR新駅設置構想 {{fontsize|80%|協議続くも、めど立たず}}”、中日新聞、2016年3月19日朝刊、24面〔知多版〕</ref>。

大府市では[[1991年]]（平成3年）に策定された第三次総合計画に新駅構想が盛り込まれ、[[1993年]]（平成5年）より着手された隣接地の土地区画整理事業では線路両側計7000平米を新駅用地として確保するよう区画整理組合に依頼した<ref name=大府新駅/>。[[2023年]]（令和5年）時点では線路両側のロータリー道路のみが整備されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.chitamaru.jp/art/3254/|title=JR共和駅⇔大府駅間のロータリーはなに？【ちたまる調査隊#29】|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230603071529/https://www.chitamaru.jp/art/3254/|archivedate=2023-06-03|publisher=ちたまるNavi|date2023.02.25|accessdate=2024-04-09}}</ref>。

建設費は用地取得に36億円、駅舎建設に24億円と見積もられていた（2016年当時。うち36億円は支出済）。大府市側は堅調な財政から事業費負担は可能と見込むが、JR東海との協議が捗らず、開業の目途はたっていない<ref name=大府新駅/>。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2|2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}

== 関連項目 ==
* [[大垣車両区]]
* [[名鉄名古屋本線]]・[[名鉄西尾線]]・[[名鉄蒲郡線]]
* [[名鉄特急]]
* [[名古屋市営バス鳴尾営業所#基幹1号系統]]
* [[東名ハイウェイバス]]
* [[中央線 (名古屋地区)]]
* [[関西線 (名古屋地区)]]

== 外部リンク ==
*[https://traininfo.jr-central.co.jp/zairaisen/status_detail.html?line=10001&lang=ja {{JR海駅番号|CA}} 東海道線 豊橋 - 米原] - JR東海

{{東海道本線関連路線}}
{{東海旅客鉄道東海鉄道事業本部}}

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[[Category:東海道線 (JR東海)|*2]]
[[Category:中部地方の鉄道路線]]
[[Category:近畿地方の鉄道路線]]<!--滋賀-->
[[Category:東海旅客鉄道の鉄道路線]]
[[Category:愛知県の交通]]
[[Category:岐阜県の交通]]
[[Category:滋賀県の交通]]
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