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{{Infobox 人物
|氏名           = 斎藤 真理子
|ふりがな       = さいとう まりこ
|画像           =
|画像サイズ     =
|画像説明       =
|出生名         =
|生年月日       = {{生年と年齢|1960}}
|生誕地         = [[新潟県]][[新潟市]]
|没年月日       =
|死没地         =
|国籍           = {{JPN}}
|職業           = [[翻訳]]家
|出身校         = [[明治大学]][[文学部]][[歴史学|史学]][[地理学科]]
|配偶者		    = 
|子供		    = 
|家族           = [[斎藤文一]]（父）<br>[[斎藤美奈子]]（姉）
|活動期間       = 
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|受賞           = 第1回[[日本翻訳大賞]]
|代表作         =
|公式サイト     = 
}}

{{Portal 文学}}
'''斎藤 真理子'''（さいとう まりこ、[[1960年]] - ）は、日本の{{ISO639言語名|ko}}[[翻訳者]]、著述家、[[編集者]]。

== 人物 ==
[[新潟県]][[新潟市]]生まれ。父は[[新潟大学]][[名誉教授]]の[[物理学者]]で、[[宮沢賢治]]の[[研究者]]としても知られる[[斎藤文一]]。姉は[[文芸評論家]]の[[斎藤美奈子]]。[[明治大学]][[文学部]][[歴史学|史学]][[地理学科]][[考古学]]専攻卒業<ref>{{Cite web|和書|title=斎藤真理子 {{!}} かみのたね|url=http://www.kaminotane.com/editor_profile/694/|website=www.kaminotane.com|accessdate=2021-01-19}}</ref>。

1980年から大学のサークル「自主講座・朝鮮語」で{{ISO639言語名|ko}}を学び始め、1991年から[[ソウル特別市|ソウル]][[延世大学校 韓国語学堂|延世大学語学堂]]に留学。2015年、[[パク・ミンギュ]]『カステラ』で第1回[[日本翻訳大賞]]受賞<ref>{{Cite web|和書|title=第一回日本翻訳大賞|url=https://besttranslationaward.wordpress.com/category/%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%9b%9e%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%bf%bb%e8%a8%b3%e5%a4%a7%e8%b3%9e/|website=日本翻訳大賞 公式HP|accessdate=2021-01-19|language=ja}}</ref>。2020年に韓国文学翻訳院の第18回韓国文学翻訳賞文化体育観光部長官賞を受賞<ref>{{cite web|url=https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201203002800882|title=韓国文学翻訳賞に斎藤真理子さん　文化体育観光部長官賞受賞|work=聯合ニュース|date=2020-12-03|accessdate=2021-01-19}}</ref>。

== 著書 ==
*『韓国文学の中心にあるもの』（イースト・プレス） 2022.7、増訂版2025
*『隣の国の人々と出会う　韓国語と日本語のあいだ』（[[創元社]]） 2024.8

=== 共編著 ===
*『韓国・フェミニズム・日本 完全版』（責任編集、[[河出書房新社]]） 2019.11 
*『本にまつわる世界のことば』（[[温又柔]], [[中村菜穂]], [[藤井光]], [[藤野可織]], [[松田青子]], [[宮下遼]]共著、[[長崎訓子]]絵、[[創元社]]） 2019
*『韓国文学を旅する60章』([[波田野節子]], きむふな共編著、[[明石書店]]、エリア・スタディーズ） 2020.12
*『曇る眼鏡を拭きながら』（[[くぼたのぞみ]]共著、[[集英社]]） 2023.10

== 翻訳 ==
*『カステラ』（[[パク・ミンギュ]]、[[クレイン]]） 2014
*『こびとが打ち上げた小さなボール』（[[チョ・チセ|チョ・セヒ]]、[[河出書房新社]]） 2016
*『ピンポン』（パク・ミンギュ、[[白水社]]） 2017
*『ギリシャ語の時間』（ハン・ガン、[[晶文社]]） 2017
*『誰でもない』（ファン・ジョンウン、晶文社） 2017
*『三美スーパースターズ最後のファンクラブ』(パク・ミンギュ、晶文社、韓国文学のオクリモノ)  2017.11
*『野蛮なアリスさん』（ファン・ジョンウン、河出書房新社） 2018
*『鯨』（チョン・ミョングァン、晶文社） 2018
*『すいかのプール』（アンニョン・タル、[[岩波書店]]） 2018
*『フィフティー・ピープル』（チョン・セラン、[[亜紀書房]]） 2018
*『[[82年生まれ、キム・ジヨン]]』（[[チョ・ナムジュ]]、[[筑摩書房]]） 2018
*『すべての、白いものたちの』（ハン・ガン、河出書房新社） 2018
*『羞恥』（チョンスチャン、[[みすず書房]]） 2018.8
*『回復する人間』（ハン・ガン、白水社） 2019
*『ダブル サイドA / B』（パク・ミンギュ、筑摩書房） 2019
*『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』（チョナムジュ, チェウニョン, キムイソル, チェジョンファ, ソンボミ, クビョンモ, キムソンジュン、白水社） 2019.2
*『誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ』（イ・ギホ、亜紀書房） 2020
*『保健室のアン・ウニョン先生』（チョン・セラン、亜紀書房） 2020
*『優しい暴力の時代』（チョン・イヒョン、河出書房新社） 2020
*『ディディの傘』（ファン・ジョンウン、亜紀書房） 2020
*『アヒル命名会議』（イ・ラン、河出書房新社） 2020
*『3人のママと3つのおべんとう』（ククチスン、ブロンズ新社） 2020
*『韓国の小説家たち 1』(イギホ, ピョンヘヨン, ファンジョンウン, キムヨンス, クォンヨソン、ノスンヨン, チョンヨンジュン聞き手、[[呉永雅]], [[きむふな]], [[清水知佐子]], [[橋本智保]]共訳、クオン、クオンインタビューシリーズ） 2020.10
*『もう死んでいる十二人の女たちと』（パク・ソルメ、白水社） 2021
*『声をあげます』（チョン・セラン、亜紀書房） 2021
*『サハマンション』（チョ・ナムジュ、筑摩書房） 2021
*『まだまだという言葉』（クォン・ヨソン、河出書房新社） 2021
*『3人のパパと3つの花束』（クク・チスン、ブロンズ新社） 2021
*『最後のライオニ 韓国[[パンデミック]][[サイエンス・フィクション|SF]]小説集』（[[古川綾子]], [[清水博之]]共訳、河出書房新社） 2021
*『シソンから』（チョン・セラン、亜紀書房） 2022
*『年年歳歳』（ファン・ジョンウン、河出書房新社） 2022
*『引き出しに夕方をしまっておいた』（ハン・ガン、きむふな共訳、クオン） 2022
*『タワー』（ペ・ミョンフン、河出書房新社） 2022
*『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』（ペ・スア、白水社） 2023
*『翼 [[李箱]]作品集』（[[光文社古典新訳文庫]]） 2023
*『別れを告げない』（ハン・ガン、白水社） 2024

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

{{Normdaten}}
{{writer-stub}}

{{DEFAULTSORT:さいとう まりこ}}
[[Category:20世紀日本の女性翻訳家]]
[[Category:21世紀日本の女性翻訳家]]
[[Category:日本の文学研究者]]
[[Category:朝鮮文学者]]
[[Category:新潟市出身の人物]]
[[Category:明治大学出身の人物]]
[[Category:1960年生]]
[[Category:存命人物]]

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