ニノチカのソースを表示

あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:

あなたのIPアドレスは、すべてのウィキメディア財団のウィキで投稿ブロックされているIPアドレス範囲に入っています。

ブロックは‪EPIC‬により行われました。ブロックの理由はOpen proxy/Webhost: See the help page if you are affectedです。

ブロック開始日時: 2024年7月2日 (火) 08:48
ブロック解除予定: 2025年7月2日 (水) 08:48

あなたの現在のIPアドレスは206.189.44.186です。ブロックされている範囲は206.189.32.0/20です。

お問い合わせの際は、上記の詳細情報をすべて含めてください。

もし、この投稿ブロックが錯誤によるものだと考えているのであれば、グローバル方針のNo open proxies（公開プロキシの規制）で詳細情報などが入手できます。あるいは、投稿ブロックに関して議論したい場合は、メタウィキでブロックの見直しを依頼してください。スチュワード用 VRT キューにメールを送信する (宛先: stewards@wikimedia.org) こともできます。

このページのソースの閲覧やコピーができます。

{{Infobox Film
| 作品名 = ニノチカ
| 原題 = Ninotchka
| 画像 = Ninotchka (1939 poster - Style D).jpg
| 画像サイズ = 220
| 画像解説 = 公開時のポスター
| 監督 = [[エルンスト・ルビッチ]]
| 製作総指揮 = 
| 製作 = エルンスト・ルビッチ
| 脚本 = [[レンジェル・メニヘールト|メルヒオル・レンジェル]]<br />{{仮リンク|チャールズ・ブラケット|en|Charles Brackett}}<br />[[ビリー・ワイルダー]]<br />{{仮リンク|ワルター・ライシュ|en|Walter Reisch}}
| 原案 = [[レンジェル・メニヘールト|メルヒオル・レンジェル]]
| 出演者 = [[グレタ・ガルボ]]<br />[[メルヴィン・ダグラス]]
| 音楽 = {{仮リンク|ワーナー・R・ヘイマン|en|Werner R. Heymann}}
| 撮影 = {{仮リンク|ウイリアム・H・ダニエルズ|en|William Daniels (cinematographer)}}
| 編集 = ジーン・ルジエロ
| 製作会社 = [[メトロ・ゴールドウィン・メイヤー|MGM]]
| 配給 = {{flagicon|USA}} MGM<br />{{flagicon|JPN}} [[セントラル映画社]]
| 公開 = {{flagicon|USA}} 1939年11月9日<br />{{flagicon|JPN}} 1949年11月8日
| 上映時間 = 110分
| 製作国 = {{USA}}
| 言語 = [[英語]]
| 製作費 = 136万5000ドル<ref name="Ledger">[http://eprints.lse.ac.uk/30043/1/WP149.pdf MGM Feature film Ledger, 1928-47 (Economic Effects of Vertical Disintegration: The American Motion Picture Industry, 1945 to 1955)]</ref>{{Rp|page=103}}
| 配給収入 = 125万ドル{{flagicon|USA}}{{flagicon|CAN}}<br />284万8000ドル{{flagicon|World}}<ref name="Ledger" />{{Rp|page=103}}

}}
[[File:Ninotchka trailer (1939).webm|thumb|予告編]]
[[File:Ninotchka lobby card.jpg|thumb|ポストカード]]
『'''ニノチカ'''』（''Ninotchka''）は、[[1939年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]の[[ロマンティック・コメディ映画]]。監督は[[エルンスト・ルビッチ]]、出演は[[グレタ・ガルボ]]と[[メルヴィン・ダグラス]]など。

[[ソビエト連邦]]を風刺した[[喜劇|コメディ]]。[[グレタ・ガルボ]]が初めて出演したコメディ作品で、それまでシリアスな役どころが多く「笑わない女優」と呼ばれていたガルボが大笑いするシーンがあることから、公開当時は「Garbo laughs!」（ガルボ笑う）というキャッチコピーが使われた。これは、ガルボが最初に出演した[[トーキー]]映画『[[アンナ・クリスティ]]』のコピー「Garbo talks!」（ガルボ話す）をもじったものである。

日本では[[1949年の映画|1949年]]に『'''ニノチカ'''』のタイトルで劇場公開された後、『'''グレタ・ガルボの ニノチカ'''』のタイトルでビデオ発売されたことがある<ref>{{Allcinema title|16955|ニノチカ}}</ref>。

== ストーリー ==
[[ロシア革命]]で貴族から没収した宝石を売却して食料危機に対処するための資金にするため、[[ソビエト連邦|ソ連]]貿易省の3人の役人（ブリヤノフ、アイラノフ、コパルスキー）が[[パリ]]に派遣される。ロシアの大公女スワナの忠臣で現在はホテルマンとして働いているラコーニン伯爵は、3人が所持している宝石が大公女のものであることを知り、彼女に知らせる。彼女の愛人であるレオン・ダルグー伯爵は、裁判所に宝石の不当没収を申し立て、売買・移動の禁止を訴えたと話し、彼らの懐柔を図る。食べ物を運ぶホテルマンや煙草売りの女性が彼らの部屋に入っていくと、中からは楽しそうな声が聞こえる。すっかり懐柔された3人の帽子は[[シルクハット]]になる。

3人の仕事が遅延しているため、ソビエト当局は[[共産主義]]を信奉するニノチカをお目付け役として参加させることにする。パリ到着の日、駅で3人はそれらしい人物をニノチカだと思って追うが、実は[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]であった。ともかくも3人と落ち合ったニノチカは、ホテルのショップで女性用の奇抜な帽子を見て「あんな帽子を女にかぶせる文明は滅びる」と言う。

ニノチカとレオンの出会いは、横断歩道を渡っている際に信号が変わり、中央分離帯に残されたときである。レオンの部屋で初めてキスを交わしたあと電話が入り、レオンがソビエト当局者の名前の綴りを確認する段で、お互いが敵対者であることを知る。自分が殺したポーランド兵にもキスをしたといって、ニノチカは去っていく。

労働者用レストランに行くニノチカをレオンは追う。レストランでのたわいない会話を通じてニノチカの頑なな心もほぐれ、彼女は心の底から笑えるようになる。その後、ホテルに戻ったニノチカは窓を開け、冬に南に去る[[ツバメ]]に喩えて「私たちには高い理想が、彼らには暖かい気候がある」と言う。

裁判まで2週間となり、3人の役人をパリ見物に行かせたニノチカは、鍵のかかった引き出しからホテルのショップで見かけた帽子を取り出す。そして、[[カール・マルクス]]の『[[資本論]]』を読み始めたレオンとの邂逅となる。高級レストランで2人は偶然に大公女と居合わせ、ニノチカは自分の立場を思い知らされる。酔いつぶれたニノチカに[[ウラジーミル・レーニン]]の写真がほほ笑む。

翌日、宝石は盗まれていた。大公女とかつての忠臣だったホテルマンの仕業である。大公女は、レオンを残して夕方の飛行機でロシアに帰るなら、宝石を現金化して渡すとニノチカに持ちかける。ちょうど、レオンからニノチカへ電話があり、2人は「7時に会う」約束を交わしたものの、ニノチカは約束を果たすことなく、大公女の要求通りにロシアへ飛び立つ。

[[ヨシフ・スターリン]]政権下の[[モスクワ]]で卵を持ち寄って3人の役人とニノチカが再会した夜、レオンからの手紙が届くが検閲でほとんど読みとれない。ブリヤノフは「思い出までは検閲できない」と言い残し、3人は帰っていく。

[[イスタンブール|コンスタンティノープル]]へ毛皮の販売に派遣された3役人を調査するよう、ニノチカは上司であるラジーニン長官から命令される。現地に着くと3人はロシアレストランを開店させ、国に戻らないと言う。これはレオンがニノチカを出国させる作戦だった。「ブリヤノフとアイラノフの店」というネオンが輝いている。店の前で、「ブリヤノフとアイラノフに抗議!私の名前もネオンに」とプラカードを掲げるコパルスキーの姿でエンディングとなる。

== キャスト ==
※括弧内は日本語吹替
*ニノチカ: [[グレタ・ガルボ]]（[[山崎左度子]]）
*レオン・ダルグー伯爵: [[メルヴィン・ダグラス]]（[[仁内達之]]）
*スワナ大公女: [[アイナ・クレア]]（[[花形恵子]]）
*アイラノフ: {{仮リンク|シグ・ルーマン|en|Sig Ruman}}
*ブリヤノフ: {{仮リンク|フェリックス・ブレサート|en|Felix Bressart}}
*コパルスキー: [[アレクサンダー・グラナック]]
*ラジーニン長官: [[ベラ・ルゴシ]]

== 作品の評価 ==
=== 映画批評家によるレビュー ===
[[Rotten Tomatoes]]によれば、批評家の一致した見解は「グレタ・ガルボがキャリア末期にコメディの才能を証明して見せた『ニノチカ』は、見逃せない古典的名作である。」であり、35件の評論のうち高評価は97%にあたる34件で、平均点は10点満点中8.4点となっている<ref>{{Cite web|url=https://www.rottentomatoes.com/m/ninotchka|title=Ninotchka (1939)|publisher=[[Rotten Tomatoes]]|language=en|accessdate=2021-04-23}}</ref>。

=== 受賞歴 ===
;[[第12回アカデミー賞]]ノミネート
*[[アカデミー作品賞]]
*[[アカデミー主演女優賞]]：グレタ・ガルボ
*[[アカデミー原案賞]]：[[レンジェル・メニヘールト|メルヒオル・レンジェル]]
*[[アカデミー脚色賞]]：{{仮リンク|チャールズ・ブラケット|en|Charles Brackett}}、{{仮リンク|ワルター・ライシュ|en|Walter Reisch}}、[[ビリー・ワイルダー]]

==日本での演劇==
[[1989年]]に[[劇団NLT]]によって『ニノチカ ペレストロイカ万々歳』のタイトルで[[黒柳徹子]]、[[立川三貴]]、[[賀原夏子]]らの出演によって上演された<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nlt.co.jp/history/theater/t24.html|title=ニノチカ（ペレストロイカ万々歳）|publisher=[[劇団NLT]]|accessdate=2021-05-22}}</ref>。

== 出典 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[絹の靴下]] (本作のミュージカル化)

== 外部リンク ==
{{Wikiquotelang|en|Ninotchka}}
* {{Commonscat-inline}}
* {{Allcinema title|16955|ニノチカ}}
* {{Kinejun title|6810|ニノチカ}}
* {{Amg movie|35464|Ninotchka}}
* {{IMDb title|0031725|Ninotchka}}
* {{rotten-tomatoes|ninotchka|Ninotchka}}
* {{tcmdb title|347|Ninotchka}}

{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:にのちか}}
[[Category:1939年の映画]]
[[Category:アメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画]]
[[Category:アメリカ合衆国の風刺映画]]
[[Category:メトロ・ゴールドウィン・メイヤーの作品]]
[[Category:パリを舞台とした映画作品]]
[[Category:エルンスト・ルビッチの監督映画]]
[[Category:アメリカ合衆国の白黒映画]]
[[Category:アメリカ国立フィルム登録簿に登録された作品]]
[[Category:20世紀を舞台とした映画作品]]

このページで使用されているテンプレート:

Template:Accessdate (ソースを閲覧) (保護)
Template:Accessdate/core (ソースを閲覧) (保護)
Template:AllMovie title (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Allcinema title (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Amg movie (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Cite web (ソースを閲覧) (保護)
Template:Commonscat-inline (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Country alias CAN (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Country alias JPN (ソースを閲覧) (保護)
Template:Country alias USA (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Country alias World (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Country flag alias CAN (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Country flag alias JPN (ソースを閲覧) (保護)
Template:Country flag alias USA (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Country flag alias World (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:EditAtWikidata (ソースを閲覧) (保護)
Template:En icon (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Flagicon (ソースを閲覧) (保護)
Template:IMDb title (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:ISO639言語名 (ソースを閲覧) (保護)
Template:ISO date/ymd (ソースを閲覧) (保護)
Template:ISO dateJA (ソースを閲覧) (保護)
Template:Ifempty (ソースを閲覧) (保護)
Template:Infobox (ソースを閲覧) (保護)
Template:Infobox Film (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Kinejun title (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Languageicon (ソースを閲覧) (保護)
Template:Main other (ソースを閲覧) (保護)
Template:Normdaten (ソースを閲覧) (保護)
Template:Ns0 (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Plainlink (ソースを閲覧) (保護)
Template:Reflist (ソースを閲覧) (保護)
Template:Rotten-tomatoes (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Rotten Tomatoes (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Rp (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Side box (ソースを閲覧) (保護)
Template:Sister (ソースを閲覧) (保護)
Template:Sister-inline (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Str left (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Str len (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:TCMDb title (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Tcmdb title (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Trim (ソースを閲覧) (保護)
Template:USA (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Wikidata (ソースを閲覧) (拡張半保護)
Template:Wikiquotelang (編集)
Template:仮リンク (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Arguments (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Authority control (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Authority control/config (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Check for unknown parameters (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:EditAtWikidata (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:ISO639言語名 (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:If empty (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Infobox/former (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:InfoboxImage (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Navbar (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Navbar/configuration (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Navbox (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Side box (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Side box/styles.css (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:String (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Wd (ソースを閲覧) (拡張半保護)
モジュール:Wd/i18n (ソースを閲覧) (拡張半保護)
モジュール:Wikipedia言語名 (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:Yesno (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:仮リンク (ソースを閲覧) (保護)
モジュール:仮リンク/link (ソースを閲覧) (保護)

ニノチカに戻る。

「https://ja.wikipedia.org/wiki/ニノチカ」から取得