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「ジグルクロン酸ビリルビン」の版間の差分

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'''ジグルクロン酸ビリルビン'''(Bilirubin diglucuronide)は、2つの[[グルクロン酸]]によって抱合を受けた[[ビリルビン]]である。
'''ジグルクロン酸ビリルビン'''(Bilirubin diglucuronide)は、2つの[[グルクロン酸]]によって抱合を受けた[[ビリルビン]]である。
ビリルビンジグルクロドとも、抱合型ビリルビンとも言う。
ビリルビンジグルクロドとも、抱合型ビリルビンとも言う。


ビリルビン[[代謝]]において、[[親水基]]を有するジグルクロン酸ビリルビンは、[[水溶性]]となり、肝毛細胆管側膜(canalicular membrane)を通過し、[[胆汁]]の一部となる。
ビリルビン[[代謝]]において、[[親水基]]を有するジグルクロン酸ビリルビンは、[[水溶性]]となり、肝毛細胆管側膜(canalicular membrane)を通過し、[[胆汁]]の一部となる。

2010年8月3日 (火) 00:50時点における版

ジグルクロン酸ビリルビン
識別情報
CAS登録番号 17459-92-6
PubChem 5280817
MeSH bilirubin+diglucuronide
特性
化学式 C45H52N4O18
モル質量 936.911 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジグルクロン酸ビリルビン(Bilirubin diglucuronide)は、2つのグルクロン酸によって抱合を受けたビリルビンである。 ビリルビンジグルクロニドとも、抱合型ビリルビンとも言う。

ビリルビン代謝において、親水基を有するジグルクロン酸ビリルビンは、水溶性となり、肝毛細胆管側膜(canalicular membrane)を通過し、胆汁の一部となる。