この記事は最新作品に関する情報を扱っています。ネタバレにご注意下さい。 |
ウィンストン・ディヴァー(Winston Deavor)は2018年公開のピクサー映画『インクレディブル・ファミリー』のメインキャラクターの1人である。世界的な通信企業であるデブテック社のトップで、妹は天才的な発明家であるイヴリン・ディヴァー。
設定[]
ウィンストン・ディヴァーは超大金持ちの企業家で、発明家の妹イヴリンと力を合わせてデブテック社を運営している。スーパーヒーローの大ファンであるウィンストンは、ヒーローに対する世間のマイナスイメージを払拭し、再び彼らの活動を合法化することを目標に熱心なキャンペーンを行っている。政府によってスーパーヒーローの活動が禁止された後、強盗の襲撃で父親を失った苦い経験を持つウィンストンは、ヒーローが禁止されていなければこんな悲劇は生まれなかったはずだと信じている。
性格[]
ウィンストンは自分のしていることに強い自信と決意を抱いている。彼は才能あふれるビジネスマンで、巧みな話力と魅力で人々をひきつける。彼は世界中に友人がいるらしく、ヒーロー合法化のキャンペーン中も、さまざまな知り合いに電話をかけて力を借りていた。ウィンストンは莫大な財産の持ち主であるにもかかわらず、地に足がついた考え方を失っておらず、スーパーヒーローの応援を熱心に続けている。
登場作品[]
インクレディブル・ファミリー[]
ウィンストンとイヴリンの両親はスーパーヒーローの熱心な支持者で、ゲイザービームやファイロニックとは特に親しく、万一に備えて自宅に彼らへのホットラインを用意しているほどだった。スーパーヒーローの活動が法律で禁止された直後、ディヴァーの家は強盗の襲撃を受けた。ウィンストンとイヴリン、母親は安全な部屋へ逃げたが、父親はホットラインでヒーローに助けを求めようとしたため逃げ遅れ、撃ち殺されてしまった。その数カ月後、母親も失意のうちに亡くなってしまう。ウィンストンはスーパーヒーローが活動を禁止されてさえいなければ父親は助かっていたはずだと信じ、妹とともに父の会社を受け継いで、ヒーローの活動再開を目指すキャンペーンを開始する。
アンダーマイナーによる襲撃事件が起きた後、ウィンストンはMr.インクレディブル、イラスティガール、フロゾンをデブテック社に招き、彼らにキャンペーンへの協力を求めた。ヒーロー禁止法のせいで窮屈な生活を強いられていた彼らはディヴァー兄妹からの申し出を受け入れ、イラスティガールが先頭に立ってヒーローのイメージ回復に努めることになった。彼らの計画は順調に進み、ついにヒーローの活動再開を認める調印式にまでこぎつけた。ところが調印式のさなかに、イラスティガールと戦ったスーパーヴィラン “スクリーンスレイヴァー”の正体がイヴリンであることが明らかになった。ウィンストンとは対象的に、ヒーローさえいなければ両親が死ぬことは無かったと考えていたイヴリンは、兄の計画を妨害して、二度とヒーローが活動できない世の中を作ろうと企んでいたのである。ヒーローたちがイヴリンと戦う中、ウィンストンは各国のVIPを催眠状態から解放し、安全な場所へ移動させた。最終的にイヴリンの計画は失敗に終わり、ヒーローは無事に世間の評価を取り戻すことができた。
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