ついいんらくこん【墜茵落溷】
人には運不運というものがあり、この世での境遇なども、因果応報によるものではないということ。
ついこんきゅうてい【追根究底】
物事をその根本まで調べ尽くすこと。
ついぜんくよう【追善供養】
死者の年忌供養のこと。
ついほんちくほく【追奔逐北】
逃げる賊などを追い、走ること。▽「奔」は逃げ走る、「逐」は追う意。「北」は「敗北」の「北」で逃げる意。「奔はしるを追おい北にぐるを逐おう」と訓読する。
つうかいむひ【痛快無比】
比べようのないくらい愉快で愉快でたまらないこと。気持ちがすっとするほど愉快で心地よいこと。
つうぎょうちょうたつ【通暁暢達】
ある物事に奥深く通じていて、文章や言葉などがのびのびしているさま。▽「通暁」は明らかに通じていること。「暢達」はのびのびしているさま。
つうていしつう【痛定思痛】
痛みがおさまってから痛みを思い起こす意から、かつての失敗や苦難を思い起こして反省し、今後の戒めとすること。
つつうらうら【津津浦浦】
全国至る所。全国のすみずみ。▽「津」は港。「浦」は海辺や海岸のこと。至る所の港や海辺ということから。「津津」は「つづ」とも読む。