いちぼうせんり【一望千里】
ひと目で千里を見渡せる意から、広々として見晴らしのよいことの形容。
いちぼうむぎん【一望無垠】
一目でかなたまで広々と見渡されること。見晴らしのよいたとえ。また、広々として見渡される美しい景色のたとえ。▽「無垠」は果てしないこと。「垠」は地の果て。「一望いちぼう垠はて無なし」と訓読する。
くうくうばくばく【空空漠漠】
果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。▽「漠漠」は広々としてはるかなさま。「空漠」を分けて、繰り返して強調した語。
こうだいむへん【広大無辺】
果てしなく広く大きいさま。また、限りなく広々としているさま。▽「広大」は広くて大きいこと。「無辺」は限りない、果てしないこと。「広」は「宏」「洪」とも書く。
ぜんとようよう【前途洋洋】
今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。▽「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている様子。前途が大きく広がっていることを表す。
ばんりほうよく【万里鵬翼】
はるかかなたに広がる広大な天空、遠く隔たった地への旅路などのたとえ。また、雄大な気概や勢いのたとえ。
むりょうむへん【無量無辺】
限りないほど広々としていること。また、物事の程度や数量、分量などが計り知れないこと。