福岡

Biz　九州・山口経済　山陽新幹線　全線開業50年　JR西・博多総合車両所　安全運行へ「最後の砦」　／福岡

　◇「ホームドクター」JR西・博多総合車両所　山陽新幹線は10日、新大阪（大阪市）―博多（福岡市）間の全線開業から50年を迎えた。新幹線の「ホームドクター」とも呼ばれるJR西日本博多総合車両所（福岡県那珂川市）の検査を取材し、安全運行にかける社員の思いを聞いた。【下原知広、写真は野田武】　◇1600

Biz　九州・山口経済　西日本FH　企業のDX支援　九工大などと協定締結　課題を聞き出し人材育成へ　／福岡

　西日本フィナンシャルホールディングス（FH）は、九州工業大と同大発の企業でリカレント（学び直し）教育事業を手掛ける「Kyutech　ARISE　（キューテックアライズ）」と連携する。3者で協定を締結し、地域企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）支援に取り組む。　キューテックアライズは202

Biz　九州・山口経済　山陽新幹線　全線開業50年　JR西・博多総合車両所　浜田亮輔所長に聞く　／福岡

　◇技能や経験の継承　デジタル技術を活用しデータ化　国鉄時代を含めて21代目の博多総合車両所長で、同所が初任地という浜田亮輔所長（53）＝1994年入社＝に思いなどを聞いた。　――山陽新幹線が全線開業50年を迎えた。　◆メンテナンスに携わってきた一人一人の積み重ねで車両所の業務ができていると改めて感

Biz　九州・山口経済　米オープンAIと連携　ふくおかFG　地銀で初　業務改善や新領域へ活用期待　／福岡

　ふくおかフィナンシャルグループ（FG）は対話型人工知能（AI）「チャットGPT」を運営する米「オープンAI」と連携すると発表した。地銀初の取り組みといい、最新のAIを通じて、業務の効率化にとどまらない活用につなげる。　ふくおかFGは2024年4月、AI戦略グループを新設。デジタル関連企業との結びつ

有明高専　半導体設計、即戦力育成へ　来月、教育センター設立　／福岡

　大牟田市の有明高専は、4月に半導体設計教育を推進する「サーキットデザイン教育センター」を設立する。熊本県へのTSMC（台湾積体電路製造）進出などで求められている半導体に精通した即戦力育成を加速する。　同校によると、現行も本科2年時に1時限、情報システムコース4年で1年、専攻科1年で半年、サーキット

38年ぶりの春・センバツ西短大付

第3部　センバツに臨む選手の横顔／3　／福岡

　◇最高打率、主砲へ成長　斉藤大将右翼手（2年）　1年生の途中まで捕手だったが、肩のけがで外野手に転向。昨夏の甲子園では観客の多さに驚きメンバーに緊張をほぐしてもらった。好機に強く、強打者ぞろいの中でも最高打率の主砲へと成長し、「打撃が武器」と自負する。選球眼も確かで、昨秋の公式戦14四死球もチーム

次谷・大任町議、町長選出馬表明　／福岡

　任期満了に伴う大任町長選（25日告示、30日投開票）に、新人で大任町議の次谷隆澄氏（55）が12日、無所属で立候補する意向を表明した。出馬表明は現職の永原譲二氏（71）に続き2人目。　次谷氏は記者会見で「情報公開に後ろ向きな町政をガラス張りにする」と意気込みを語った。町議の任期を残しているが、町長

はがき随筆

2月度　月間賞に村上さん（筑後市）　／福岡

　2月度の「はがき随筆」入賞者は次の皆さんです。（敬称略）　【月間賞】26日「各駅停車に乗って」　村上孝子（78）＝筑後市　【候補作】　7日「義父を思う」　　　　中村久恵（89）＝大木町　　　　　　22日「叔母との別れ」　　　山田透（57）＝横浜市青葉区　担当しているFMラジオの番組で長年、北九州市

就任2年　武内和久　北九州市長インタビュー　少子高齢都市　先進モデルつくる　／福岡

　北九州市の武内和久市長が2月20日に就任2年を迎え、任期の折り返し地点を過ぎた。毎日新聞のインタビューに応じた武内市長は「稼げる街」の成果を土台に「少子高齢都市の先進モデルをつくりたい」と意欲を見せた。【聞き手・山下智恵】　◇「稼げる街」成果土台に　半導体関連産　業集積へ期待　――2年間を振り返り

近大福岡が飲酒・喫煙で活動自粛　県高野連に報告　／福岡

　近畿大付属福岡高（飯塚市）は11日、野球部員が飲酒や喫煙、現金を賭けたトランプゲームをしていたと明らかにした。野球部は11日から活動を自粛しているという。　同校によると、練習試合のため2～6日に関西に遠征した際、複数の部員がホテルやフェリーの中で飲酒などをしていた。7日夜に匿名で情報提供があり発覚

センバツ甲子園　西短大付が出発　「大舞台にワクワク」　九州新幹線の筑後船小屋駅　／福岡

　18日開幕の第97回選抜高校野球大会（毎日新聞社など主催）に出場する西短大付（八女市）の西村慎太郎監督ら関係者と部員41人が12日、阪神甲子園球場に向けて出発した。　この日午前、一行は九州新幹線筑後船小屋駅（筑後市）に学校のバスで到着。小川耕平主将（2年）は「甲子園という大きな舞台に立たせてもらう

はがき随筆

2月の月間賞　田村、坂元、松永さん入選　佳作　横井、小森、髙野さん　／福岡

　もうすぐ4月です。何となくウキウキしてきます。ちょっぴり緊張もしてきます。スタートの季節といえば、1月より4月の方がしっくりきます。入学式や入社式は今も多くが4月。そんな社会のしきたりがそう思わせるのかもしれません。そして何より、寒さで縮こまっていた体が、次第に暖かくなって伸びやかになります。きっ

「勝利へのデータを」　情報戦の現代サッカー、アナリストの挑戦　福岡

　情報戦ともいえる現代サッカーで、アビスパ福岡の安部（あんべ）悠平テクニカルコーチ（27）は、情報戦略の中核を担うアナリストだ。　2月中旬。安部コーチは「相棒」のタブレット端末を手に取材場所に来た。「食事を取りながら映像を見ることもあるし、起きているほとんどの時間は見て編集してですね」と笑う。1試合

バンドウイルカのレイラ死ぬ　3歳4カ月　福岡の「マリンワールド」

　福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」は12日、飼育していたバンドウイルカの雌、レイラが10日に死んだと発表した。死因は腸捻転で、3歳4カ月だった。　同館によると、レイラは2021年にショーで活躍するラムの子供として生まれた。24年3月にショーにデビューしてジャンプを披露するなど活躍していた

スポーツプラスα　V・ファーレン長崎　J1昇格へ勝負の年　高木代表取締役兼CROに聞く　／福岡

　◇チーム強化と事業成長　ピーススタジアム、地域創生の成功モデルに　サッカーJ2のV・ファーレン長崎の本拠地「ピーススタジアム」は親会社が1000億円を投じ、「長崎スタジアムシティ」としてホテルや商業施設とともに新しい「街」として誕生した。元日本代表で長崎の監督も務めた高木琢也・代表取締役兼CRO（

スポーツプラスα　大賞に大津高と柔道・永瀬選手　九州運動記者ク　24年度表彰発表　／福岡

　＜お知らせ＞　九州運動記者クラブは、代表者会議で選定した2024年度の表彰団体、選手を発表し、大賞はパリオリンピック柔道男子81キロ級で2連覇の永瀬貴規（旭化成）と、サッカーの高円宮杯U―18プレミアリーグ・ファイナルを制した大津高（熊本）に決まった。　特別賞には女子ゴルフ日本ツアー年間女王の竹田

門司港駅遺構　保存箇所、全体の0．1％弱　1平方メートル程度　市「設計変更を回避」　／福岡

　門司区での複合公共施設建設に伴い、北九州市が解体した明治期の初代門司港駅関連遺構の一部保存箇所は、機関車庫の基礎部分（長さ約32メートル、幅約12メートル）のうち長さ1・1メートル、幅1・1メートルの範囲にとどまり、遺構総面積（約1670平方メートル）の0・1％弱だった。11日の市議会建設建築委員

入所者の首絞め、殺人未遂容疑　51歳元介護職員を逮捕　若松署　／福岡

　若松区の有料老人ホームに入所していた男性（93）の首を絞めて殺害しようとしたとして、若松署は10日、施設職員だった遠賀町田園2のパート、末広誠容疑者（51）を殺人未遂容疑で逮捕した。「うるさかったので静かにさせるために首を絞めた。殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。　逮捕容疑は202

はがき随筆

喜びの誕生日　八幡西区浅川台　中薗哲（76）　／福岡

　「長く続いた寒波が終わり、明日から暖かくなる」とテレビが伝えている。明日は77歳の誕生日だ。　「今年は2025年なので、暦には毎日『2』と『25』があり、年中誕生日のようだ」と言って孫から笑われたが、本当の誕生日が来る。　異常に続いた寒波が去り、待ち望んだ「暖かい春の日」が始まるのを多くの人が喜び

「いのちのたび」23年目、入館者900万人突破　下関の渡辺來叶ちゃんに記念品　／福岡

　恐竜の大型骨格標本や貴重な歴史資料の展示などで知られる北九州市立いのちのたび博物館（八幡東区）の総入館者が11日、開館から23年目で900万人を突破し、記念のセレモニーがあった。　900万人目となった山口県下関市の保育園児、渡辺來叶（らきと）ちゃん（3）に、伊澤雅子館長から記念品として恐竜のフィギ