野木京子
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野木京子(のぎ きょうこ、1957年11月14日[1] - )は日本の詩人。
経歴
[編集]熊本県八代市に生まれる。立教大学文学部英米文学科卒業。詩誌「スーハ!」「マンドラゴラ」同人。2007年、詩集『ヒムル、割れた野原』で第57回H氏賞を受賞[2]。広島市に在住していた経験があり、中国新聞「中国詩壇」の選者を務める。
著書
[編集]詩集
[編集]- 『銀の惑星その水棲者たち』 矢立出版 1995年7月
- 『枝と砂』 思潮社 2000年10月
- 『ヒムル、割れた野原』 思潮社 2006年9月 - 友人を失った経験を回顧しつつ、死別と自身にも必ず訪れる死について思索した作品を集めたもの。作中でよく用いられる「川」や「水の流れ」といったキーワードは彼岸との境にある三途の川などを象徴するものと解される[3]。
- 『明るい日』 思潮社 2013年6月
- 『クワカ ケルカ』 思潮社 2018年9月
エッセイ
[編集]- 『空を流れる川―ヒロシマ幻視行』 ふらんす堂 2010年10月
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.460
- ^ “H氏賞に横浜の野木さん 現代詩人賞は東京の小長谷さん”. 朝日新聞. 2014年3月30日閲覧。
- ^ 西村則昭「現代詩における言葉 : 塊の現象学の観点とジャック・ラカンの観点より」『仁愛大学研究紀要』、仁愛大学、41-56頁、2007年。ISSN 13477765 。
外部リンク
[編集]- 石と空と海 - 本人サイト(2012年4月14日時点のアーカイブ)