草軽交通
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 草軽(くさかる) |
本社所在地 |
日本 〒389-0104 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東16-1[注釈 1] 北緯36度20分43.9秒 東経138度38分8.3秒 / 北緯36.345528度 東経138.635639度座標: 北緯36度20分43.9秒 東経138度38分8.3秒 / 北緯36.345528度 東経138.635639度 |
設立 |
1987年(昭和62年)4月8日 (草軽観光バス株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 1100001008411 |
事業内容 | 乗合バス業、貸切バス業、自動車整備業、売店業、旅行業、不動産業・別荘管理業 |
代表者 | 代表取締役 遠藤孝 |
資本金 | 4000万円(2022年3月31日現在)[1] |
純資産 |
4億1797万1918円 (2022年3月31日現在)[1] |
総資産 |
7億5900万0255円 (2022年3月31日現在)[1] |
従業員数 | 67人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 草軽上田ホールディングス株式会社 |
外部リンク | http://www.kkkg.co.jp/ |
特記事項:2009年10月1日に、(旧)草軽交通株式会社の不動産事業の一部を除く乗合自動車業、自動車整備業、自動車道業、売店業、不動産業を吸収分割により承継し、現商号へ商号変更。 |
草軽交通株式会社(くさかるこうつう)は、長野県北佐久郡軽井沢町に本社を置くバス事業者である。東急グループの傘下であったが、2009年(平成21年)9月30日を以って離脱した。現在は、草軽上田ホールディングス[2][3]を通じて上田バスとグループ会社になっている[4][5]。
概要
[編集]前身は草軽電気鉄道で、鉄道路線を全廃してから4年後の1966年に現社名に変更した(ただし、草軽電気鉄道廃止直前の1962年の鉄道線の切符には「草軽交通」の標記がある)。
2001年(平成13年)にタクシー部門を売却し、貸切バス部門を草軽観光バスとして分社化した。そのため一般乗合の路線バスの運行が中心となっていた。
2009年(平成21年)9月30日をもって東急グループから離脱した。これにより乗合・貸切とも扱うバス事業者となる。夏季には軽井沢を起終点とした定期観光バスも運行している。
バス事業のほか、数件の売店、貸自転車店、自動車整備工場などを経営しているほか、軽井沢町内の別荘管理などの業務を行う。草津温泉にあった草津温泉ホテル東急(現:草津温泉ホテルリゾート)、伊香保温泉の伊香保東急ビラ(現:大江戸温泉物語 伊香保)は草軽交通が経営していたが、前者は2005年(平成17年)9月30日、後者は2007年(平成19年)3月31日をもって、それぞれ経営から撤退し、前者はマイステイズ・ホテル・マネジメントの、後者は大江戸温泉物語の経営となった。
2011年6月30日より上田バスの株式を保有している。なお現在では、上田バスとは草軽上田ホールディングスを通じてグループ会社となっている。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年) - 草津電気鉄道株式会社の自動車事業が認可される。
- 1939年(昭和14年) - 社名を草軽電気鉄道株式会社に変更。
- 1945年(昭和20年) - 東京急行電鉄の傘下となる。
- 1957年(昭和32年) - 群馬県(草津町、長野原町、六合村、嬬恋村)と長野県(軽井沢町)で貸切バス事業を開始。
- 1960年(昭和35年) - 草軽電気鉄道鉄道線新軽井沢 - 上州三原間廃止に伴いバス路線を編成する。
- 1962年(昭和37年) - 上州三原 - 草津温泉間の廃止により、鉄道線は全廃。乗用自動車・乗合自動車の事業者となる。
- 1966年(昭和41年) - 社名を草軽交通株式会社に変更。
- 1987年(昭和62年) - グループ会社として貸切バス専業の草軽観光バス(本社・長野県小諸市)を設立。
- 2001年(平成13年) - タクシー・ハイヤー部門を第一交通産業に売却、貸切バス部門を全面的に草軽観光バスに移管。
- 2005年(平成17年) - グループ会社の草軽リゾートサービスより営業譲渡を受ける形で旅行業を開始。
- 2009年(平成21年)
- 2011年(平成23年)3月8日 - 軽井沢町軽井沢東16-1(草軽交通本社整備工場敷地内)に新社屋が完成。業務を新社屋にて開始する。
- 2011年(平成23年)4月 - 東急軽井沢別荘地の事業を譲受。
- 2011年(平成23年)6月 - 主要株主が合同会社ジェイ・エル・ディーから地元株主5名に変わる。
- 2011年(平成23年)6月30日 - 会社分割により白糸ハイランドウェイの権利義務を株式会社白糸ハイランドウェイへ承継させる[6]。
路線
[編集]現有路線
[編集]- 急行草軽線:軽井沢駅前 - 草津温泉(草津温泉バスターミナル)
- 草軽病院線:軽井沢駅前 - 草津温泉(西吾妻福祉病院経由)
- 急行草軽線の各駅停車便として、2008年(平成20年)4月12日より設けられた通年運転の路線である。軽井沢駅 - 草津温泉間の全ての停留所に停車する(北軽井沢 - 大桑道間は長野原線と同じルート)。また、沿線住民の通院の利便性を考慮して、長野原町にある「西吾妻福祉病院」を経由する(バス停新設)。「上州大津」はバス停の位置の都合で経由しない。冬季ダイヤでは、一部の便は北軽井沢 - 草津温泉間に運転区間が短縮される。
- 北軽井沢線:軽井沢駅前 - 北軽井沢
- 急行草軽線の区間便として、全便が各駅停車で運行される。冬季は急行草軽線同様、減便される。
- 経由地は急行草軽線の軽井沢駅 - 北軽井沢間と同じ。
- 急行草軽線の区間便として、全便が各駅停車で運行される。冬季は急行草軽線同様、減便される。
- 長野原線:長野原草津口駅 - 北軽井沢
- 白根火山線・草津温泉 - 殺生河原 - (白根火山 - 湯田中)
- 軽井沢町内循環バス北廻り線
- 2012年4月1日より運行開始。軽井沢町の循環バスで通年運行。途中のバス停で南廻り線、西廻り線との接続もある。運賃は200円。
- 主な経由地 信濃追分駅 - 大日向 - 千ヶ滝別荘管理事務所前 - 軽井沢病院 - 中軽井沢 - 鳥居原団地 - 信濃追分駅(内廻りと外回りで別ルート経由区間あり)
- 2012年4月1日より運行開始。軽井沢町の循環バスで通年運行。途中のバス停で南廻り線、西廻り線との接続もある。運賃は200円。
廃止された路線
[編集]- 浅間牧場 - 鬼押出し(浅間火山博物館)
- 万座・鹿沢口駅 - 草津温泉
- 長野原駅(現、長野原草津口駅) - 花敷温泉
- 北軽井沢 - 栗平
- 北軽井沢から群馬県道54号線を経由して栗平までを結ぶ路線で、地域住民の大切な足となっていた。
- 主な経由地:村田学園グラウンド前・西栗平
- 北軽井沢から群馬県道54号線を経由して栗平までを結ぶ路線で、地域住民の大切な足となっていた。
- 北軽井沢 - 照月湖
- 1980年代前半までの夏季のみ不定期で1日2往復程度北軽井沢から直行運行。
- 草津温泉 - 草津栗生楽泉園
- マイクロバスで運行。
営業所
[編集]現在は軽井沢本社営業所のみ。以前は草津営業所、北軽井沢営業所(2005年3月閉所)があった。
車輌
[編集]※車両の陣容は2020年1月25日現在。
- 一般乗合用13両。
- 一般貸切用車輌14両(大型車8両、中型車3両、小型��(マイクロバス)2両)
- 社番の振り方
- 4ケタで標記される。一般乗合用車両が2000番台、大型貸切車は5000番台、中型・小型の貸切車は8000番台又は800番台を付与される。いずれも車両の導入順に付番され、メーカーによる区別は無い。下2ケタの42、49は欠番、また、下1ケタの4と9は一部の例外を除き原則として欠番となっている。1987年以前は、日野車が1100番台、日産ディーゼル車が1200番台、三菱ふそう車が1300番台をそれぞれ付与され、車両の導入順に付番されていた(この当時から下2ケタの42、49は欠番とされていた)。
- カラーリングは東急バスに準ずる。
- 当社の車両は、数年間広告枠が設けられていなかったが、2008年7月中旬から2009年末までは、一部の車両にマグネット式で脱着可能な広告が復活した。広告主はサンドイッチのチェーン店「サブウェイ」であった。現在、サブウェイ旧軽井沢店の閉店に伴い、再び広告が無くなっている。
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日野・K-RC701P(2012年まで運行された後廃車となり、銀河鉄道に譲渡された。)
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東急バスから移籍した乗合バス車両
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かつて運用されていた貸切格下げ車
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JRバス関東から移籍した乗合バス車両
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貸切車。定期観光バスなどに使用される。日産ディーゼルU-RA520RBN
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広告復活時の草軽交通の車両。前面、側面、後側に付けていた
注釈
[編集]- ^ 草軽上田ホールディングス株式会社の本社所在地でもある。
脚注
[編集]- ^ a b c “令和4年3月期(第35期)決算公告”. 草軽交通株式会社. 2022年7月28日閲覧。
- ^ 草軽上田ホールディングス交通会社
- ^ ウェブサイト上では、草軽上田ホールディングスと表記されている。ただし、以前は一部資料内で草軽上田ホールディングス交通株式会社と表記されていた。
- ^ バス事業の現状と取り組みについて
- ^ 草軽交通株式会社
- ^ 2011年(平成23年)5月27日『官報』第5563号28ページ「吸収分割公告」