柿沼陽平
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柿沼 陽平(かきぬま ようへい、1980年8月 - )は、日本の東洋史学者。早稲田大学文学学術院(文学部)教授[1]。
経歴
[編集]- 2006年 - 早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。日本学術振興会特別研究員DC1。
- 2009年 - 早稲田大学大学院文学��究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD。
- 2010年 - 中国社会科学院歴史研究所 訪問学者
- 2012年 - 早稲田大学文学学術院 助教
- 2013年 - 帝京大学文学部 専任講師
- 2016年 - 帝京大学文学部 准教授
- 2020年 - 早稲田大学文学学術院 准教授
- 2021年 - 早稲田大学文学学術院 教授
受賞歴
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『中国古代貨幣経済史研究』(汲古書院、2011年)
- 『中国古代の貨幣 お金をめぐる人びとと暮らし』(吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2015年)
- 『中国古代貨幣経済の持続と転換』(汲古書院、2018年)
- 『劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』』(文藝春秋〈文春新書〉、2018年)
- 『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』(中央公論新社〈中公新書〉、2021年)
共著
[編集]- 本田毅彦編著・木村茂光著・柿沼陽平著・山本英貴著『つながりの歴史学』(北樹出版、2015年)
監修
[編集]- 『キッズペディア 世界の国ぐに』(小学館、2017年)
翻訳
[編集]- 『中国の文明 第3巻 文明の確立と変容〈上〉 秦漢 - 魏晋南北朝』稲畑耕一郎 日本語版 監修・監訳、袁行霈・厳文明・張伝璽・楼宇烈 原著主編、潮出版社〈北京大学版 中国の文明〉、2015年7月。ISBN 978-4-267-02023-0。
- 王震中『中国古代国家の起源と王権の形成』、汲古書院、2018年7月
- 『岳麓書院蔵秦簡 「為獄等状四種」訳注:裁判記録からみる戦国末期の秦』、平凡社〈東洋文庫〉(上・下)、2024年6月
- 孫機『モノからみた中国古代文化:衣食住行から科学芸術まで』、東方書店「東方学術翻訳叢書」、2024年8月
編著
[編集]- 柿沼陽平・飯山知保編『貴族与士大夫――青年学者眼中的中国史』(上海古籍出版社、2022年)
出典
[編集]- ^ “自己紹介(柿沼陽平)”. 柿沼陽平研究室. 2024年4月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 早稲田大学文学学術院 柿沼陽平研究室
- 柿沼陽平 (@yoheikakinuma) - X(旧Twitter)