千僧駐屯地
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千僧駐屯地 | |
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駐屯地正門 | |
位置 | |
所在地 | 兵庫県伊丹市広畑1-1 |
座標 | 北緯34度47分21秒 東経135度24分15秒 / 北緯34.78917度 東経135.40417度座標: 北緯34度47分21秒 東経135度24分15秒 / 北緯34.78917度 東経135.40417度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 第3師団副師団長 兼任 |
主要部隊 |
第3師団司令部 第3後方支援連隊ほか |
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開設年 | 1952年 |
千僧駐屯地(せんぞちゅうとんち、JGSDF Camp Senzo)は兵庫県伊丹市広畑1-1に所在し[1]、第3師団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
[編集]最寄の演習場は、長尾山演習場。駐屯地司令は、第3師団副師団長が兼務。至近距離に伊丹駐屯地、川西駐屯地がある。「千僧」という語は地元の千僧と同じく、「せんぞ」と読むが、かつての陸上自衛隊のウェブサイトでは「せんぞう」と振り仮名がついていた[2]。この誤りは2014年から残り続け、2016年7月29日に訂正された[2]。
沿革
[編集]警察予備隊千僧駐屯地
陸上自衛隊千僧駐屯地
- 1954年(昭和29年)7月1日:陸上自衛隊へ移管[3]。
- 1957年(昭和32年)12月:第303地区施設隊が出雲駐屯地へ移駐。
- 1959年(昭和34年)12月20日:第3管区総監部が伊丹駐屯地から移駐。
- 1962年(昭和37年)
- 1970年(昭和45年)3月10日:第3師団が甲師団に改編。
- 1975年(昭和50年)8月1日:師団改編に伴い、第3師団音楽隊が正規編成となり第3音楽隊が新編。
- 1992年(平成 4年)3月27日:第3武器隊・第3補給隊・第3輸送隊・第3衛生隊(大津駐屯地)を統合し、第3後方支援連隊が新編。
- 1994年(平成 6年)3月28日:第3師団が乙師団に改編。
- 2006年(平成18年)3月27日:即応近代化師団(政経中枢型)への改編に伴い、師団司令部付隊化学防護小隊が第3特殊武器防護隊として新編。
- 2023年(令和5年)3月15日:第3偵察隊が第3戦車大隊(今津駐屯地)との統合により廃止、第3偵察戦闘大隊となり今津駐屯地に移駐。
駐屯部隊
[編集]中部方面隊隷下部隊
[編集]- 第3師団
- 中部方面システム通信群
- 第104基地システム通信大隊
- 第318基地通信中隊
- 第104基地システム通信大隊
- 中部方面会計隊
- 第352会計隊
- 千僧駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
[編集]- 警務隊
- 中部方面警務隊
- 第131地区警務隊
- 中部方面警務隊
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:中国自動車道宝塚IC/BS
- 一般道:国道171号、国道176号、 尼崎池田線
- 鉄道:JR西日本福知山線北伊丹駅、阪急電鉄伊丹線伊丹駅
- 港湾:神戸港、大阪港(共に指定特定重要港湾)、尼崎西宮芦屋港(重要港湾)
- 飛行場:大阪国際空港(第一種空港)、神戸空港(第三種空港)、舞洲ヘリポート、神戸ヘリポート
災害派遣等
[編集]平成7年の阪神淡路大震災、平成9年のナホトカ号重油流出事故、平成16年の鳥インフルエンザ防疫作業、新潟県中越地震、平成17年のJR福知山線脱線事故などの災害派遣、UNDOF派遣、イラク人道復興支援などの国際貢献に積極的に参加した。