捜狗拼音輸入法
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捜狗拼音輸入法(中国語: 搜狗拼音输入法、英語: Sogou Pinyin Input Method)はコンピューターおよび携帯電話への中国語入力システム(IME)のひとつで、中国の企業・捜狐の有力検索エンジンである捜狗が提供する拼音(ピンイン)によるものである。
歴史
捜狐はマサチューセッツ工科大学を卒業した張朝陽が中国に帰国して1995年に設立した企業で、1998年に検索エンジン・捜狗を提供し、2003年にはこれを第三代へと発展させた。2006年には捜狗ピン音入力方法を提供開始し、2013年には捜狗百科も発表し、またテンセント(騰訊)との提携もしている。捜狗輸入法は中国でもっとも多く使われている中国語入力方法で[1]、その歴史は次の通り[2]。
- 2006年6月:「捜狗輸入法」を発表。
- 2009年6月:捜狗ピン音入力方法の三周年。艾瑞コンサルティング(iSearch)の調査によると、捜狗輸入法は使用者の79.7パーセントを獲得。
- 2009年11月:「クラウド型捜狗ピン音入力方法」を発表。
- 2010年3月:「捜狗輸入法5.0」を発表。
利用者
利用者は中国大陸、香港、マカオ、台湾、その他世界の中国語話者に広がっている[3]。
関連項目
脚注
- ^ 精華大学・探狐捜狗合同調査「漢字入力の発展」 (中国語)
- ^ 捜狗(百度百科) (中国語)
- ^ 捜狗ピン音入力方法のインストール紹介
外部リンク
- オフィシャルサイト(捜狗輸入法) (中国語)