英語
英語(えいご)は、世界の広い地域で話されている言語の一つで、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属するイングランドを発祥とする言語である。
20世紀後半まで、イギリスが多くの植民地を抱えていたことが、英語話者数の増加の要因となった。
近年、アメリカの台頭と共にビジネス、自然科学や工学分野などでも英語を媒介手段として用いる傾向にある。そのため、学者、科学者、知識人など世界の情勢を知る必要のある人たちにとって英語は欠かせないものとなり、彼らの間では英語が共通語となりつつある。
英語が国語又は共通語又は公用語になっている国
- アイルランド(共通語)(第二公用語) (アイルランド語が第一公用語。キー・ワード:ケルト民族、北アイルランド紛争)
- アメリカ合衆国(国語) (ハワイ州やその他の州で独自に英語を公用語にしている州が多い。キー・ワード:イングリッシュ・オンリー運動)
- アンティグア・バーブーダ(共通語)(公用語)
- イギリス(国語)
- インド(補助公用語) (ヒンディー語が公用語、その他に17の地方公用語がある)(英)
- オーストラリア(国語)(公用語)(英)
- ウガンダ(公用語)
- ガーナ(公用語)
- ガイアナ(公用語)
- カナダ(共通語)(公用語) (他にフランス語が公用語 キー・ワード:ケベック問題)(米)
- カメルーン(公用語) (他にフランス語も公用語)(英)
- ガンビア(公用語)(英)
- キリバス
- グレナダ(共通語)(公用語)
- ケニア(準公用語) (スワヒリ語が公用語)
- サモア(公用語) (他にサモア語が公用語)
- ザンビア(公用語)
- シエラレオネ(公用語)
- シンガポール(公用語)(他に中国語、マレー語、タミル語が公用語)(英)
- ジャマイカ(共通語)(公用語)
- ジンバブエ(公用語)
- スワジランド(公用語) (他にシスワティ語が公用語)
- セイシェル(公用語) (他にフランス語、クレオール語が公用語)
- セントクリストファー・ネービス(共通語)(公用語)
- セントビンセントおよびグレナディーン諸島(共通語)(公用語)
- セントルシア(共通語)(公用語)
- ソロモン諸島(公用語) (ピジン英語が共通語)
- タンザニア(公用語) (他にスワヒリ語が公用語)
- ツバル(公用語)
- ドミニカ(共通語)(公用語)
- トリニダード・トバゴ(共通語)(公用語)
- トンガ(公用語)
- ナイジェリア(公用語)
- ナミビア(公用語)
- ニュージーランド(国語)(公用語)(英)
- バヌアツ(公用語) (他にフランス語、ビシュラマ語が公用語)
- バハマ(共通語)(公用語)
- パプアニューギニア(公用語) (ピジン英語が共通語)
- パラオ(公用語)
- バルバドス(共通語)
- フィジー(公用語)
- フィリピン(公用語) (国語はフィリピノ語)(米)
- ベリーズ(公用語)
- ボツワナ(公用語) (国語はツワナ語)
- マーシャル諸島(公用語) (他にマーシャル語が公用語)
- マラウイ(公用語) (国語はチェワ語 出典:コンサイス・カタカナ語辞典(2001))
- マルタ(公用語) (他にマルタ語が公用語)
- ミクロネシア
- 南アフリカ(公用語) (他にアフリカーンス語など計11言語が公用語)(英)
- モーリシャス(公用語)
- リベリア(公用語)(米)
- レソト(公用語)(英)
注)ここで言う共通語とはその国のほとんどの人が話すことができる言語(必ずしも日常的に話しているとは限らない)
情報源:Ethnologue report for ENGLISH
英語人口
英語を日常的に話している人の数は3億4000万人程度にすぎず、中国語(注)の約13億人には遠く及ばないが、共通語または公用語となっている国は51ヶ国に及び世界で最も多くの国で使用されている言語となる。
(注) 中国語とは、北京語、上海語、広東語などの方言の総称である。
イギリスの英語事情
イギリスでは、標準発音として「容認発音(RPまたはQueen's English)」があり、その他は「河口域発音(estuary English)」などの方言、ウェールズ語、ゲール語(北アイルランド・スコットランド)に分けられるが、ウェールズ語、ゲール語、は英語におされ話者が減少し消滅しつつある。
アメリカの英語事情
アメリカ合衆国の場合、合衆国憲法には国家の公用語に関する記述がない。建国当初からイギリス系の住民が多数派であったわけではなく、現在の人口比率を見てもドイツ系がイギリス系を上回っているが、英語が国家の言語(国語)としてまかり通っている現実がある。それに拍車をかける動きが「イングリッシュ・オンリー運動」であり、このほかにも英語ができないと社会的な差別が起きるなどの悲劇が移民してくる人たちの障害にもなっており、大きな社会問題になっている。 アメリカの言語事情の詳細については、バイリンガル教育 (アメリカ)およびヒスパニックを参照せよ。
共時的に見た英語(仕組み、構造)
詳細は英語学へ。
概論
特徴
他のヨーロッパ言語と比べた場合、文法がかなりシンプルになっている。
- 動詞(be動詞を除く)の人称変化が三人称・単数・現在に場合にしかなく、それも多くの動詞で"s"または"es"が後ろにつくのみである。
- 名詞に性がない。これは、日本語等の名詞の性という概念のない言語を母国語とする人にとっては、学習しやすいことになる。
但し、他の主要言語にないほど、綴り字と発音の関係が不規則である。例えば、"ou"という綴りが示す母音としては、"mouse"[au]、 "soup"[u:]、"soul"[ou]、"rough"[Λ]など様々なものとなる。
音声、音韻
閉音節言語で、無声音の帯気がある。
形態
文型
英語の文型は5つとなる。
- 第1文型
- 第2文型
第2文型における文の例:I am a father.(私は父です。) となり、これが最も基本的な核となる部分であり、もしこれが例として「私はエレンの父です。」としたいならば、 I am a father of Ellen. というように継ぎ足せばよい。
- 第3文型
第3文型における最も有名で分かり易い文としては I love you. (私は貴方を愛しています。)
が挙げられる。
- 第4文型
- 第5文型
- これは修飾語Mを除いた時主語Sと述語動詞Vと動作の対象となる目的語Oと目的語を説明する補語Cで文章が成り立っている文型である。このときそのVを不完全他動詞という。
第5文型における例文としては、 I think him a suspect. (私は彼を容疑者だと考えている、みなしている。)
となり、目的語Oと補語Cは当然のことながら同じ内容のものをものを指す。つまり、極端な話、目的語Oと補語Cは=(イコール)の関係にある。
修飾語
統語
参考書
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通時的に見た英語(歴史)
詳細は英語史へ。
英語前史
現在直接辿れる英語の最古の祖先は印欧祖語である。印欧祖語はかつて黒海沿岸に居住していた一群の人々が使用していた言語であると推定されている。そこから幾つかもの言語集団がインドからイラン、ヨーロッパにかけて移動し、ヒンズー語、ペルシャ語、ヨーロッパ諸言語として発展していったとされる。
黒海からヨーロッパ北部へ移動していった言語集団をゲルマン語族と呼び、その中に現在の英語、ドイツ語、オランダ語、北欧諸言語が含まれていたと考えられている。
そのゲルマン族のうち、ドイツ西北部に移住した支族にアングル人・サクソン人・ジュート人の3支族がおり、彼らは暫くそこに滞在していたが、やがて4世紀ころフン族の西進を受けて西部に押し出され、イングランドを目指すことになる。
古期英語(5世紀から11世紀中ごろまで)
紀元前からグレート・ブリテン島 には、ブリトン族などのケルト民族が長らく住み着いていたが、 ブリタニア(現在のイギリス)はシーザーの進軍(A.D. 43年)によってローマ帝国に組み込まれた。しかし帝国が衰退するにつれ、ローマ軍は大陸へ撤退せざるを得なくなり、その空白を縫ってゲルマン民族の支族であるアングル人・サクソン人・ジュート人が5世紀ころブリテン島に侵出し、ケルト民族をスコットランドやアイルランドに押しやり、イングランドを支配した。(ゲルマン族の大移動)。
彼らは7つの王国を樹立し、あい争っていたが9世紀に統一され、このアングロ・サクソン王朝の下、古期英語が隆盛した(アルフレッド大王の学芸保護政策)。アングロ族・サクソン族の言語が英語のベースとなっているため、英語の最も基礎的な語彙・文法はゲルマン語に基づく。(folk, mind, ghost, shape, withなど)
また大陸からキリスト教典などのラテン語文献も翻訳され、およそ450語のラテン語彙が流入してきたが、これらは主に宗教、学術用語であったので、現在もほぼ同じ形で使用されている。(angel, candle, organ, Antichrist, prophet, grammarなど)
8世紀ころからデーン人(バイキング)の南下が激しくなり、王国は崩壊し、11世紀はじめにはイングランドはデンマーク王クヌートの支配下に入る。この長い混乱の過程で古期ノルド語の語彙が英語に入ってきた。ノルド語も英語と同じくゲルマン語族であるため、英語はノルド語から数千もの日常語彙を借用した。(awkward, band, bank, weak, die, graspなど)
王の死後、アングロサクソン人の支配は復活するが、その支配力は弱く、内乱が相次いだため、最終的にはノルマン人の占領に服することとなるノルマン・コンクエスト(1066)。
纏めれば、5世紀から11世紀という中世前半の暗黒時代に、アングロ・サクソン人のゲルマン語が母体となって、ラテン語・ノルド語の影響を受けて英語が出来上がっていった。大陸ではラテン語の影響が圧倒的だったのに対し、島国のイギリスではゲルマン語が主体を保ちつつ、ラテン語を摂取したため独特の言語「英語」が確立した。EnglishとはAnglo族の言葉、という意味である。
中期英語(11世紀から15世紀ごろまで)
ノルマン・コンクエストの結果、イギリスの支配階級はほとんどフランス語しか話さない人々によって占められることになり、フランス語が支配階級を通じて流入した。その結果上流階級の話すフランス系語彙と、中下層階級のゲルマン系語彙の二系統が混在する現在の英語ができあがった(beef(食用の牛肉)~cow(酪農用の牛)など。つまり貴族は食べ、庶民がその肉を養うのである)。
この時期に英語化したフランス語にはpavillion, tennis, umpire, nasty, bribe, gentleなどがある。そのときまでに英語には十分な語彙が存在していたため、新しく入ってきたフランス語は従来の英語の意味を変えたり、変えられたりして定着し、結果として英語の表現力は大きく向上した。例えば判決を下す、の英語は元来doomであったが、それはフランス語のjudgeにとって代わられ、doomは「最後の審判」という特殊化した意味へと変化していった。
しかしノルマン人は少数だったため、13世紀になると英語がイギリス国語としての地位を確立し始め、百年戦争の敗退などを受けて14世紀には貴族でさえ英語を母国語とするに至った。だがこの間にフランス語から借用された語彙は一万語に及び、その75%が現在まで生き残っている。
長らく英語では話し言葉と書き言葉(ラテン語)が分離していたが、ルネサンス(文芸復興;14~16世紀)の運動がようやくイギリスにも伝わると、両者を一致させる動きが見られ、チョーサーの『カンタベリー物語』などがかかれた。
近代英語 (16世紀から19世紀まで)
15世紀から16世紀にかけて、発音と綴りが著しく異なるようになった(Great Vowel Shift; 大母音推移)。それまでfiveフィーフ、rootロウト, downドーン、と綴りどうりに発音されていたが、この時期から乖離がおき、現在の英語学習者の頭痛の遠因となる。
また16世紀から17世紀には、啓蒙時代の文人たちが、粗野な英語をの文化水準を高めようと、ラテン語・ギリシャ語を借用したため、学術用語を中心に数百ものラテン語が定着した。(cynic, analogy, animate, explain, communicateなど)。印刷技術の普及とともに、ラテン語・ギリシャ語文献が広くいきわたり、それまでのフランス語・ラテン語を経由した摂取でなく、直接ラテン語やギリシャ語からの借用であることが、前の時代と異なる点である。
一方でフランスとの交流も相変わらず盛んだったため、フランス語もコンスタントに流入した。しかし、以前のノルマン・コンクエスト時代に入ってきたフランス語と同じ単語が重ねて入ってくることもあり、その場合は違った形と意味で借用された。assay(金銀の含有量を調べる)、は1338年に入ってきた言葉だが、フランスではその後意味が拡大し、試みるの意味となり、それが1597年に再流入してきた時にはessay(試みる、随筆)となった。
また大航海時代の到来とともにイギリスの生活圏が広がり、世界各国から新しい単語が入ってきたのもこの時代の特徴である。(イタリア語からballot, スペイン語からcigar, ポリネシア語からtaboo, ペルシャ語からpajamas)
この頃、イギリスは産業革命や政治改革を受けて隆盛を迎え、それとともにシェイクスピアの『ベニスの商人』、『オセロ』などの国民文学が書かれた。
現代英語(20世紀以降)
イギリスが世界覇権を握るに従い、英語話者の人口が増大した。また世界各国からの語彙の流入も継続し、日本語からはtsunami, manga, kamikazeなどが辞書に登録されるようになった。
アメリカではアフリカ系移民が生み出した歌唱的要素を豊富に含むブラック・イングリッシュ(黒人英語)が成立した。この黒人英語と、アメリカ原住民の言葉、移民たちが持っていった近代英語がア���リカ英語(米語)を成立させた。米語は英語の方言であるが、分離後400年をへて、その隔たりはかなり大きいものとなっている。
黒人英語にはjitter, bogus, yamなどがあるが、そのなかでも都会に住む黒人を中心に使われている口語は、流行語・歌唱語としてアメリカや、さらに世界中に影響を与えることがしばしばである(hip hop, rapなど)。
原住民由来の言葉としては、tomato, potato, barbecue, powpow, Indian Summerなどがある。
離れ小島などの言語は、元の言語に比べて古い語彙が残りやすいが、米語もその例に漏れず、fall(秋), quit(止める), trash(ごみ)などの言葉、用法はイギリスではかつて存在したが、現代ではもう使われていない。またイギリスでの意味・用法からずれ、発展していった言葉もある。apartmentは英語では家屋の中の一部屋をさしたが、米語では意味が拡大して集合住宅という家全体をさすようになった。(英語ではflatである)
また米語の特徴として、品詞を変えて使用したり(park駐車場→注射する)、長単語の代わりに熟語を使う(board→get on, eliminate→take away, finish→get done)、など簡略化の傾向が見られる。
アメリカの覇権が確立するとともに、米語の影響力は強まり、現在では逆に英語にも影響を与えるようになっている。また世界中で学習される英語も米語が主流となっているが、日本の教育界では未だ英語が主流であり、グローバル化の障害の一因となっているとの指摘もある。
参考書
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日本における英語学の発達
幕末・明治・大正から戦前までの時代
日本においては、江戸時代の鎖国からアメリカの圧力で開国し、外交、貿易の面で一部のエリートに国防の手段として英語の習得が急がれるようになった。
日本人で最初に英語を話すことができたのはジョン万次郎であろう。彼は英語圏でイマージョン・プログラム(注1)を受けた日本で初めての人物とも言える。(但しジョン万次郎は偶然英語教育を受けることになっただけであり、英語習得のために自ら渡米したわけではない)
日本における英語ブームは、戦前にも見られ、その中からは、斎藤秀三郎の英和辞典、英語文法書といった、その後の日本の英語学(のみならず、英語に関係する学問分野)に大きな影響を残した業績が生まれた(���本の学校英語の範型は、斎藤秀三郎の『実用英語文法』 (Practical English Grammar) で確立されており、また、彼の経営した「正則英語学校」には、英語学者市川三喜や、英米法学者高柳賢三等が学んでいる。加えて、彼の著作である『熟語本位英和中辞典』は、その後の英和辞典に大きな影響を与え、今日に至っている)。
やがて第二次世界大戦の勃発により、英語は敵性語とされ、軍部を中心に英単語の日本語への置き換えが進められたといわれている。
昭和時代
第二次世界大戦の敗戦によりアメリカ合衆国の進駐を受け、戦後復興面でも庇護を受け、文化的・経済的に密接なつながりをもち、義務教育にも英語が取り入れられ、一般の人々も英語に触れる機会は増え、どん欲にカタカナ英語として日本語の中に定着するなどの動きが活発になった。
現在
現在では覇権国アメリカを中心としたグローバル経済の到来が語られ、世界ビジネスに不可欠な道具として、世界共通語としての英語が重要視されている。また、不況によるリストラを受けた労働者の能力向上学習に対して国の補助が出るなどから、英会話教室のビジネスが一つのマーケットとなっている。
参考書籍
日本語由来の英単語
w:en:List of English words of Japanese originも参照。
- anime(アニメ=日本のもの、日本式の画風のものをいう)
- daikon(ダイコン)
- Dango(団子)
- dashi (出汁)
- dojo(道場)
- Fujiyama(富士山)
- Geisha(芸者)
- hakama(袴)
- harakiri(切腹)
- hentai(変態=日本のアダルト・アニメ絵をこう呼ぶ)
- hibachi(火鉢)
- honcho("リーダー"の意。班長から。発音はhanchoで良い)
- Issei(一世)
- judo(柔道)
- kaizen(改善)
- kamikaze(神風)
- karaoke(カラオケ)
- karate(空手)
- karoshi(過労死)
- keiretsu(系列)
- kimono(着物=和服)
- kombucha (昆布茶)
- manga(漫画)
- mirin (味醂)
- Nisei(二世)
- origami(折り紙)
- otaku(オタク)
- Pokémon(ポケモン)
- reiki (レイキ=臼井霊気療法のこと)
- sake(酒)
- samurai(侍)
- satsuma(温州みかんのこと。薩摩から)
- Sansei(三世)
- shinkansen(新幹線)
- shogun(将軍)
- shoyu (醤油)
- skosh("少量"の意。『少し』から。アメリカ軍の兵士が導入した単語)
- sushi(寿司)
- tofu(豆腐)
- tycoon(大君)
- tsunami(津波)
- udon (うどん)
- yakuza(ヤクザ)
- yen(円)
- yaoi(やおい・ボーイズラブのこと。カップル名の間に挟まれることから、「/」(スラッシュ)ともいわれる。)
英語に関する資格試験
- TOEFL…Test Of English as Foreign Language。主に米国など北米英語圏の大学・大学院へ留学するための試験。
- TOEIC…Test Of English for International Community。実用的な英語力を測定する試験。学術的なTOEFLに比べ、ビジネス志向である。
- IELTS…イギリス、オーストラリア、NZ系。
- 商業英語検定…
- 国連英語検定…
- 実用英語技能検定…日本で設立された英語検定試験。かつては大きな権威を誇っていたが、TOEFL, TOEICの普及に押され、現在では高校生の趣味程度の地位にまでデフレした。
- 通訳技能検定試験…通訳力を測定する試験であるが、実際の通訳市場はコネが幅をきかしているので、取っても余り訳には立たない。