海東村
海東村
海東村(かいとうむら)は、熊本県中部に位置していた村。海東(かいとう)。1958年4月1日、小川町・益南村と合併し小川町となったため自治体としては消滅した。さらに小川町は、2005年1月15日、宇土郡三角町・不知火町および下益城郡松橋町・豊野町と合併し宇城市となった。蒙古襲来絵詞で有名な、竹崎季長の領地として知られる。
歴史
・1889(明治22)年4月1日 町村制実施に伴い、北海東村、東海東村、西海東村、南海東村が合併し海東村が発足。
・1958(昭和33)年3月31日 海東村、小川町、益南村の町村が合併し、小川町が発足。
・2005(平成17)年1月15日 三角町、不知火町、松橋町、豊野町と合併、宇城市が成立。
教育
・海東中学校(1972・昭和47年4月益南中学校と合併し、小川中学校に)
神社・仏閣
・海東阿蘇神社(熊本県宇城市小川町西海東1294)
・塔福寺(熊本県宇城市小川町東海東45)
・正覚寺(熊本県宇城市小川町西海東1681)
・藤岡覚音
・舞鴫文殊堂
名所・旧跡・文化財
・竹崎季長の墓(所在、熊本県宇城市小川町北海東 平原公園)
・塔の瀬橋
・孝女「せき」の墓(所在、熊本県宇城市小川町東海東石神)
・藤井一瓠翁(弦巻校創設、海東神社神職)の碑(所在、熊本県宇城市小川町北海東平原三反田)
・篠原重光(木村長門守重成の弟)の墓(所在、熊本県宇城市小川町南海東筒田)
・虎御前の墓(所在、熊本県宇城市小川町北海東白岩)
・追分道標(所在、海東小の旧正門入口附近)
口碑・傳説
・海東村の口碑・傳説(海東村誌より)
参考文献
・海東村史(1952・昭和27年発行)
・海東小学校創立百周年記念誌(1971・昭和51年発行)
・小川町史(1979・昭和54年発行)
・肥後國誌 十三巻(1885・明治18年発行)
・下益城郡誌(1922・大正11年発行、1973・昭和48年復刻)
外部リンク