コンテンツにスキップ

龍馬伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。219.127.227.197 (会話) による 2010年6月28日 (月) 00:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (土佐藩下士)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Template:継続中の作品

龍馬伝
ジャンル ドラマ
脚本 福田靖
演出 大友啓史 ほか
出演者 福山雅治
香川照之
大森南朋
広末涼子
真木よう子
寺島しのぶ
貫地谷しほり
蒼井優
佐藤健
伊勢谷友介
杉本哲太
宮迫博之
奥貫薫
大泉洋
要潤
谷原章介
渡辺いっけい
草刈民代
田中泯
高橋克実
武田鉄矢
上川隆也
蟹江敬三
近藤正臣
倍賞美津子
児玉清
余貴美子
里見浩太朗
製作
制作 NHK
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2010年1月3日 - 11月28日(予定)
放送時間日曜日20:00 - 20:45
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数48
公式サイト

特記事項:
プログレッシブカメラ(30Pカメラ)によるハイビジョン収録
テンプレートを表示

龍馬伝』(りょうまでん)は、2010年1月3日から放送されているNHK大河ドラマ第49作。全48回予定。脚本・福田靖、演出・大友啓史。主演・福山雅治

作品内容

新選組!』以来6年振りのオリジナル作品。また、1968年の『竜馬がゆく』以来の坂本龍馬を主人公とする大河ドラマである。

2008年11月6日に「主人公・坂本龍馬を福山雅治が演じる」と発表され、2009年4月14日には岩崎弥太郎などの配役なども発表。収録は2009年8月19日にスタートしている。脚本はテレビドラマ『HERO』(2001年2007年に映画化)や『ガリレオ』(2007年。2008年に映画化、この作品の主演も福山)等の実績を持つ福田靖。チーフディレクターはテレビドラマ『ハゲタカ』(2007年、2009年に映画化)や同『白洲次郎』(2009年)の大友啓史が務める。

作品は三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から坂本龍馬の生涯を描き、

  • SEASON1「RYOMA THE DREAMER」(第1回 - 第13回)
  • SEASON2「RYOMA THE ADVENTURER」(第14回 - 第28回)
  • SEASON3「RYOMA THE NAVIGATOR」(第29回 - )
  • SEASON4「RYOMA THE HOPE」

の全4部によって構成される。

この作品では全編にわたりプログレッシブカメラ(通称:30Pカメラ[1])による撮影を行っている。NHKのドラマでは『白洲次郎』や『坂の上の雲』といった「スペシャルドラマ」などでの使用例が増えているが、大河ドラマでは初めての使用となる。

オープニングタイトル

『龍馬伝』の題字に初めて「大河ドラマ」と併記がされた。映像演出は番組ディレクターの渡辺一貴。スタッフ・キャストのテロップは『天地人』に続いて横書き表示である。

映像は全4部構成となっている。

  1. 幕末から明治へ揺れ動く時代を「渦」にみたて龍馬が姿を変えたCGのが飛び込んで行く[2]
  2. 龍馬に関係する人物達の写真と龍馬の直筆書簡が映る。
  3. 龍馬が訪れた江戸と長崎の様子が浮世絵で綴られている。
  4. 砂浜で彼方を眺める龍馬と土佐の海(足摺岬)の荒波が映し出される[3]

なお、今までは出演者の紹介の前に「配役」か「出演」の文字が入っていたが、本作ではそれがない。

あらすじ

明治15年(1882年)、郵便汽船三菱社長・岩崎弥太郎は高知県土陽新聞社の記者・坂崎紫瀾から取材を受ける。郷土の埋もれた維新志士・坂本龍馬について調べているという坂崎に弥太郎は「坂本龍馬は嫌いだった。あれほど腹の立つ男はどこにもいなかった」と答えるが、その表情は何故か笑っていた。そして弥太郎は龍馬についての想い出を語り始める……。

スタッフ

龍馬伝紀行

登場人物

主人公とその家族

主人公

坂本龍馬(さかもと りょうま)
演:福山雅治(少年時代:濱田龍臣
郷士・坂本八平の次男。幼少期の母の死から喧嘩を一貫して嫌う。江戸での剣術修行や土佐での人との交わりを経て、時代が動くことを感じ脱藩。師・勝海舟と出会ってからは戦をしないでの攘夷を志す。

坂本家とその親族

坂本乙女(さかもと とめ)
(坂本乙女 → 岡上乙女)
演:寺島しのぶ(少女時代:土屋太鳳
龍馬の姉。龍馬の最大の理解者であり、龍馬からも「姉やん」と呼ばれ慕われている。
坂本八平(さかもと はちへい)
演:児玉清
龍馬の父。土佐藩郷士・坂本家の3代目当主。後に病没。
坂本権平(さかもと ごんぺい)
演:杉本哲太
八平の長男。龍馬の兄。父・八平の没後、4代目の当主となった。
坂本伊與(さかもと いよ)
演:松原智恵子
八平の後妻。龍馬の継母。
坂本千野(さかもと ちの)
演:島崎和歌子
権平の妻。龍馬の義姉。
坂本幸(さかもと こう)
演:草刈民代[4]
龍馬の実母。
坂本春猪(さかもと はるい)
演:前田敦子(少女時代:松元環季
権平の娘。龍馬の姪。
高松太郎(たかまつ たろう)
演:川岡大次郎
龍馬の甥。
坂本千鶴(さかもと ちづる)
演:大鳥れい
龍馬・乙女の姉。太郎の母。
岡上樹庵(おかのうえ じゅあん)
演:温水洋一
乙女の夫。医者。
ぎん
演:林侑香
坂本家の下女。
さと
演:三宅ひとみ
坂本家の下女。
けい
演:渡邉沙織
坂本家の下女。

土佐の人々

岩崎家

岩崎弥太郎(いわさき やたろう)
演:香川照之(少年時代:渡邉甚平
土佐藩地下浪人。後の郵便汽船三菱社長。物語は明治になってからの弥太郎の回想という形で進んでいき、語り(ナレーション)も弥太郎の視点で進んで行く。
龍馬の幼馴染。バイタリティと人間味溢れる男。常に人に悪態をつき「自分より頭のいい人間はいない」と豪語するが、情に脆い部分もある。龍馬に対して少年時代よりライバル心を持っている。牢に入れられた後からは商売の道を志す。
岩崎弥次郎(いわさき やじろう)
演:蟹江敬三
弥太郎の父。土佐藩地下浪人。
大酒飲みで博打を好むなどだらしのない側面もあるが、不器用ながらも息子のことを思いやる父親。
岩崎美和(いわさき みわ)
演:倍賞美津子
弥太郎の母。
岩崎喜勢(いわさき きせ)
演:マイコ
弥太郎の妻。
岩崎さき(いわさき さき)
演:菊地美香(少女時代:野口真緒
弥太郎の妹。
岩崎弥之助(いわさき やのすけ)
演:ささの友間(少年時代:須田直樹
弥太郎・さきの弟。

武市家

武市半平太(たけち はんぺいた)
演:大森南朋(少年時代:桑代貴明
土佐藩白札。土佐勤王党党首。龍馬の幼馴染で無二の友。真面目一徹の男で、大勢の仲間から慕われている。主君に対する忠義の心を大事にしているが、それ故に精神的に脆い部分があり、過激な行動に走る傾向が強い。
武市冨(たけち とみ)
演:奥貫薫
半平太の妻。
武市智(たけち とも)
演:菅井きん
半平太の祖母。

平井家

平井加尾(ひらい かお)
演:広末涼子(少女時代:八木優希
龍馬たちの幼馴染。後に龍馬と結婚の約束をするが、龍馬と加尾が近づく事を危惧した収二郎によって、京へと送られる。
平井収二郎(ひらい しゅうじろう)
演:宮迫博之(少年時代:ささの貴斗
加尾の兄。龍馬の幼馴染。土佐藩郷士。妹を大事に思うが、逆に龍馬との仲を許さないなど加尾の意に反することが多い。武市の右腕として尊皇攘夷の実行のために奔走するが、山内容堂の謀略に嵌り腹を切ることになった。
平井伝八(ひらい でんぱち)
演:黒沼弘己
収二郎・加尾の父。

土佐藩主・山内家

山内容堂(やまうち ようどう)
(山内豊信 → 山内容堂)
演:近藤正臣
第15代土佐藩主。土佐勤王党の事を大変嫌っている。
山内豊範(やまうち とよのり)
演:染谷将太
第16代土佐藩主。

土佐藩上士

吉田東洋(よしだ とうよう)
演:田中泯
土佐藩参政。自分を天才と称しするが、それはただの自惚れではなく非常な才人である。容堂の厚い信頼を得る。
弥太郎の出世のきっかけを作り、自分の配下に迎えようと考えるほどに龍馬の事を大変気に入っていた。勤王党のメンバーからは嫌われており、悲劇的な最期を遂げる。
後藤象二郎(ごとう しょうじろう)
演:青木崇高
幡多郡奉行。吉田東洋の甥。叔父と同様、勤王党とは折り合いが悪い。叔父に気に入られていた龍馬に嫉妬している。
山本忠兵衛(やまもと ちゅうべえ)
演:上杉祥三
柏原綱道(かしわばら つなみち)
演:団時朗
柏原唯八(かしわばら ただはち)
演:高島大幹
柏原綱道の息子。
小塚広衛(こつか ひろえ)
演:谷川昭一朗
大月主税(おおつき ちから)
演:モロ師岡
高柳重光(たかやなぎ しげみつ)
演:佐藤旭
本山辰右衛門(もとやま たつえもん)
演:長谷川公彦
立川番所の吟味役。
柴田備後(しばた びんご)
演:北見敏之
側用人。
森下又平(もりした またべい)
演:松澤一之
御側御用役。
柳川克五郎(やなぎかわ かつごろう)
演:つまみ枝豆
安藝奉行所の役人。
山田広衛(やまだ ひろえ)
演:世古陽丸
御小姓組。
益永繁斎(ますなが はんさい)
演:蜂須賀智隆
御小姓組。
戸川信次郎(とがわ しんじろう)
演:萬雅之
瀧井耕輔(たきい こうすけ)
演:小林博
藤崎主税(ふじさき ちから)
演:加山到
江戸藩邸中屋敷の留守居役。
山脇重吉(やまわき じゅうきち)
演:高橋光臣
馬淵市之助(まぶち いちのすけ)
演:森一馬
石川石之助(いしかわ いしのすけ)
演:白井圭太
前原惣兵衛(まえばら そうべえ)
演:藤重政孝
橋本助佐(はしもと すけざ)
演:島村勝
大草駒之助(おおくさ こまのすけ)
演:門野翔
西脇勇太郎(にしわき ゆうたろう)
演:内舛聖矢
中村安一郎(なかむら やすいちろう)
演:エド山口
安藝奉行所の役人。

土佐藩下士

岡田以蔵(おかだ いぞう)
演:佐藤健(少年時代:黒羽洸成
郷士。龍馬の幼馴染。頭はあまり回らないが、裏表がない。武市を尊敬し、龍馬を慕う。武市の役に立ちたい一心で人斬りを行う。
近藤長次郎(こんどう ちょうじろう)
(饅頭屋長次郎 → 近藤長次郎)
演:大泉洋
水道町の饅頭屋・大里屋の子。日本のために働きたくて、江戸へ出て、勝海舟の弟子となる。
沢村惣之丞(さわむら そうのじょう)
演:要潤
郷士。龍馬と共に脱藩。勝塾・海軍操練所では龍馬と机を並べる。
溝渕広之丞(みぞぶち ひろのじょう)
演:ピエール瀧
郷士。龍馬の最初の江戸行きではともに旅をし、同室となる。
望月亀弥太(もちづき かめやた)
演:音尾琢真(少年時代:谷山毅
白札。勤王党では武市だけが脚光をあびることに不満を持っており、勝塾・海軍操練所で充実した日々を送る。
望月清平(もちづき せいへい)
演:本田大輔(少年時代:松田佳祐
亀弥太の兄。
千屋寅之助(ちや とらのすけ)
演:是近敦之
島村衛吉(しまむら えきち)
演:山﨑雄介(少年時代:千濱汰一
郷士。半平太の縁戚。
河原塚茂太郎(かわらづか もたろう)
演:原田裕章(少年時代:斉藤圭祐
徒士。
那須信吾(なす しんご)
演:天野義久
郷士。
山本琢磨(やまもと たくま)
演:橋本一郎
武市冨の従弟。
池田虎之進(いけだ とらのしん)
演:笠原秀幸
池田忠治郎(いけだ ちゅうじろう)
演:菊池有樹哉
虎之進の弟。
井上正太郎(いのうえ しょうたろう)
演:小久保丈二
井上佐市郎(いのうえ さいちろう)
演:金山一彦
郷廻り。
和助(わすけ)
演:小市慢太郎
牢番。
竹山小太郎(たけやま こたろう)
演:姜洪軍
宇賀喜久馬(うが きくま)
演:田村健太郎
大石団蔵(おおいし だんぞう)
演:高田将司
安岡嘉助(やすおか かすけ)
演:花川仁教
黒田吉蔵(くろだ きちぞう)
演:坂田直貴
野上清吉(のがみ せいきち)
演:駿河太郎
田山勝太郎(たやま かつたろう)
演:日向丈
中岡慎太郎(なかおか しんたろう)
演:上川隆也
池内蔵太(いけ くらた)
演:桐谷健太
近藤百太郎(こんどう ひゃくたろう)
演:岩部碧月

その他の人々

河田小龍(かわだ しょうりょう)
演:リリー・フランキー
絵師。小龍宅で龍馬・弥太郎・半平太が各々の志を語る場面が三人が一つのシーンに一堂に会する唯一の場面となっている。
深山宗林(みやま そうりん)
演:大和田伸也
茶道の家元。
岡本寧浦(おかもと ねいほ)
演:ベンガル
弥太郎が通っていた私塾の経営者。
日根野弁治(ひねの べんじ)
演:若松武史
剣術道場の経営者。
源三(げんぞう)
演:上田耕一
高瀬村の農民。
留吉(とめきち)
演:小浜正寛
猪俣村の農民。
多賀屋久右衛門(たがや きゅうえもん)
演:逢坂じゅん
浦戸町の米問屋の主。
しず
演:黒石えりか
久万川周辺に住んでいる農民。
たえ
演:松浦愛弓
しずの娘。
島田便右衛門(しまだ べんえもん)
演:日野陽仁
井ノ口村の庄屋。
大谷茂次郎(おおたに しげじろう)
演:中平良夫
龍馬が通っていた私塾の経営者。
孫六(まごろく)
演:両國宏
荒次郎(あらじろう)
演:坂西良太
悪太郎(あくたろう)
演:鳥居紀彦
為五郎(ためごろう)
演:高橋晃
鶴吉(つるきち)
演:島綾佑
彦右衛門(ひこえもん)
演:中西学

幕府

将軍家

徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)
(一橋慶喜 → 徳川慶喜)
演:田中哲司
将軍後見職。
徳川家茂(とくがわ いえもち)
演:中村隼人
第14代征夷大将軍
徳川家定(とくがわ いえさだ)
(徳川家祥 → 徳川家定)
演:小須田康人
第13代将軍。第12代将軍徳川家慶の嫡子。

幕閣

阿部正弘(あべ まさひろ)
演:升毅
老中首座。通称は伊勢守
井伊直弼(いい なおすけ)
演:松井範雄
大老。通称は掃部頭
板倉勝静(いたくら かつきよ)
演:斉木しげる
老中。
松平忠優(まつだいら ただます)
演:山口眞司
老中。
久世広周(くぜ ひろちか)
演:川渕良和
老中。
松平乗全(まつだいら のりやす)
演:潮哲也
老中。
牧野忠雅(まきの ただまさ)
演:田口主将
老中。
堀田正睦(ほった まさよし)
演:吉川健
老中首座。
水野忠精(みずの ただきよ)
演:若杉宏二
老中。名は忠清とも。

幕臣

勝海舟(かつ かいしゅう)
(勝麟太郎 → 勝海舟)
演:武田鉄矢
軍艦操練所頭取。べらんめえ口調で、人に呼びかける際には「よう、よう」を連発する。龍馬や長次郎の師匠となる。
ジョン万次郎(- まんじろう)
演:トータス松本
本名は中濱万次郎。アメリカ帰り。
佐藤与之助(さとう よのすけ)
演:有薗芳記
勝塾塾頭。
小栗忠順(おぐり ただまさ)
演:斎藤洋介
勘定奉行。通称は上野介
香山栄左衛門(かやま えいざえもん)
演:内海修宏
浦賀奉行所与力
中島三郎助(なかじま さぶろうすけ)
演:佐伯新
浦賀奉行所与力。
井戸弘道(いど ひろみち)
演:阪田マサノブ
浦賀奉行。
堀達之助(ほり たつのすけ)
演:ヨシダ朝
オランダ語通訳。
林大学頭(はやし だいがくのかみ)
演:永田耕一
応接掛筆頭。
柴田剛中(しばた たけなか)
演:青山伊達美
外国奉行。
井上清直(いのうえ きよなお)
演:堂下勝気
下田奉行。
朝比奈昌広(あさひな まさひろ)
演:石橋凌

諸藩

長州藩

桂小五郎(かつら こごろう)
演:谷原章介
龍馬とは飲み屋で偶然出会って憂国の志を語り、共に黒船を見た。
吉田松陰(よしだ しょういん)
演:生瀬勝久
桂や久坂の師。龍馬にやりたいことがあるなら行動あるのみと語った。
久坂玄瑞(くさか げんずい)
演:やべきょうすけ
金子重輔(かねこ しげのすけ)
演:尾関伸嗣
名は重之助とも。
佐々木男也(ささき おとや)
演:佐藤滋
吉田稔麿(よしだ としまろ)
演:松本実
来島又兵衛(きじま またべえ)
演:角田信朗
高杉晋作(たかすぎ しんさく)
演:伊勢谷友介
井上聞多(いのうえ もんた)
演:加藤虎ノ介
三吉慎蔵(みよし しんぞう)
演:筧利夫
伊藤俊輔(いとう しゅんすけ)
演:尾上寛之

薩摩藩

西郷隆盛(さいごう たかもり)
演:高橋克実
軍賦役。
小松帯刀(こまつ たてわき)
演:滝藤賢一
家老。
島津久光(しまづ ひさみつ)
演:有福正志
事実上の薩摩藩主。
樺山三円(かばやま さんえん)
演:山崎画大
高崎正風(たかさき まさかぜ)
演:脇知弘

越前藩

松平春嶽(まつだいら しゅんがく)
演:夏八木勲
元越前藩主。政事総裁職。開明的な考えを持っており、龍馬や勝から信頼されている。
横井小楠(よこい しょうなん)
演:山崎一
熊本藩士。
北村兵衛(きたむら ひょうえ)
演:祖父江進
江戸藩邸詰め家老。

会津藩・新選組

近藤勇(こんどう いさみ)
演:原田泰造
新選組局長。
土方歳三(ひじかた としぞう)
演:松田悟志
新選組副長。
沖田総司(おきた そうじ)
演:栩原楽人
新選組一番組組長。
松平容保(まつだいら かたもり)
演:長谷川朝晴
京都守護職

その他の諸侯

伊達宗城(だて むねなり)
演:陰山泰
宇和島藩主。
三宅康保(みやけ やすよし)
演:田中智也
三河国田原藩主。

その他の武士

陸奥陽之助(むつ ようのすけ)
(陸奥陽之助 → 陸奥宗光)
演:平岡祐太
紀州脱藩浪士。頭は切れるが口が悪い。
遠山清三郎(とおやま せいさぶろう)
演:坂西良太
讃岐多度津番所の吟味役。
住谷寅之助(すみや とらのすけ)
演:松原正隆
水戸藩士。
宮部鼎蔵(みやべ ていぞう)
演:小西博之
熊本藩士。
真木和泉(まき いずみ)
演:利重剛
久留米藩士。
本間精一郎(ほんま せいいちろう)
演:峯村淳二
越後浪人。
高橋椎乃丞(たかはし しいのじょう)
演:高橋光宏
仙台藩士。勝塾の塾生。
竹蔦太郎(たけつた たろう)
演:眼鏡太郎
盛岡藩士。勝塾の塾生。
日暮弥衛門(ひぐらし やえもん)
演:日暮玩具
勝塾の塾生。
山本勝蔵(やまもと かつぞう)
演:山本勧
姫路藩士。勝塾の塾生。
川口平九郎(かわぐち へいくろう)
演:川口覚
鳥取藩士。勝塾の塾生。
川畑(かわばた)
演:川畑和雄
勝塾の塾生。

朝廷

皇室

孝明天皇(こうめいてんのう)
演:阿部翔平
第121代天皇
中川宮尊融親王(なかがわのみや そんゆうしんのう)
演:佐々木睦
皇族。元は青蓮院宮と称した。

公家

三条実美(さんじょう さねとみ)
演:池内万作
尊皇攘夷派の公卿。
九条尚忠(くじょう ひさただ)
演:大森啓祠朗
関白
三条西季知(さんじょうにし すえとも)
演:魁三太郎
四条隆謌(しじょう たかうた)
演:吉家章人
東久世通禧(ひがしくぜ みちとみ)
演:影丸茂樹
壬生基修(みぶ もとなが)
演:児玉貴志
錦小路頼徳(にしきこうじ よりのり)
演:前田一世
澤宣嘉(さわ のぶよし)
演:植村恵
鷹司輔熙(たかつかさ すけひろ)
演:井上高志
関白。
関白
演:河本タダオ

その他

江戸の人々

千葉佐那(ちば さな)
演:貫地谷しほり
千葉定吉の娘。 「千葉の鬼小町」と呼ばれる剣術娘。龍馬とは次第に惹かれ合う。
千葉定吉(ちば さだきち)
演:里見浩太朗
桶町千葉道場の経営者。北辰一刀流創始者・千葉周作の弟。
千葉重太郎(ちば じゅうたろう)
演:渡辺いっけい
定吉の長男、佐那の兄。佐那と龍馬をくっつけようとする。
田那村作八(たなむら さくはち)
演:吉増祐士
桃井道場の門弟。
佐州屋金蔵(さしゅうや きんぞう)
演:剣持直明
浅草の古道具屋店主。
志乃(しの)
演:及川奈央
品川宿の飯屋の店員。

京都の人々

楢崎龍(ならさき りょう)
演:真木よう子
京の宿屋「扇岩」の奉公娘。
(さだ)
演:大西多摩恵
龍の母。
楢崎光枝(ならさき みつえ)
演:前田希美
龍の上の妹。
楢崎君江(ならさき きみえ)
演:宮本侑芽
龍の下の妹。
楢崎太一郎(ならさき たいちろう)
演:田中冴樹
龍の上の弟。
楢崎次郎(ならさき じろう)
演:小林海人
龍の末弟。
登勢(とせ)
演:草刈民代[4]
伏見の船宿「寺田屋」の女将。
なつ
演:臼田あさ美
飯屋の奉公娘。
竹蔵(たけぞう)
演:諏訪太朗
京の宿屋「扇岩」の主人。
せい
演:宮地雅子
竹蔵の妻。
大津屋(おおつや)
演:並樹史朗
万屋。
スエ
演:関えつ子
三条家に仕入れをしている女性。
志乃(しの)
演:森口彩乃
三条家の女中。

大坂の人々

(とく)
演:酒井若菜
大坂の石灰問屋・大和屋弥七の娘。
堀文治郎(ほり ぶんじろう)
演:須加尾由二
浪人。
田ノ上喜一(たのうえ きいち)
演:瀬戸口剛
浪人。

長崎の人々

お元(おもと)
演:蒼井優
大浦慶(おおうら けい)
演:余貴美子
小曽根乾堂(こぞね けんどう)
演:本田博太郎

明治15年(1882年)の人々

坂崎紫瀾(さかざき しらん)
演:浜田学
土陽新聞の記者。岩崎弥太郎に当時無名の「坂本龍馬」について取材する。
近藤廉平(こんどう れんぺい)
演:児嶋一哉
岡本健三郎(おかもと けんざぶろう)
演:岡田正
後藤象二郎の秘書。

諸外国

アメリカ合衆国

マシュー・カルブレイス・ペリー
演:ティモシー・ハリス
東インド艦隊司令長官。
J.コンティ
演:ジンボ
東インド艦隊副官。
ポートマン
演:デニス・ゾーメルハウス
東インド艦隊オランダ語通訳。
タウンゼント・ハリス
演:ランディ・ブインズ
在日総領事。
ヒュースケン
演:ダニエル・ヴァンワースム
ロバート・ブリュイン
演:イアン・ムーア
在日公使。

イギリス

ニール
演:マダム・マカン
在日代理公使。
オールコック
演:ダニエル・フォーリー
トーマス・ブレーク・グラバー
演:ティム・ウェラード

その他

ロッシュ
演:ピーター・フランクル
フランス在日公使。
ポルスブルック
演:リチャード・ヴァン・ローイ
オランダ在日公使。

放送

  • 総合テレビ 日曜 20:00 - 20:45、土曜 13:05 - 13:50
  • BShi 日曜 18:00 - 18:45
  • BS2 日曜 22:00 - 22:45

※アナログ放送では全話通して視聴できる最後の大河ドラマになる予定。

放送日程

初回放送は2010年1月3日。全48回の予定[5]。第1回は拡大版(75分間)。

サブタイトル

SEASON1 RYOMA THE DREAMER
放送回 放送日 サブタイトル 演出 紀行 視聴率
01回 2010年01月03日 上士と下士 大友啓史 坂本龍馬ゆかりの地(高知県高知市 23.2%
02回 2010年01月10日 大器晩成? 21.0%
03回 2010年01月17日 偽手形の旅 真鍋斎 岩崎弥太郎ゆかりの地(高知県安芸市 22.6%
04回 2010年01月24日 江戸の鬼小町 大友啓史 坂本龍馬ゆかりの地(東京都千代田区 23.4%
05回 2010年01月31日 黒船と剣 真鍋斎 坂本龍馬ゆかりの地(東京都品川区 24.4%
06回 2010年02月07日 松陰はどこだ? 吉田松陰ゆかりの地(静岡県下田市 21.2%
07回 2010年02月14日 遥かなるヌーヨーカ 渡辺一貴 河田小龍ゆかりの地(高知県高知市) 20.2%
08回 2010年02月21日 弥太郎の涙 岩崎弥太郎ゆかりの地(高知県安芸市) 22.3%
09回 2010年02月28日 命の値段 大友啓史 山本琢磨ゆかりの地(東京都千代田区) 21.0%
第10回 2010年03月07日 引きさかれた愛 真鍋斎 平井加尾ゆかりの地(高知県高知市) 20.4%
第11回 2010年03月14日 土佐沸騰 渡辺一貴 吉田東洋ゆかりの地(高知県高知市) 21.4%
第12回 2010年03月21日 暗殺指令 久坂玄瑞ゆかりの地(山口県萩市 17.7%
第13回 2010年03月28日 さらば土佐よ 大友啓史 坂本龍馬ゆかりの地(高知県高知市) 18.8%
SEASON2 RYOMA THE ADVENTURER
放送回 放送日 サブタイトル 演出 紀行 視聴率
第14回 2010年04月04日 お尋ね者龍馬 渡辺一貴 武市半平太ゆかりの地(高知県高知市) 18.5%
第15回 2010年04月11日 ふたりの京 大友啓史 武市半平太ゆかりの地(京都府京都市 18.4%
第16回 2010年04月18日 勝麟太郎 勝麟太郎ゆかりの地(東京都墨田区 21.9%
第17回 2010年04月25日 怪物、容堂 梶原登城 ジョン万次郎ゆかりの地(高知県土佐清水市 21.8%
第18回 2010年05月02日 海軍を作ろう! 渡辺一貴 坂本龍馬ゆかりの地(大阪府大阪市 18.4%
第19回 2010年05月09日 攘夷決行 梶原登城 下関戦争ゆかりの地(山口県下関市 19.0%
第20回 2010年05月16日 収二郎、無念 大友啓史 松平春嶽ゆかりの地(福井県福井市 20.4%
第21回 2010年05月23日 故郷の友よ 渡辺一貴 山内容堂ゆかりの地(高知県高知市) 20.0%
第22回 2010年05月30日 龍という女 大友啓史 楢崎龍ゆかりの地(京都府京都市) 19.5%
第23回 2010年06月06日 池田屋に走れ 真鍋斎 勝海舟ゆかりの地(兵庫県神戸市 19.2%
第24回 2010年06月13日 愛の蛍 梶原登城 新選組ゆかりの地(京都府京都市) 20.1%
第25回 2010年06月20日 寺田屋の母 渡辺一貴 蛤御門の変ゆかりの地(京都府京都市) 20.3%
第26回 2010年06月27日 西郷吉之助 岡田以蔵ゆかりの地(高知県高知市)
第27回 2010年07月04日 龍馬の大芝居
第28回 2010年07月11日 武市の夢
SEASON3 RYOMA THE NAVIGATOR
放送回 放送日 サブタイトル 演出 紀行 視聴率
第29回 2010年07月18日 新天地、長崎
第30回 2010年07月25日 龍馬の秘策
第31回 2010年08月01日 西郷はまだか
第32回 2010年08月08日 狙われた龍馬
(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 第6回の再放送はバンクーバーオリンピック開会式の中継のため14:00〜14:45からの予定だったが、40分延長したため14:40〜15:25の放送となった。
  • 第7回の再放送はバンクーバーオリンピックカーリングのため15:05〜15:50の放送となった。

関連商品

書籍

  1. 龍馬伝 I SEASON1 RYOMA THE DREAMER ISBN 978-4140055724(2009年11月28日発売)
  2. 龍馬伝 II SEASON2 RYOMA THE ADVENTURER ISBN 978-4140055731(2010年3月25日発売)
  3. 龍馬伝 III SEASON3 RYOMA THE NAVIGATOR(2010年7月17日発売)
  4. 龍馬伝 IV SEASON4 RYOMA THE HOPE(2010年9月発売予定)
  1. 龍馬伝 第1巻 ISBN 978-4046310880(2010年3月15日発売)
  2. 龍馬伝 第2巻 ISBN 978-4046311078(2010年6月19日発売)
  • コミック版
    京果里保による公式コミカライズ。宙出版(ミッシィコミックス)より刊行。全4巻予定。原作表記は脚本の福田靖。
  1. 龍馬伝 コミック版 第一巻 ISBN 978-4776728818(2010年1月25日発売)
  2. 龍馬伝 コミック版 第二巻 ISBN 978-4776729198(2010年4月19日発売)

CD

  • NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1(2010年1月27日発売)
  • NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.2(2010年5月26日発売)

脚注

  1. ^ 毎秒30フレームのノンインターレース方式。シネライクガンマによるカラーコレクションも施されているので、フィルム調の画質自体はプログレッシブ撮影に因るものではない。
  2. ^ SEASON1ではブラックバックに龍馬が映し出されていたがSEASON2では砂浜で彼方を眺める龍馬と土佐の海(足摺岬)をバックにした龍馬が映し出されている。
  3. ^ いずれもNHK番組情報誌「ステラ」解説による。
  4. ^ a b 坂本幸・登勢の二役を演じる。
  5. ^ 福山雅治が紅白出場!16年ぶり2度目(スポーツ報知)

外部リンク

NHK 大河ドラマ
前番組 番組名 次番組
龍馬伝