サザコーヒー
 サザコーヒー本店 | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒312–0043 茨城県ひたちなか市共栄町8-18 北緯36度23分54秒 東経140度31分36.9秒 / 北緯36.39833度 東経140.526917度座標: 北緯36度23分54秒 東経140度31分36.9秒 / 北緯36.39833度 東経140.526917度 |
| 設立 | 1942年（昭和17年）10月12日 |
| 業種 | 小売業 |
| 法人番号 | 5050001006771 |
| 事業内容 |
直営農園、買い付け、焙煎、抽出、提供までコーヒーを中心とした焙煎製造 喫茶店経営 |
| 代表者 |
代表取締役会長 鈴木誉志男 代表取締役社長 鈴木太郎 |
| 資本金 | 2560万円 |
| 売上高 | 26億5,200万円 (2022年度) |
| 純利益 | 4691万9000円（2018年3月期）[1] |
| 総資産 | 8億9235万3000円（2018年3月31日現在）[1] |
| 従業員数 | 230名（2021年4月） |
| 主要株主 | 株式会社サザコーヒーロースター |
| 外部リンク | https://www.saza.co.jp/ |
株式会社サザコーヒー（英: SAZA COFFEE Co., Ltd.）は、茨城県ひたちなか市に本社を置くコーヒー栽培業者・製造業者・販売業者。コロンビアコーヒー生産者連合会会員。
概要
[編集]もとは1942年創業の劇場運営会社で茨城県ひたちなか市（旧勝田市）に映画館を運営する傍ら1969年に喫茶業を始めたのが始まり。自社のコーヒー農園を展開しており、1998年にはコロンビアのカウカ県にサザコーヒー農園を開設した。2008年（平成20年）以後に高級豆であるゲイシャ（パナマ・ゲイシャ・エスメラルダ・マリオ）を取り扱うことで国内外で評価を高め、ひたちなか市の本店と東京都の丸の内KITTE店では一杯3000円のパナマ・ゲイシャが販売されている[2][3]。
沿革
[編集]- 1942年（昭和17年）10月12日 - 映画館の勝田宝塚劇場株式会社設立[4]。代表取締役社長は鈴木富治[4]。
- 1955年（昭和30年） - 鈴木興業株式会社設立[4]。代表取締役社長は鈴木富治[4]。
- 1969年（昭和44年） - 12月19日 - 珈琲店の且座（さざ）開店[4]。コーヒーの関連業務を始める。
- 1972年（昭和47年） - 代表取締役社長に鈴木誉志男が就任。
- 1974年（昭和49年） - コーヒーの自家焙煎を始める。
- 1989年（平成元年） - 本社本店が落成[4]。本店内にギャラリーサザ開館[4]。
- 1991年（平成3年） - 株式会社サザコーヒーへ社名を変更。
- 1992年（平成4年） - 代表取締役社長に鈴木美知子が就任。
- 1996年（平成８年） - コロンビアで 5 ha の農園を購入 Finca Saza Coffee（サザコーヒー農園）開園[4]。
- 2004年（平成16年） - 徳川慶喜がフランス公使らにふるまったコーヒーを再現した「将軍珈琲」を商品化[5][6]。
- 2005年（平成17年） - 10月1日 - 品川駅の駅ナカにエキュート品川店を開店[4]。
- 2008年（平成20年） -１月２４日 - コロンビアの 直営農園で育種事業開始。
- 2011年（平成23年） - 東日本大震災で被災した大洗町の大洗シーサイドステーションに出店[4]。
- 2011年（平成23年） - 10月26日 - コロンビアで トレス エドガリート農園 21 ha 開園[4]。
- 2014年（平成26年） - 10月1日 - 茨城大学図書館のリニューアルと同時に茨城大学（水戸キャンパス図書館）ライブラリーカフェを出店[4]。
- 2018年（平成30年） - 7月13日 - 東京駅前の東京中央郵便局（JPビル）KITTE丸の内に出店。
- 2018年（平成30年） - 10月1日 - 筑波大学平砂地区に筑波大学アリアンサ店を開店。
- 2019年（令和元年） - 株式会社サザコーヒー（喫茶店経営部門）と株式会社サザコーヒーHD（コーヒー豆製造販売部門）に分社。
- 2020年（令和2年） - 代表取締役社長に鈴木太郎が就任。
- 2021年（令和3年） - 渋沢栄一が飲んだコーヒーを再現した「渋沢栄一 仏蘭西珈琲物語」を商品化[5][6][7]。
- 2022年（令和4年） - 新橋駅の駅ナカ（改札外）に新橋SL店を開店。
- 2023年（令和5年） - 東京農業大学世田谷キャンパスに東京農大店開店。
- 2024年（令和5年） 10月1日 - サザコーヒーHDがサザコーヒーロースターに社名変更[8]
主な商品
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- サザブレンド - モンドセレクション金賞
- 高輪珈琲 - エキュート
- 将軍珈琲 - 徳川慶朝、徳川慶喜
- コーヒー豆チョコ - モンドセレクション特別金賞、国際品質賞
- サザカップオン - モンドセレクション金賞
- パナマゲイシャ - ベストオブパナマ
店舗
[編集]茨城県内
[編集]- サザコーヒー本店
- 勝田駅前店
- 大洗店
茨城県外
[編集]- エキュート品川店（東京都港区：JR品川駅）
- エキュート大宮店（埼玉県さいたま市大宮区：JR大宮駅）
- KITTE丸の内店（東京都千代田区：JR東京駅前 丸の内南口 KITTE丸の内１F）
- 東急二子玉川店（東京都渋谷区：東急二子玉川駅前）
- 新橋SL店（東京都港区：JR新橋駅）
- 東京農大店（東京都世田谷区：東京農業大学国際センター１F）
海外の自社農園
[編集]テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 地方発 奇跡のコーヒー店 理想のコーヒーを追求する親子の感動物語（2019年1月17日、テレビ東京）[9]
関連項目
[編集]- ラテンフォルクローレをご一緒に - 番組のスポンサーを務めた
脚注
[編集]- ^ a b 株式会社サザコーヒー 第46期決算公告
- ^ 高級コーヒー「ゲイシャ」 茨城の父子鷹が極める味 Nikkei Style、2020年8月16日
- ^ 1杯3000円…最高峰のコーヒーを求めて サザコーヒー 産経新聞、2020年12月9日
- ^ a b c d e f g h i j k l サザコーヒーの歩み サザコーヒー
- ^ a b 渋沢栄一が飲んだ「幕末コーヒー」販売 ひたちなかのサザコーヒー 当時の味再現 茨城新聞、2021年1月21日
- ^ a b 「渋沢栄一の珈琲」を再現 サザコーヒーが日記や文献研究 「足跡に思いをはせ味わって」 東京新聞、2021年1月25日
- ^ 「渋沢栄一が飲んだコーヒー」を忠実に再現 茨城・サザコーヒー 産経新聞、2021年4月7日
- ^ 『（株）サザコーヒー ロースター 発足します』（プレスリリース）PR TIMES、2024年9月30日。2025年1月13日閲覧。
- ^ 地方発 奇跡のコーヒー店 理想のコーヒーを追求する親子の感動物語 - テレビ東京 2019年1月17日
外部リンク
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