コンテンツにスキップ

「高雄市」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m +pl,zh-tw
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''高雄'''('''Gāoxióng'''、'''カオシュン'''。日本統治時代は'''タカオ'''と現地音に基づく訓読みをしていた;下記参照)は、[[台湾]]南部にある台湾で2番目に大きな[[都市]]である(人口およそ145万人)。11の区と、台湾島で最も重要な[[港]]([[香港]]、[[シンガポール]]に次ぐ、世界で3番めに大きな[[コンテナ]]港)を有する。「[[台北]]」と同様、「高雄」といえば、[[中華民国]]中央政府の直轄市である高雄市を指すこともあり、[[台湾省]]の一部である高雄県を指すこともある。
'''高雄'''('''Gāoxióng'''、'''カオシュン'''。日本統治時代は'''タカオ'''と現地音に基づく訓読みをしていた;下記参照)は、[[台湾]]南部にある台湾で2番目に大きな[[都市]]である(人口およそ145万人)。11の区と、台湾島で最も重要な[[港]]([[香港]]、[[シンガポール]]に次ぐ、世界で3番めに大きな[[コンテナ]]港)を有する。「[[台北]]」と同様、「高雄」といえば、[[中華民国]]中央政府の直轄市である高雄市を指すこともあり、[[台湾省]]の一部である高雄県を指すこともある。


台北とは異なり高雄の道路は広く、台北よりも渋滞は少ない。しかしながら、高雄周辺には[[重工業]]地帯が広がり、そのために高雄の大気汚染は悪評高い。高雄は、台湾の石油のほとんどが輸入される主要港であり、膨大な重工業を支えている(誤訳の可能性大)
台北とは異なり高雄の道路は広く、台北よりも渋滞は少ない。しかしながら、高雄周辺には[[重工業]]地帯が広がり、大気汚染はい。高雄は、台湾の石油のほとんどが輸入される主要港であり、膨大な重工業を支えている。


高雄は輸出港でもあり、[[アルミニウム]]、[[木]]及び[[紙]]製品、肥料、[[セメント]]、金属、機械類、船を生産している。高雄の地下鉄(高雄大量高速輸送(KMRT))は、[[2005年]]開業予定である。
高雄は輸出港でもあり、[[アルミニウム]]、[[木]]及び[[紙]]製品、肥料、[[セメント]]、金属、機械類、船を生産している。高雄の地下鉄(高雄大量高速輸送(KMRT))は、[[2005年]]開業予定である。
9行目: 9行目:
台湾は、[[1895年]]に[[下関条約]]に基づき[[日本]]に[[割譲]]された。日本は、ダゴウの、特に湾岸の開発を進めた。ダゴウ(日本人は「たこう」と発音する)は、[[漢字]]で「狗を打つ」と書くのが一般的であったため、都市の名称としてふさわしくないと考えられ、1920年に最後の母音が改められ、たかゆ(高雄)と呼ばれるようになった。これが、中国では「カオシュン」と発音されるようになったものである。
台湾は、[[1895年]]に[[下関条約]]に基づき[[日本]]に[[割譲]]された。日本は、ダゴウの、特に湾岸の開発を進めた。ダゴウ(日本人は「たこう」と発音する)は、[[漢字]]で「狗を打つ」と書くのが一般的であったため、都市の名称としてふさわしくないと考えられ、1920年に最後の母音が改められ、たかゆ(高雄)と呼ばれるようになった。これが、中国では「カオシュン」と発音されるようになったものである。


高雄は、<!--発布-->[[1978年]][[11月19日]]の行政院の命令により、<!--施行-->[[1979年]][[7月1日]]に地方自治体に昇格した。後に有名になった[[1979年]]12月の[[高雄事件]](美麗島事件)は、この高雄で発生した。(この2文は誤訳の可能性大)
高雄は、<!--発布-->[[1978年]][[11月19日]]の行政院の命令により、<!--施行-->[[1979年]][[7月1日]]に地方自治体に昇格した。後に有名になった[[1979年]]12月の[[高雄事件]](美麗島事件)は、この高雄で発生した。


*旧市街地 - Qi Jin, Gu Shan, Yen Cheng, Zuo Ying.
*旧市街地 - Qi Jin, Gu Shan, Yen Cheng, Zuo Ying.

2004年7月30日 (金) 15:42時点における版

高雄Gāoxióngカオシュン。日本統治時代はタカオと現地音に基づく訓読みをしていた;下記参照)は、台湾南部にある台湾で2番目に大きな都市である(人口およそ145万人)。11の区と、台湾島で最も重要な香港シンガポールに次ぐ、世界で3番めに大きなコンテナ港)を有する。「台北」と同様、「高雄」といえば、中華民国中央政府の直轄市である高雄市を指すこともあり、台湾省の一部である高雄県を指すこともある。

台北とは異なり高雄の道路は広く、台北よりも渋滞は少ない。しかしながら、高雄周辺には重工業地帯が広がり、大気汚染は激しい。高雄は、台湾の石油のほとんどが輸入される主要港であり、膨大な重工業を支えている。

高雄は輸出港でもあり、アルミニウム及び製品、肥料、セメント、金属、機械類、船を生産している。高雄の地下鉄(高雄大量高速輸送(KMRT))は、2005年開業予定である。

高雄は、17世紀にダゴウと呼ばれた小さなから発展し、都市へと成長した。ダゴウとは、土着の一部族の名称であり、その部族の言語で「竹林」を意味する言葉であった。1624年オランダは、この場所に砦を築いたが、1661年に中国人によって駆逐された(鄭成功を参照)。(未訳の文章あり)1684 年にダゴウは鳳山県と改名され、台湾市の一部として取り扱われた。1680年代にダゴウは開港した。

台湾は、1895年下関条約に基づき日本割譲された。日本は、ダゴウの、特に湾岸の開発を進めた。ダゴウ(日本人は「たこう」と発音する)は、漢字で「狗を打つ」と書くのが一般的であったため、都市の名称としてふさわしくないと考えられ、1920年に最後の母音が改められ、たかゆ(高雄)と呼ばれるようになった。これが、中国では「カオシュン」と発音されるようになったものである。

高雄は、1978年11月19日の行政院の命令により、1979年7月1日に地方自治体に昇格した。後に有名になった1979年12月の高雄事件(美麗島事件)は、この高雄で発生した。

  • 旧市街地 - Qi Jin, Gu Shan, Yen Cheng, Zuo Ying.
  • 中心街 - Xin Xing, Chian Jin and Ling Ya.
  • The bits no-one visits - San Min, Nan Zi, Qian Zhen and Xiao Gang.
  • 中華民国の行政区分も参照