「岳南電車岳南鉄道線」の版間の差分
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'''岳南鉄道線'''('''がくなんてつどうせん''')は、[[静岡県]]の吉原駅と岳南江尾駅とを結ぶ[[岳南鉄道]]の[[鉄道路線]]である。本項では岳南鉄道線と書いているが、正式な路線名はない。 |
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{{Infobox 鉄道路線 |
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|路線名 = [[File:Gakuden Logomark.svg|19px|岳南電車]] 岳南鉄道線 |
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|路線色 = #ff4f00 |
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|画像 = Gakunan-Type7000-7001.jpg |
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|画像サイズ = 300px |
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|画像説明 = [[富士山]]をバックに走る[[岳南鉄道7000形電車|7000形電車]]<br />(吉原駅 - ジヤトコ前駅間 2021年2月) |
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|国 = {{JPN}} |
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|所在地 = [[静岡県]] |
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|起点 = [[吉原駅]] |
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|終点 = [[岳南江尾駅]] |
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|路線記号 = GD |
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|駅数 = 10駅 |
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|開業 = [[1949年]][[11月18日]] |
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|全通 = [[1953年]][[1月20日]] |
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|廃止 = |
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|所有者 = [[岳南電車]] |
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|運営者 = 岳南電車 |
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|車両基地 = |
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|使用車両 = [[岳南電車#車両]]を参照 |
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|路線距離 = 9.2 [[キロメートル|km]] |
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|軌間 = 1,067 [[ミリメートル|mm]] ([[狭軌]]) |
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|線路数 = 全線[[単線]] |
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|電化方式 = [[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]] [[架空電車線方式]] |
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|閉塞方式 = |
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|保安装置 = [[自動列車停止装置|ATS]] |
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|最高速度 = 45 [[キロメートル毎時|km/h]]<ref name="terada">寺田裕一『日本のローカル私鉄 (2000)』 - ネコ・パブリッシング</ref><!--数値を変える場合は出典も変えてください。認可最高速度は必ずしも運用車両のスペックと同一とは限りません。速度計の実見はダメ。--> |
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|最小曲線半径 = 180 [[メートル|m]] |
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|最大勾配 = 15.0 [[パーミル|‰]] |
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|路線図 = |
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}} |
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{| {{Railway_line_header}} |
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{{UKrail-header2|停車場・施設・接続路線|#ff4f00}} |
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{{BS-table}} |
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{{BS4|BHFq|O1=HUBa|ABZq+l|hKRZWaeq|STRq|||[[東海旅客鉄道|JR東海]]:[[東海道線 (静岡地区)|東海道本線]]|}} |
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{{BS4|KBHFaq|O1=HUBe|ABZqr|hKRZWaeq|STR+r|0.0|GD01 [[吉原駅]]||}} |
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{{BS4|||WABZgr|STR|||[[沼川 (静岡県)|沼川]]|}} |
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{{BS4||hSTR+l|WKRZh|KRZh|||JR東海:[[東海道新幹線]]|}} |
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{{BS4||LSTR|WASSERl|WBRÜCKE1|||小潤井川|}} |
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{{BS4||||eDST|1.8|''[[左富士信号所]]''||}} |
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{{BS4||||BHF|2.3|GD02 [[ジヤトコ前駅]]|<!--記事名にあわせ副称は入れない→ジヤトコ前(ジヤトコ一地区前)駅]] -->|}} |
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{{BS4||||BHF|2.7|GD03 [[吉原本町駅]]||}} |
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{{BS4||||WBRÜCKE1|||[[和田川 (富士市)|和田川]]|}} |
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{{BS4||||BHF|3.0|GD04 [[本吉原駅]]||}} |
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{{BS4||||WBRÜCKE1|||田宿川|}} |
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{{BS4||||eDST|3.7|''[[田宿信号所]]''||}} |
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{{BS4||||BHF|4.4|GD05 [[岳南原田駅]]||}} |
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{{BS4||||WBRÜCKE1|||滝川|}} |
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{{BS4||||BHF|5.4|GD06 [[比奈駅]]||}} |
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{{BS4||||BHF|6.4|GD07 [[岳南富士岡駅]]||}} |
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{{BS4||||WBRÜCKE1|||赤淵川|}} |
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{{BS4||||BHF|7.3|GD08 [[須津駅]]||}} |
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{{BS4||||WBRÜCKE1|||須津川|}} |
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{{BS4||LSTR||BHF|8.2|GD09 [[神谷駅]]||}} |
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{{BS4||hSTRl|hSTRq|KRZh|||東海道新幹線|}} |
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{{BS4||||KBHFe|9.2|GD10 [[岳南江尾駅]]||}} |
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|} |
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|} |
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'''岳南鉄道線'''(がくなんてつどうせん)<ref>{{Cite book|和書|author=国土交通省鉄道局 監修|authorlink=鉄道局|title=[[鉄道要覧]]|edition=令和4年度版|date=2022-10|publisher=電気車研究会|isbn=9784885481352}}</ref>は、[[静岡県]][[富士市]]内の[[吉原駅]]と[[岳南江尾駅]]とを結ぶ[[岳南電車]]の[[鉄道路線]]である。<!-- 路線名の説明はすぐ下の段落にあります。--> |
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[[2013年]](平成25年)3月までは[[岳南鉄道]]によって運営されていたが、貨物輸送の廃止に伴う収益悪化を背景に、同年4月より岳南鉄道の鉄道部門が岳南電車として分社化された<ref name="nikkei20130125">{{Cite_news|title=岳南鉄道、鉄道事業を分割し4月子会社設立|newspaper=[[日本経済新聞]]|date=2013-01-25|url=https://www.nikkei.com/article/DGXNZO50949390U3A120C1L61000/|accessdate=2013-01-27}}</ref>。'''岳南線'''、もしくは'''岳南電車線'''とも称する。 |
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沿線には工場が立ち並び、最盛期には99.9万トン(1969年)の貨物輸送量があった。現在はトラック輸送への転換が進み、14万トン(1999年)にまで落ち込んで、1991年以降は旅客収入が貨物収入を上回っている。その旅客収入も最盛期の6分の1まで落ち込んでいる。 |
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<!--[[File:Gakunan Railway Company Ltd.jpg|thumb|none|本社]]本記事とは直接関係しない--> |
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==路線データ== |
==路線データ== |
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*路線距離([[営業キロ]]):9. |
*路線距離([[営業キロ]]):9. |
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*[[軌間]] |
*[[軌間]] |
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*駅数 |
*駅数駅(起終点駅含む) |
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*複線区間:全線[[単線]] |
*複線区間:全線[[単線]] |
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*電化区間:全線([[直流電化|直流]] |
*電化区間:全線([[直流電化|直流]] |
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*[[閉塞方式]]:自動閉塞式 |
*[[閉塞方式]]:自動閉塞式 |
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* 最高速度:45 km/h<ref name="terada" /> |
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* [[列車交換|交換]]可能な駅は[[#駅一覧|駅一覧]]を参照。 |
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* [[ICカード|IC]][[乗車カード]]対応区間:なし<ref>[https://www.gakutetsu.jp/faq/ よくある質問 岳南電車] - 岳南電車、2021年11月3日閲覧</ref> |
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== 運行形態・使用車両 == |
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==歴史== |
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{{For2|使用車両|岳南電車#車両}} |
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吉原は[[東海道]]の宿場町であったが、東海道本線は町の近くを通らず、町外れに鈴川駅(現:吉原駅)が設置されただけであった。戦後になって、鈴川駅と吉原の中心部とを結ぶ鉄道として開業した。鈴川~旧左富士信号場間は、戦前に敷設された日産重工業(現:[[日産自動車]])の専用鉄道を利用した。 |
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旅客列車は全列車各駅停車で[[吉原駅]] - [[岳南江尾駅]]間の直通運転である。途中の[[岳南富士岡駅]]の構内に車庫と検修設備がある。途中駅発着の区間列車は設定されていない。完全な[[ダイヤグラム#パターンダイヤ|パターンダイヤ]]は採用されていないが、旅客列車は基本的に20 - 30分間隔で運行されている。途中の[[本吉原駅]]・[[岳南原田駅]]・[[比奈駅]]・[[岳南富士岡駅]]・[[須津駅]]のいずれかで[[列車交換]]する。なお、日中は本吉原駅・岳南原田駅・比奈駅のいずれかのみで列車交換を行う。また、吉原駅でのJR[[東海道線 (静岡地区)|東海道線]]との接続を考慮しているためか時間帯により[[列車交換|交換駅]]は変動する。岳南江尾駅発の始発は6時10分、吉原駅発の最終は22時25分(平日)である<ref>交通新聞社『JR時刻表』 2018年7月号</ref>。下り吉原駅発の終電車は平日と土曜・休日で時刻が異なる。 |
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朝や夕方などの通勤・帰宅時間帯は通常岳南江尾駅にて留置されている2両固定編成の[[岳南鉄道7000形電車#8000形|8000形]]電車が運用され、それ以外の時間帯は単行(1両編成)の[[岳南鉄道7000形電車|7000形]]電車と2両編成の[[岳南電車9000形電車|9000形]]電車が使用される。8000形が運用されている間は7000形は岳南江尾駅に留置され、夜間は3編成ある7000形のうち1編成と8000形は岳南江尾駅に、2編成目の7000形は吉原駅に留置される。但し平日朝のみ、前述の3編成がすべて使用される。もう1編成の7000形は岳南富士岡駅にて留置されており、稼働中の2編成のどちらかが定期検査などで動けないときに運行され、運転士の研修にも利用される。なお、定期検査が生じた時の車両交換のため、日中に岳南富士岡駅 - 岳南江尾駅間に1往復の不定期回送列車が設定されているが、回送せずに岳南富士岡駅で車両交換する場合もある。 |
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*[[1936年]][[8月5日]] 日産重工業専用鉄道の使用開始 |
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*[[1948年]][[12月15日]] 岳南鉄道設立 |
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*[[1949年]][[11月18日]] 鈴川駅(現:吉原駅)~吉原本町駅間が開業 |
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*[[1950年]][[4月18日]] 吉原本町駅~本吉原駅間が開業 |
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*[[1951年]][[12月20日]] 本吉原駅~岳南富士岡間が開業 |
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*[[1953年]][[1月20日]] 岳南富士岡~岳南江尾駅間が開業 |
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なお、7000形のうち7002と7003の2両は[[総括制御|総括連結運転]]ができるようになっており、[[吉原祇園祭]]や[[だるま#だるま市|毘沙門天大祭]]などの多客時には連結して運転されたこともある。7000形の総括運転時の画像が2012年度安全報告書の1ページ目に掲載されている。 |
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==車両== |
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*7000形電車(元[[京王3000系電車]]の改造車) |
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*ED403形電気機関車 |
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1970年代までは定期列車のほかに工場勤務者のための臨時増発列車が多数運転され、吉原駅 - 岳南富士岡駅間、吉原駅 - 須津駅間での区間運転の設定もあった。また、2012年3月16日まで[[貨物列車]]が運行されていた。貨物列車廃止直前のダイヤでは、吉原駅 - [[比奈駅]]間に1日4往復の貨物列車が設定されていた。基本的に[[有蓋車]]のみで編成されていたが、少ないながら[[コンテナ車]]が連結される列車があった。 |
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==駅一覧== |
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[[吉原駅]] - [[日産前駅]] - [[吉原本町駅]] - [[本吉原駅]] - [[岳南原田駅]] - [[比奈駅]] - [[岳南富士岡駅]] - [[須津駅]] - [[神谷駅]] - [[岳南江尾駅]] |
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2014年7月に鉄道本体としては初めて、[[日本夜景遺産]]に認定され<ref name="mtfuji-keizai20140725">[http://mtfuji.keizai.biz/headline/79/ 岳南電車が「日本夜景遺産」認定-鉄道本体としては日本初] - 富士山経済新聞、2014年7月25日</ref>、現在では8000形2両編成のうち、前1両は通常通り照明をつけて運行し、後ろの1両の照明を消して走る「夜景電車」が月に数回、週末に運行されている。この夜景電車は普通乗車券、定期券、回数券、フリー乗車券のみで利用できる。2014年に初めて運行<ref name="at-s20191014" />。2015年6月から月1回1往復の定期運行が開始され<ref>{{Cite news |title=「夜景電車」定期運行スタート 富士・岳南電車 |newspaper=静岡新聞 |date=2015-06-30 |url=http://www.at-s.com/news/article/local/east/55509.html |publisher=静岡新聞社 |accessdate=2020-09-27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160603140643/http://www.at-s.com/news/article/local/east/55509.html |archivedate=2016-06-03}}</ref>、2015年12月より2往復に増便された<ref>{{Cite news |title=岳南鉄道「夜景電車」 好評、月2便に増便へ 富士 |newspaper=静岡新聞 |date=2015-12-17 |url=http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/193510.html |publisher=静岡新聞社 |accessdate=2020-09-27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20151220013020/http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/193510.html |archivedate=/2015-12-20}}</ref>。2016年4月には「工場夜景電車」の運行が開始され<ref>[https://gakutetsu.exblog.jp/25700960/ 岳南鉄道線岳南原田-比奈間ライトアップ!!「工場夜景電車」運行] - 岳南鉄道サポーターズクラブ、2016年4月22日 </ref>、月2回の運行となった。2019年11月には完全予約制の貸切電車として「ナイトビュープレミアムトレイン」も運行されている<ref name="at-s20191014">{{Cite news |title=光る切符限定販売、特別列車を運行 岳鉄、15日に予約開始 |newspaper=静岡新聞 |date=2019-10-14 |url=https://www.c.com/news/article/topics/shizuoka/693579.html |publisher=静岡新聞社}}</ref>(2020年6月から[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]対策として通常の夜景電車も予約定員制となっている<ref>[https://www.gakutetsu.jp/topics/627yakeidensha.html 【ご注意】6月27日の夜景電車の運転について] - 岳南鉄道、2020年6月14日</ref>)。 |
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==接続路線== |
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*吉原駅:[[東海道本線]] |
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2020年4月29日からは新型コロナウイルス感染症の影響で、土休日ダイヤに限り、最終電車の上下各1本を繰り上げて運行している。 |
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== 輸送状況 == |
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{| class="wikitable" border="1" style="text-align:right;" |
|||
|+2009年度 年間輸送 |
|||
|- |
|||
! !!旅客乗車!!旅客降車!!貨物発送!!貨物到着 |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|全体||766,387人||766,387人 ||64,286t||2,405t |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|吉原||425,179人||225,589人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|ジヤトコ前||8,680人||22,240人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|吉原本町||182,799人||229,942人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|本吉原||31,340人||80,021人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|岳南原田||23,428人||52,678人||10,725t||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|比奈||19,897人||20,057人||53,561t||2,405t |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|岳南富士岡||38,134人||48,919人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|須津||17,995人||38,329人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|神谷||12,465人||29,129人||-||- |
|||
|- |
|||
|style="text-align:left;"|岳南江尾||6,470人||19,483人||-||- |
|||
|} |
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== 利用状況 == |
|||
沿線には工場が立ち並び、最盛期には99.9万トン([[1969年]])の貨物輸送量があった。その後、トラック輸送への転換が進み、14万トン([[1999年]])にまで落ち込んで、[[1991年]]以降は旅客収入が貨物収入を上回っている。その旅客収入も最盛期の6分の1まで落ち込んでいる。 |
|||
=== 輸送実績 === |
|||
岳南鉄道線の輸送実績を下表に記す。輸送量は激減しているが、最近では減少幅が小さくなっている。 |
|||
表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。 |
|||
{| class="wikitable mw-collapsible" border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" style="text-align:right;" |
|||
|- |
|||
! colspan="9"|年度別輸送実績(岳南鉄道線) |
|||
|- |
|||
! rowspan="2"|年度 |
|||
! colspan="5"|輸送実績(乗車人員):万人 |
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! rowspan="2"|輸送密度<br />人/日 |
|||
! rowspan="2"|貨物輸送量<br />万t |
|||
! rowspan="2"|特記事項 |
|||
|- |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|通勤定期 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|通学定期 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|通勤通学<br />定期計 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|定期外 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|合計 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1967年(昭和42年) |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|205.8 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|166.1 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|371.9 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|138.8 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|'''510.7''' |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|6,034 |
|||
|''65.6'' |
|||
| style="text-align: left;"|旅客輸送量最大を記録 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1969年(昭和44年) |
|||
|179.4 |
|||
|150.3 |
|||
|329.7 |
|||
|130.3 |
|||
|'''460.0''' |
|||
|5,472 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|''99.9'' |
|||
| style="text-align: left;"|貨物輸送量最大を記録 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1975年(昭和50年) |
|||
|85.5 |
|||
|113.3 |
|||
|198.8 |
|||
|86.3 |
|||
|'''285.1''' |
|||
|3,405 |
|||
|''60.5'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1976年(昭和51年) |
|||
|64.7 |
|||
|104.3 |
|||
|169.0 |
|||
|83.3 |
|||
|'''252.3''' |
|||
|3,252 |
|||
|''60.5'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1977年(昭和52年) |
|||
|48.8 |
|||
|85.9 |
|||
|134.7 |
|||
|68.7 |
|||
|'''203.4''' |
|||
|2,563 |
|||
|''54.8'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1978年(昭和53年) |
|||
|46.0 |
|||
|75.8 |
|||
|121.8 |
|||
|82.2 |
|||
|'''204.0''' |
|||
|2,392 |
|||
|''51.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1979年(昭和54年) |
|||
|45.2 |
|||
|66.0 |
|||
|111.3 |
|||
|73.8 |
|||
|'''185.1''' |
|||
|2,205 |
|||
|''53.4'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1980年(昭和55年) |
|||
|43.0 |
|||
|61.3 |
|||
|104.3 |
|||
|74.9 |
|||
|'''179.3''' |
|||
|2,143 |
|||
|''46.7'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1981年(昭和56年) |
|||
|44.1 |
|||
|57.7 |
|||
|101.9 |
|||
|77.1 |
|||
|'''179.0''' |
|||
|2,150 |
|||
|''45.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1982年(昭和57年) |
|||
|44.5 |
|||
|46.4 |
|||
|90.9 |
|||
|74.7 |
|||
|'''165.6''' |
|||
|1,972 |
|||
|''40.7'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1983年(昭和58年) |
|||
|43.7 |
|||
|40.7 |
|||
|84.4 |
|||
|72.6 |
|||
|'''157.0''' |
|||
|1,873 |
|||
|''36.4'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1984年(昭和59年) |
|||
|41.3 |
|||
|39.4 |
|||
|80.7 |
|||
|70.3 |
|||
|'''151.0''' |
|||
|1,806 |
|||
|''31.1'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1985年(昭和60年) |
|||
|38.8 |
|||
|38.9 |
|||
|77.7 |
|||
|71.5 |
|||
|'''149.2''' |
|||
|1,561 |
|||
|''29.1'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1986年(昭和61年) |
|||
|37.4 |
|||
|41.2 |
|||
|78.6 |
|||
|68.7 |
|||
|'''147.3''' |
|||
|1,798 |
|||
|''23.6'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1987年(昭和62年) |
|||
|35.0 |
|||
|43.7 |
|||
|78.7 |
|||
|68.7 |
|||
|'''147.4''' |
|||
|1,786 |
|||
|''22.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1988年(昭和63年) |
|||
|32.9 |
|||
|40.5 |
|||
|73.4 |
|||
|64.7 |
|||
|'''138.1''' |
|||
|1,677 |
|||
|''29.5'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1989年(平成元年) |
|||
|34.2 |
|||
|42.2 |
|||
|76.4 |
|||
|71.5 |
|||
|'''147.9''' |
|||
|1,769 |
|||
|''27.7'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1990年(平成2年) |
|||
|33.9 |
|||
|43.5 |
|||
|77.4 |
|||
|68.0 |
|||
|'''145.4''' |
|||
|1,731 |
|||
|''26.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1991年(平成3年) |
|||
|36.6 |
|||
|39.9 |
|||
|76.5 |
|||
|69.1 |
|||
|'''145.6''' |
|||
|1,752 |
|||
|''24.5'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1992年(平成4年) |
|||
|33.9 |
|||
|38.7 |
|||
|72.6 |
|||
|68.1 |
|||
|'''140.7''' |
|||
|1,711 |
|||
|''23.8'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1993年(平成5年) |
|||
|33.2 |
|||
|35.9 |
|||
|69.1 |
|||
|67.5 |
|||
|'''136.6''' |
|||
|1,663 |
|||
|''24.0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1994年(平成6年) |
|||
|29.1 |
|||
|30.7 |
|||
|59.8 |
|||
|59.5 |
|||
|'''119.3''' |
|||
|1,453 |
|||
|''22.9'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1995年(平成7年) |
|||
|28.5 |
|||
|29.6 |
|||
|58.1 |
|||
|58.3 |
|||
|'''116.4''' |
|||
|1,403 |
|||
|''20.7'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1996年(平成8年) |
|||
|26.0 |
|||
|25.8 |
|||
|51.8 |
|||
|58.5 |
|||
|'''110.3''' |
|||
|1,365 |
|||
|''16.5'' |
|||
| style="text-align: left;"|新型電車(7000型1両)導入 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1997年(平成9年) |
|||
|24.0 |
|||
|24.4 |
|||
|48.4 |
|||
|56.2 |
|||
|'''104.6''' |
|||
|1,297 |
|||
|''17.0'' |
|||
| style="text-align: left;"|新型電車(7000型1両)導入 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1998年(平成10年) |
|||
|20.6 |
|||
|19.2 |
|||
|39.8 |
|||
|51.0 |
|||
|'''90.8''' |
|||
|1,125 |
|||
|''14.0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1999年(平成11年) |
|||
|17.9 |
|||
|15.7 |
|||
|33.6 |
|||
|47.3 |
|||
|'''80.9''' |
|||
|995 |
|||
|''14.1'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2000年(平成12年) |
|||
|16.6 |
|||
|14.0 |
|||
|30.6 |
|||
|44.1 |
|||
|'''74.7''' |
|||
|919 |
|||
|''14.6'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2001年(平成13年) |
|||
|18.1 |
|||
|12.2 |
|||
|30.3 |
|||
|41.8 |
|||
|'''72.1''' |
|||
|883 |
|||
|''15.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2002年(平成14年) |
|||
|17.3 |
|||
|9.3 |
|||
|26.6 |
|||
|41.5 |
|||
|'''68.1''' |
|||
|825 |
|||
|''12.5'' |
|||
| style="text-align: left;"|新型電車(8000型2両)導入 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2003年(平成15年) |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|16.9 |
|||
|8.1 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|25.0 |
|||
|41.9 |
|||
|'''66.9''' |
|||
|806 |
|||
|''11.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2004年(平成16年) |
|||
|18.6 |
|||
|9.2 |
|||
|27.8 |
|||
|41.2 |
|||
|'''69.0''' |
|||
|827 |
|||
|''12.2'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2005年(平成17年) |
|||
|18.9 |
|||
|11.2 |
|||
|30.1 |
|||
|40.7 |
|||
|'''70.8''' |
|||
|841 |
|||
|''13.4'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2006年(平成18年) |
|||
|21.3 |
|||
|10.2 |
|||
|31.5 |
|||
|42.3 |
|||
|'''73.8''' |
|||
|874 |
|||
|''11.9'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2007年(平成19年) |
|||
|21.8 |
|||
|10.0 |
|||
|31.8 |
|||
|41.4 |
|||
|'''73.2''' |
|||
|862 |
|||
|''9.3'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2008年(平成20年) |
|||
|24.2 |
|||
|9.4 |
|||
|33.6 |
|||
|41.0 |
|||
|'''74.6''' |
|||
|869 |
|||
|''8.5'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2009年(平成21年) |
|||
|24.3 |
|||
|9.4 |
|||
|33.7 |
|||
|42.9 |
|||
|'''76.6''' |
|||
|871 |
|||
|''6.7'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2010年(平成22年) |
|||
|25.2 |
|||
|9.9 |
|||
|35.1 |
|||
|42.2 |
|||
|'''77.3''' |
|||
|877 |
|||
|''6.4'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2011年(平成23年) |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|'''74.3''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2012年(平成24年) |
|||
|24.8 |
|||
|7.9 |
|||
|32.7 |
|||
|43.5 |
|||
|'''76.2''' |
|||
|856 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|''0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2013年(平成25年) |
|||
|25.7 |
|||
|8.0 |
|||
|33.7 |
|||
|43.6 |
|||
|'''77.3''' |
|||
|870 |
|||
|''0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2014年(平成26年) |
|||
|23.3 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|6.8 |
|||
|30.1 |
|||
|44.8 |
|||
|'''74.9''' |
|||
|869 |
|||
|''0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2015年(平成27年) |
|||
|25.0 |
|||
|8.5 |
|||
|33.5 |
|||
|47.1 |
|||
|'''80.6''' |
|||
|966 |
|||
|''0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2016年(平成28年) |
|||
|25.1 |
|||
|9.0 |
|||
|34.1 |
|||
|49.4 |
|||
|'''83.5''' |
|||
|1,001 |
|||
|''0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2017年(平成29年) |
|||
|27.8 |
|||
|10.7 |
|||
|38.5 |
|||
|47.7 |
|||
|'''86.2''' |
|||
|1,034 |
|||
|''0'' |
|||
|<ref>[https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/kousei/suuji/data/1_zentai.pdf 国土交通省中部運輸局 数字で見る中部の運輸 2019] 2020年9月26日閲覧</ref> |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2018年(平成30年) |
|||
|27.2 |
|||
|10.9 |
|||
|38.1 |
|||
|48.5 |
|||
|'''86.6''' |
|||
|1,048 |
|||
|''0'' |
|||
|<ref>[https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/kousei/suuji/data/2-2-1-1_soukatsu2020.pdf 国土交通省中部運輸局 数字で見る中部の運輸 2020] 2020年9月26日閲覧</ref> |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2019年(令和元年) |
|||
|22.3 |
|||
|11.2 |
|||
|33.5 |
|||
|48.0 |
|||
|'''81.5''' |
|||
|1,004 |
|||
|''0'' |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2020年(令和2年) |
|||
|23.6 |
|||
|7.8 |
|||
|31.4 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|31.4 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|'''62.8''' |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|764 |
|||
|''0'' |
|||
| |
|||
|} |
|||
=== 営業成績 === |
|||
岳南鉄道線の営業成績を下表に記す。営業収益は年々減少している。 |
|||
表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。 |
|||
{| class="wikitable mw-collapsible" border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" style="text-align:right;" |
|||
|- |
|||
! colspan="13"|年度別営業成績 |
|||
|- |
|||
! rowspan="2"|年度 |
|||
! colspan="6"|旅客運賃収入:千円 |
|||
! rowspan="2"|貨物運輸<br />収入<br />千円 |
|||
! rowspan="2"|運輸雑収<br />千円 |
|||
! rowspan="2"|営業収益<br />千円 |
|||
! rowspan="2"|営業経費<br />千円 |
|||
! rowspan="2"|営業損益<br />千円 |
|||
! rowspan="2"|営業<br />係数 |
|||
|- |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|通勤定期 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|通学定期 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|通勤通学<br />定期計 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|定期外 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|手小荷物 |
|||
| style="text-align: center; font-weight: normal;"|合計 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1975年(昭和50年) |
|||
| |
|||
| |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|77,576 |
|||
|63,701 |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|''2,247'' |
|||
|'''143,524''' |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|''175,541'' |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|32,460 |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|'''351,525''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1976年(昭和51年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|69,750 |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|62,188 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|''2,691'' |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|'''134,629''' |
|||
|''207,790'' |
|||
|38,790 |
|||
|'''381,209''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1977年(昭和52年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|76,355 |
|||
|68,285 |
|||
|''2,419'' |
|||
|'''147,059''' |
|||
|''240,444'' |
|||
|42,583 |
|||
|'''430,086''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1978年(昭和53年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|70,096 |
|||
|81,239 |
|||
|''2,337'' |
|||
|'''153,672''' |
|||
|''232,064'' |
|||
|45,701 |
|||
|'''431,437''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1979年(昭和54年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|69,500 |
|||
|80,992 |
|||
|''2,105'' |
|||
|'''152,597''' |
|||
|''264,422'' |
|||
|50,392 |
|||
|'''467,411''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1980年(昭和55年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|66,854 |
|||
|84,493 |
|||
|''1,460'' |
|||
|'''152,807''' |
|||
|''269,725'' |
|||
|46,139 |
|||
|'''468,671''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1981年(昭和56年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|71,224 |
|||
|92,565 |
|||
|''1,086'' |
|||
|'''164,875''' |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|''276,274'' |
|||
|50,652 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|'''491,801''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1982年(昭和57年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|66,318 |
|||
|90,975 |
|||
|''567'' |
|||
|'''157,860''' |
|||
|''253,517'' |
|||
|46,201 |
|||
|'''457,578''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1983年(昭和58年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|65,158 |
|||
|93,327 |
|||
|''240'' |
|||
|'''158,725''' |
|||
|''229,515'' |
|||
|46,820 |
|||
|'''435,060''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1984年(昭和59年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|63,830 |
|||
|92,933 |
|||
|''100'' |
|||
|'''156,763''' |
|||
|''215,780'' |
|||
|40,234 |
|||
|'''412,877''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1985年(昭和60年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|63,384 |
|||
|97,453 |
|||
|''1'' |
|||
|'''160,838''' |
|||
|''211,225'' |
|||
|41,840 |
|||
|'''413,903''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1986年(昭和61年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|66,789 |
|||
|98,283 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|''0'' |
|||
|'''165,072''' |
|||
|''169,118'' |
|||
|38,588 |
|||
|'''372,778''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1987年(昭和62年) |
|||
|35,423 |
|||
|30,684 |
|||
|66,107 |
|||
|97,850 |
|||
|''0'' |
|||
|'''163,957''' |
|||
|''151,954'' |
|||
|43,955 |
|||
|'''359,866''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1988年(昭和63年) |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|32,753 |
|||
| style="background-color: #ccffcc;"|28,343 |
|||
|61,096 |
|||
|93,181 |
|||
|''0'' |
|||
|'''154,277''' |
|||
|''194,872'' |
|||
|53,647 |
|||
|'''402,796''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1989年(平成元年) |
|||
|34,125 |
|||
|28,515 |
|||
|62,640 |
|||
|102,358 |
|||
|''0'' |
|||
|'''164,998''' |
|||
|''179,069'' |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|60,890 |
|||
|'''404,957''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1990年(平成2年) |
|||
|34,135 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|31,144 |
|||
|65,279 |
|||
|102,349 |
|||
|''0'' |
|||
|'''167,628''' |
|||
|''171,992'' |
|||
|59,452 |
|||
|'''399,072''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1991年(平成3年) |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|38,351 |
|||
|29,744 |
|||
|68,095 |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|105,348 |
|||
|''0'' |
|||
| style="background-color: #ffcccc;"|'''173,443''' |
|||
|''168,187'' |
|||
|52,516 |
|||
|'''394,146''' |
|||
| |
|||
| |
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| |
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|- |
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! style="font-weight: normal;"|1992年(平成4年) |
|||
|34,900 |
|||
|29,330 |
|||
|64,230 |
|||
|104,327 |
|||
|''0'' |
|||
|'''168,557''' |
|||
|''163,875'' |
|||
|52,956 |
|||
|'''385,388''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
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|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1993年(平成5年) |
|||
|34,310 |
|||
|27,263 |
|||
|61,573 |
|||
|103,645 |
|||
|''0'' |
|||
|'''165,218''' |
|||
|''162,999'' |
|||
|58,646 |
|||
|'''386,863''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1994年(平成6年) |
|||
|30,263 |
|||
|22,895 |
|||
|53,158 |
|||
|91,630 |
|||
|''0'' |
|||
|'''144,788''' |
|||
|''152,968'' |
|||
|58,528 |
|||
|'''356,284''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
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|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1995年(平成7年) |
|||
|31,445 |
|||
|22,816 |
|||
|54,261 |
|||
|97,334 |
|||
|''0'' |
|||
|'''151,595''' |
|||
|''137,463'' |
|||
|57,447 |
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|'''346,505''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1996年(平成8年) |
|||
|29,860 |
|||
|20,950 |
|||
|50,810 |
|||
|99,555 |
|||
|''0'' |
|||
|'''150,365''' |
|||
|''108,906'' |
|||
|49,108 |
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|'''308,379''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1997年(平成9年) |
|||
|26,960 |
|||
|19,819 |
|||
|46,779 |
|||
|94,195 |
|||
|''0'' |
|||
|'''140,974''' |
|||
|''112,110'' |
|||
|44,606 |
|||
|'''297,690''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1998年(平成10年) |
|||
|28,721 |
|||
|18,554 |
|||
|47,275 |
|||
|103,518 |
|||
|''0'' |
|||
|'''150,793''' |
|||
|''91,851'' |
|||
|43,561 |
|||
|'''286,205''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|1999年(平成11年) |
|||
|24,757 |
|||
|15,139 |
|||
|39,896 |
|||
|95,938 |
|||
|''0'' |
|||
|'''135,834''' |
|||
|''90,600'' |
|||
|39,998 |
|||
|'''266,432''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2000年(平成12年) |
|||
|22,911 |
|||
|13,408 |
|||
|36,319 |
|||
|89,539 |
|||
|''0'' |
|||
|'''125,858''' |
|||
|''93,502'' |
|||
|40,791 |
|||
|'''260,151''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2001年(平成13年) |
|||
|25,083 |
|||
|11,929 |
|||
|37,012 |
|||
|85,161 |
|||
|''0'' |
|||
|'''122,173''' |
|||
|''98,392'' |
|||
|41,139 |
|||
|'''261,704''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2002年(平成14年) |
|||
|23,790 |
|||
|9,019 |
|||
|32,809 |
|||
|84,433 |
|||
|''0'' |
|||
|'''117,242''' |
|||
|''80,136'' |
|||
|41,420 |
|||
|'''238,798''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2003年(平成15年) |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|23,368 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|8,251 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|31,619 |
|||
|84,897 |
|||
|''0'' |
|||
|'''116,516''' |
|||
|''71,205'' |
|||
|35,637 |
|||
| '''223,358''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2004年(平成16年) |
|||
|25,607 |
|||
|8,798 |
|||
|34,405 |
|||
|83,625 |
|||
|''0'' |
|||
|'''118,030''' |
|||
|''79,481'' |
|||
|53,254 |
|||
|'''250,764''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2005年(平成17年) |
|||
|25,757 |
|||
|10,813 |
|||
|36,570 |
|||
|81,695 |
|||
|''0'' |
|||
|'''118,265''' |
|||
|''88,927'' |
|||
|58,160 |
|||
|'''265,352''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2006年(平成18年) |
|||
|28,846 |
|||
|10,099 |
|||
|38,945 |
|||
|85,072 |
|||
|''0'' |
|||
|'''124,017''' |
|||
|''78,944'' |
|||
|51,752 |
|||
|'''254,713''' |
|||
|'''301,121''' |
|||
|'''△46,408''' |
|||
|118.2 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2007年(平成19年) |
|||
|29,356 |
|||
|9,888 |
|||
|39,244 |
|||
|83,297 |
|||
|''0'' |
|||
|'''122,541''' |
|||
|''61,163'' |
|||
|42,684 |
|||
|'''226,388''' |
|||
|'''279,008''' |
|||
|'''△52,620''' |
|||
|123.2 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2008年(平成20年) |
|||
|32,485 |
|||
|9,194 |
|||
|41,679 |
|||
|82,373 |
|||
|''0'' |
|||
|'''124,052''' |
|||
|''57,036'' |
|||
|48,336 |
|||
|'''229,424''' |
|||
|'''285,889''' |
|||
|'''△56,465''' |
|||
|124.6 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2009年(平成21年) |
|||
|32,689 |
|||
|9,043 |
|||
|41,732 |
|||
|85,188 |
|||
|''0'' |
|||
|'''126,920''' |
|||
|''44,727'' |
|||
|56,885 |
|||
|'''228,532''' |
|||
|'''276,280''' |
|||
|'''△47,748''' |
|||
|120.9 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2010年(平成22年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|43,520 |
|||
|83,359 |
|||
|''0'' |
|||
|'''126,879''' |
|||
|''43,179'' |
|||
|40,749 |
|||
|'''210,808''' |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2011年(平成23年) |
|||
| |
|||
| |
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| |
|||
| |
|||
| |
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| |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
| |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2012年(平成24年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|40,943 |
|||
|86,211 |
|||
|''0'' |
|||
|'''127,154''' |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|''0'' |
|||
|43,556 |
|||
|'''170,710''' |
|||
|'''258,682''' |
|||
|'''△87,972''' |
|||
|151.5 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2013年(平成25年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|41,764 |
|||
|86,617 |
|||
|''0'' |
|||
|'''128,381''' |
|||
|''0'' |
|||
|28,922 |
|||
|'''157,303''' |
|||
|'''232,541''' |
|||
|'''△75,238''' |
|||
|147.8 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2014年(平成26年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|37,820 |
|||
|89,817 |
|||
|''0'' |
|||
|'''127,637''' |
|||
|''0'' |
|||
|29,913 |
|||
|'''157,550''' |
|||
|'''231,324''' |
|||
|'''△73,774''' |
|||
|146.8 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2015年(平成27年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|41,766 |
|||
|96,016 |
|||
|''0'' |
|||
|'''137,782''' |
|||
|''0'' |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|28,711 |
|||
|'''166,493''' |
|||
|'''237,441''' |
|||
|'''△70,948''' |
|||
|142.6 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2016年(平成28年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|41,947 |
|||
|100,495 |
|||
|''0'' |
|||
|'''142,442''' |
|||
|''0'' |
|||
|41,132 |
|||
|'''183,574''' |
|||
|'''220,335''' |
|||
|'''△36,761''' |
|||
|120.0 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2017年(平成29年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|47,835 |
|||
|95,919 |
|||
|''0'' |
|||
|'''143,754''' |
|||
|''0'' |
|||
|31,351 |
|||
|'''175,105''' |
|||
|'''251,499''' |
|||
|'''△76,394''' |
|||
|143.6 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2018年(平成30年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|47,191 |
|||
|98,769 |
|||
|''0'' |
|||
|'''145,960''' |
|||
|''0'' |
|||
|34,059 |
|||
|'''180,019''' |
|||
|'''241,068''' |
|||
|'''△61,049''' |
|||
|133.9 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2019年(令和元年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|42,664 |
|||
|97,754 |
|||
|''0'' |
|||
|'''140,418''' |
|||
|''0'' |
|||
|33,077 |
|||
|'''173,495''' |
|||
|'''243,126''' |
|||
|'''△69,631''' |
|||
|140.1 |
|||
|- |
|||
! style="font-weight: normal;"|2020年(令和2年) |
|||
| |
|||
| |
|||
|40,820 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|63,646 |
|||
|''0'' |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|'''104,466''' |
|||
|''0'' |
|||
|28,789 |
|||
| style="background-color: #ccffff;"|'''133,255''' |
|||
|'''227,440''' |
|||
|'''△94,185''' |
|||
|170.7 |
|||
|} |
|||
== 歴史 == |
|||
[[ファイル:Gakunan_ft.jpg|250px|thumb|[[松本電気鉄道ED40形電気機関車|ED40形]]牽引の貨物列車。沿線には[[製紙]]工場が多く、貨物輸送は紙製品が中心。(2008年)]] |
|||
[[ファイル:Gakunan_Railway_Line_Yoshiwara_Station.JPG|250px|thumb|吉原駅に停車している7000形電車。<br />(2009年)]] |
|||
[[吉原宿|吉原]]は[[東海道]]の宿場町であったが、[[東海道本線]]は町の近くを通らず、町外れに鈴川駅(現[[吉原駅]])が設置されただけであった。[[戦後]]になって、鈴川駅と吉原の中心部とを結ぶ鉄道として開業した。鈴川 - 旧左富士信号所間は、戦前に敷設された日産重工業(現[[日産自動車]])の[[専用鉄道]]を利用した。 |
|||
第二期工事として、旧左富士信号所付近から国鉄の[[身延線]][[入山瀬駅]]までを結ぶ案(西部線。[[#西部線計画]]の節参照)、[[岳南江尾駅]]から[[沼津市|沼津]]方面への延伸も計画されていたが、資金難で中止され、事業免許も後に失効した<ref name="RJ2007">[[鉄道ジャーナル]]([[鉄道ジャーナル社]])2020年7月号 114 - 117頁 草町義和「公文書でたどる鉄道裏史(5) 私鉄文書で見つけた[[弾丸列車]]の痕跡」</ref>。 |
|||
貨物輸送全盛期には、引込線や専用線の総延長が本線の総延長を上回っていたという逸話もある。しかしながら、2011年1月に[[日本貨物鉄道]](JR貨物)の合理化により2012年春以降の貨物輸送の休止が通告され<ref>2011年6月17日付 富士ニュース</ref>、そして2012年3月16日限りで岳南鉄道を支えていた貨物列車の運行を終了し、貨物の取り扱いを廃止した。 |
|||
これを受けて岳南鉄道は、2011年12月16日に富士市公共交通協議会に対して、貨物列車の運行の終了による採算の悪化から、今後の運行継続が困難であるとの申し出を行った<ref>{{PDFlink|[http://www.city.fuji.shizuoka.jp/ct/other000039600/23.12.16kyougikaigiziroku.pdf 富士市公共交通協議会 平成23年度第4回 議事録]}} - 富士市、2011年12月16日</ref>。これに対して、富士市の鈴木尚市長は2012年8月3日の午前中に行われた定例会見で2014年度までの公的支援を行うことを表明した。同年度以降については、収支改善の見通しや、利用状況、市民の意見などから総合的に判断するとされた<ref>{{PDFlink|[http://www.city.fuji.shizuoka.jp/ct/other000044000/2408-01.pdf 岳南鉄道の存続に係る公的支援について]}} - 富士市都市計画課、2012年8月3日</ref><ref>[http://www.at-s.com/news/detail/397733689.html 14年度まで公的支援 岳南鉄道存続へ 富士市方針] - 静岡新聞、2012年8月3日</ref>。岳南鉄道はその後、2013年4月1日より鉄道路線の運営を、子会社の岳南電車株式会社に移管している。 |
|||
=== 年表 === |
|||
* [[1936年]](昭和11年)[[8月5日]] : 日産重工業専用鉄道の使用開始。 |
|||
* [[1949年]](昭和24年)[[11月18日]] : 岳南鉄道により鈴川駅(現・吉原駅) - 吉原本町駅間が開業。 |
|||
* [[1950年]](昭和25年)[[4月18日]] : 吉原本町駅 - 吉原駅(現・本吉原駅)間が開業。 |
|||
* [[1951年]](昭和26年)[[12月20日]] : 吉原駅 - 岳南富士岡駅間が開業。 |
|||
* [[1953年]](昭和28年)[[1月20日]] : 岳南富士岡駅 - 岳南江尾駅間が開業、全線開通。 |
|||
* [[1956年]](昭和31年)[[4月10日]] : 鈴川駅を吉原駅に、吉原駅を本吉原駅に改称。 |
|||
* [[1969年]](昭和44年) |
|||
**[[9月10日]] : 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。 |
|||
**[[9月30日]] : 吉原駅 - 左富士信号所間で電車と貨車が衝突。126人が重軽傷を負う事故となった<ref>「貨車運転士ら逮捕 岳南鉄道」昭和44年(1974年)10月1日朝刊、12版、15面</ref>。 |
|||
* [[1982年]](昭和57年) |
|||
** [[8月3日]]:吉原駅 - 日産前駅間の左富士信号所廃止<ref name="chizucho">今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』7号 東海、新潮社、2008年、p.29</ref>。 |
|||
** [[11月15日]]:本吉原駅 - 岳南原田駅間の田宿信号所廃止<ref name="chizucho" />。 |
|||
* [[1984年]](昭和59年)[[2月1日]] : 須津 - 岳南江尾間の貨物営業廃止<ref>{{Cite news |title=五私鉄の旅客、貨物営業廃止を軽微認定 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通協力会 |date=1984-01-25 |page=1 }}</ref>。 |
|||
* [[1997年]](平成9年) |
|||
** [[3月22日]] : 一部列車でワンマン運転開始。 |
|||
** [[12月12日]] : 全列車でワンマン運転開始<ref name="RJ378">{{Cite journal|和書 |journal = [[鉄道ジャーナル]] |date = 1998-04 |volume = 32 |issue = 4 |page = 98 |publisher = [[鉄道ジャーナル社]] }}</ref>。 |
|||
* [[2005年]](平成17年)[[4月1日]] : 日産前駅をジヤトコ前(ジヤトコ1地区前)駅に改称。 |
|||
* [[2012年]](平成24年)[[3月17日]] : 貨物列車の運行廃止。貨物を取り扱っていた比奈駅が無人駅化。これにより有人駅は吉原駅・吉原本町駅・岳南原田駅・岳南富士岡駅の4駅となる。 |
|||
* [[2013年]](平成25年)4月1日 : 路線の運営を岳南鉄道から岳南電車に移管<ref name="nikkei20130125" />。 |
|||
* [[2014年]](平成26年)7月18日 : 日本夜景遺産に認定される<ref name="mtfuji-keizai20140725" />。 |
|||
* [[2020年]]度 : 岳南鉄道線沿いに敷設した送電線を使い電力供給開始(予定)<ref name="nikkei20170707">{{Cite news |title=富士市、岳南線活用した電力事業 東電系など4社と協定|newspaper=[[日本経済新聞]]|date=2017-07-07 |url=https://www.nikkei.com/article/DGKKZO1856661006072017L61000/ |accessdate=2017-10-24 }}</ref>。 |
|||
== 駅一覧 == |
|||
* 全駅[[静岡県]][[富士市]]内に所在。 |
|||
* 起点の[[吉原駅]]以外は全て[[無人駅]]。 |
|||
* 線路(全線単線)… ◇・∨・∧:[[列車交換]]可、|��列車交換不可。 |
|||
{| class="wikitable" rules="all" |
|||
|- |
|||
!style="border-bottom:solid 3px #ff4f00;"|駅番号 |
|||
!style="width:9em;border-bottom:solid 3px #ff4f00;"|駅名 |
|||
!style="width:2.5em;border-bottom:solid 3px #ff4f00;"|駅間<br />営業キロ |
|||
!style="width:2.5em;border-bottom:solid 3px #ff4f00;"|累計<br />営業キロ |
|||
!style="border-bottom:solid 3px #ff4f00;"|接続路線 |
|||
!style="width:1em;border-bottom:solid 3px #ff4f00;"|{{縦書き|線路}} |
|||
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|[[吉原駅]] |
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|[[東海旅客鉄道]]:{{JR海駅番号|CA}} [[東海道線 (静岡地区)|東海道本線]] (CA07) |
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|[[ジヤトコ前駅]]<br/>{{Smaller|(ジヤトコ1地区前)}} |
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|[[吉原本町駅]] |
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|[[本吉原駅]] |
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|[[岳南原田駅]] |
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|[[比奈駅]] |
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!GD07 |
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|[[岳南富士岡駅]] |
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!GD08 |
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|[[須津駅]] |
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|[[神谷駅]] |
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!GD10 |
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|[[岳南江尾駅]] |
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=== 廃駅・廃止信号所 === |
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* [[左富士信号所]]:1982年8月3日廃止、吉原駅 - 日産前(現・ジヤトコ前)駅間 |
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* [[田宿信号所]]:1982年11月15日廃止、本吉原駅 - 岳南原田駅間 |
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== 西部線計画 == |
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=== 年表 === |
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* [[1952年]](昭和27年) |
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** [[6月25日]] : 西部線、日産前駅(現・ジヤトコ前)・吉原本町駅 - 入山瀬駅間の免許を申請<ref name="RJ2007"/>。 |
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** [[11月25日]] : 同区間敷設の免許が下りる<ref name="RJ2007"/>。 |
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* [[1954年]](昭和29年)[[6月1日]] : 工事施行認可が下りる<ref name="RJ2007"/>。 |
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* [[1972年]](昭和47年)[[10月31日]] : 計画中止(起業廃止)<ref name="RJ2007"/>。 |
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=== 計画されていた駅 === |
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[[ジヤトコ前駅|日産前駅]]・[[吉原本町駅]]{{refnest|group="注釈"|計画では、線路は日産前、吉原本町両駅から共に分岐し、新吉原駅で合流するという[[デルタ線]]の形をとっていた<ref name="RJ2007"/>。}} - 新吉原駅(停車場) - 新追分駅(停車場) - 宮川町駅(停留場) - 伝法学校前(停車場) - 中桁駅(停車場) - 久沢駅(停留場) - [[入山瀬駅]]<ref name="RJ2007"/> |
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== その他 == |
|||
{{複数の問題|内容過剰=2020年12月|雑多な内容の箇条書き=2020年12月|section=1}} |
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{{ external media| video1 = [https://www.youtube.com/watch?v=3snLiEL3Pzw 『幕が上がる』映画予告編] - YouTube<br />0:52からのシーンは[[比奈駅]]で撮影。その他のシーンは映画本編で観られる。}} |
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* 2015年には、[[踊る大捜査線]]シリーズで知られる、[[本広克行]]が監督を務める青春映画『[[幕が上がる]]』の重要なシーンに岳南鉄道線が使われた。公開記念切符が発売され、ヘッドマークをつけた『幕が上がる号』を期間限定で運行<ref>{{PDFlink|[http://www.fujikyu.co.jp/gakunan/momokuro12.pdf 概要]}}</ref>。 |
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* 激減する鉄道輸送の活性化方策の一つとして、2006年11月より[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)から線路と道路を走行できる[[デュアル・モード・ビークル]] (DMV) を借り入れ、同月24日から3日間、市場踏切 - [[岳南原田駅]]間でテスト走行を行った。この結果を受けて、2007年1月に富士市民のモニター参加者を乗せてデモ走行を行った。道路での運行は[[富士急行]]と[[富士急静岡バス]]が担当した。 |
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* [[岳南富士岡駅]]近くの[[踏切]]など一部の踏切では今では貴重になった[[踏切警報機|電鈴式踏切]]がある<ref>{{Cite web|和書|url=https://trafficnews.jp/post/113327|title=メッセージは「ん!?」だけ 踏切の試験動画が話題 岳南電車「ファンなら気づいてくれるかな」|work=[[乗りものニュース]]|publisher=[[メディア・ヴァーグ]]|date=2021-12-11|accessdate=2024-05-06}}</ref>。 |
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* 2012年6月1日から10月31日まで、[[岳南江尾駅]] - JR東海道線[[東田子の浦駅]]間でシャトルバスの実験運行が行われた<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.fuji-news.net/data/report/society/201206/0000002341.html|title=岳南江尾駅と東田子の浦駅を結ぶシャトルバス 実験運行を開始|publisher= 富士ニュース|work= fuji-news.net|accessdate=2015-5-2}}</ref><ref name="kohou-fuji1032">{{Cite journal |和書 |url=http://www3.city.fuji.shizuoka.jp/fuji_backnum1/kiji/101240520_1032_07.htm |title=新しいコミュニティバスを運行します |date=2020-05-20 |publisher=富士市 |journal=広報ふじ |issue=1032 |page=8}}</ref>。運賃は100円で、岳南鉄道からの乗り継ぎ利用者は運賃を無料などに優遇していた<ref name="kohou-fuji1032" />。 |
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* 2015年9月には、岳南電車・富士市・[[日本電気]] (NEC)・ヒラテ技研が共同で、[[コジェネレーション]]などによって発電した電気を岳南鉄道線の架線柱に張った送電線で沿線施設へ供給する実験を行う計画があることが明らかにされた<ref>[http://response.jp/article/2015/09/26/260754.html 岳南電車、沿線施設への電力供給を検討へ] - レスポンス、2015年9月26日</ref><ref>[http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015093002000242.html ローカル線を地域送電に活用 岳南電車で新エネ実験:社会] - 東京新聞、2015年9月30日</ref><ref>[http://ascii.jp/elem/000/001/050/1050237/ NEC、ローカル鉄道を使って電力を共有するスマートシティ構想] - 2015年09月14日</ref>。2017年7月には富士市が[[東京電力エナジーパートナー]]、[[JFEエンジニアリング]]、[[静岡ガス]]、テス・エンジニアリングの4社と協定を結び、2017年度までに実現可能性の評価をまとめ、2020年度をめどに事業を開始することになった<ref name="nikkei20170707" />。 |
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* [[新型コロナウイルス感染症]]の影響で経営が悪化したことに対し、2021年4月に「吉原駅での運転体験」を目標とした[[クラウドファンディング]]を実施。2021年6月の〆切までに約1,300万円の支援を得た<ref>[https://camp-fire.jp/projects/view/410269 「岳南電車7000形25周年記念運転体験プロジェクト」] - CampFire</ref>。この資金を元に吉原駅の側線や7000形電車の改修を行い、2022年4月より運転体験(要予約、また2022年現在は1人15,000円の参加費用が必要)を実施している<ref>[https://www.at-s.com/life/article/ats/1055847.html 本物の電車で運転体験!鉄道ファンじゃなくても心惹かれる「岳南電車」の魅力] - @S・2022年5月13日</ref>。 |
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== 脚注 == |
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=== 注釈 === |
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{{Reflist|group="注釈"}} |
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=== 出典 === |
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== 外部リンク == |
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* [https://www.gakutetsu.jp/ 岳南電車株式会社] |
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{{DEFAULTSORT:かくなんてんしやかくなんせん}} |
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[[Category:中部地方の鉄道路線|かくなんせん]] |
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[[Category:岳南鉄道|路かくなんせん]] |
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[[Category:専用鉄道]] |
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[[Category:静岡県の交通]] |
2024年11月13日 (水) 05:54時点における最新版
岳南鉄道線 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 静岡県 |
起点 | 吉原駅 |
終点 | 岳南江尾駅 |
駅数 | 10駅 |
路線記号 | GD |
開業 | 1949年11月18日 |
全通 | 1953年1月20日 |
所有者 | 岳南電車 |
運営者 | 岳南電車 |
使用車両 | 岳南電車#車両を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 9.2 km |
軌間 | 1,067 mm (狭軌) |
線路数 | 全線単線 |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
最大勾配 | 15.0 ‰ |
最小曲線半径 | 180 m |
保安装置 | ATS |
最高速度 | 45 km/h[1] |
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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|
岳南鉄道線(がくなんてつどうせん)[2]は、静岡県富士市内の吉原駅と岳南江尾駅とを結ぶ岳南電車の鉄道路線である。
2013年(平成25年)3月までは岳南鉄道によって運営されていたが、貨物輸送の廃止に伴う収益悪化を背景に、同年4月より岳南鉄道の鉄道部門が岳南電車として分社化された[3]。岳南線、もしくは岳南電車線とも称する。
路線データ
[編集]- 路線距離(営業キロ):9.2 km
- 軌間:1067 mm
- 駅数:10駅(起終点駅含む)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:全線(直流1500 V)
- 閉塞方式:自動閉塞式
- 最高速度:45 km/h[1]
- 交換可能な駅は駅一覧を参照。
- IC乗車カード対応区間:なし[4]
運行形態・使用車両
[編集]旅客列車は全列車各駅停車で吉原駅 - 岳南江尾駅間の直通運転である。途中の岳南富士岡駅の構内に車庫と検修設備がある。途中駅発着の区間列車は設定されていない。完全なパターンダイヤは採用されていないが、旅客列車は基本的に20 - 30分間隔で運行されている。途中の本吉原駅・岳南原田駅・比奈駅・岳南富士岡駅・須津駅のいずれかで列車交換する。なお、日中は本吉原駅・岳南原田駅・比奈駅のいずれかのみで列車交換を行う。また、吉原駅でのJR東海道線との接続を考慮しているためか時間帯により交換駅は変動する。岳南江尾駅発の始発は6時10分、吉原駅発の最終は22時25分(平日)である[5]。下り吉原駅発の終電車は平日と土曜・休日で時刻が異なる。
朝や夕方などの通勤・帰宅時間帯は通常岳南江尾駅にて留置されている2両固定編成の8000形電車が運用され、それ以外の時間帯は単行(1両編成)の7000形電車と2両編成の9000形電車が使用される。8000形が運用されている間は7000形は岳南江尾駅に留置され、夜間は3編成ある7000形のうち1編成と8000形は岳南江尾駅に、2編成目の7000形は吉原駅に留置される。但し平日朝のみ、前述の3編成がすべて使用される。もう1編成の7000形は岳南富士岡駅にて留置されており、稼働中の2編成のどちらかが定期検査などで動けないときに運行され、運転士の研修にも利用される。なお、定期検査が生じた時の車両交換のため、日中に岳南富士岡駅 - 岳南江尾駅間に1往復の不定期回送列車が設定されているが、回送せずに岳南富士岡駅で車両交換する場合もある。
なお、7000形のうち7002と7003の2両は総括連結運転ができるようになっており、吉原祇園祭や毘沙門天大祭などの多客時には連結して運転されたこともある。7000形の総括運転時の画像が2012年度安全報告書の1ページ目に掲載されている。
1970年代までは定期列車のほかに工場勤務者のための臨時増発列車が多数運転され、吉原駅 - 岳南富士岡駅間、吉原駅 - 須津駅間での区間運転の設定もあった。また、2012年3月16日まで貨物列車が運行されていた。貨物列車廃止直前のダイヤでは、吉原駅 - 比奈駅間に1日4往復の貨物列車が設定されていた。基本的に有蓋車のみで編成されていたが、少ないながらコンテナ車が連結される列車があった。
2014年7月に鉄道本体としては初めて、日本夜景遺産に認定され[6]、現在では8000形2両編成のうち、前1両は通常通り照明をつけて運行し、後ろの1両の照明を消して走る「夜景電車」が月に数回、週末に運行されている。この夜景電車は普通乗車券、定期券、回数券、フリー乗車券のみで利用できる。2014年に初めて運行[7]。2015年6月から月1回1往復の定期運行が開始され[8]、2015年12月より2往復に増便された[9]。2016年4月には「工場夜景電車」の運行が開始され[10]、月2回の運行となった。2019年11月には完全予約制の貸切電車として「ナイトビュープレミアムトレイン」も運行されている[7](2020年6月から新型コロナウイルス感染症対策として通常の夜景電車も予約定員制となっている[11])。
2020年4月29日からは新型コロナウイルス感染症の影響で、土休日ダイヤに限り、最終電車の上下各1本を繰り上げて運行している。
輸送状況
[編集]旅客乗車 | 旅客降車 | 貨物発送 | 貨物到着 | |
---|---|---|---|---|
全体 | 766,387人 | 766,387人 | 64,286t | 2,405t |
吉原 | 425,179人 | 225,589人 | - | - |
ジヤトコ前 | 8,680人 | 22,240人 | - | - |
吉原本町 | 182,799人 | 229,942人 | - | - |
本吉原 | 31,340人 | 80,021人 | - | - |
岳南原田 | 23,428人 | 52,678人 | 10,725t | - |
比奈 | 19,897人 | 20,057人 | 53,561t | 2,405t |
岳南富士岡 | 38,134人 | 48,919人 | - | - |
須津 | 17,995人 | 38,329人 | - | - |
神谷 | 12,465人 | 29,129人 | - | - |
岳南江尾 | 6,470人 | 19,483人 | - | - |
利用状況
[編集]沿線には工場が立ち並び、最盛期には99.9万トン(1969年)の貨物輸送量があった。その後、トラック輸送への転換が進み、14万トン(1999年)にまで落ち込んで、1991年以降は旅客収入が貨物収入を上回っている。その旅客収入も最盛期の6分の1まで落ち込んでいる。
輸送実績
[編集]岳南鉄道線の輸送実績を下表に記す。輸送量は激減しているが、最近では減少幅が小さくなっている。 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別輸送実績(岳南鉄道線) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | 輸送実績(乗車人員):万人 | 輸送密度 人/日 |
貨物輸送量 万t |
特記事項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 通勤通学 定期計 |
定期外 | 合計 | ||||
1967年(昭和42年) | 205.8 | 166.1 | 371.9 | 138.8 | 510.7 | 6,034 | 65.6 | 旅客輸送量最大を記録 |
1969年(昭和44年) | 179.4 | 150.3 | 329.7 | 130.3 | 460.0 | 5,472 | 99.9 | 貨物輸送量最大を記録 |
1975年(昭和50年) | 85.5 | 113.3 | 198.8 | 86.3 | 285.1 | 3,405 | 60.5 | |
1976年(昭和51年) | 64.7 | 104.3 | 169.0 | 83.3 | 252.3 | 3,252 | 60.5 | |
1977年(昭和52年) | 48.8 | 85.9 | 134.7 | 68.7 | 203.4 | 2,563 | 54.8 | |
1978年(昭和53年) | 46.0 | 75.8 | 121.8 | 82.2 | 204.0 | 2,392 | 51.2 | |
1979年(昭和54年) | 45.2 | 66.0 | 111.3 | 73.8 | 185.1 | 2,205 | 53.4 | |
1980年(昭和55年) | 43.0 | 61.3 | 104.3 | 74.9 | 179.3 | 2,143 | 46.7 | |
1981年(昭和56年) | 44.1 | 57.7 | 101.9 | 77.1 | 179.0 | 2,150 | 45.2 | |
1982年(昭和57年) | 44.5 | 46.4 | 90.9 | 74.7 | 165.6 | 1,972 | 40.7 | |
1983年(昭和58年) | 43.7 | 40.7 | 84.4 | 72.6 | 157.0 | 1,873 | 36.4 | |
1984年(昭和59年) | 41.3 | 39.4 | 80.7 | 70.3 | 151.0 | 1,806 | 31.1 | |
1985年(昭和60年) | 38.8 | 38.9 | 77.7 | 71.5 | 149.2 | 1,561 | 29.1 | |
1986年(昭和61年) | 37.4 | 41.2 | 78.6 | 68.7 | 147.3 | 1,798 | 23.6 | |
1987年(昭和62年) | 35.0 | 43.7 | 78.7 | 68.7 | 147.4 | 1,786 | 22.2 | |
1988年(昭和63年) | 32.9 | 40.5 | 73.4 | 64.7 | 138.1 | 1,677 | 29.5 | |
1989年(平成元年) | 34.2 | 42.2 | 76.4 | 71.5 | 147.9 | 1,769 | 27.7 | |
1990年(平成2年) | 33.9 | 43.5 | 77.4 | 68.0 | 145.4 | 1,731 | 26.2 | |
1991年(平成3年) | 36.6 | 39.9 | 76.5 | 69.1 | 145.6 | 1,752 | 24.5 | |
1992年(平成4年) | 33.9 | 38.7 | 72.6 | 68.1 | 140.7 | 1,711 | 23.8 | |
1993年(平成5年) | 33.2 | 35.9 | 69.1 | 67.5 | 136.6 | 1,663 | 24.0 | |
1994年(平成6年) | 29.1 | 30.7 | 59.8 | 59.5 | 119.3 | 1,453 | 22.9 | |
1995年(平成7年) | 28.5 | 29.6 | 58.1 | 58.3 | 116.4 | 1,403 | 20.7 | |
1996年(平成8年) | 26.0 | 25.8 | 51.8 | 58.5 | 110.3 | 1,365 | 16.5 | 新型電車(7000型1両)導入 |
1997年(平成9年) | 24.0 | 24.4 | 48.4 | 56.2 | 104.6 | 1,297 | 17.0 | 新型電車(7000型1両)導入 |
1998年(平成10年) | 20.6 | 19.2 | 39.8 | 51.0 | 90.8 | 1,125 | 14.0 | |
1999年(平成11年) | 17.9 | 15.7 | 33.6 | 47.3 | 80.9 | 995 | 14.1 | |
2000年(平成12年) | 16.6 | 14.0 | 30.6 | 44.1 | 74.7 | 919 | 14.6 | |
2001年(平成13年) | 18.1 | 12.2 | 30.3 | 41.8 | 72.1 | 883 | 15.2 | |
2002年(平成14年) | 17.3 | 9.3 | 26.6 | 41.5 | 68.1 | 825 | 12.5 | 新型電車(8000型2両)導入 |
2003年(平成15年) | 16.9 | 8.1 | 25.0 | 41.9 | 66.9 | 806 | 11.2 | |
2004年(平成16年) | 18.6 | 9.2 | 27.8 | 41.2 | 69.0 | 827 | 12.2 | |
2005年(平成17年) | 18.9 | 11.2 | 30.1 | 40.7 | 70.8 | 841 | 13.4 | |
2006年(平成18年) | 21.3 | 10.2 | 31.5 | 42.3 | 73.8 | 874 | 11.9 | |
2007年(平成19年) | 21.8 | 10.0 | 31.8 | 41.4 | 73.2 | 862 | 9.3 | |
2008年(平成20年) | 24.2 | 9.4 | 33.6 | 41.0 | 74.6 | 869 | 8.5 | |
2009年(平成21年) | 24.3 | 9.4 | 33.7 | 42.9 | 76.6 | 871 | 6.7 | |
2010年(平成22年) | 25.2 | 9.9 | 35.1 | 42.2 | 77.3 | 877 | 6.4 | |
2011年(平成23年) | 74.3 | |||||||
2012年(平成24年) | 24.8 | 7.9 | 32.7 | 43.5 | 76.2 | 856 | 0 | |
2013年(平成25年) | 25.7 | 8.0 | 33.7 | 43.6 | 77.3 | 870 | 0 | |
2014年(平成26年) | 23.3 | 6.8 | 30.1 | 44.8 | 74.9 | 869 | 0 | |
2015年(平成27年) | 25.0 | 8.5 | 33.5 | 47.1 | 80.6 | 966 | 0 | |
2016年(平成28年) | 25.1 | 9.0 | 34.1 | 49.4 | 83.5 | 1,001 | 0 | |
2017年(平成29年) | 27.8 | 10.7 | 38.5 | 47.7 | 86.2 | 1,034 | 0 | [12] |
2018年(平成30年) | 27.2 | 10.9 | 38.1 | 48.5 | 86.6 | 1,048 | 0 | [13] |
2019年(令和元年) | 22.3 | 11.2 | 33.5 | 48.0 | 81.5 | 1,004 | 0 | |
2020年(令和2年) | 23.6 | 7.8 | 31.4 | 31.4 | 62.8 | 764 | 0 |
営業成績
[編集]岳南鉄道線の営業成績を下表に記す。営業収益は年々減少している。 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別営業成績 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | 旅客運賃収入:千円 | 貨物運輸 収入 千円 |
運輸雑収 千円 |
営業収益 千円 |
営業経費 千円 |
営業損益 千円 |
営業 係数 | |||||
通勤定期 | 通学定期 | 通勤通学 定期計 |
定期外 | 手小荷物 | 合計 | |||||||
1975年(昭和50年) | 77,576 | 63,701 | 2,247 | 143,524 | 175,541 | 32,460 | 351,525 | |||||
1976年(昭和51年) | 69,750 | 62,188 | 2,691 | 134,629 | 207,790 | 38,790 | 381,209 | |||||
1977年(昭和52年) | 76,355 | 68,285 | 2,419 | 147,059 | 240,444 | 42,583 | 430,086 | |||||
1978年(昭和53年) | 70,096 | 81,239 | 2,337 | 153,672 | 232,064 | 45,701 | 431,437 | |||||
1979年(昭和54年) | 69,500 | 80,992 | 2,105 | 152,597 | 264,422 | 50,392 | 467,411 | |||||
1980年(昭和55年) | 66,854 | 84,493 | 1,460 | 152,807 | 269,725 | 46,139 | 468,671 | |||||
1981年(昭和56年) | 71,224 | 92,565 | 1,086 | 164,875 | 276,274 | 50,652 | 491,801 | |||||
1982年(昭和57年) | 66,318 | 90,975 | 567 | 157,860 | 253,517 | 46,201 | 457,578 | |||||
1983年(昭和58年) | 65,158 | 93,327 | 240 | 158,725 | 229,515 | 46,820 | 435,060 | |||||
1984年(昭和59年) | 63,830 | 92,933 | 100 | 156,763 | 215,780 | 40,234 | 412,877 | |||||
1985年(昭和60年) | 63,384 | 97,453 | 1 | 160,838 | 211,225 | 41,840 | 413,903 | |||||
1986年(昭和61年) | 66,789 | 98,283 | 0 | 165,072 | 169,118 | 38,588 | 372,778 | |||||
1987年(昭和62年) | 35,423 | 30,684 | 66,107 | 97,850 | 0 | 163,957 | 151,954 | 43,955 | 359,866 | |||
1988年(昭和63年) | 32,753 | 28,343 | 61,096 | 93,181 | 0 | 154,277 | 194,872 | 53,647 | 402,796 | |||
1989年(平成元年) | 34,125 | 28,515 | 62,640 | 102,358 | 0 | 164,998 | 179,069 | 60,890 | 404,957 | |||
1990年(平成2年) | 34,135 | 31,144 | 65,279 | 102,349 | 0 | 167,628 | 171,992 | 59,452 | 399,072 | |||
1991年(平成3年) | 38,351 | 29,744 | 68,095 | 105,348 | 0 | 173,443 | 168,187 | 52,516 | 394,146 | |||
1992年(平成4年) | 34,900 | 29,330 | 64,230 | 104,327 | 0 | 168,557 | 163,875 | 52,956 | 385,388 | |||
1993年(平成5年) | 34,310 | 27,263 | 61,573 | 103,645 | 0 | 165,218 | 162,999 | 58,646 | 386,863 | |||
1994年(平成6年) | 30,263 | 22,895 | 53,158 | 91,630 | 0 | 144,788 | 152,968 | 58,528 | 356,284 | |||
1995年(平成7年) | 31,445 | 22,816 | 54,261 | 97,334 | 0 | 151,595 | 137,463 | 57,447 | 346,505 | |||
1996年(平成8年) | 29,860 | 20,950 | 50,810 | 99,555 | 0 | 150,365 | 108,906 | 49,108 | 308,379 | |||
1997年(平成9年) | 26,960 | 19,819 | 46,779 | 94,195 | 0 | 140,974 | 112,110 | 44,606 | 297,690 | |||
1998年(平成10年) | 28,721 | 18,554 | 47,275 | 103,518 | 0 | 150,793 | 91,851 | 43,561 | 286,205 | |||
1999年(平成11年) | 24,757 | 15,139 | 39,896 | 95,938 | 0 | 135,834 | 90,600 | 39,998 | 266,432 | |||
2000年(平成12年) | 22,911 | 13,408 | 36,319 | 89,539 | 0 | 125,858 | 93,502 | 40,791 | 260,151 | |||
2001年(平成13年) | 25,083 | 11,929 | 37,012 | 85,161 | 0 | 122,173 | 98,392 | 41,139 | 261,704 | |||
2002年(平成14年) | 23,790 | 9,019 | 32,809 | 84,433 | 0 | 117,242 | 80,136 | 41,420 | 238,798 | |||
2003年(平成15年) | 23,368 | 8,251 | 31,619 | 84,897 | 0 | 116,516 | 71,205 | 35,637 | 223,358 | |||
2004年(平成16年) | 25,607 | 8,798 | 34,405 | 83,625 | 0 | 118,030 | 79,481 | 53,254 | 250,764 | |||
2005年(平成17年) | 25,757 | 10,813 | 36,570 | 81,695 | 0 | 118,265 | 88,927 | 58,160 | 265,352 | |||
2006年(平成18年) | 28,846 | 10,099 | 38,945 | 85,072 | 0 | 124,017 | 78,944 | 51,752 | 254,713 | 301,121 | △46,408 | 118.2 |
2007年(平成19年) | 29,356 | 9,888 | 39,244 | 83,297 | 0 | 122,541 | 61,163 | 42,684 | 226,388 | 279,008 | △52,620 | 123.2 |
2008年(平成20年) | 32,485 | 9,194 | 41,679 | 82,373 | 0 | 124,052 | 57,036 | 48,336 | 229,424 | 285,889 | △56,465 | 124.6 |
2009年(平成21年) | 32,689 | 9,043 | 41,732 | 85,188 | 0 | 126,920 | 44,727 | 56,885 | 228,532 | 276,280 | △47,748 | 120.9 |
2010年(平成22年) | 43,520 | 83,359 | 0 | 126,879 | 43,179 | 40,749 | 210,808 | |||||
2011年(平成23年) | ||||||||||||
2012年(平成24年) | 40,943 | 86,211 | 0 | 127,154 | 0 | 43,556 | 170,710 | 258,682 | △87,972 | 151.5 | ||
2013年(平成25年) | 41,764 | 86,617 | 0 | 128,381 | 0 | 28,922 | 157,303 | 232,541 | △75,238 | 147.8 | ||
2014年(平成26年) | 37,820 | 89,817 | 0 | 127,637 | 0 | 29,913 | 157,550 | 231,324 | △73,774 | 146.8 | ||
2015年(平成27年) | 41,766 | 96,016 | 0 | 137,782 | 0 | 28,711 | 166,493 | 237,441 | △70,948 | 142.6 | ||
2016年(平成28年) | 41,947 | 100,495 | 0 | 142,442 | 0 | 41,132 | 183,574 | 220,335 | △36,761 | 120.0 | ||
2017年(平成29年) | 47,835 | 95,919 | 0 | 143,754 | 0 | 31,351 | 175,105 | 251,499 | △76,394 | 143.6 | ||
2018年(平成30年) | 47,191 | 98,769 | 0 | 145,960 | 0 | 34,059 | 180,019 | 241,068 | △61,049 | 133.9 | ||
2019年(令和元年) | 42,664 | 97,754 | 0 | 140,418 | 0 | 33,077 | 173,495 | 243,126 | △69,631 | 140.1 | ||
2020年(令和2年) | 40,820 | 63,646 | 0 | 104,466 | 0 | 28,789 | 133,255 | 227,440 | △94,185 | 170.7 |
歴史
[編集]吉原は東海道の宿場町であったが、東海道本線は町の近くを通らず、町外れに鈴川駅(現吉原駅)が設置されただけであった。戦後になって、鈴川駅と吉原の中心部とを結ぶ鉄道として開業した。鈴川 - 旧左富士信号所間は、戦前に敷設された日産重工業(現日産自動車)の専用鉄道を利用した。
第二期工事として、旧左富士信号所付近から国鉄の身延線入山瀬駅までを結ぶ案(西部線。#西部線計画の節参照)、岳南江尾駅から沼津方面への延伸も計画されていたが、資金難で中止され、事業免許も後に失効した[14]。
貨物輸送全盛期には、引込線や専用線の総延長が本線の総延長を上回っていたという逸話もある。しかしながら、2011年1月に日本貨物鉄道(JR貨物)の合理化により2012年春以降の貨物輸送の休止が通告され[15]、そして2012年3月16日限りで岳南鉄道を支えていた貨物列車の運行を終了し、貨物の取り扱いを廃止した。
これを受けて岳南鉄道は、2011年12月16日に富士市公共交通協議会に対して、貨物列車の運行の終了による採算の悪化から、今後の運行継続が困難であるとの申し出を行った[16]。これに対して、富士市の鈴木尚市長は2012年8月3日の午前中に行われた定例会見で2014年度までの公的支援を行うことを表明した。同年度以降については、収支改善の見通しや、利用状況、市民の意見などから総合的に判断するとされた[17][18]。岳南鉄道はその後、2013年4月1日より鉄道路線の運営を、子会社の岳南電車株式会社に移管している。
年表
[編集]- 1936年(昭和11年)8月5日 : 日産重工業専用鉄道の使用開始。
- 1949年(昭和24年)11月18日 : 岳南鉄道により鈴川駅(現・吉原駅) - 吉原本町駅間が開業。
- 1950年(昭和25年)4月18日 : 吉原本町駅 - 吉原駅(現・本吉原駅)間が開業。
- 1951年(昭和26年)12月20日 : 吉原駅 - 岳南富士岡駅間が開業。
- 1953年(昭和28年)1月20日 : 岳南富士岡駅 - 岳南江尾駅間が開業、全線開通。
- 1956年(昭和31年)4月10日 : 鈴川駅を吉原駅に、吉原駅を本吉原駅に改称。
- 1969年(昭和44年)
- 1982年(昭和57年)
- 1984年(昭和59年)2月1日 : 須津 - 岳南江尾間の貨物営業廃止[21]。
- 1997年(平成9年)
- 2005年(平成17年)4月1日 : 日産前駅をジヤトコ前(ジヤトコ1地区前)駅に改称。
- 2012年(平成24年)3月17日 : 貨物列車の運行廃止。貨物を取り扱っていた比奈駅が無人駅化。これにより有人駅は吉原駅・吉原本町駅・岳南原田駅・岳南富士岡駅の4駅となる。
- 2013年(平成25年)4月1日 : 路線の運営を岳南鉄道から岳南電車に移管[3]。
- 2014年(平成26年)7月18日 : 日本夜景遺産に認定される[6]。
- 2020年度 : 岳南鉄道線沿いに敷設した送電線を使い電力供給開始(予定)[23]。
駅一覧
[編集]駅番号 | 駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 線路 |
---|---|---|---|---|---|
GD01 | 吉原駅 | - | 0.0 | 東海旅客鉄道: 東海道本線 (CA07) | ∨ |
GD02 | ジヤトコ前駅 (ジヤトコ1地区前) |
2.3 | 2.3 | | | |
GD03 | 吉原本町駅 | 0.4 | 2.7 | | | |
GD04 | 本吉原駅 | 0.3 | 3.0 | ◇ | |
GD05 | 岳南原田駅 | 1.4 | 4.4 | ◇ | |
GD06 | 比奈駅 | 1.0 | 5.4 | ◇ | |
GD07 | 岳南富士岡駅 | 1.0 | 6.4 | ◇ | |
GD08 | 須津駅 | 0.9 | 7.3 | ◇ | |
GD09 | 神谷駅 | 0.9 | 8.2 | | | |
GD10 | 岳南江尾駅 | 1.0 | 9.2 | ∧ |
廃駅・廃止信号所
[編集]西部線計画
[編集]年表
[編集]計画されていた駅
[編集]日産前駅・吉原本町駅[注釈 1] - 新吉原駅(停車場) - 新追分駅(停車場) - 宮川町駅(停留場) - 伝法学校前(停車場) - 中桁駅(停車場) - 久沢駅(停留場) - 入山瀬駅[14]
その他
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映像外部リンク | |
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『幕が上がる』映画予告編 - YouTube 0:52からのシーンは比奈駅で撮影。その他のシーンは映画本編で観られる。 |
- 2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる、本広克行が監督を務める青春映画『幕が上がる』の重要なシーンに岳南鉄道線が使われた。公開記念切符が発売され、ヘッドマークをつけた『幕が上がる号』を期間限定で運行[24]。
- 激減する鉄道輸送の活性化方策の一つとして、2006年11月より北海道旅客鉄道(JR北海道)から線路と道路を走行できるデュアル・モード・ビークル (DMV) を借り入れ、同月24日から3日間、市場踏切 - 岳南原田駅間でテスト走行を行った。この結果を受けて、2007年1月に富士市民のモニター参加者を乗せてデモ走行を行った。道路での運行は富士急行と富士急静岡バスが担当した。
- 岳南富士岡駅近くの踏切など一部の踏切では今では貴重になった電鈴式踏切がある[25]。
- 2012年6月1日から10月31日まで、岳南江尾駅 - JR東海道線東田子の浦駅間でシャトルバスの実験運行が行われた[26][27]。運賃は100円で、岳南鉄道からの乗り継ぎ利用者は運賃を無料などに優遇していた[27]。
- 2015年9月には、岳南電車・富士市・日本電気 (NEC)・ヒラテ技研が共同で、コジェネレーションなどによって発電した電気を岳南鉄道線の架線柱に張った送電線で沿線施設へ供給する実験を行う計画があることが明らかにされた[28][29][30]。2017年7月には富士市が東京電力エナジーパートナー、JFEエンジニアリング、静岡ガス、テス・エンジニアリングの4社と協定を結び、2017年度までに実現可能性の評価をまとめ、2020年度をめどに事業を開始することになった[23]。
- 新型コロナウイルス感染症の影響で経営が悪化したことに対し、2021年4月に「吉原駅での運転体験」を目標としたクラウドファンディングを実施。2021年6月の〆切までに約1,300万円の支援を得た[31]。この資金を元に吉原駅の側線や7000形電車の改修を行い、2022年4月より運転体験(要予約、また2022年現在は1人15,000円の参加費用が必要)を実施している[32]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 寺田裕一『日本のローカル私鉄 (2000)』 - ネコ・パブリッシング
- ^ 国土交通省鉄道局 監修『鉄道要覧』(令和4年度版)電気車研究会、2022年10月。ISBN 9784885481352。
- ^ a b “岳南鉄道、鉄道事業を分割し4月子会社設立”. 日本経済新聞. (2013年1月25日) 2013年1月27日閲覧。
- ^ よくある質問 岳南電車 - 岳南電車、2021年11月3日閲覧
- ^ 交通新聞社『JR時刻表』 2018年7月号
- ^ a b 岳南電車が「日本夜景遺産」認定-鉄道本体としては日本初 - 富士山経済新聞、2014年7月25日
- ^ a b “光る切符限定販売��特別列車を運行 岳鉄、15日に予約開始”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2019年10月14日)
- ^ “「夜景電車」定期運行スタート 富士・岳南電車”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2015年6月30日). オリジナルの2016年6月3日時点におけるアーカイブ。 2020年9月27日閲覧。
- ^ “岳南鉄道「夜景電車」 好評、月2便に増便へ 富士”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2015年12月17日). オリジナルの/2015-12-20時点におけるアーカイブ。 2020年9月27日閲覧。
- ^ 岳南鉄道線岳南原田-比奈間ライトアップ!!「工場夜景電車」運行 - 岳南鉄道サポーターズクラブ、2016年4月22日
- ^ 【ご注意】6月27日の夜景電車の運転について - 岳南鉄道、2020年6月14日
- ^ 国土交通省中部運輸局 数字で見る中部の運輸 2019 2020年9月26日閲覧
- ^ 国土交通省中部運輸局 数字で見る中部の運輸 2020 2020年9月26日閲覧
- ^ a b c d e f g 鉄道ジャーナル(鉄道ジャーナル社)2020年7月号 114 - 117頁 草町義和「公文書でたどる鉄道裏史(5) 私鉄文書で見つけた弾丸列車の痕跡」
- ^ 2011年6月17日付 富士ニュース
- ^ 富士市公共交通協議会 平成23年度第4回 議事録 (PDF) - 富士市、2011年12月16日
- ^ 岳南鉄道の存続に係る公的支援について (PDF) - 富士市都市計画課、2012年8月3日
- ^ 14年度まで公的支援 岳南鉄道存続へ 富士市方針 - 静岡新聞、2012年8月3日
- ^ 「貨車運転士ら逮捕 岳南鉄道」昭和44年(1974年)10月1日朝刊、12版、15面
- ^ a b 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』7号 東海、新潮社、2008年、p.29
- ^ “五私鉄の旅客、貨物営業廃止を軽微認定”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月25日)
- ^ 『鉄道ジャーナル』第32巻第4号、鉄道ジャーナル社、1998年4月、98頁。
- ^ a b “富士市、岳南線活用した電力事業 東電系など4社と協定”. 日本経済新聞. (2017年7月7日) 2017年10月24日閲覧。
- ^ 概要 (PDF)
- ^ “メッセージは「ん!?」だけ 踏切の試験動画が話題 岳南電車「ファンなら気づいてくれるかな」”. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ (2021年12月11日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “岳南江尾駅と東田子の浦駅を結ぶシャトルバス 実験運行を開始”. fuji-news.net. 富士ニュース. 2015年5月2日閲覧。
- ^ a b 「新しいコミュニティバスを運行します」『広報ふじ』第1032号、富士市、2020年5月20日、8頁。
- ^ 岳南電車、沿線施設への電力供給を検討へ - レスポンス、2015年9月26日
- ^ ローカル線を地域送電に活用 岳南電車で新エネ���験:社会 - 東京新聞、2015年9月30日
- ^ NEC、ローカル鉄道を使って電力を共有するスマートシティ構想 - 2015年09月14日
- ^ 「岳南電車7000形25周年記念運転体験プロジェクト」 - CampFire
- ^ 本物の電車で運転体験!鉄道ファンじゃなくても心惹かれる「岳南電車」の魅力 - @S・2022年5月13日