枚

• 伝統的には会意。『説文解字』によると｢木｣＋｢攴｣。木を敲（たた）く形。本義は｢木の幹｣とする。
• 最新の知見では形声(OC/*mˤəj/)。｢木｣＋声符｢𢼸/*məj/｣の略形。先秦時代より地名や人名で用いられており本義不詳。秦代から仮借して量詞(助数詞)として用いられる。
  • 戦国秦系文字に{枚}の代わりに｢攴｣を用いる例があり、近音による通仮とすると、この｢攴｣は｢𢼸｣の略形と考えられる。

1. 幹。
2. 口にくわえさせる箸のような木。
3. 平たいものを数えるときに添え用いる語。ひら。
4. 馬の鞭。
5. 金銀貨幣を数えるのに用いる語。

アクセント

• (東京式) ま​い [máꜜì] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [ma̠i]
• (京阪式) ま​い

1. （バイ）口木。

1. （マイ）紙や板等薄く平たい物に用いる助数詞。
2. （マイ） (相撲) 番付で席次を数える。

1. 小（ちい）さく丸（まる）いものの数。

1. 中国人の姓のひとつ。

1. 紙や板に用いる助数詞。
2. 植物の実に用いる助数詞。