E08T
ビジネスケータイ E08T(ビジネスケータイ いー ぜろはちてぃー)は、東芝および東芝モバイルコミュニケーション社(現・FCNT)によって開発・製造されたauブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN(現・au 3G)対応音声用端末である。
キャリア | au |
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製造 | [[東芝[1]]] |
発売日 | 2010年2月16日(E08T) 2011年7月11日(E09F) |
概要 | |
OS | KCP+(統括用OS) |
CPU | Qualcomm MSM7500 600MHz |
音声通信方式 | 3G:CDMA 1X (CDMA2000 1xRTT) 2G:GSM (800MHz[2]/新800MHz/2GHz・ GSM900/1800/1900MHz) |
データ通信方式 | 3G:CDMA 1X WIN (PacketWIN) (CDMA2000 1xEV-DO Rev.A) |
形状 | 折りたたみ式 |
サイズ | 110 × 50 × 16.2[3] mm |
質量 | 約130 g |
連続通話時間 | 約230分 (国内) |
連続待受時間 | 約250時間 (国内・移動と静止の組合せ) |
外部メモリ | microSD (最大2GB・KDDI公表) microSDHC[4] (最大8GB・KDDI公表[5]) |
日本語入力 | ATOK for au + APOT |
FeliCa | あり |
赤外線通信機能 | あり(IrDA) |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | あり |
備考 | 1. 基本的に法人向けだが、一般(個人)ユーザーも購入可能 2. 法人向けとしては唯一、着うたフルプラスおよびLISMO Video、ワンセグに対応 3. 製造国: 中国(E08T) 日本(E09F) 4. SAR値:0.516W/Kg 5. E09Fは製造元および発売元が富士通東芝モバイルコミュニケーションズ名義となっている |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | ワイドVGA+ (480×854ドット) |
サイズ | 3.0インチ |
表示色数 | 約26万色 |
サブディスプレイ | |
方式 | 有機EL |
解像度 | 60×32ドット |
サイズ | 0.5インチ |
表示色数 | 1色 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約319万画素画素CMOS |
機能 | オートフォーカス |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ブラック (Black) | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
本項では便宜上、東芝と統合した富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(富士通ブランド、同上)によって製造された同型機種のビジネスケータイ E09F(ビジネスケータイ いー ぜろきゅうえふ)についても記述する。
概要
編集- 既存のT002(TS002)[6]をベースに法人向け用途に特化した音声通話用端末でベース機同様、IPX5/IPX7等級の防水機能を有している。このほか、同キャリア向けの法人向け携帯電話としては初めてグローバルパスポートGSM & CDMAに対応した。
- 2011年(平成23年)7月11日からは富士通ブランド版の同型機種であるE09Fが発売された。なお、同キャリア向けの2011年夏モデル以降の機種より高機能系携帯電話用基本プラットフォームのほとんどがKCP3.2[7]に移行したためこの機種は事実上、既存のKCP+を搭載した携帯電話としては最後に発売された機種となった[8]。富士通ブランドのau向け端末はこれまでDDIセルラーグループ時代の1998年に発売したCD-10F[9]を最後に出ていなかったため、実に13年ぶりの再参入となった。
歴史
編集- E08T
- E09F
- 2011年7月6日 - 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(当時)より公式発表。
- 2011年7月11日 - 全国にて一斉発売。
- 2012年(平成24年)5月 - 販売終了。
- E08T・E09F共通
- 2012年7月22日 - L800MHz(旧800Mhz帯・CDMA Bandclass 3/J-TACS)帯エリアによる音声・データ通信サービスの停波によりそれ以降はN800MHz(新800MHz帯・CDMA Bandclass 0 Subclass 2)帯エリア、および2GHz(CDMA Bandclass 6)帯エリアの各音声・データ通信サービスで利用する事となる。
- 2018年(平成30年)3月31日 - グローバルパスポート、およびEZアプリ(B)等の各種サービス終了。
- 2022年3月31日 - 同キャリアにおける3Gサービスの完全終了・停波により、全て使用不可となる[10][11]。
T002との相違点
編集主な機能・サービス
編集※☆印が付与されている機能・サービスはGSM(海外)モード時は使用不可。
- KDDI Business Outlook
- ビジネス便利パック
- GPS MAP
- ケータイオフィス
- scanRSM
- Business EZ
- KDDI ビジネスコールダイレクト
- 電子辞書
- カチャブル
- フェイク着信
主な機能・対応サービス | |||
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LISMO! (着うたフル) (着うたフルプラス) (LISMOビデオクリップ) (LISMO Video) (LISMO Book) |
EZケータイアレンジ |
バーコードリーダー&メーカー | PCサイトビューアー |
au BOX | au Smart Sports☆ Run & Walk☆ Karada Manager☆ ゴルフ☆ フイットネス☆ |
EZナビウォーク☆ | |
EZ助手席ナビ☆ | 安心ナビ☆ | 災害時ナビ[12] | ナカチェン |
EZアプリ FullGame! |
EZアプリ(BREW) | オープンアプリプレイヤー | PCドキュメントビューアー |
アレンジメニュー | マルチプレイウィンドウ クイックアクセスメニュー |
じぶん銀行アプリ☆ | |
EZチャンネル EZチャンネルプラス EZニュースフラッシュ EZニュースEX |
Touch Message | EZFeliCa | ケータイ de PCメール au oneメール |
デコレーションメール | デコレーションアニメ | 緊急地震速報☆ | 緊急通報位置通知 |
EZテレビ(ワンセグ)☆ | グローバルパスポート (現・au世界サービス) (CDMA・GSM) |
赤外線通信 (IrDA) (Wi-Fi WIN) |
関連項目
編集- T002 - 本機の元となった同型機種。
- 東芝
- 富士通モバイルコミュニケーションズ
注
編集- ^ E09Fは富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
- ^ 2012年7月23日より利用不可
- ^ 突起等の最厚部を含む。
- ^ Class2以上を推奨。
- ^ E09Fは最大32GB(KDDI公表)。
- ^ 現在既に販売終了。
- ^ KCP3.2はCDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A(WIN HIGH SPEED)を標準でサポートする。
- ^ ただし個人向けのKCP+搭載機種に限定した場合ではシャープ製のSH011が最後に発売された機種となる。
- ^ ただし、本機種はcdmaOneの全国ネットワークが完成していない時期の端末であり、関西・九州・沖縄地方のみで発売された。
- ^ auの3Gサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末をもって終了 VoLTE非対応4G LTE端末も対象 - ITmedia 2018年11月16日
- ^ 「CDMA 1X WIN」サービスの終了について - KDDI 2018年11月16日
- ^ ただしGSM(海外)モード設定時は「避難所マップ」が使用不可となる。