骨まで愛して (漫画)
『骨まで愛して』(ほねまであいして)は、高口里純による日本のやおい漫画作品。『Chara Selection』(徳間書店)にて2009年5月号から不定期連載された。単行本はChara COMICSより全2巻刊行された。
骨まで愛して | |
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ジャンル | ボーイズラブ・スーツフェチ ・サラリーマンおたく |
漫画 | |
作者 | 高口里純 |
出版社 | 徳間書店 |
掲載誌 | Chara Selection |
レーベル | Chara COMICS |
発表号 | 2009年5月号 - 2012年11月号 |
巻数 | 全2巻 |
その他 | 不定期連載 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
登場人物
編集- 田丸育(たまる いく)
- 本作の主人公。男子大学生。18歳。東北出身。大学をサボって秋葉原のホビーショップ「ナグサミヤ」でバイトしている。ゲイではないが、スーツフェチ。サラリーマンに萌えては、スーツを着たサラリーマンに生で触りたがっている。
- おたく的趣味
- 早朝のビジネス街で出勤途中のサラリーマンを観察。
- 同じ趣味のサークル仲間達(女ばかり)と集団で、仕事帰りのサラリーマンを観察。サークル仲間には「派遣田丸氏」と呼ばれている。
- 一ヶ月に一度は、海外出張から帰国するサラリーマンを成田国際空港で観察する。
- 同人誌即売会でスーツ姿のサラリーマンの写真(顔は写っていない)を販売。
- 毎日、スーツ量産店に通い、数時間「スーツ浴」と称し店内で妄想。
- 好きな映画は『金融腐蝕列島〔呪縛〕』『金融腐蝕列島「再生」』『ウォール街』。
- おたく的趣味
- 野望は、託児所のサラリーマン仕様「託リーマン所」[1]を作ること。サラリーマンなら誰でも可愛く思っていたが、現在右京がお気に入り[2]。自分の通う大学の一室に、無許可で「託リーマン所」『丸の内の花園』を作っている。
- 森下右京(もりした うきょう)
- 角丸物産で貿易関係の職に就いているエリートサラリーマン。28歳。一年前に離婚している。田丸育に観察されている事も、瀬川に惚れられている事も気付かない鈍感男。山峰つながりから田丸育に接触した。『丸の内の花園』開店早々、山峰を誘って訪れた。そして徐々に育のことが気になりつつある。会社のトラブルで疲弊していたところを育の気遣いにほだされ、ますます親密になる。
- 着用衣類
- ディオール・オム
- クラシコイタリアンスタイル
- ポール・スミス
- 靴 - ストレートチップ
- オードトワレ - ダビドフ・クールウォーター
- 着用衣類
- 温水会人(ぬくみず あうと)
- 19歳。田丸育の幼馴染みで「ナグサミヤ」の常連客。美少女フィギュアフェチ。田丸育とは大学も同じで「託リーマン所」『丸の内の花園』を手伝わされる。
- 山峰(やまみね)
- 右京の同僚。田丸が右京を観察していることに気付いている。
- 理沙子(りさこ)
- 右京の元妻。
- 森下薫(もりした かおる)
- 右京の弟。
- 瀬川至(せがわ いたる)
- ゲイの男性。右京に惚れている。
- 「ナグサミヤ」店長
- 秋葉原で美少女キャラクターグッズ専門店「ナグサミヤ」を経営している。
- 「社長補佐」
- 育と同じ趣味のおたく女。サークルを仕切っている。サークル「ぬれぬれ商事」でサラリーマンを題材にしたやおい同人誌を作っている。
- 「成増秘書」
- 「社長補佐」と同じサークルのおたく女。
書誌情報
編集高口里純『骨まで愛して』〈徳間書店・Chara COMICS〉全2巻
- 2011年3月25日発売、ISBN 978-4-199-60471-3
- 2013年2月25日発売、ISBN 978-4-199-60545-1